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革が入荷しました

カテゴリー: Leather:革入荷情報

firenze lux

少し前にこの革を見つけて心をぐっと掴まれその場で発注し、本日やっと入荷しました。 到着を指折り数えて待っていた革です。 それがこちら。 イタリアのVIRGILIO社の製品でFIRENZE LUXといいます。 VIRGILIO社はイタリアのトスカーナにある比較的新しいタンナーさんですが、じつは昨年のシューリパブリック20周年記念モデル第1弾で使ったMARGOTもこのVIRGILIO社の製品です。 イタリアのトスカーナと言えば、Tempesti社をはじめとするあのタンニン鞣しを得意とするタンナーさんがたくさん集まっている地域で、VIRGILIO社は未確認の情報ですがその組合には加入していないようですが、しっかりと個性の強い製品を送り出しています。 今回入荷したのはこのグレーのみで、これもとっても個性的でとっても格好良い革なのです。 まず、その魅力のひとつがこの色とこの質感にあります。 いわゆるボックス調の革とは全く対極にあると言っても過言ではないくらいのポップな仕上がり。 革だけ見るともしかしたらイメージがわかないかもしれませんが、このグレーの革でフルブローグの靴を作って秋から冬にかけてちょっとおしゃれな服に合わせて履こうと思ったら、もうワクワクが止まりません。 フルブローグのほかにもこのグレーは本当にいろいろなデザインとの相性がよく、3穴のギブソンシューズを作っても加工良さそうですしモンキーブーツを作っても格好良さそうです。 プレーンのチャッカブーツだってこれまた違う味わいがあって格好良さそうですよね。 じつは、以前からグレーの革のご要望をずっといただいていまして、なかなか良さそうな革がなかったのでお断りしていたのですが、これならご提案できそうです。 グレーの革は、これ1色だけで使うほかに、黒い革とのコンビ使いもとっても格好良い靴が仕上がります。 たとえば黒の型押しの革とこのグレーのコンビ使いでフルブローグブーツなんて作ったら、すっごくオシャレじゃないですか? もしくは、黒い靴に差し色としてこのグレーを使うのもアリです。 革の厚さは規格では1.5㎜となっていましたが、実際には1.6~1.7㎜くらいと聞いていまして、実際に計測してみたところだいたい1.6㎜強といったところで、結構しっかりしていて良い感じでした。 これは久々の人気の革になりそうな気配です。 ちなみに、この革は私が購入して取り扱いが終了とのことです。 このタイミングなので、今年の冬に向けた靴を作ってみたいという方はお早めにご連絡ください。 お取り置きをご希望される方は、その旨お知らせください。 私も自分用に作るつもりなので、お早めにご連絡いただけると嬉しいです。 ちなみに私はプレーンのチャッカブーツ+Lストーム仕様(コバはクリアインク)の予定です。 ★★★お知らせ★★★ ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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TEXAS

先日ちょっと出かけた時に、若い方やちょっと年配のオシャレな方々、そのほか老若男女をたくさん見かけたのですが、一時期に比べてスニーカーよりも革靴を履いている方が多いように感じました。 もちろんスニーカーを履いている方もたくさんいらっしゃったのですが、いわゆるビジネスシューズではない革靴を上品に履きこなしている方々が目についたのです。 特に女性が様々な服装に黒い革靴を合わせているケースが多くて、個人的にはスニーカーに比べるとちょっと上品な印象を受けて良い傾向だなぁって思いました。 革靴を作っている立場とはいえ無条件で革靴をお勧めしたいということを考えているわけではなく、流行やその時の服に合わせて靴を選んでいただいて全然OKですし、好き嫌いで選んでいただいてOKです。 そんな中で、革靴を履きたいと思った方がもっと快適に履きたいとか、もっと自分の好きなものを履きたい、もしくは既製品だとサイズや好みに合うものがないという場合に、オーダーメイドを活用していただくのも良いでしょう。 または、より丁寧に作られたよりベクトルの長いものを履いてみたいという時に、少量生産でしっかりと作っているオーダーメイドをお選びいただくのも良いでしょう。 どんなときにも気後れすることなく履けるような、自分の中での1番の靴をオーダーメイドで作るのも良いと思います。 革靴はビジネスタイプのものばかりではなく、もっとカジュアルな雰囲気のデザインや仕様のものもたくさんありますので、いろいろと見ていただけると嬉しいです。 そんななかで黒い靴を履こうと思った時に、どうしても磨くと光るボックス調の革で作った靴では、確かに高級感はあるかもしれませんが服とのバランスがちょっと合わないということもあります。 そんなときに、私たちは最近注目しているTempesti社のTEXASというちょっと個性的な革を使った靴をお勧めしたいと思っています。 先日Tempesti社のTEXASを4色ほどご紹介しましたが、まだご紹介していないのがあと2色、いや正しく言えば少し前に入荷していたものであまりお知らせしていなかったモノなので、改めてご紹介させていただきます。 それがこちら。 TEXASの#black(黒)です。 色の表記上は黒なのですが、表面に加工が施されていて少しグレーっぽく見えます。 このままであればツヤもほとんどないので、この革で作った靴はビジネスの靴には見えないでしょう。 この革のコンセプトは、アメリカのカウボーイが長年使い古したレザーアイテムの雰囲気を表現したとのことで、普通ではちょっと出せない深い雰囲気を感じます。 そしてもう1色がこちら。 色名は#papayaと言いまして、いわゆる茶色です。 Tempestiの茶色の革は何色かあるのですが、#papayaは私たちがイメージするもっとも茶色らしい茶色です。 イイ感じに使い古した感が出ていると思いませんか? 先日ご紹介したベージュ系の#safariやグレー系の#piomboなどと同様に、カジュアル感が感じられる上品な雰囲気の革だと思います。 TEXASに関しては、前回ご紹介した4足とあわせて合計6色を在庫しています。 その他にも在庫の革は結構たくさんありまして、 革のサンプルとしてこれくらい用意してあります(実はこれでも在庫の一部です)。 こんな革で靴を作りたいというのが決まっているようでしたら、だいたいのイメージをお伝えいただければご希望に近いものをお勧めさせていただきます。 オーダーメイドの靴は、いや靴だけではなくてオーダーメイド全般に言えることですが、どんな仕様でオーダーしようかと考える楽しさと、オーダーする時の打ち合わせの楽しさ、完成を待つ楽しさ、そして完成したものを受け取る楽しさ、さらにはそれを使う楽しさと、たくさんの楽しさを味わうことができます。 この楽しさは、ぜひ皆さんに味わっていただきたいと思っています。 ★★★お知らせ★★★ ★ 今回の旅チャッカは予定数まであと2足です。  ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★ オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★ 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★ 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★ メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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革が入荷しました

カテゴリー: Leather:革入荷情報

texas

1ヶ月ほど前に浅草で開催されたレザーフェアに行って、その際にちょっと気になった革をいくつか購入してみましたが、入荷が遅れていたものがやっと入ってきました。 今回は先行して入荷したものとあわせて4色になりますので、じっくりご覧ください。 こちらは、Tempesti社のTEXASという革で、色名が#safariといいまして、ざっくり言えばちょっと濃い目のベージュになります。 このTEXASのコンセプトは、アメリカのカウボーイ達が長年使い古したレザーアイテムの雰囲気を革で表現したものだそうで、表面にあっさりとバフ加工を施してあります。 なかなか雰囲気を写真でお伝えするのが難しいところなのですが、この革は靴になると独特の雰囲気を出して懐の深い靴になりそうな印象です。 革の雰囲気から、スーツに合わせるようなものではなく、仕様としては上品なカジュアルな感じの靴が合いそうです。 もしくは、革の色によっては思い切りカジュアルな雰囲気に仕上げるのも良いかもしれません。 裏側はよくあるTempesti社の革そのままで、革としてはなかなかクオリティの高いものだと思います。 厚さは1.8㎜~2.0㎜ということですが、今回入荷しているものは全て2.0㎜厚のものでした。 この#safariにおいては、モンキーシューズやチャッカブーツ、フルブローグのシューズやブーツなど、いわゆるブリティッシュなデザインの中でもカジュアル寄りのデザインのものが似合そうだと思います。 スニーカーを履くような感覚で履ける革靴ですね。 春から夏にかけては明るい服に合わせて、そして秋から冬にかけては暗めの服とあわせて差し色的に使えそうです。 次はこちら。 同じくTEXASで色名が#piomboでグレー系の色の革になります。 最近はグレー系の革のご要望が多くなっていまして、この色も先ほどの#safari同様に上品でカジュアルな革靴という立ち位置の靴が合いそうです。 具体的に言うとやはりモンキーシューズやチャッカブーツ、フルブローグのシューズやブーツなどでしょうか。 男性用の靴だとそのあたりのイメージになりますが、女性用となるともっとデザインは広がりますね。 ギリーシューズでも格好良いですし、3穴のギブソンシューズでも、さらにはプレーンのギブソンブーツも格好良さそうです。 合わせ方が上手な方なら、男性でも全然OKかもしれません。 このTEXASという革は、まだらな模様がうっすらと入っていて、これがまた良い雰囲気を出しそうです。 3つめは#navyです。 Tempesti社の#navyは、通常はもう少し濃い目に上がってくることが多いのですが、このTEXASに関してはどちらかというとロイヤルブルーに近い色合いで、これもまた上品な雰囲気の靴に仕上がりそうです。 私は個人的にこの#navyは一番冒険せずに合わせられる色ではないかと思います。 チャッカブーツやギブソンブーツなら一年中普通に履けそうですし、シューズでもどんな服にも合わせやすくてとっても使い勝手が良さそうだと思います。 この#navyのまだらな感じもとってもステキですね。 この#navyは、革の特性として引っ張ったところが少しだけ明るくなるプルアップのような性格があり、あくまでも少しだけなのですがこれがまたよい雰囲気になりそうです。 こうして見ていると、フルブローグも似合そうだと思いました。 そしてラストの4色めです。 これは以前に先行してご紹介しました#verdeです。 この#verdeも表面のまだらな模様が格好良く仕上がりそうです。 これまで私どもで扱ったグリーン系の革は、ほとんどが結構濃い目の色合いで暗いところだと黒に見えてしまうようなものでしたが、この#verdeはしっかりとカジュアルな雰囲気の靴として使えそうです。 昔だったら、革靴はスーツに合わせるのが一般的でしたが、今ではもっとカジュアルな雰囲気の服にも併せることが珍しくなくなりました。 でも、この服ならスニーカーの方が似合そうだという時もありますが、ちょっとスニーカーではその場に合わないというケースもあるわけで、そんなときにはこのようなちょっとだけ明るい色の革を使った軽やかな印象の靴がピタリとハマります。 私事ですが、私はこれまではお休みの日の靴のひとつとしてワイン色のスニーカーを履いていたことろを、今年はワイン色のモンキーシューズに変えることにしました。 スニーカーにはスニーカーの良さがあるのでスニーカーでも悪いわけではないのですが、特に夏の暑い時期などはどうしても靴の中が暑くなってしまって蒸れて臭くなることもあるので、その改善策としてモンキーシューズを履いてみることにしたのです。 今日ご紹介した革は、老若男女問わずどなたにも履いていただける色だと思いますので、ご夫婦でリンクコーデしていただいても楽しいですし、これまで夏はスニーカーという方も是非軽やかな革靴にチャレンジしてみていただければと思います。 TEXASという革は、厚さはやや厚めですがオイルを多めに含んでいるため、実際には思っているほど硬いものではなく、馴染みは比較的早いと思います。 それでもしっかりしている革なので、頼りなさは全くなく、結構これが理想的な素材かもしれません。 今回の入荷はそれぞれ1枚ずつ(2足分ずつ)になります。 この革を使って靴を作ってみたいという方、お早めにご連絡ください。 #safariは、サイドゴアブーツも格好良さそうです。 ★★★お知らせ★★★ ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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KUDUイエロー

カテゴリー: Leather:革入荷情報

KUDU

シューリパブリックは、日々を快適に過ごし、足元から健康になることを目的とした日常仕様のオーダーメイド靴を作っています。 しっかりとした作りを基本にしつつ、こだわり過ぎない85%のクオリティを目標とし、価格とクオリティのバランスを考えたモノづくりを進めていきます。 さて、今となっては大変貴重なチャールズFステッド社のKUDUの革ですが、イエローがあと1足分ほど残っています。 実際にKUDUの革の靴を履いたことのある方からは「とてもやさしい履き心地」というコメントをいただいていますが、例えるなら十分な厚さがあってしっかりとした生地のスウェードや、オイルを多めに含んでいる革に近い感じではないでしょうか。 独特の雰囲気で、引っ張った部分がこんな感じに色が変わるプルアップの革のような特徴があります。 いわゆるパリッとしたスムースの革とは対極で、生地そのものはとってもしっかりしているのに当たりが柔らかい感じでとっても優しい履き心地の靴に仕上がる素材です。 革の厚さは1.6㎜ほど。 印象ではもう少し厚いかと思っていました。 今後は入手が大変困難になる(もしくは入手ができなくなる)と言われているKUDUの革なので、ご興味がある方はお早めにご連絡いただきたいと思います。 そんなKUDUの革ですが、こんなに奇抜な色の靴をどうやって履けばよいのかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。 革靴と言えばスーツに合わせたり、少しカジュアルな感じでもチノパンに合わせるというイメージの方も多いかと思います。 でも、革靴と言われる範疇のデザインでももっとずっとカジュアルなデザインの靴もあります。 たとえばモンキーブーツやモンキーシューズ。 写真はモンキーブーツです。 こんなデザインの靴なら、もっとカジュアルなデザインの、たとえばチェックの太めのパンツに合わせても合いそうですし、明るい色のパンツにも良く合いそうです。 昨今ではスニーカーを履いて過ごす方がとても増えていて、私自身も作業の時はスニーカーを履いているのですが、じつはスニーカーにも欠点というか革靴に及ばない点がありまして、 たとえばずっと履いていると靴の中が熱くなって蒸れてくるとか、汗をかきやすくなって足が臭くなるという点などですが、そういう点においても問題なく履ける革靴をもっと普段から履けるようなデザインであったり仕様であったりするものを普及させたいと常々思っています。 そのひとつがこのモンキーだと思っています。 ブーツでもシューズでも良いのですが、私は今回はシューズの方をご提案したいと考えています。 今日ご紹介しているKUDUのイエローの革を使ってモンキーシューズを作ったら、季節を問わずカジュアルな雰囲気で履いていただけて、使い勝手がとっても良さそうです。 同じようなイメージで、先日ご紹介したTempesti社のIbizaのLattuga(明るいグリーン)やELBAMATTのやまぶき色の型押しの革も使えそうです。 もしくはあなたが考えるカジュアルな革靴にこれらの革を使ってみてはいかがでしょうか? イメージが決まってこんなデザインで作りたいという方、もしくはイメージは決まらないけれど一緒に考えてほしいという方、お早めにご連絡ください。 ★★★お知らせ★★★ ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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革が入荷しました

カテゴリー: Leather:革入荷情報

texas

シューリパブリックは、日々を快適に過ごし、足元から健康になることを目的とした日常仕様のオーダーメイド靴を作っています。 しっかりとした作りを基本にしつつ85%のクオリティを目標とし、価格とクオリティのバランスを考えたモノづくりを進めていきます。 さて、先日革の展示会である東京レザーフェアに行って何点か面白そうな革を見つけまして購入したものをご紹介していますが、今回がその一連のラストになります。 今日ご紹介するのは、こちら。 Tempesti社のTexasという革で、色はVerde(深いグリーン)です。 このTexasという革に関しては、以前に黒と茶系の色を購入したことがありますが、実際に比べてみたところ、以前に購入したTexasとはやや仕様が異なるようです。 今回入荷したTexasは厚さが1.8~2.0㎜という表記になっていまして、実際に計測してみたところ・・・、 だいたい2㎜でした。 思っていたよりも厚みがあってしっかりしており、なかなかオモシロそうな革です。 このTexasの特徴は、表面に軽くバフ加工(削る加工)を施してあるとのことでしたが、実際にこうして見てみるとバフ加工はほんのわずかでELBAMATTに近いような印象もありましたが、それでも比べてみるとELBAMATTほどのツヤがなく、比較的カジュアルテイストを強めに感じる革です。 ELBAMATTにもVerdeという色がありますが、確かにこちらのTexasのVerdeの方が柔らかい感じがあってカジュアル感を強く感じます。 言い換えるなら、濃い目の色であればツヤを出したいのならELBAMATTを選び、ツヤ感を抑えてカジュアル感を出したいのであればこのTexasが良いのではないかと思います。 裏面に関しては、ELBAMATTと大差なしです。 こんな革でカジュアル感強めのデザインと言えば、結構たくさん選択肢がありますね。 モンキーブーツも良し、モンキーだったらシューズも良し、フルブローグも良し、みんな格好良さそうです。 チノパンやデニムなどのフォーマルではないパンツに、硬すぎない革靴を合わせたいという時には、このTexasのような革を使った靴がイイ感じに似合いそうです。 こちらの革は、1枚(2足分)のみの入荷ですので、この革を使って靴を作りたいという方はお早めにご連絡ください。 ちなみに、先日ご紹介したIbizaのSIENAは完売、ELBAMATTのやまぶき色の型押しも1足ご注文が入りましたので残りがあと1足分になります。 ★★★お知らせ★★★ ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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革が入荷しました

カテゴリー: Leather:革入荷情報

ELBAMATT

今日もしっかりとお伝えします。 シューリパブリックは、日々を快適に過ごし、足元から健康になることを目的とした日常仕様のオーダーメイド靴を作っています。 しっかりとした作りを基本にしつつ85%のクオリティを目標とし、価格とクオリティのバランスを考えたモノづくりを進めていきます。 この85%のクオリティに関しては、時々お客様から「そこが気に入った」というご意見をいただいています。 実際、モノづくりで100%というのはほぼほぼ不可ですが、できるだけ完成度を高く作りたいというのは作り手であればだれもが思うこと。 ただ、40%を50%にあげるのはさほど難しいことではありませんが、自然由来の素材を使ってモノづくりをするうえで85%を95%に上げるには40%を50%に上げる時に比べると何倍もの手間暇やエネルギー、時間を必要とし、それは当然にコストに跳ね返ってくるわけで、そのあたりまで行くとお客様にはほとんどメリットを感じられない世界になっていることが多く、それって誰も幸せにしないことにつながってしまうかもしれません。 なので、決して手を抜くわけではなく製品として十分なレベルで必要以上の手間は省き、お客様にも納得していただける85%のクオリティとしてモノづくりを進めていきます。 さて、今日も入荷した革のご紹介です。 昨日ご紹介したTempesti社のIbizaのSIENAは、本日1足分のご注文が入りまして残りは1足分おなっております。 今日ご紹介するのは、以前に一度ご紹介して大人気ですぐに売り切れてしまったこちらの革です。 Tempesti社のELBAMATTの型押しバージョンで、色はやまぶき色です。 それも、手もみ加工が施されています。 この革は、少し前に完成した靴を納品させていたいておりまして、皆さんもこの革の格好良さをご覧になっているのではないかと思います。 やまぶき色ですがやや濃いめの仕上がりなので、靴は思っているよりも落ち着いた雰囲気に仕上がります。 先日納品させていただいたお客様も、この色なら使いやすいとおっしゃっていました。 そもそもこのELBAMATTという革は、Tempesti社の製品の中でもオイルを多めに含んでおりまして、革の厚さの割にはしなやかでしっとりとした履き心地になります。 そして、型押し加工を施したものに手もみ加工をすることで、しっかりカッチリしていて安心感があるけれど優しい履き心地の靴に仕上がります。 特にお伝えする必要はないかもしれませんが、とてもクオリティの高い生地なので裏側も大変キレイです。 厚さは2㎜強。 オイルを含んでいる革なので、ちょうど良い厚さだと思います。 今回この革は2足分の入荷でしたが、本日既に1足ご注文をいただきましたので、現時点で残り1足分となっております。 この革を使って格好良い靴を作りたいと思っている方、ぜひお早めにご連絡ください。 お待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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革が入荷しました

カテゴリー: Leather:革入荷情報

ibiza

シューリパブリックは、日々を快適に過ごし、足元から健康になることを目的とした日常仕様のオーダーメイド靴を作っています。 いきなりなんだ?何がどうした?と思うかもしれませんが、まずはしっかりと伝えたいことを日頃から伝えることにしました。 じつは、先日の神戸出張の帰りに立ち寄った書店で長旅のお供に小説を購入しました。 久しぶりの小説でしたが、やはり本は得るものが多いです。 今回私が得たものは、発信しないと伝わらないということ。 どんなに私が思っていても、普段接することのない方々には伝わらないものです。 なので、考えていることは日頃からしっかりと伝えていきたいと思います。 さて、先日訪れた東京レザーフェアで気になる革を見つけまして、数日前に発注して今日届きました。 それがこちら。 今回は2色購入しまして、ひとつがこちらのグリーンです。 Tempesti社のIbizaという革で、色名がLattugaと言います。 Ibizaと言えば、自動車好きならスペインのSEATという自動車メーカーの小型車のIbizaを思い出しますが、日本では無名であるもののヨーロッパでは結構たくさん見かけるコンパクトカーで、なかなか格好良くて素敵なクルマです。 そんなクルマと同じIbizaという名前は、私はとっても良いイメージを持っています。 そしてLattugaとはイタリア語でレタスという意味だそうで、確かにそんな感じもしなくもないですが、実物はこの写真よりももう少しトーンが落ち着いていてここまで派手ではありません。 ただどうしてもデジカメで撮ると実物以上にツヤは出るし明るく写るしで、実際の様子を見ていただくには工房にお越しいただいて実物を見ていただくのが良いのですが、まずはこの革に興味を持っていただけるようこの革に関する魅力や情報をできるだけ正確に伝えていきます。 このIbizaは前出の通りTempesti社の商品で生地はELBAMATTなどと似たような感じのものですが、表面に特殊な加工を施してあり、このようなツヤのある仕上がりとなっています。 また、この革は若干ですが引っ張ると色が薄くなるプルアップの革であり、靴になって引っ張られた部分やシワになる部分の色が変わり、大変味のある靴に成長していきます。 革自体はオイルがやや多めの仕様となっており、個性があって非常におもしろい素材です。 シワの入り方はこんな感じで、オイルが多めだけあって小ジワは目立たないですね。 革の厚さはこんな感じでやや厚め。 厚さを測ってみると・・・、  約2㎜ほどでした。 オイルが多めの革なので、厚さの割にはやや柔らかく感じいられるのではないかと思います。 ちなみに、この革はバットという部位を使っていて、バットとは牛の背中からお尻の周りで、部位の中でもっとも繊維の安定した良い部分とされています。 なので裏側ももちろんキレイ。 色味がわかりやすいように手を置いてみましたが、あまり変わりませんね。 そして一緒に入荷したもう一色がこちら。 SIENAという色で、こちらはELBAMATTでも扱ったことがある、大変キレイな赤に近い赤茶色です。 ELBAMATTのSIENAよりもこちらの方が深みがあるように見えます。 このSIENAもどうしても明るく写ってしまいますが、実物はもう少し落ち着いた感じの色になります。 生地はLattugaと同様に大変良いと思います。 LattugaにしてもSIENAにしても、革だけで見ると、特にデジカメで撮った写真だけ見るととっても奇抜な色でこんな色の革で靴なんて作れないと思ってしまうかもしれませんが、色や質感に関してはぜひ実物をご覧いただいてからご検討ください。 それよりも、私個人的にはどちらもモンキーブーツやモンキーシューズなどカジュアルな雰囲気の靴を作るのに最適だという印象を持っています。 カジュアルで言えば、フルブローグのブーツも適しているかもしれません。 暗いトーンの靴も格好良いのですが、黒やネイビーなどのパンツにこんな色の靴を合わせてみたり、もしくは女性でしたらロングスカートにこんな色の靴を合わせてみるのってとっても格好良いです。 今回はどちらも1枚ずつの入荷なので、2足分ずつになります。 この靴を革で作ってみたいという方、お早めにお取り置きのご連絡をお願いします。 私もLattugaでモンキーシューズを作ってみたいなぁって思っています。 ★★★お知らせ★★★ ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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どっちにする?

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デュプイ

もうこれで在庫分は終了になってしまう、デュプイの革たち。 向かって左側がCHATEAUBRIANDで、右側がSADDLE CALF。 どちらもブラウンで同じ色なのですが、革の仕上げの違いもあって見た目がだいぶ異なります。 左のCHATEAUBRIANDはツヤのあるセミアニリン仕上げで腰のあるパリッとした仕上がりなのに対し、右側のSADDLE CALFは素上げでしなやかな仕上がりになっています。 色目はほとんど同じなのに、雰囲気は全く違いますよね。 ツヤのあるCHATEAUBRIANDは、こんな感じです。 また、CHATEAUBRIANDはツヤがあるぶん気になる人には若干の色ムラが気になるかもしれませんが、私はそういうのをあまり気にしない方なので全く気になりません。 むしろ、こういう革は色ムラがあるくらいの仕上がりの方が深みがあって上質に見えるものです。 対して、SADDLE CALFは革の状態ではツヤも少なくちょっと寂しい感じに見えますが、靴を知っている方ならわかるはずで、靴が完成して仕上げをすると全然雰囲気が変わります。 ツヤを出そうと思えばCHATEAUBRIANDに近いほどのツヤも、やり方によってはそれ以上にもできますし、逆に落ち着いた感じに仕上げるのであればツヤを押さえた深みのある雰囲気に仕上げられます。 なので、どちらを選ぶかは、面倒くさいからツヤがある方ということでCHATEAUBRIANDを選んでも、もしくは自分の好みに仕上げたということでSADDLE CALFを選んでも、本当にお好みでお選びください。 こうして革だけ見ると確かにCHATEAUBRIANDはキレイですよね。 ちなみに、私の好みで言うならばどちらかというならSADDLE CALFでしょうか。 どちらもステキな革でどちらの雰囲気も好きなんですけど、私の普段の服がどちらかと言うとざっくりとした雰囲気なので、ツヤを控えめに仕上げた感じのSADDLE CALFで、フルブローグあたりがイイ感じに似合いそうだなぁって思ったりしました。 ちなみに、革の断面はこんな感じで、芯通しされていない仕上がりです。 厚さは約1.5㎜ほど。 革がしっかりしていることもあって実際の厚さよりももう少し厚く感じます。 それと、どちらの革にも共通して言えることですが、若い牛の革なので脇腹のあたりにこのような仔牛の独特な模様が入っています。 どちらも残りはあと1足分です。 こちらの革はオプション扱いの為、+4,400円となります。 これらの革で靴を作ってみたいという方、これはお早めにご連絡ください。 受け付けはメールのみで、先着でご予約いただけます。 革のお取り置きは、長くても1か月を目安とさせていただきます(現在製作中の方はその靴が完成するまで)。 皆さまからのご連絡をお待ちしております。 *サドルカーフは完売しました。 ★★★お知らせ★★★ ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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この革まだあります

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giungla

昨年の企画の「シューリパブリック20周年記念モデル第3弾」で使ったこちらの革に関しまして、企画商品の製作が終わりましたがまだ少し残っております。 この革は、イタリアのTempesti社のELBAMATTという革で、色名が「Giungla」と言います。 昨年この革を使った企画のご案内の時に詳細をお伝えしましたが、ざっと改めてご案内しますと、 この革はTempesti社の製品の中で上位に位置するもので、生地の品質が良く大変キレイな革です。 また、オイルをやや多めに含んでおり、革そのものは初めはやや硬めですが履き込んでいくうちにイイ感じに足に馴染んでくるという性格のものです。 通常、私たちシューリパブリックでは1.6㎜厚のものを使っておりますが、この企画のために2.2㎜という厚めのものをご用意させていただいたというものです。 靴用の革で2.2㎜というと、ワークブーツならアリかもしれませんが普通の革靴ではかなり厚い部類に入ります。 ただ、厚くて困ることは初めのうちに靴が硬いことと、作る時に大変だということくらいで、問題点らしい問題点はありません。 むしろ、馴染んでしまうとこれくらいの方が履きやすいという方もいらっしゃるかもしれませんね。 作る側からすれば結構大変なので、特別な時以外はこんなに厚くて硬い革は使わないでおきたいと思っていますが・・・。 そんなELBAMATTの2.2㎜厚仕様は、さすがに生地が良いだけあって変なシワも入らず、靴になって履き込んだ時にもキレイに成長していきそうな革です。 この2.2㎜厚仕様のELBAMATTのGiungla(色)がまだあと2足分残っています。 とっても格好良く大変人気の革で、このまま倉庫で眠らせておくのはちょっともったいないので、ご案内させていただきました。 もしこの革で靴を作ってみたいという方は、その旨ご連絡ください。 今の時期、とってもお忙しい方が多いようなので、3か月まででしたらお取り置きも承ります。 皆さまからのご連絡をお待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ ★「最高の靴を作るプラン」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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革が入荷しました

カテゴリー: Leather:革入荷情報

KUDU

余談ですが、少し前にテレ東のドラマの「シェフは名探偵」を観て、西島秀俊さん演じるおせっかいな三舟シェフが問題を解決する時に「ちょっといいですか。」と声をかけてお客さんにふるまう「ヴァン・ショー」がとってもおいしそうで、ここ何回か試しています。 テレビや本を見ておいしそうって思うことって思いのほかたくさんありますよね。 以前には、「孤独のグルメ」で松重豊さん演じる井之頭五郎さんが食べていたカステラパンケーキがとってもおいしそうで、上手にできるまで何度のチャレンジしたこともあります。 また、ドラマ「居酒屋ぼったくり」の中で作っていたナスとトマトのグラタンもとってもおいしそうで、その時は適当な大きさのグラタン皿まで買ってきたなんてこともありました。 それが今回はヴァン・ショーというわけです。 ヴァン・ショーとは、いわゆるホットワインのこと。 ただ、ドラマではレシピを公開していないので、それらしいレシピをいくつか探してみて、自分の好みに合いそうなもの(ハウス食品のレシピ)で作ってみたところ、これがとってもおいしくて、ウチの家内もとっても気に入ってくれました。 私の場合はアルコールをしっかり飛ばしたいので、先に鍋でワインを温め、沸騰したら火をつけてアルコールを飛ばすことと、オレンジの代わりに清見タンゴール(こちらの方がワインに合いそうだったので)を使うところが、ハウスのレシピと違うところ。 もしよかったら、寒い日に試してみてください。 さて、入手が困難と言われているKUDUの革ですが、いつもお世話になっている革屋さんが1枚だけ見つけてきてくれました。 色はブラウンです。 以前に入荷したダークブラウンに比べると明るい茶色で、このままの状態だと以前に入荷した黄色に似ていますが、こちらは引っ張っても黄色くなりません。 これまたなんとも渋い色じゃないですか。 とっても味のある雰囲気で、格好良い靴になりそうです。 革の厚さは、計測してビックリの2.6㎜。 ちょっと厚いなぁって思っていましたが、ここまで厚いとは・・・。 KUDUの特性に関しては、もうすでにたくさんお伝えしているので簡単な説明にさせていただきますが、比較的柔らかいのにしっかりしていて、優しい履き心地で安心感がある革といったところです。 今回入荷した革は、こんな感じでところところに大きな傷があって、さすがに2足は難しそうなので、1足分とさせていただきます。 この革で作ってみたいという方、お早めにご連絡ください。 また、以前にお知らせしたKUDUの中で、スモーキーグレーはまだあと1足分ございます。 こちらも、ご希望の方はお早めにご連絡ください。 そして、「最高の靴を作るプラン」の方は、少しずつご注文やご予約をいただいております。 ご希望の方は、その旨ご連絡ください。 皆さまからのご連絡をお待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ ★次回の長野市のIVY PRODUCTSさんでのイベントは、4月13日(土)と14日(日)の予定です。 ★「最高の靴を作るプラン」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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