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ブラシ

今日は年度末の3月31日、そして明日から新年度になります。 新たに就職する人、進学する人、転職して新天地で頑張る人など、環境が変わる方もたくさんいらっしゃることでしょう。 知人や友人の方がそんな環境にあって、ちょっとしたプレゼントをと考えている方に、私たちシューリパブリックはこんなプレゼントのご提案をさせていただきます。 ブラシのセット。 こちらはメガホースより一回り小さいホースブラシです。 靴においてはホコリ落としに使うものですが、靴に限らず革製品のブラッシングに使えます。 そして、 こちらは豚毛のブラシです。 靴クリームをつけて磨くときのブラシで、毛がこんな色なので例えば黒のクリームを使えば黒く染まるため、このブラシは何色のクリームに使っているブラシなのかということがすぐにわかります。 なぜブラシなのかと言いますと、それはタイトルにも書きました通り新しい環境でも「心身ともに磨き上げろ!」という応援のメッセージをかけているわけです。 このブラシのセットで、税込み2,090円で販売させていただきます。 商品は少しでしたら在庫がありますが、追加発注していて近日中に入荷の見込みですので、ご希望の方は是非私たちシューリパブリックの工房でお買い求めください。 また、4月23日(土)から長野市のIVY PRODUCTSさんにお邪魔する予定ですが、そちらで購入ご希望の方はあらかじめご連絡ください。 商品をお取り置きさせていただきます。 足元を見られないように、靴をキレイに保つためのグッズは、新しい環境では必須ですよ。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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チャッカブーツ

余談ですが、10日くらい前に虫歯で奥歯が欠けてしまい、先週休み明け早々に義妹が勤める歯医者に行って型を取ってもらい、今日治療が終わったのですが、 治療が終わるまでの約10日間、片方の奥歯が治療中ということでそちら側は今まで通りに使うことができず、ほぼ問題ない側だけを使ってご飯を食べなくてはならず、何とも大変なストレスでした。 たぶんほとんどの方が虫歯になったことがあるのではないかと思いますが、私は虫歯の治療なんて高校生の時以来で、こんなに大変なものだったのかと思い知らされました。 改めて、健康って大切ですよね。 今日やっと普通に食べられるようになって、健康のありがたさを実感しました。 いつも言っていますが、歯と足は特に歳をとっても元気でいるために調子よくあって欲しいところです。 今回、私は虫歯により厄介なことになりましたが、その厄介なことよりも時間とお金をかけて治療しなくてはならないことや、自由に食べることができないというストレスが大変でした。 たとえば、何かのきっかけで急に足が悪くなってしまった時に、それまで自由にどこにでも行けたのに今は行けなくなってしまったという時のストレスは大変なものだと思います。 足にしても歯にしても、元気なうちに良い状態を保てるようにしっかりと調子を整えておきましょう。 さて、昨年の11月以来となる長野市のIVY PRODUCTSさんでのイベントのお知らせです。 今回も、皆様の足の計測をしたり、もしご希望があればオーダーメイド靴のご注文を承ります。 足の計測って、なんのためにやるんだろう?って思われるかもしれませんが、まずはご自分の足を知るために私たちのような専門家が足を計測させていただきます。 計測は、ただ数値を測るだけではなく、足の特徴やクセ、さらにはどんな靴が合っているか、どんなことに注意しておけばよいのかということをお伝えいたします。 なかなか既製品の靴が合わないという方には、どういう理由で合わないのか、もしくは今履いている靴が本当に合っているのか、もっと合うサイズがあるのかなどもアドバイスさせていただきます。 これも、いつまでの足を健康に保つために非常に役に立ちます。 お時間がある方は、是非いらしてください。 オーダーメイド靴のサンプルも準備させていただきますので、ご興味がございましたら是非ご覧になってください。 IVY PRODUCTSさんの中に、シューリパブリックの小さめのポップアップショップがオープンするようなイメージですね。 詳細は以下の通りです。 場所: IVY PRODUCTS  長野県長野市南長野1070 (長野駅から善光寺に向かう途中です) 電話番号: 026-477-2530 開催日時: 4月23日(土)、24日(日) 11時~19時(両日とも) ご不明なことがございましたら、私たちシューリパブリック、もしくはIVY PRODUCTSさんにお問い合わせください。 皆様のお越しをお待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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サイドゴアブーツ

今日のお客様は、東京都にお住いのTYさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 今回完成したのは・・・、 少し前に企画商品としてご注文を受け付けていた旅ブーツ(サイドゴア)です。 早速履いていただきました。 サイドゴアブーツは、靴ヒモで締めることができず、それでもある程度のフィッティングが要求されるので、セッティングがとてもシビアなブーツになります。 そんなこともあって、初めのうちはまだ靴が硬いために脱ぎ履きがちょっと大変です。 でも、問題なく履いていただくことができました。 履いていただいたところを鏡に映してご覧になると・・・、 「なかなか格好良いですね。足も長く見えて。」 とおっしゃっていました。 さらに、 「これまでの靴よりもカカトがしっかりと押さえられている感じがします。」 とのこと。 TYさんがこれまで履いてくださっているチャッカブーツとはフィッティングがちょっと異なりますので、そう感じられるのかもしれません。 じつは、TYさんは少し前に腰を痛めてしまったそうで、靴ヒモを自分で締めることも難しかったので、その時は靴はスニーカーを履いていらっしゃったとのことでしたが、 普段から私たちシューリパブリックの靴を履いていらっしゃったので、急に柔らかいスニーカーになって極端なことを言えば歩くのが不安定で怖かったのだそうです。 今回のサイドゴアは旅シリーズなのでインソールが取り外せて、それを交換することで旅行や出張の時に何日も続けて靴を履くことができるという特徴がありますが、 前回の靴も同じ仕様のチャッカブーツで、その靴が完成したときにはこんなに硬い靴を履けるのかと心配になったとおっしゃっていました。 でも、実際に履いていると身体の方が慣れてしまって、今ではむしろそれくらい硬い靴じゃないと不安になってしまうほどで、良い意味で身体を鍛えてもらえたとおっしゃっていました。 TYさんは、お仕事の関係で都内と地方とで2か所の拠点があり、それらを行き来する生活をされています。 そんなわけで、地方に行かれるときにこの旅ブーツを履いていけば、数日間それだけで乗り切れるということで、非常に重宝しているとのことでした。 さらに、最近コロナも落ち着いてきて久しぶりに出張があったそうですが、ここでも以前に納品させていただいたチャッカブーツが活躍したそうです。 TYさんは、靴を非常に上手に活用してくださっていて、私も非常にうれしい限りです。 今回靴が増えて、またさらに上手に活用してくださいね。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: サイドゴアブーツ(企画商品の旅ブーツ) レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ブラックラピド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ギリーシューズ

今日ご紹介するお客様は、昨日に引き続き東京都にお住いのNIさんです。 NIさんには2足ご注文いただいておりまして、もう1足の方を本日ご紹介させていただきます。 2足目の靴は、黒のギリーシューズです。 NIさんは、趣味で楽器の演奏をされていて、演奏会の時に履く靴をということでこちらのギリーシューズをお選びいただきました。 昨日ご紹介したギブソンブーツと全く同じラストを使って製作していますが、デザインの違いでちょっと違って見えますね。 しばらく履いていただいてフィッティングを確認しましたが、こちらもしっかりと足をホールドできているようでした。 脱いでいただいた後に改めて靴をご覧になって・・・、 「革が良いからか、シワが全然目立ちませんね。」 とおっしゃっていました。 甲のシワは、革の良し悪しも関係してきますが、フィッティングで隙間がないことも思いのほか影響を及ぼすのです。 演奏会の時にはきっとビシッと格好良い衣装を着て、このギリーシューズを履いてステージの上に立たれるはずで、ステキな光景が目に浮かびます。 フォーマルな服装に黒のギリーシューズというのも、とっても格好良いですね。 NIさん、ありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: ギリーシューズ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ギブソンブーツ

今日のお客様は、東京都にお住いのNIさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 今回完成したのは、ベージュのギブソンブーツです。 こちらがNIさんにとっての初めてのシューリパブリックになります。 早速履いていただきました。 「写真を撮らせてください。」とお願いしたところ、ブーツだから全部写るようにとパンツの裾をまくってくださいました。 ありがとございます。 NIさんの足は、足刀部分にかなりしっかりと筋肉がついていて、いわゆるバリバリに空手をやっている人の足のような形をされているので、既製品の靴ではかなりきつくて厳しそうです。 NIさんご自身も、既製品だと幅で合わせると長さが合わなくて、長さで合わせると幅が合わなかったとおっしゃっていました。 そのようなことを踏まえてラストを調整したうえでこのギブソンブーツを製作しましたが、履いていただいたご感想は・・・、 「足にピッタリと合っているのが分かります。」 とのこと。 じつは、まだまだ履き始めで靴そのものが馴染んでいないため、今後履き込んでいくにしたがってさらに靴がしなやかになって快適に履いていただけるようになっていきます。 靴そのものは結構しっかりと作ってあるので、馴染んでくれるまでに半年くらいかかると思いますが、その間は少しずつ靴が成長していきますので上手に付き合ってあげてください。 とくに、靴が成長している間は靴ヒモはややきつめに締めてくださいね。 今日はたくさん興味深いお話を聞かせていただきましてありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: ギブソンブーツ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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クギ穴の話

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

クギ穴

靴のクギ穴の話と言えば、よく聞くのがカカトの履き口近くにあるアレですよね。 この靴では、ドッグテイルのすぐ下のところに空いています。 作る側もなるべく目立たないようにという気持ちでやっていますが、デザインによってはどうしても目立ってしまうこともあります。 この穴は、決してプライスタグのヒモを通すための穴ではありません。 ラスティングの際にこうしてカカトが落ちてこないように仮留めをするためのクギの穴です。 キレイなアッパーに穴を開けてしまうというのはやっぱり心苦しいですよ。 でも、それよりもしっかりと靴を作ることの方が大切なので、結局はこのようにカカトの所にくぎを打ってアッパーを仮留めしています。 じつは、靴にはそのほかにもクギを打って穴を開けていることろがたくさんあります。 例えばここ。 インソールを仮留めする時に、片足につき3~4本のクギでインソールを仮留めしています。 私の場合は、片足につき4本のクギで留めています。 また、もうすでに写真に見えていますが、手作業でラスティングをする際にはアッパーをクギで仮留めする必要がありまして、 こんな感じで端をグルリと一周クギを打っています。 これに関しては、機械でラスティングをした靴はクギではなく接着されているケースが多いのでこのラスティングのクギの穴はありません。 ただ、似たような穴が空く作業がありまして、ラスティングよりもずっと前で、加工前のインソールを濡らしてラストに打ち付けてラストの反りに合わせる時にクギを打って仮留めします。 クギを打つ位置も、ラスティングの時と大体同じような位置になりますが、その穴がラスティングの際のモノか、もしくはインソールのクセ付けの時のモノかを見分ける方法があります。 それは、ラストのクセ付けの時のクギは、濡れているインソールに打つので黒っぽい錆のような跡が見られます。 つまり、穴が黒っぽくなっていればインソールの癖付けの穴で、キレイなままであればラスティングの時の穴ということになります。 ちなみに、私ちゃちシューリパブリックの靴の場合は、インソールの癖付けの時もラスティングの時にもクギを打っているので、黒い錆の穴とキレイな穴が混在しています。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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革

余談ですが、私が大好きなドラマが最近TVerで観ることができて、それもそのシリーズの中でも最も好きな回が観られるので、お昼休みに毎日楽しみにして観ています。 それは何かといいますと、日本テレビ系で放送されていたドラマの「コントが始まる」です。 ご存じの方はいらっしゃいますか? 菅田将暉さん主演で、そのほかに有村架純さんや中野大賀さん、神木隆之介さん、芳根京子さん他、すばらしい役者さんたちががたくさん出演しているドラマで、 夢半ばにして1か月後に解散することになったお笑いトリオ「マクベス」のメンバーと、彼らとつながりのある人たちそれぞれの温かいストーリーです。 私はハラハラドキドキが苦手で、興行収入を見込んだ映画などでは日常に起こらないだろうということがそこかしこに起こるため、あまり好きではありません。 それよりも、ドラマや映画にはホッとできる安らぎを求めたいと思っていまして、そんなわけで何も起こらない平和なドラマが大好きなのです。 少し前のドラマでは、「俺の話は長い」とか、「俺のスカート、どこ行った?」さらには「泣くな、はらちゃん」など、改めて見てみると全て日本テレビ系列の土曜ドラマなのですが、そういう平和で温かいドラマが好きです。 エンターテインメントに求めるものって皆それぞれ違って当然で、そういうドラマや映画を観ることで何か得られるものがあると良いですね。 さて、今日からラスティングの作業に入りました。 毎月同じような作業を繰り返して進めていまして、おおよその予定では来月の半ばに完成させる靴たちは、今月中にラスティングを終えるスケジュールで進めています。 そのなかで、今取り掛かっているものの中に、少し前に企画商品としてご注文を受け付けた靴がありまして、その靴たちはデュプイのシャトーブリアンという革を使って製作するのですが、 たまたま同じ時期にアノネイのボカルーという革を使って製作する靴のご注文をいただいていまして、似たような革なので一緒に並べて写真を撮ってみました。 向かって左の靴がデュプイのシャトーブリアンで、右の靴がアノネイのボカルーです。 どちらの革もパッと見た感じは非常に似ていて、それぞれ10センチ角くらいのカットがあってシャッフルしたらどっちがどっちだかわからなくなりそうです。 革の質感もそっくりですし、生地の肌目も非常に似ています。 これがデュプイのシャトーブリアンで、 こちらがアノネイのボカルーです。 どちらの革もマル革で200デシちょっとの生地を使っていて、革の厚さも質感も非常に似ていてどちらも素晴らしいです。 ですが、強いて違いを挙げるとすれば、アノネイのボカルーの方が少しだけツヤが控えめということです。 どちらも革だけを見るとツヤがあってキレイな革という印象ですが、ラスティングをするとその革にハリが出て全く雰囲気が変わってきます。 さすが革の世界のフェラーリやランボルギーニと言われるだけのものです。 普段は私たちシューリパブリックではこういったブランドの革はあまり使わないようにしています。 日常に履く靴というコンセプトで作っていますので、フェラーリやランボルギーニのようなスーパーカーはちょっとコンセプトから外れてしまうのです。 ですが、たまたまご縁があって入荷することができたことと、そういう革でも普段に履くことは全く問題ないわけで、それならそういう革が好きな方もいらっしゃるだろうということで限定の企画商品として発売いたしました。 案の定、企画商品はあっという間に完売してしまいましたが、革自体はまだ少しだけ残っています。 デュプイのシャトーブリアンに関しましては、今回ご紹介している黒のほかに、ブラウンとダークブラウンがございますが、どれも残りはほんのわずかです。 アノネイのボカルーは、黒のみですがまだ少し在庫がございます。 こういう上質な革で足に合っオーダーメイド靴を作ってみたいという方、企画商品ではありませんのでデザインは自由です。 イメージとしては、普段の足としてフェラーリを乗り回すみたいな感じでしょうか、いや革の雰囲気からすればどちらかというとポルシェのような感じかもしれません。 いずれにしても、ご希望の方はお早めにご連絡ください。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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チャッカブーツ

今日ご紹介するお客様は、千葉県にお住いのTYさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品させていただきました。 TYさんは、納品の時には私たちの工房に行きたいとおっしゃっていましたが、なかなかお忙しいようで今回は発送による納品となりました。 今回完成したのはこちらです。 黒のチャッカブーツです。 TYさんは、初めて私たちの工房にお越しいただいた時に大変フィッティングに関して心配されていたようで、本当に遠いところを何度かお越しいただき細かく確認させていただき、その甲斐もあってとっても快適に履いていただけるTYさん好みの靴が完成しました。 その後何足かチャッカブーツをご注文いただき、今回もまたチャッカブーツです。 TYさんからいただいたメッセージによると、 「高山さんが作るチャッカーは本当に魔法の靴ですよね。いくら歩いても疲れず、むしろ歩きたくなります。お世辞抜きで。」 とのことです。 そこまで褒めていただくと、ホントに照れます。 それに、お褒めいただいたコメントをこうして皆さんにお伝えするのは自画自賛的な感じで大変気が引けるのですが、世の中には靴のフィッティングで困っていらっしゃる方がたくさんいらっしゃるはずで、私たちはそういう方の問題解決に対してお力添えを積極的にやっていることを知っていただくために、今回はあえて載せさせていただきました。 チャッカブーツ、とっても格好良いですよね。 それに、無理なく足をしっかりとホールドしてくれるので、とっても快適に歩けます。 今回完成した靴が届きましたら、ぜひこの靴もたくさん履いてください。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: チャッカブーツ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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菜の花

昨日は思いのほか長い時間雪が降り続きまして、さすがに道路に積もるほどではなかったものの、真冬に逆戻りをしてしまったかのような一日で、タイヤをノーマルに戻してしまって大丈夫かと若干の心配もありましたが、 もうさすがにスタッドレスは必要ないだろうと思いまして、今日思い切ってタイヤを履き替えました。 数か月ぶりのノーマルタイヤは、例えるなら氷の上を滑っていくようなスムーズさで、遠出をするならこっちだなぁって思いました。 来月下旬に長野市のIVY PRODUCTSさんでイベントを予定していますので、長野まで行くのが今から楽しみです。 さて、ここ最近は少しずつ新型コロナのダメージからの回復を感じつつ、一方では社会情勢の不安もあったりで、心から手放しで喜べない日々が続いています。 ニュースによると、ANAの国内利用が回復基調にあるそうで、そういうニュースがもっとたくさん聞こえてくると良いですよね。 大人になると、何かと不安や心配なことを抱えることが増えて来て、子供のころのように無邪気に喜べなくなっているのが残念なことです。 思い返せば、子供のころはほんの数百円のトミカを買ってもらえるということだけで、もうその日が待ち遠しくて仕方がなかったですし、買ってもらったときのあの感動は自分が世界一幸せだと思うほどでした。 それが、だんだんモノがそろってきて、欲しいものが比較的簡単に手に入ってしまったり、もう欲しいものがなくなってきてしまうと、そのワクワクが薄らいできてしまいます。 私の場合、昔はカメラを買う時に清水の舞台から飛び降りるかの如く意を決して買ったぶん、それが届くのが待ち遠しくて仕方なかったのに、最近はカメラに関してはある程度必要なモノがそろってしまったので、買い足すにしてもあまりワクワク感が感じられなくなってしまっています。 なんか寂しいですよね。 ワクワクはお金じゃ買えなくなってしまうのでしょうか? いやいや、そんなことはありません。 まだ経験したことのない世界に足を踏み入れる時には、いくつになってもワクワクがついてきます。 皆さんにもきっと何かしら関心を持っていらっしゃることがあるでしょう。 この記事を見てくださっている方は、多かれ少なかれ靴に関心を持っていらっしゃるのではないかと思います。 そんな皆さんをワクワクさせたい・・・。 オーダーメイド靴なんで全く無縁と思っていらっしゃった方に、じつはオーダーメイド靴のハードルは思っていたよりもずっと低いことをお伝えして、自分が思い描いた世界にただ1足だけの靴が出来上がってくるワクワクを感じていただき、足に合った靴の言葉では表現できない心地よさを体験していただいて、そのうえでその靴がじつは永く履けることで環境に対して非常に優しいということを知っていただきたいのです。 オーダーメイド靴のワクワクは決して注文する時だけではなく、その靴と付き合っていく間ずっと続くのです。 それに気づいていただけるように、いろいろな方法でメッセージを送り続けています。 まだオーダーメイド靴を経験したことのない方には、とっても大きなワクワクですよ。 オーダーメイド靴をすでに履いていらっしゃる方にも、違う仕様や違うデザインの靴は全く違う履き心地なので、これまた大きなワクワクのはずです。 大人だって、無邪気にワクワクしましょう。 いや、むしろこんな時だからこそワクワクして心の底から楽しく過ごしましょう。 春もそこまで来ていますから。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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バッテリー

ラジオのニュースを聞いて驚きました。 電力需給ひっ迫により、ブラックアウトを避けるために停電が起こるかもしれないとのこと。 先日起きた福島県沖を震源とする大きな地震のために火力発電所を停止していることと、今日の悪天候による電力需要の増加が原因とのことですが、普段当たり前のように電気やガス、水道が供給されているので、今回のニュースは本当に衝撃的でした。 停電といえば、11年前の東日本大震災の時に突然の地震と共に電気が止まってしまい(まだ私が住んでいるところはそれだけで済んでよかったのですけど)、アウトドア用のランタンを出してきてガスでご飯を炊いておにぎりを作って食べたのを思い出します。 私が物心ついてから停電する事なんでよほど激しい雷が鳴った時くらいで、それでもほんの数十秒程度で普及するのが当たり前でしたから、地震で数時間にわたって停電するというのはテレビのニュースの中の話でしかなく、実際に自分にそういうことが起こっているということ自体がショックでした。 もちろんもっともっと大変な環境に置かれた方々がたくさんいらっしゃったのを知っていますから、私に起こった停電なんて大したことではありませんし、そんなことでいちいちショックを受けていたら何もできないと言われてしまうかもしれません。 ともあれ、今日の件は今のところ私が住む地域では停電はなく、無事に過ごしています。 そんなわけで、突然に停電してしまっては困るので、仕事を少々早めに切り上げて、万が一停電したときのためにバッテリーとLEDランプを用意しました。 我が家にはこのほかにもモバイルバッテリーやポータブル電源がありまして、とりあえずスマホを充電するには十分な電源を確保しています。 じつは私はバッテリー好き、ではなくもし万が一のためにいろいろと準備をしておくのが好きなのです。 最近のバッテリーは昔のヤツに比べて非常に性能が良くなっていて、小型で高性能になっています。 さらに、充電回数が劇的に多くなっているものも発売されています。 ただ、スマホにしてもクルマのバッテリーにしても、私のリチウムイオンバッテリーにしても、充電できる回数は決まっていて、使っていれば必ず性能が低下してきてそのうち使えなくなってしまいます。 仕方ないことです。 それに関連した話で、中国ではここ最近EVの普及が進んでいて、それに伴ってバッテリーの大量廃棄が社会問題になっているというニュースを見ました。 よく言われるのは、環境に優しいEVだから購入するという方も多いのに、実際にはそのEVのバッテリーを作るところから廃棄するところまでを含めて考えると、果たして本当に環境に優しいのかわからないということ。 電気を発電するにもそれなりに化石燃料を使っている部分もあるわけで、これが良いのかどうか迷うところです。 ただ、今後のより優れたシステムに発展するための途上と考えれば、存在意義はあるわけですが。 環境問題だけじゃありませんが、世の中にある問題において誰もが解決したいと思っていて、それに対して良かれと思う意見を述べようとしているのに、実は私たちが知らされている情報はそれらのほんの一部を切り取られただけであり、真相は全く分からないということがたくさんあるようで、そうなってしまうと意見を言いたくても言えなくなってしまいます。 所詮私たちは素人で、何かを議論しようとしてもそのすべてを知りえるのはなかなか困難なことなんですよね。 そう考えると、伝える側の責任は非常に重いわけです。 真実をわかりやすく伝えなくてはいけないこと、私たち靴の専門家にもそれは言えることです。 私自身も、足に合わせて製作したオーダーメイド靴は非常に履きやすいとか疲れにくいとか心地よいなどということをお伝えしてきていますが、本当に必要としている方々にちゃんと伝えなくてはいけませんし、ちゃんと理解していただかなくてはいけないのです。 分かりやすく伝えるとすれば、 ① オーダーメイドの靴は、ご注文いただいてからお客様のために製作するので、製品の廃棄がなく非常に環境に対する負荷が少ないと言えます。 ② オーダーメイドの靴は、そのほとんどの工程を手作業で行いますので、製作におけるエネルギーの消費が比較的少なくなります。 ③ オーダーメイドの靴は、そのつくり手の考え方によって出来上がってくるものが全く異なりますので、作り手の考えを良くご理解ください。 ④ オーダーメイドの靴は、少量生産となりますので、大量生産の効率の良さにはかないません。 ⑤ 私たちシューリパブリックのオーダーメイド靴は、道具として使っていただくことを目的としています。快適に履いて生活をするための道具です。 ⑥ そして、作り手である私は、お客様が私たちの靴を履いてちょっとでも豊かに感じていただけることをうれしく思います。 今日は、まとまらない話になってしまいましたが、心配事がなるべく少ない平和な日が続いてくれることを願っています。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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