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今日も、昨日に引き続きとっても良いお天気でした。 私なんて、もう半そでTシャツで過ごしましたよ。 まだ3月なのに、春って嬉しくなります。 今日は、ちょっと用事があって熊谷市まで行ってきましたが、そのついでに立ち寄ったのがこちら。 荒川の土手にある桜並木。 平日ということもあって、桜を見に来る人達はそれほど多くありませんでしたが、それでもみんな桜を見たいんだなぁということは十分すぎるくらいによくわかりました。 桜並木が2キロにわたってあるそうで、桜の下を歩くのも良し、私のように遠くから眺めるのもまた楽しいものです。 そんなこんなしているうちに、気が付けばもう明日から4月。 クルマのタイヤをサマータイヤに交換しないといけない時期です。 埼玉に住んでいると、スタッドレスタイヤに交換する必要性自体がイマイチ微妙なところですが、私は冬場に雪の降る地方に行くこともあるので、念のため毎年12月に入るとスタッドレスに履き替え、 4月にはサマータイヤに履き替えるようにしています。 以前は、タイヤを交換するのってとっても大変な作業だというイメージでしたが、強力な油圧ジャッキを手に入れてから作業時間がかなり短縮しました。 タイヤを出してきて、交換して、そしてそれまで履いていたタイヤをしまって、そして新たに履いたタイヤに空気を入れるまでやって、だいたい45分くらいです。 靴の作業もそうですが、道具がちゃんと機能することで気分的にも実際に作業効率も大きく変わってきます。 刃物はちゃんと切れること、ミシンは不具合なくちゃんと動くことなど、使いたい工具がすぐに使える状態になっていることは、本当に大切なことだと思います。 さて、前置きが長くなりましたが、今日は靴のステッチの話です。 先日、あるお客様がいらっしゃったときに、靴のハネの一部のステッチが切れてしまって、修理ができるかどうかの問いお合わせをいただきました。 たとえば、こちらのモンキーブーツでいえば、 どうしても靴を履いていると、靴ヒモの下の部分は糸が擦り切れてしまいがちです。 これが進んでいくと、糸がほつれてきてしまいます。 まず、こうなっているのを発見した時点で、ライターで軽くあぶって糸を溶かしてあげるともうそれ以上糸がほつれません。 これで応急処置になります。 そして、しっかりと補修したいときにはミシンをかけるのですが、具体的にブーツのこの部分や履き口の周辺でしたら、私たちが所有しているミシンで縫うことができます。 シューズの場合ですと、ギブソンシューズのハネの部分であれば大丈夫です。 ですが、シューズの履き口であったり、もしくはオックスフォードのハネや履き口になると、普通の靴用のミシンでは縫うことができないため、修理の専用のミシンが必要になります。 修理の専用のミシンは、私たちは所有していないため、それらの修理の際にはリファーレさんなどの修理屋さんにご相談ください。 お客様からすれば、何ができて何ができないのかの境目がイマイチ良くわからないかと思いますので、まずはお問い合わせください。 また、修理に関しましては基本的には私どもで製作した靴のみの対応とさせていただいております。 材料などの問題もあって、なかなか難しいのです。 ご了承ください。 わからない時には、まず問い合わせしてみるのが良いですね。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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革のご紹介

カテゴリー: Leather:革入荷情報

春ですね、埼玉県でも桜がとってもキレイに咲いています。 昨日は、用事があって浅草まで行ってきましたが、とにかくこんな時期なので道路が混んでいて、帰りはいつもとは違う道を通って帰ってきました。 途中、渋滞を避けるために迂回に迂回を重ねた結果、昔住んでいた家の近くを通ることになったのですが、ふと思い出して桜がキレイな公園に寄ってみました。 ここの近くに住んでいたときは、桜の季節になると歩いて花見に行っていたのが懐かしいです。 今年は、新型コロナのために桜まつりが中止になっているようですが、桜は至るところに咲いていますから、近所の桜を観つつ、春を楽しみたいものです。 さて、今日は倉庫から発掘した革をご紹介します。 久しぶりにキャメル色の革です。 こういう色って、何と呼んだら良いのかいまいち迷うところなのですが、ダークベージュよりはちょっと濃いですし、ライトブラウンというともう少し濃い色をイメージしてしまいそうですし、 でもキャメルというと色の幅がなくてあの色に限られてしまいそうですし、ですが今回はとりあえずキャメルということにします。 ちなみに、商品的にはライトブラウンという表記でした。 この革は、イタリア製の革でアニルカーフといいます。 カーフと言っていますが、日本の規格ではキップになります。 このキャメル色と黒が入荷しまして、黒は入荷が少なかったので先に終了しました。 色味としましては、キャメルでもやや黄色みがかっていて、ただそんなに明るい色ではなく、実物はそこそこ落ち着いた感じです。 革の雰囲気は、ボックス調のようであり、表面を軽く擦ってある感じもしますが、いずれにしてもとってもキレイな革です。 厚さは1.5ミリほどで、男性用のビジネスシューズにもOKですし、フルブローグなどを作っても良い感じに仕上がりそうです。 どちらかと言えば、キレイ目な感じです。 革の裏側は、いつもお伝えしているように革のクオリティを判断する重要な要素になるのですが、この革は裏側もキレイです。 キャメル色の革は、カジュアルテイストのものは私達も結構多く在庫を持っていますが、ビジネスシューズに使うなキレイ目な革は最近あまり入荷がないので、ある意味貴重なのかもしれません。 こういう雰囲気の革は本当に使い方次第で、そのままフォーマルな感じの靴を作っても良いですし、あえてつま先の丸イラストでぽってりとした雰囲気の靴を作っても使い勝手が良さそうです。 なかなか楽しそうですね。 私なら、つま先が丸いラストで、ちょっとカジュアルな雰囲気のチャッカブーツを作りたいですね。 生地色のLストームウェルトをつけて、ソールはちょっと厚めにして、春から秋にかけて活躍しそうな靴にしたいと思います。 この革で靴を作ってみたいという方、アニルカーフのキャメル色の取り置き希望とご連絡ください。 お取り置きの期間は、靴のご注文を頂いている方はその靴が完成するまで、ご注文を頂いていない方は3ヶ月とさせていただいています。 皆様からのご連絡をお待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 昨日、YouTube動画をアップしました。 今回のテーマは、既製品の靴が当たって痛い時のお役立ち情報です。 是非、ご覧ください。 【お知らせ 3 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 4 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 5 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。        

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仕様変更します

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

スティフナー

今日は、久しぶりに材料の仕入れのために浅草へ行ってきました。 年度末で、月末で、おまけに桜の季節ということで、行きも帰りも大変な渋滞でした。 渋滞するのは行く前からわかっていたので、いつもよりも40分ほど早く出発してのんびりと向かいました。 新型コロナの流行が始まってからあまり浅草には行かず、送ってもらえるものは送ってもらうようにしていたので、かなり久しぶりの浅草です。 といっても、何も変わっていませんでしたが。 今回浅草へ行く目的のひとつが、これまでお世話になった革問屋さんの担当さんが退職されることになったので、お礼を兼ねてご挨拶をすることでした。 私がまだ独立する前の、靴のメーカーに勤めていた頃からお世話になっていたので、かれこれ20年以上もお世話になっていたことになります。 そんなに経つのかとしみじみ思いながら、ゆっくりお話をしてきました。 退職された以降は、田舎に戻るとおっしゃっていましたが、そんなに遠くないので観光がてらに遊びに行かせていただくということで、永遠の別れになることもなく、またお世話になりそうです。 後任の方は、すでに10年以上のお付き合いの方なので、特に不安もなく安心しておまかせできそうです。 そして、もうひとつの目的がちょっと厄介なことなのですが、スティフナーの材料探しです。 つい昨日、靴のスティフナー(カカトの芯)について書いたばかりなのですが、このスティフナーで使っていた材料が今後入荷の見込みが立たないとのことで、 その代わりとなるものを探しに行ってきました。 ありそうで、実はなかなかなくて、結構やっかいなものです。 何でも良いのなら、普通に既製品の靴などで使っているモノもありますが、ハンドソーンウェルテッドに使えて、硬すぎず柔らかすぎず、耐久性があってしっかりしていて、そしてあれやこれやと希望を言っていくと、 本当になかなか使えるものがないのです。 ちなみに、スティフナーはスティフナーとして売っているものではなく、なにかの素材を加工してスティフナーとして使います。 以前は、床の革(厚い革の表面ではない部分)を2枚貼り合わせて強度を出して使っていました。 大切なパーツではあるものの、極端に高価なものになっては靴の価格に影響を及ぼしてしまうため、使えません。 遣うのにあまりにも面倒な加工が必要だと、作業性が悪くなってしまうために、それもNGです。 おそらく、お客様に言うと・・・、 「ちょっとくらい高くなっても、良い靴を作ってくれれば良いよ。」 と言ってくださるでしょうけれど、価格を上げずに良いものを作るのが技術ですから、妥協はしたくないのです。 そんな事を言っていたところで、ある材料屋さんから提案いただいたものがなかなか良さそうで、その実物を確認に行ってきたというわけです。 こちらが、その提案いただいた材料で作ったスティフナーです。 厚さがちょっと厚いかもしれないと思っていましたが、成形のためにしっかり叩くとちょうどよい厚さになり、硬さもおそらく理想的です。 まだこのあと一度サンプルの靴を作って最終確認をしないといけませんが、おそらく大丈夫でしょう。 一時はどうなることかと思いましたが、今回はなんとかなりそうです。 でも、靴の材料ってそんなことばっかりで、数年前にはウェルティングに遣う工具のオウル(すくい針)が入手できなくなって、世界中を探してイギリスから輸入しましたし、 昨年はシャンクという靴の中に入っている背骨のようなものがまたなくなってしまい、とりあえず300足分だけ確保しましたが今後のことが心配です。 そして、今度はスティフナーでした。 その他にも、思い出せばまだまだたくさんあって、その都度仕様を変更しつつ、入手できる材料を探して、ついでにアップグレードしてきました。 また、アッパーの革に関しては、黒のボックス調のきれいな革がもう在庫限りとなってしまっていて、この在庫がなくなったらどうしようかと思っています。 黒いビジネス用の靴をお考えの方は、くれぐれもお早めにご注文を、もしくは革の取り置きをおすすめします。 ともあれ、スティフナーに関しましては、次のラスティング分から変更させて頂く予定です。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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スティフナー

靴が快適であるためには、足をしっかりとホールドできることが大切な要因のひとつであり、さらにそのためには靴のカカトがしっかりしていることが大切です。 靴はカカト合わせで履くので、カカトがクタクタしていたりフニャフニャだったりすると、カカトが不安定になって足をしっかりとホールドできないのです。 そのために必要なのが、スティフナー(カカトの芯)がしっかりしていること。 こちらは、私たちシューリパブリックで製作しているものと同じ仕様のサンプルの靴ですが、こうしてカカトの部分を押し潰そうとしても、なかなかそう簡単に潰れません。 厚さを測ったら、7mm強。 表の革が1.6mm、ライニングが1.4mmくらい、なので、その間に入っているスティフナーは単純計算で4mm強ということになりますが、 実際には表の革もライニングもラスティングの際にたくさん叩かれているのでもっと薄くなっているはずですから、スティフナーは実際にはもう少し厚いかもしれません。 ですが、厚くてしっかりしていても金属のような硬さではなく、どちらかと言えば心持ちしなやかさも感じられます。 スティフナーがしっかりしていてカカトがぶれない靴であれば、靴ヒモでしっかりと締めた時に足と靴との一体感を感じることができるはず。 さらに、カカトのフィッティングもきつすぎず緩すぎずが基本で、あまりタイトすぎても良くないのです。 市販の靴では、カカトのフィッティングを選ぶのがなかなか難しいので、カカトのフィッテイングのためだけにオーダーメイドを選ぶ(もちろんオーダーメイドならほかの部分のフィッティングもついてきます)のもアリではないかと思います。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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メンテナンス

結構頻繁にお客様から靴のメンテナンスに関して質問されますので、今日は私たちシューリパブリックがお勧めする基本的かつ簡単な靴のメンテナンスをお伝えいたします。 このメンテナンスは、1か月に1度くらい、多くても2度くらいで十分です。 まず、今回使用する靴はこちら。 結構頻繁に登場する黒のギブソンシューズです。 では、始めましょう。 まず、靴のホコリを落とします。 この時に使うのは、毛足の長い馬毛のブラシです。 靴にホコリが付いたままだとキレイに仕上がりませんし、場合によってはキズの原因になってしまうこともありますので、しっかりと落としましょう。 次に、これは毎回じゃなくて良いのですが、数か月に一度くらい、空気が乾燥する季節なら1か月に一度くらいの頻度で靴に軽く塗ってほしいデリケートクリームです。 デリケートクリームは、主に保湿の役割を果たしますが、塗りすぎると革が柔らかくなってしまうので頻度は少なめが良いです。 また、塗る量もほどほどが良く、 こんな感じで布につけて靴に塗ります。 この布は、私が今日着ていた服ではありません。 微妙に色が近いので・・・。 布で靴に塗ったら、そのまま伸ばしながら拭き取る感じで全体に塗れなくてもOKです。 次に使うのが靴クリーム。 靴クリームには「油性」のものと「乳化性」のものがあり、写真のものは乳化性です。 イメージとしては、油性はワックスのようなもの、乳化性は栄養補給をメインにしたものといったところです。 私のオススメは、乳化性のほうです。 私は竹の柄のブラシを使っていますが、古い歯ブラシなどでもOKです。 この時大切なのは、クリームの量です。 塗りすぎると革にダメージを与えてしまいますので、片足につきコーヒー豆1粒くらいを限度にしましょう。 そしたら、ブラシでシャカシャカブラッシングをしてクリームを全体に伸ばしながら塗ります。 この時のブラシは豚毛のもの、もしくはコシのある馬毛のモノがおすすめです。 この時のブラッシングは、適度に速いほうが良いそうです。 シャカシャカハイスピードでやってみてください。 そうして出来上がったのがこちら。 まぁまぁですね。 ちなみに、これらの一連の流れの前に、年に数回靴クリームをキレイに落としてください。 イメージとしては、お化粧のような感じです。 お化粧をしたままだと肌に良くないので、クレンジングでキレイに落とすようなものです。 靴の場合は、靴クリームを塗り重ねていくと古いクリームのロウ成分が次第に硬化し、屈曲する際に革と一緒にパリっと割れてしまうリスクが出てくるので、 定期的に靴クリームを落としましょう。 その時には、このような専用のクリーナーを使うと良いです。 本当に基本的なメンテナンスですが、革を良い状態に保つためにはやりすぎないのが鉄則です。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

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チャッカブーツ

今日のお客様は、東京都にお住いのSSさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 SSさんは、今回の靴が初めてのシューリパブリックになります。 さっそく履いていただきました。 SSさんは、私たちのお客様のKさんのご紹介でいらっしゃった方で、そもそもその時の目的は見学でした。 お話しをしていて気に入っていただけたようで、ご注文いただきました。 そして、今回靴が完成しまして納品となりました。 写真だとあまりわからないかもしれませんが、SSさんの足は非常に幅が広く、既製品の靴では足にダメージを与えてしまうのではないかというほどで、 一般的な既製品の靴のウィズが3E程度で、モノによっては4Eもありますが、SSさんの足のウィズは規格でいえばGよりも大きく、これまでは足囲の値が1センチ以上もきつい靴を履いているという状態でした。 そして、今回このチャッカブーツを履いていただいたのですが、履いて早々に・・・、 「こんなに足の形に合っている靴を履いたのは初めてです。」 とおっしゃっていました。 これまで履いていた靴では、足の指はギューッと締められていたような状態だったのに対し、今回のチャッカブーツではしっかりと足の指を動かすことができるとのこと。 なので、歩くときにも足の指を機能させて、地面をつかむような感じで歩くことができます。 「これまで靴にはほとんど関心がなくて、でも今回この靴を履いて考え方が変わりました。」 とおっしゃっていました。 実際には、まだ履き始めたばかりで靴自体が馴染んでいたいため、本来の調子は出ていませんが、今後履きこんでいただいて靴が成長していくと、もっと履きやすくなっていきます。 その時が、今から楽しみですね。 SSさん、今日は本当に喜んでくださって、製作した私もとっても嬉しかったです。 本当にありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:チャッカブーツ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

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プチこだわり

カテゴリー: Message:伝えたいこと

私は昔からちょっとした文房具が好きで、小学生の頃は匂いのする消しゴムにハマって楽しんでいました。 中学生以降はボールペンとかシャープペンが好きで、幸いにしてシャープペンもボールペンも仕事でたくさん使うので、今は仕事道具として気に入ったモノをそろえています。 仕事ではボールペンの消費量がかなり多く、以前はBicの黄色い軸のボールペンばかりでしたが、最近はそのほかにこんなボールペンを使っています。 ぺんてるのエナージェルというゲルインキのボールペン。 このボールペンの素晴らしいところは、黒いインクの黒さが本当に真っ黒なところです。 ボールペンのインクで、黒といいつつ黒味が足りないヤツってあると思いますが、これは本当に真っ黒なので書いた文字がとっても読みやすいです。 ただ、このボールペンにおいてひとつだけ気に入らないところがありまして、それがここです。 このクリップというんでしょうか、胸ポケットなどに入れた時に挟む部分です。 この薄い鉄板を加工して作ったこの雰囲気が嫌いで、ムクのステンレスだったらよかったのにと思っていますが、もしそうだったらこの値段じゃ買えないですよね。 そして、のもうひとつのお気に入りが、ユニのユニボールワンです。 こちらは、とにかくすっきりとしたデザインが好きで、ロフトや蔦屋に行くたびに2本ずつ買っていたら、結構増えました。 このボールペンのクリップは薄い鉄板ではなく、なかなか上品なデザインにまとまっていると私は思っています。 単に好きか嫌いかの話ですが、使う側にとってはとても大切なことですし、モノにこだわっている人にとっては敢えて嫌いなものを無理に使いたくないと思うところかもしれません。 昔からいろいろなボールペンのクリップの部分を見てきましたが、なんとなく惰性で作っているのではないかと思えるものが多く、せっかく新商品を作るのであればもうちょっとこだわってほしいところです。 私は以前から実用性のことばかり言っているので、実用性が最優先と思われているかもしれませんが、これでも結構デザインにこだわりもあります。 といっても、デザインといえでも実用性からのデザインが優先ですから、やっぱり実用性なのかもしれません。 ギブソンブーツのこだわりのひとつは、アイレットのピッチです。 シューズの場合は、アイレットの数が多くても縦に5個くらいですが、ブーツになるともっと多くなり、それでも脱ぎ履きの際になるべく靴ヒモの抵抗が少なくなるように、機能的に支障がない程度にピッチは広めにしています。 そしてもうひとつがこちら。 いつも書いていることですが、カカトのS字を描くカーブです。 靴ベラ不要+脱ぎ履きしやすい+足首の動きを阻害しないというもの。 見た目もなかなか。 作り手がこだわって作っているものなので、お客様に喜んでいただけると嬉しいです。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

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作業は順調

カテゴリー: @ Work:アットワーク

オーダーメイド靴

余談ですが、つい先ほど読んでいた記事に、アイドリングストップに関して書いてありました。 クルマに乗っている方の多くはご存知かと思いますが、アイドリングストップとはクルマが停止しているときに一時的にエンジンを止めるシステムのことです。 停止してブレーキを踏んでいればエンジンが止まり、ブレーキを離すと再びエンジンがかかります。 このシステムは、とくに渋滞などで止まっている時間が長い時に効果を発揮し、ムダにCO2を排出しないというメリットがあります。 ただし、メリットがあればデメリットもあり、アイドリングストップがついていないクルマに比べてバッテリーへの負荷が大きく、バッテリーが強力で大きいものが必要になり、つまり価格も高くなり、 そのうえバッテリーの交換時期も結構早くなってしまうということです。 その記事によると、バッテリーの価格は1.5倍、交換頻度が2倍、つまりアイドリングストップがつくことで、バッテリーにかかる費用が3倍になってしまうのだそうです。 じつは、私が今乗っているクルマもアイドリングストップ機能が付いていまして、バッテリーの価格が約5万円、それを2年ごとに交換することが奨励されているようです。 信号待ちなどでいちいちエンジンが止まり、それもほんの1秒止まるだけでもエンジンが停止し、走り出す時にエンジンがかかるというのは、そりゃバッテリーに負担がかかっても当然だと思います。 何秒止まるとCO2を抑制するメリットがあるのかわかりませんが、そんなにバッテリーを酷使して頻繁に買い換えないといけないことは、それだけバッテリーを生産するという環境への負荷がかかっているはずで、 一概にアイドリングストップが良いとは言えないということが書いてありました。 私のように、都心ではなく地方に住んでいると、渋滞などによる長時間のアイドリングということもなく、実際にはアイドリングストップのメリットはさほど感じられません。 なので、今はアイドリングストップのスイッチをオフにして、信号待ちでもエンジンはかかったままになっています。 バッテリーに関しては、クルマを買って4年が経った時に一度自分で交換していまして、その時はアマゾンのタイムセールで安く買うことができました。 その後、うっかりアイドリングストップのスイッチを切り忘れた時以外は、アイドリングストップすることなくエンジンが回っていますが、先日の車検の時にはバッテリーはほとんど性能が落ちていないと言われ、 今の乗り方は、バッテリーの保護になっているようです。 アイドリングストップって、都心で運転するには効果的なシステムですが、それはすべての人にとって効果的ではないというのが、なかなか難しいところです。 単純明快に、すべての人にとってメリットがあるものもあれば、じつはよくよく探ってみるとメリットがあるのは一部の人だけというケースもあって、 メリットがない人にとっては、単なる無用の長物となってしまう場合、それは要らないのでそのぶん安くしてほしいと思うこともあるかもしれませんね。 私の場合、パワーウィンドウとリヤのハッチをあけるスイッチが電気信号なのは不要です。 それらは要らないので、その分クルマを軽くしてほしいと思っています。 ただ、工業製品の場合、少数のオーダーに対して違う仕様にすることで大変なコストがかかってしまいますから、実際には仕方ないことだと思っています。 さて、私たちシューリパブリックでは、今5月納品予定の靴たちの製作が進んでいます。 今回のグループも9足で進めていますが、じつはこのほかに先日もご紹介したHさんの修理の靴や、お取引先からの別注の靴も並行して進めていまして、 なかなかバタバタしています。 今回もブーツの割合がやや高めですね。 どんなにバタバタしていても、すべての靴を丁寧に製作できるように、作業は時間的にかなり余裕をもって進めています。 この靴たちは、今の状態でしばらく放置して、落ち着いたころにウェルティングに進む予定です。 完成をお待ちの皆さま、どうぞお楽しみにお待ちください。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

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Kさんの靴

カテゴリー: Products:お客様&靴フォト

チャッカブーツ

先日、お客様のKさんが、ぼちぼちイイ感じになじんできた靴の写真を送って来てくださいました。 紫色のチャッカブーツです。 このチャッカブーツは、ちょうど1年ほど前に納品させていただいたもので、しっかりと成長しているのがわかります。 Kさんはとってもおしゃれな方で、靴が完成して試し履きの際にこの紫に対してデニムの色は・・・、 「もう少しこんな感じがいい・・・」 みたいなお話をされていたのを覚えています。 紫ってなかなか難しそうな色かもしれませんが、上手に履きこなしてくださっているようですね。 最近、この紫よりもちょっと深い色合いの紫の革が入荷しまして、紫のバリエーションがだいぶ増えてきています。 Kさん、ぜひまた遊びにいらしてください。 お写真をお送りいただきまして、ありがとうございました。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

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ギブソンブーツ

世の中がどんどん便利になっています。 スマホに向かって話しかければ、今日の天気を教えてくれますし、部屋の電気のスイッチを入れなくても勝手に電気をつけてくれます。 なんか、人は何もしなくても良いような、たくさんのことを機械が勝手にやってくれて、わずらわしいことがどんどん減ってきています。 いや、正しく言えば世の中の中心がわずらわしいことから離れているということでしょうか。 フィルムカメラは今でもちゃんと存在していてしっかりとそれらのファンの方々もいますが、世の中の中心はデジタルになっていますし、 自動車の多くはトランスミッションがマニュアルではなくオートマチックになっています。 腕時計だって、自動巻きは1日に数十秒くらいズレるのが当たり前ですが、今は電波時計でモノによっては勝手に充電して動いてくれるものもあったりするほど。 でも、よくよく考えてみると、私たちが生きていく上でモノが壊れないとか手間がかからないのって、じつはわずらわしくないかもしれないけれど、確かに便利かもしれないけれど、寂しいことだって思いませんか? どこかが壊れたり、扱うのに手間がかかったりして、それでもそんなトラブルを克服してこそ得られるものが嬉しいわけですし、ちゃんと機能してくれることがありがたいわけです。 興味がなくてどうでもいいというものなら、すべてオートマチックで勝手に良い状態を保ってくれて良いですが、 好きなものには普段からしっかりと注力をして意思の疎通をして、そして大切にしていって、そんなふうに手間がかかってわずらわしいけれど、それにちゃんと答えてくれるような付き合いができるのが幸せなんだろうなぁって思います。 靴も然りです。 靴が好きとか靴を大切にしたいと思ってくださる方には、靴はわずらわしいモノであってほしいと思います。 脱ぎ履きでいちいちひもを緩めないといけないし、一度履いたら数日はしっかりと休ませないといけませんし、時にはメンテナンスをしなくてはいけないです。 そんなふうにわずらわしくも良い付き合いができれば、靴はあなたにとって最高の相棒になってくれると思います。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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