シューリパブリックは、日々を快適に過ごし、足元から健康になることを目的とした日常仕様のオーダーメイド靴を作っています。
しっかりとした作りを基本にしつつ、こだわり過ぎない85%のクオリティを目標とし、価格とクオリティのバランスを考えたモノづくりを進めていきます。
余談ですが、今日はちょっと用事がありまして外出してきました。
どれくらいの時間がかかるか全くわからない用事だったので、それも14時過ぎということで、丸々一日仕事をお休みにして行ってきたのですが、なんともその用事はほんのわずかな時間で済んでしまい、結局は午後のほとんどを持て余すことに・・・。
お天気が良ければ山とか散歩にでも行ったのですが、あいにくのお天気だったのでそれもできず、結局家でおとなしくしていました。
こういう時にインドアの趣味でもあったら楽しく過ごす事ができたのかもしれません。
いや、お天気が良ければ問題なかったはず。
ここでふと思ったのですが、将来もっと年をとって仕事をリタイヤしたときに、果たして私は楽しい日々を送れるのだろうかと。
何もすることがなく、ただYouTubeを見て時間をつぶしているようなことにはなりたくないものです。
元気だったらそれでもまだ何かやっているかもしれませんが、もし病気でも抱えていたらできる事が制限されてしまうのかもと思ったりして、改めて健康でいることの大切さを実感しました。
将来の健康は今の自分の過ごし方が左右する部分も大きいはずなので、いつまでも健康でいられるように今のうちから心がけたいものです。
特に足と歯は良い状態を保てるようにするべきです。
靴屋としては、足腰が弱らないように今のうちからちゃんと足に合った硬めの靴を履いて普段から鍛え、足腰がしっかり良い状態にしておくことをお勧めします。
そして、いくつになっても楽しめる趣味を持っていたいものです。
さて、先日は靴のオールソール交換のお話を書きましたが、オールソール交換のタイミングは果たしていつなのか、今なのか、もっと先でよいのか、皆さん気になっているかもしれません。
まず、どうしてソールが擦り減ったら交換修理をしないといけないのかということですが、ソールが擦り減って穴が空いてしまうと、その中にあるコルクや革などいろいろなパーツにダメージが及び、さらに雨でも降ろうものなら水が伝ってインソールまで行ってしまい、インソールをダメにしてしまうという大変なリスクがあるためです。
では、私たちシューリパブリックが使っているダイナイトソールの場合、どのタイミングでオールソール交換をしたらよいのかということですが、こちらの写真をご覧ください。
私が普段履いているチャッカブーツのソールです。
ダイナイトソールは丸い模様がたくさんありますが、ほとんどの方の場合真ん中の模様が最初にすり減って薄くなっていきます。
断面で見ると、一番凹になっている部分まですり減った時で約2㎜強となり、そのタイミングで交換していただきたいと考えています。
2㎜あるならもう少し粘っても良いじゃないという意見もあるかもしれませんが、靴のラバーソールの場合薄くなってくるとクタクタのヘナヘナになってしまうことがあり、その場合何か尖ったものを踏むと破れやすくなります。
厚さが1㎜くらいだと本当に簡単に破れてしまうため、わかりやすいところで模様が見えなくなった2㎜強のタイミングをお勧めしています。
イレギュラーのケースとして、つま先が極端にすり減るという歩き方の方がいらっしゃいますが、その場合はつま先だけの修理ができます。
ただ、これもテキトーに修理屋さんに持って行くと後々問題が発生することもあるので、できれば私どもに一声かけていただいて、修理屋さんにひと手間やっていただきたいことをお伝えさせていただきます。
大切な靴なので、いつまでも良い状態で履いていただけることを願っております。
修理に関しましてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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