革のご紹介(Tempesti TEXAS)

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先日ちょっと出かけた時に、若い方やちょっと年配のオシャレな方々、そのほか老若男女をたくさん見かけたのですが、一時期に比べてスニーカーよりも革靴を履いている方が多いように感じました。

もちろんスニーカーを履いている方もたくさんいらっしゃったのですが、いわゆるビジネスシューズではない革靴を上品に履きこなしている方々が目についたのです。

特に女性が様々な服装に黒い革靴を合わせているケースが多くて、個人的にはスニーカーに比べるとちょっと上品な印象を受けて良い傾向だなぁって思いました。

革靴を作っている立場とはいえ無条件で革靴をお勧めしたいということを考えているわけではなく、流行やその時の服に合わせて靴を選んでいただいて全然OKですし、好き嫌いで選んでいただいてOKです。

そんな中で、革靴を履きたいと思った方がもっと快適に履きたいとか、もっと自分の好きなものを履きたい、もしくは既製品だとサイズや好みに合うものがないという場合に、オーダーメイドを活用していただくのも良いでしょう。

または、より丁寧に作られたよりベクトルの長いものを履いてみたいという時に、少量生産でしっかりと作っているオーダーメイドをお選びいただくのも良いでしょう。

どんなときにも気後れすることなく履けるような、自分の中での1番の靴をオーダーメイドで作るのも良いと思います。

革靴はビジネスタイプのものばかりではなく、もっとカジュアルな雰囲気のデザインや仕様のものもたくさんありますので、いろいろと見ていただけると嬉しいです。

そんななかで黒い靴を履こうと思った時に、どうしても磨くと光るボックス調の革で作った靴では、確かに高級感はあるかもしれませんが服とのバランスがちょっと合わないということもあります。

そんなときに、私たちは最近注目しているTempesti社のTEXASというちょっと個性的な革を使った靴をお勧めしたいと思っています。

先日Tempesti社のTEXASを4色ほどご紹介しましたが、まだご紹介していないのがあと2色、いや正しく言えば少し前に入荷していたものであまりお知らせしていなかったモノなので、改めてご紹介させていただきます。

それがこちら。

TEXAS

TEXASの#black(黒)です。

TEXAS

色の表記上は黒なのですが、表面に加工が施されていて少しグレーっぽく見えます。

このままであればツヤもほとんどないので、この革で作った靴はビジネスの靴には見えないでしょう。

TEXAS

この革のコンセプトは、アメリカのカウボーイが長年使い古したレザーアイテムの雰囲気を表現したとのことで、普通ではちょっと出せない深い雰囲気を感じます。

そしてもう1色がこちら。

TEXAS

色名は#papayaと言いまして、いわゆる茶色です。

TEXAS

Tempestiの茶色の革は何色かあるのですが、#papayaは私たちがイメージするもっとも茶色らしい茶色です。

イイ感じに使い古した感が出ていると思いませんか?

先日ご紹介したベージュ系の#safariやグレー系の#piomboなどと同様に、カジュアル感が感じられる上品な雰囲気の革だと思います。

TEXASに関しては、前回ご紹介した4足とあわせて合計6色を在庫しています。

その他にも在庫の革は結構たくさんありまして、

TEXAS

革のサンプルとしてこれくらい用意してあります(実はこれでも在庫の一部です)。

こんな革で靴を作りたいというのが決まっているようでしたら、だいたいのイメージをお伝えいただければご希望に近いものをお勧めさせていただきます。

オーダーメイドの靴は、いや靴だけではなくてオーダーメイド全般に言えることですが、どんな仕様でオーダーしようかと考える楽しさと、オーダーする時の打ち合わせの楽しさ、完成を待つ楽しさ、そして完成したものを受け取る楽しさ、さらにはそれを使う楽しさと、たくさんの楽しさを味わうことができます。

この楽しさは、ぜひ皆さんに味わっていただきたいと思っています。


お知らせ

★ 今回の旅チャッカは予定数まであと2足です。 

★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。

★ オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。

★ 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。

★ 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。

★ ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

★ メールアドレスは info@shoe-republic.com です。