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雨の日&出張用の靴

余談ですが、先日私たちシューリパブリックの工房の中の配置換えをしました。 工房にいらしたことのない方は、まぁこんな工房だということで、お越しいただく際の参考にでもしてください。 配置替えをした理由については、あくまでも漠然とした理由なのですが、何となくカウンターを右側に置きたいと思いまして・・・。 ただそれだけです。 こんな工房ですので、まだお越しいただいたことのない方は、ぜひ遊びにいらしてください。   さて、8月の半ばからご注文を受け付けております「雨の日&出張用の靴」ですが、ここに来てやっと今年の仕様のモノが形になりましたのでご覧ください。 ご注文いただいたあるお客様の靴です。 こちらは、2種類あった革のうちのこげ茶の方です。 まだ製作途中ですので、ちゃんと形になっていない部分やしっかりと仕上がっていない部分もありますが、何となくこんな感じという参考にしていただければ幸いです。 製法はブラックラピド製法。 簡単に言ってしまえばマッケイでインソールからミッドソールまでを縫って、そのあとにだし縫いでソールを縫うというものです。 オールソール交換もできます。 ハンドソーンウェルテッドに比べると、若干硬い印象があるかと思いますが、ブラックラピドにしては柔らかくなるように多少の工夫をしてあります。 ほかの靴と違う点は、インソールが二重になっていて、ひとつが取り外すことができるようになっています。 取り外すことができるインソールを毎日交換することで、1週間や10日くらいは続けて履いていただいても全く問題ありません。 取り外すことができるインソールは、初めからセットしてあるもののほかに、スペアとしてもう1組が初めからついてきます。 ご希望の方には、追加で1組あたり1,000円(税別)で販売させていただきます。 たとえば、出張や旅行などで数日間出かけなくてはならない時に、靴のスペアを持って行くのはちょっと大変ですよね。 そんな時にこの靴を履いて行っていただいて、スペアのインソールさえあれば、インソールを交換して使うことで何日も1足の靴で過ごすことができます。 また、タイトルに「雨の日」とあるのは、ハンドソーンウェルテッドの靴の場合はどうしても雨の日に履くといつもよりも長く休ませなくてはいけませんが、 この靴でしたら雨の日に履いてもさほど気にすることなくまた履いていただけます。 それは、完全防水というわけではありませんが、構造上濡れても問題ないようになっています。 ですが、長靴ではありませんので、土砂降りの時にはお気をつけください。 昨年はチャッカブーツ(黒)をご受け付けまして、たくさんの方にご注文を頂きました。 今年は、こげ茶の革のほうにご注文が集中しています。 ご注文は9月18日(祝)までですが、革がなくなり次第終了となりますので、ご検討中の方はお早めにご連絡ください。 オーダーメイド靴のエントリーモデルとして、オーダーメイドの靴にチャレンジしてみようと方にもおススメです。   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ 1 】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【 お知らせ 2 】 9月3日(日)に、自由が丘のRifare自由が丘店さんにおいて、恒例の足の計測会&靴のオーダー会のイベントを開催します。   【 お知らせ 3 】 9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。 なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。 どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。   【 お知らせ 4 】 雨の日&出張用の靴は、只今ご注文を承っています。 こちらをご参照ください。 今年は茶系のギブソンシューズです。 受け付けは9月18日(祝)までの予定ですが、革がなくなり次第終了となります。 ご希望の方は、お早めにご連絡ください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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靴ヒモの話

カテゴリー: Message:伝えたいこと

靴ヒモ

今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 そして、このお休みを利用して今日も浅草へ仕入れに行ってきました。 革問屋さんにも立ち寄り、いくつか革を発掘してきました。 ネイビーの革とか、キャメルの革とか、あとは革問屋の担当営業さんが確保しておいてくださった型押しの革とか、久しぶりに今回は収穫がたくさんありました。 これらはまだ届いていたいので、入荷しましたら改めてご紹介させていただきます。 ちなみに、私がお勧めなのはネイビーのスムースの革と、黒の型押しの革です。 ネイビーの方は、以前に一度入荷したことがありまして、初めは全く人気がなく1足お客様ように製作し、もう1足はシューリパブリックのサンプルとしてギブソンブーツを製作した革です。 なぜかそのあとに急に人気が出てきまして、もうこの革は入らないのかというお問い合わせをいただいたモノです。 黒の型押しの革は、全くの新商品です。 どう言ったらよいのでしょう? 一見するとエイの革のような雰囲気ですが、もちろんエイの革ではありませんので普通に靴を作ることができます。 特徴と言えば、その見た目とちょっと厚くて硬いことです。 ご興味のある方、数日後のブログでご紹介させていただきますのでもう少々お待ちください。   さて、革問屋さんに行く前に靴ヒモを仕入れてきました。 こんな感じです。 靴ヒモは、一般的に言えば靴を買った時についてくるものを使い、それが切れてしまったら同じようなものを買ってきて使うということが多いと思います。 だいたい1組の靴ヒモは、どれくらい持ちますか? 半年くらい?1年くらい? 私の場合は、だいたい1年強で交換しています。 完全に切れる前に、ダマができてきたり、部分的に弱ってきていたら、交換するように心がけています。 そもそも、靴ヒモは消耗品であり交換することを前提に靴が作られていまして、 それはなぜかというと、靴ヒモがとっても丈夫で切れないようでは、靴のアイレット周りの方が擦れて傷んでしまうためです。 修理や交換しにくい部分を守るために、強度の関係として靴ヒモの方が弱くなるように設計されているということです。 ですが、いくら交換することを前提にしているとはいえ、外出中に切れてしまったら困りますよね。 特に、ギブソンブーツやモンキーブーツなど一般的にはちょっと入手しづらい長さのモノだと、突然切れてしまってはどうしようもありませんので、多少早めの交換をお勧めしています。 ちなみに、私たちシューリパブリックで製作している靴(ブーツ)のヒモの長さは、 ギリーシューズ → 75センチ ギブソンシューズ → 80センチ オックスフォードシューズ → 75センチ チャッカブーツ → 75センチ ギブソンブーツ → 110センチ モンキーブーツ → 140センチ となっています。 サイズによって多少変わることもありますが、だいたいこんなところです。 ちょっとまとめて靴ヒモを買っておきたいという方がいらっしゃいましたら、その旨ご連絡ください。 発送は10月以降になりますが、試験的に9月中のご注文に限ってまとめて4足(同一のタイプ、色、長さとさせていただきます)購入で1足サービスという企画をやってみたいと思います。 靴ヒモの価格は、I(細ヒモ)は、90センチまでが150円、それを超えるモノは200円(すべて税別)、 Q(太ヒモ)は、90センチまでが300円、それを超えるモノは400円(すべて税別)となります。 職場に1足分、カバンに1足分くらいは用意しておいても良いかもしれませんね。       ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ 1 】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【 お知らせ 2 】 9月3日(日)に、自由が丘のRifare自由が丘店さんにおいて、恒例の足の計測会&靴のオーダー会のイベントを開催します。   【 お知らせ 3 】 9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。 なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。 どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。   【 お知らせ 4 】 雨の日&出張用の靴は、只今ご注文を承っています。 こちらをご参照ください。 今年は茶系のギブソンシューズです。 受け付けは9月18日(祝)までの予定ですが、革がなくなり次第終了となります。 ご希望の方は、お早めにご連絡ください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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ギブソンブーツ

今日のお客様は、東京都にお住いのKTさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 KTさんは、初めてのシューリパブリックのハンドソーンウェルテッドになります。 この、初めてのハンドソーンウェルテッドというのは、少々長くなりますがちょっとした理由がありまして、 簡単に言ってしまえば以前に私たちシューリパブリックのグッドイヤーウェルテッドの黒のチャッカブーツを購入してくださったことがあり、 今日もそのチャッカブーツを履きて来てくださいました。 左の奥に見えるのが、そのチャッカブーツです。 グッドイヤーウェルテッドの黒のチャッカブーツは、確か売っていた場所は限られているはずで・・・と思う方、その通りです。 コージ製靴の新潟工場のみで販売いたしました。 KTさんは、昨年の9月にコージ製靴新潟工場で開催されたファミリーセールにこのチャッカブーツを目当てにお越しくださったのです。 それも、青春18きっぷを使って名古屋経由で何日もかけて来てくださいました。 ツワモノです。 じつは、KTさんのほかにも栃木県のSさんご夫妻も旅行を兼ねてわざわざ新潟まで来てくださり、チャッカブーツをお買い求めいただきました。 そう思うと、本当にすごいお客様がたくさんいらっしゃると、改めて感心させられます。   話を戻しますと、KTさんはそもそもは一昨年にRifare自由が丘店さんで開催したイベントにお越しいただき、それがきっかけで親しくなったお客様です。 ここ最近は毎回Rifare恵比寿店で開催するイベントに来てくださって、私たちのお客様のOさんやKさんとも親しくなったようで、恵比寿ではいつもみんなで輪になって他愛もない話をしています。 KTさん、靴や服が大好きで、お話をうかがうとかなりのこだわりを持っていらっしゃいます。 そんな方に選んでいただき、さらに気に入っていただけたということは、私たちとしましては非常に光栄なことです。 さてさて、初めてのシューリパブリックのオーダーメイドのハンドソーンウェルテッドのギブソンブーツの履き心地は・・・、 まだ履き始めなので、あまり詳しくお伺いするのもちょっと難しいかもしれませんが、 「めちゃめちゃイイです。」 とおっしゃっていました。 履き心地に関しては、そのセッティングがキツイという方もいればユルイという方もいらっしゃって、これはその方の好みにも関係することですからなんともいえないのですが、 それでもご注文の際になるべくご希望をうかがって、私が良いと思うセッティングに多少のお好みの部分を加えて調整します。 あくまでも私の個人的な考えですが、使い勝手と履きやすさで言えば、ギブソンブーツが一番だと思っています。 ですが、そのほかのブーツやシューズは、それぞれの方向性と言いますか得意分野と言いますか、それぞれの特徴がありますので、同じ土俵で勝負はできません。 ですので、例えば脱ぎ履きと履き心地を優先する方でしたらチャッカブーツが一番となるかもしれませんし、 ちょっとした足の状態の変化にも対応できるような調整機能を優先するのであれば、モンキーブーツが一番となるかもしれないのです。 ともあれ、今回完成したギブソンブーツは、KTさんにとってOKのブーツであったことは間違いないようです。   KTさんもそうですが、イベントをきっかけに仲良くさせていただくお客様や、靴を気に入ってくださって永いお付き合いをさせていただいているお客様が本当にたくさんいらっしゃいます。 変に利害関係もないので、けっこうざっくばらんにお話ができたり、時には私が教えていただくこともあったりして、あくまでも靴をご注文いただいて靴を作ってお客様にお渡しすることが中心となってはいますが、 それ以外に人対人ということで、たくさんのステキな方々とお会いして、たくさんお話をすることができて、とても素敵な経験をさせていただいています。 ここ最近お会いしたお客様に、11月に愛知県の一宮市で開催するイベントのことをお話ししたら、 「行こうと思っていますよ。」 とおっしゃって下さる方が多いこと。 その中で、やっても良いよとおっしゃって下さる方には、私が席を外す時のシューリパブリックのブースの店番をお願いするかもしれません。 KTさんも、来てくださる予定とのことでした。   ともあれ、KTさんはギブソンブーツを大変気に入ってくださって、帰るときにそのまま履いてお帰りになりました。 これからたくさん履き込んでいただいて、履きやすいブーツに育ててあげてください。 KTさん、今日はありがとうございました。   靴のスペック デザイン:ギブソンブーツ レザー: シュリンク ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRF+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド     ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ 1 】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【 お知らせ 2 】 9月3日(日)に、自由が丘のRifare自由が丘店さんにおいて、恒例の足の計測会&靴のオーダー会のイベントを開催します。   【 お知らせ 3 】 9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。 なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。 どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。   【 お知らせ 4 】 雨の日&出張用の靴は、只今ご注文を承っています。 こちらをご参照ください。 今年は茶系のギブソンシューズです。 受け付けは9月18日(祝)までの予定ですが、革がなくなり次第終了となります。 ご希望の方は、お早めにご連絡ください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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革

お客様が靴をご注文してくださるときに、結構悩むのが革です。 たぶん、少しでも良い革を使ってとか、後で後悔しないようにちゃんと選ばないといけないと思ってしまうのかもしれませんが、 私がお勧めするのは、革は直感で選ぶということです。 例えば黒い革を選ぶ際に、黒は本当に種類がたくさんあって、ちょっとした色味の違いや肌目の違いで、似たようなモノもたくさんあります。 いくらにらみつけて考えても、なかなか結論は出ません。 そんな時には、私がお客様のご希望をうかがって、選択肢を3つくらいに絞らせていただいています。 それなら、きっと最も気に入ったものを選ぶことができるはずです。 そんなふうに、革選びはご希望をうかがってから相談しながら選ぶことが多いのですが、 稀にインポートの革のみを希望される方がいらっしゃって、じつはこれはかなり損をしていることもあるのです。 昔は、国産の革よりもインポートのイタリアとかイギリスなどの革が圧倒的に品質が良く見た目もきれいでしたが、 最近では国産でもかなりはっきりとした個性を出していて、品質の高いモノもあります。 聞いた話では、昔は日本の靴メーカーは色ムラを嫌うがために、革の表面はまだらにならないようにベタっとした深みのない色に塗っていたそうです。 色が少しでもムラになると、それを購入したお客様からクレームになってしまうと言われていたからだそうです。 それに対し、インポートの特にイタリアの革は、上がってくるのがそんなものばかりですから、それはイタリアの味ということで、色ムラがOKとなっていたのだとか。 革を作っているタンナーさんに言わせれば、イタリアと同じような革はいくらでも作れるということも聞きますが、実際にはそれは何とも言えないところです。   ただ、私たちシューリパブリックにおいては、私が直接仕入れに行って、永いお付き合いの革問屋さんにて詳しく説明を聞いてから買ってくるようにしていますので、 イタリア製だとか国産だとかいうことの前に、個性的だとか品質が良いということを基準にしています。 コチラは、国産のグレージング仕上げのキップの革です。 しっとりとした質感で、丁寧でち密な作りという国産の良いところをしっかりと出しています。 裏側もこんな感じでなかなかキレイです。 対するコチラは、 偶然にも似たような性格の革です。 コチラは、イタリア製の革でチェリントンという名前のモノです。 見た目は非常に似ていますが、生地の質感は実際に触ってみると違いがはっきりと分かるほど違います。 でも、裏も似ていたりします。 あえてここでこれらのサンプルの革を用意して、お客様に選んでいただくとすると、好き嫌いもあるかもしれませんがほとんど差がないか、もしくはどっちも同じように見えると言われてしまうか、まぁその程度の差になるのではないかと思いますが、 予め国産とインポート(イタリア製)ということを明かしておくと、これまでの経験からすればインポートを選ぶ方が多くなるような気がします。 もちろんインポートの中には国産では出せないような雰囲気を出しているものもありますが、国産でも素晴らしいものもあるのです。 革の世界に於けるクオリティの平均値はインポートの方が高いと思いますが、私が選んでくる革に関しては、クオリティの差はほとんどないと思っていただいて結構です。   そんなわけで、革選びは直感で行ってください。 どれを選んでも、品質的なハズレはありませんから。   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ 1 】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【 お知らせ 2 】 9月3日(日)に、自由が丘のRifare自由が丘店さんにおいて、恒例の足の計測会&靴のオーダー会のイベントを開催します。   【 お知らせ 3 】 9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。 なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。 どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。   【 お知らせ 4 】 雨の日&出張用の靴は、只今ご注文を承っています。 こちらをご参照ください。 今年は茶系のギブソンシューズです。 受け付けは9月18日(祝)までの予定ですが、革がなくなり次第終了となります。 ご希望の方は、お早めにご連絡ください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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イベントあります

カテゴリー: News:お知らせ

チャッカブーツ

今日は、ウチの小学生の娘が入っているクラブのバーベキュー大会がありまして、仕事は午前中で切り上げて参加してきました。 けっこうな人数でのバーベキューで、準備も大変だったようです。 私は、火おこし担当。 火遊びはあまり得意ではありませんが、おねしょをしない程度にしっかりと役割を全うしてきました。 こういう集まりでは、普段なかなかお会いすることのない方々にお会いすることができて、いろいろなお話も聞けてとても楽しく過ごすことができますね。 昨年もこのバーベキューでお会いしたご夫婦にまた今年もお会いできて、さらにご主人は私たちシューリパブリックの靴に興味を持ってくださっているとのことで、ちょっとだけですが靴のお話もさせていただきました。 バーベキューの会場で、「ギブソンブーツ」という言葉を聞くことができるなんて思ってもいませんでした。 本当に嬉しい限りです。 ウチの工房はwelcomeですので、ぜひ一度遊びにいらしてください。   さて、もうすぐ8月も終わって9月になりますが、9月からはまた定期的にイベントが開催されます。 最も近いのが、9月3日(日)のRifare自由が丘店にて開催です。 Rifareさんでのイベントはもう10年になりますが、自由が丘店で開催するのはまだ3年目です。 少しずつ知っていただいていて、気に入ってくださるお客様も増えています。 Rifareさんは、私たちシューリパブリックの埼玉県の工房にお越しいただくのがなかなか難しいお客様にお越しいただいていて、 その際に必ずご注文いただく必要はなくて、興味本位で見にいらしていただければ良いと思っています。 お客様にすれば、埼玉の工房に行ってしまったら、なかなか注文せずに帰りにくいと思ってしまうかもしれません(実際には見学でいらっしゃる方もいらっしゃいます)が、 Rifareさんのようなお店であれば、その敷居はかなり低くなって、気軽にご覧になることができます。 ちょっとしらリサーチを兼ねてお越しいただくのも良いですし、足の計測をメインにお越しいただくのも十分に価値があります。   その次は、9月30日(土)と翌10月1日(日)に開催する神戸三宮のSUNさんでのイベントです。 SUNさんでは、関西近郊にお住いのお客様が多くお越しくださっていますが、時々意表を突かれて関東のお客様がいらっしゃることもあります。 じつは、私がSUNさんにいるときに関東のお客様が突然お越しいただいても、頭の中がバグってしまってどなただか思い出せないということに陥ります。 絶対にこの場所であるはずがない方がそこにいらっしゃると、頭の中がバグってしまうモノですね。 今回もSUNさんではトンリョウの安達さんも一緒にイベント開催となります。 SUNさんでは、通常私たちの工房でご注文いただく価格に近い価格で靴をご注文いただけますので、ぜひこの機会をご利用ください。   11月には、愛知県の一宮市にあるRe-TAiLさんにてイベントを開催します。 このイベントに関しましては、専用のウェブサイトがございますのでコチラをご覧ください。  また、このイベントではグッドイヤーウェルテッドの既製品の靴をかなりお買い得な価格で販売させていただきます。 ただいま製作中で、ひとつはこちらの黒の革(LUSSOの革です)のチャッカブーツを、 もうひとつは、ネイビーのシュリンクの革を使ってブリティッシュなカジュアルテイストのギブソンシューズを作る予定です。 どちらも個性をはっきり出した仕様を考えています。 このイベントのために製作するものですので、ご興味のある方はぜひ一宮へお越しください。 間に合えば、イベントの前に一度このブログでご紹介させていただきたいと思います。   ちなみに、SUNさんのイベントでハンドソーンのオーダーメイド靴をご注文いただく場合や、一宮のイベントで足の計測や既製品の靴の購入、 さらにはハンドソーンウェルテッドの靴のご注文の際にはクレジットカードが使えますので、現金を持ち歩くのがちょっと心配という方には朗報です。   では、ご都合が良いようでしたらイベントに遊びにいらしてください。 皆さまと靴談義や、靴とは全く関係ない話も含めてお話ができるのを楽しみにしております。   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ 1 】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【 お知らせ 2 】 9月3日(日)に、自由が丘のRifare自由が丘店さんにおいて、恒例の足の計測会&靴のオーダー会のイベントを開催します。   【 お知らせ 3 】 9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。 なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。 どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。   【 お知らせ 4 】 雨の日&出張用の靴は、只今ご注文を承っています。 こちらをご参照ください。 今年は茶系のギブソンシューズです。 受け付けは9月18日(祝)までの予定ですが、革がなくなり次第終了となります。 ご希望の方は、お早めにご連絡ください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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革のご紹介

カテゴリー: Leather:革入荷情報

革

倉庫の中で探し物をしていると、すっかり忘れていた革が出てくることが度々ありますが、 今日ご紹介するのはそれとはちょっと違って、認識していたのに見落としていたという革です。 それも、こんなにスバラシイ革なのに。 まずは、こちらをご覧ください。 「GLAM」というイタリア製の革で、じつは何度かご紹介しているのですが、ネイビーやキャメル色の方が目立ってしまって、黒の存在をすっかり忘れていました。 このGLAMは、革問屋さんが「とっても良い革」と言って勧めてくれたもので、サンプル用にネイビーでブーツを作りました。 覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、昨年の4月にRifare大阪店さんでラスティングとウェルティングの実演をやった時に作ったブーツです。 そのほかにもお客様用にネイビーのブーツを作っているのですが、このGLAMの特徴は生地がとってもしっかりしていてしなやかで、 ちょっと言葉では伝えにくいのですが、ラスティングをして改めて実感する良い革なのです。 革の品質的な良し悪しは、実際にラスティングをしてみるとよくわかります。 パサパサしているモノ、しっとりしているモノ、ハリのあるもの、ハリのないモノ、そのほかいろいろありますが、この革はシワの入り方も含めて素晴らしいと判断しました。 すでにネイビーは終わりまして、キャメルはあと1足分、黒はまだご注文を頂いていなくてが3足分あります。 ちなみに、私が良く言っていることで、革の良し悪しは裏側を見るとわかるということで、革の裏側もご覧ください。 裏側もキメが細かく、生地自体のクオリティの高さを感じることができます。 そして、この革で何か靴を作る際にどんなデザインが良いかと言いますと、 表側のキメがとっても細かくてきれいなので、思いっきりビジネス用としてオックスフォードやギブソンシューズ、もしくはギリーシューズ、チャッカブーツなども良いですし、 もしくはギブソンブーツなどでもキレイにまとまると思います。 また、それほどビジネス向けではなく、もう少しラフな感じに仕上げたいとであれば、少し丸めのラストを使ってLストームウェルト仕様にして、それできれいにまとまるはずです。 デザインは、どれでも大丈夫です。 とにかく革質がプルンとしていてハリがあってキメが細かいので、汚いシワは入らなそうです。 ご興味のある方は、ぜひ実物をご覧になってみてください。 この質感の革はとっても珍しいので、ビジネス用を考えている方には、非常にお勧めです。   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ 1 】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【 お知らせ 2 】 9月3日(日)に、自由が丘のRifare自由が丘店さんにおいて、恒例の足の計測会&靴のオーダー会のイベントを開催します。   【 お知らせ 3 】 9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。 なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。 どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。   【 お知らせ 4 】 雨の日&出張用の靴は、只今ご注文を承っています。 こちらをご参照ください。 今年は茶系のギブソンシューズです。 受け付けは9月18日(祝)までの予定ですが、革がなくなり次第終了となります。 ご希望の方は、お早めにご連絡ください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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目付

余談ですが、今日も夕日がキレイでした。   さて、私たちシューリパブリックでは、日常に履いていただくためのオーダーメイド靴を製作しています。 そして、ウェブサイトではそれらは85%のクオリティということをお伝えしていますが、85%のクオリティとはいったいどんなことなのか、時々ご質問をいただきます。 この私たちが考える85%のクオリティのこととはいったいどんなことなのかをお伝えし、 あわせて価格のこと、日常仕様という定義に関しても書いてみたいと思います。   だいたい、何が100%で何が50%なのかというと、これはあくまでも作り手から見た漠然とした基準によるもので、客観的に見てそれが100%であったり50%であるのかというと、それはちょっと違います。 決して技術的にもうギリギリでまともな靴が作れないのではなく、 私が考えるマイナスの15%の部分とは、 アッパーのスキンステッチやソールのヒドゥンチャンネル、手縫いのだし縫い(ウェルトとソールを縫う作業のこと)やヤハズコバなど、時間をかけてやればできるけれど、実用のモノという前提でそれは必要ないだろうと考える、非常に手間のかかる作業と、 もしご希望でしたらあとからいくらでもできるけれど、靴としてなくても全く問題のないウェルトの目付です。 私たちシューリパブリックの靴のウェルトには、基本的に目付はついていません。 私が知っている限りでは、目付は手縫いでだし縫いを縫う際の目印と聞いていますが、私たちの靴は機械でだし縫いを縫うため目付は必要なく、 また合成ゴムのソールが標準仕様なので、レザーソールのだし縫いに比べて縫いのピッチが粗く、 結局は必要ないうえにピッチに合わせて目付をしたらボヤっとしてしまうし、ピッチと合っていない目付ならなくても良いと考えているためです。 だし縫いに関しては、実用面を考えて合成ゴムのソールを標準仕様としているので、物理的に合成ゴムのソールは手縫いでは縫えず(頑張れば縫えるかもしれませんが、費用対効果を考えるとあまり得策とは思えません)、 そんな理由からコスト面も考えて機械で縫っています。 モノ作りをしていると、どうしてもコストを考えてしまいます。 実際に普通に作れば問題なくできることを、余計な作業、もしくはお客様にとって必要のないことを加えて、それがコストに跳ね返って3万円とか5万円とか余計にお支払いいただくのは、どうしても納得がいきません。 企業努力によってムダを削減できること、つまりコストも技術のうちだと考えています。 つまり、実用を目的とした靴ならほぼ満点ですが、いわゆる世の中的に見る工芸品的なオーダーメイド靴という観点からすれば、マイナスの部分があるということです。   あるサイトで私たちのことをご紹介して下さっているのを拝見しまして、非常に好意的なことを書いてくださっていて本当にありがたいのですが、ひとつだけ訂正させていただきたい部分があります。 それは、革のクオリティを下げてコストダウンをしているということが書いてありましたが、それは違います。 そもそも、1足の靴を作る際に私たちがお勧めしているようなギブソンブーツでも、1足当たり35デシ(デシとは通常日本で使っている革の単位、10センチ四方の正方形のこと、デシ平方センチメートルの略)程度ですから、 デシ単価が100円安い革を使ったとしても1足あたり3,500円のカットにしかならず、結局は意味がありません。 そこをケチるのはモノづくりを考える上ではマイナスのことで、それよりも3,500円高くてもお客様に喜んでいただいて再度オーダーしていただく方が大いにメリットがあります。 さらに言えば、私たちのような小さな工房は、自分の工房で製作して自分の工房で販売していますので、製造原価と販売価格がほとんど同じですから、 販売価格が原価の数倍にもなってしまうような販売形態とは違って、原価が多少高くてもさほどのデメリットはないのです。 実際に私たちが使っている革は、最近のモノではイタリア製の革が多く、さすがにアノネイやデュプイなどの今では入手困難な革はないモノの、TEMPESTIやLUSSO、程度のモノが中心になります。 まだイルチアのボックスカーフもあります。 まぁ、革に関しましては実際に実物(裏面も)をご覧になっていただいて、そのクオリティや雰囲気を確認いただいています。 革は、単にブランドで選ぶのではなく、その個体の出来をしっかりと確認していただくことが大切です。   とまぁ理屈っぽいことをぞろぞろと書いてきましたが、私が最も伝えたいことはクオリティと価格のバランスが大切だということです。 クオリティは、必要以上なことはないけれど、作り手からしても十分に自信をもってお勧めできるクオリティであり、 価格に関しては、工房が固定費の安い田舎の住宅地にあることや、クオリティを落とさない部分に関しては積極的に機械を導入して作業効率を上げていることで、無理なく抑えることができています。 私は作り手であると同時に、日常に生活においては消費者でもあります。 私が消費者として納得できて欲しいと思えるものでないと、ほかのお客様も欲しいと思っていただけませんから、クオリティと価格のバランスが大切なのです。 せっかく買っていただくのなら、たくさん履いていただけるよう日常仕様というコンセプトを設けています。 デザインや雰囲気、つくりを含めて、履きやすくて使い勝手の良いものであるよう、そして生きている中で睡眠時間を除くと最も多い日常という時に心置きなく履いていただけるよう、 履いて歩くことに特化した靴を作っています。 これが私たちシューリパブリックが考える日常仕様の85%クオリティです。   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ 1 】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【 お知らせ 2 】 9月3日(日)に、自由が丘のRifare自由が丘店さんにおいて、恒例の足の計測会&靴のオーダー会のイベントを開催します。   【 お知らせ 3 】 9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。 なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。 どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。   【 お知らせ 4 】 雨の日&出張用の靴は、只今ご注文を承っています。 こちらをご参照ください。 今年は茶系のギブソンシューズです。 受け付けは9月18日(祝)までの予定ですが、革がなくなり次第終了となります。 ご希望の方は、お早めにご連絡ください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。 万円とか

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ギリーブーツ

今日ご紹介するお客様は、兵庫県にお住いのTMさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたが、TMさんもちょっと遠くにお住いなので、発送にて納品させていただきました。 今回完成したのは、ネイビーのギリーブーツです。 ここ最近、私たちの工房ではギリーが人気でして、 以前は、年に数足程度だったのが、ここの所毎月必ず1足ないし2足くらいのご注文があります。 ギリーの人気の秘密は、独特の履き心地ではないでしょうか。 シューズでもブーツでも、しっかりと甲の部分をホールドしてくれて、とても心地よく履くことができます。 また、ちょっと珍しいデザインも人気の秘密だと思います。 少しずつ見慣れてきて、ギリーを見ても「なにこれ?」って思わなくなりましたし。 とっても機能的で、とっても個性的なステキなデザインです。 そして、ご注文してくださったTMさんは、神戸三宮のSUNさんのお客様で、ここの所毎回イベントのたびにご注文してくださっています。 これまでにご注文いただいたデザインを見てみると、だんだんオーダーする楽しさが見えてきていらっしゃるようで、 少しずつ個性が出てきているように思います。 まだまだ履いていただきたいデザインや、試していただきたい革がたくさんありますので、よろしければぜひ次回もお声がけください。   靴のスペック デザイン:ギリーブーツ レザー: シュリンク ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ 1 】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【 お知らせ 2 】 9月3日(日)に、自由が丘のRifare自由が丘店さんにおいて、恒例の足の計測会&靴のオーダー会のイベントを開催します。   【 お知らせ 3 】 9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。 なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。 どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。   【 お知らせ 4 】 雨の日&出張用の靴は、只今ご注文を承っています。 こちらをご参照ください。 今年は茶系のギブソンシューズです。 受け付けは9月18日(祝)までの予定ですが、革がなくなり次第終了となります。 ご希望の方は、お早めにご連絡ください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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ガリガリ君

今日は、甲子園で開催されている夏の高校野球の決勝戦で、私たちの地元加須市の花崎徳栄高校が優勝しました。 パチパチパチ・・・。 埼玉県勢の優勝は初めてだそうです。 数日前から、市内ではパブリックビューイングのモニタを設置したり、なにかと盛り上がっていまして、 優勝が決まった本日の夕方には、もうすでに地元のスーパーが徳栄高校の優勝にあやかって優勝おめでとうセール的なことをやっていました。 選手の皆さん、よく頑張りました。 この盛り上がりは、しばらく続くことでしょう。   さて、そんな決勝戦が開催されているさなかに、我が家では「ガリガリ君」で有名な赤城乳業の工場見学に行ってきました。 我が家では毎年何回か家族そろって工場見学に行っていますが、今年はそれぞれのスケジュールが合わなくなってきたために、このガリガリ君が唯一の家族そろっての工場見学になりました。 今回行ったのは、埼玉県の本庄市にある赤城乳業本庄千本さくら5S工場です。 赤城乳業にはここの近くにもうひとつ本社工場がありますが、こちらの本庄千本さくら5S工場は7年前の2010年に完成したまだ新しい工場で、 ガリガリ君においては1時間当たり8,000本を生産する能力を持った、非常に大きな工場なのだとか。 また、ガリガリ君の工場見学はかなり人気だそうで、私たちも3年目にしてやっと当選しました。   工場は本庄市にあって、埼玉県のなかでも北東部にあります。 赤城乳業という名前から、てっきり本社は群馬県だと思っていましたが、実は埼玉県の企業でした。 埼玉県は、東京に近いエリアと北関東に近いエリアでは全く雰囲気が違って、この北関東に近いエリアはとってものびのびとしていて、素晴らしい環境です。 工場見学は数家族のグループで行動し、そのグループに一人ガイド役の社員の方がついてくれます。 見学が始まるまで、大きな部屋でしばらく待機。 この部屋は写真撮影OKで、こんな小道具もあります。 そして、ガリガリ君はいたるところにいます。 やはり、このあたりは子供を意識したつくりになっています。 これだけガリガリ君を見せられると、さすがに親近感がわいてきますね。 窓からの景色は、最近はやりの素晴らしい環境を意識した感じで、数年前に行った白州のサントリーの工場もこんな感じでした。 ずーっとシュールなCMが流れていました。 大人には受けるかもしれないけれど、子供にはどんなふうに映るのでしょうか?   工場の中は撮影ができないため、写真はありません。 見学のコースは、2階の通路を歩きながら窓越しに工場のラインでアイスが作られていく工程を見るというものです。 ガイドをしてくださった社員のお姉さんがなかなか感じの良い方で、面白おかしく説明してくれます。 時々クイズもあったりして、しっかりと見学している子供達にはなかなか楽しいのではないでしょうか? ところで、ガリガリ君と言えば何年か目に大ヒットして生産が止まるまでになったコーンポタージュ味を思い出します。 ちょっとした社会現象になりましたよね。 でも、そんな大ヒットとは裏腹に2014年にはナポリタン味なるものを発売して、あまりの不振で3億の損失が出たのだとか。 誰か止めてあげなかったのでしょうか?   一通りの見学が終わると、ガリガリ君広場でアイスの食べ放題が待っています。 このようなケースに入ったたくさんのアイスの中から好きなアイスを選んで、好きなだけ食べることができますが、 時間が30分ほどとなっていて、あまり欲張って食べるとお腹を壊してしまいますから、皆さん上品にほどほどにしていました。 ガリガリ君広場には、そのほかにも子供たちが喜びそうなゲームなどがたくさんあって、子供たちはアイスよりもこちらの方が楽しいようです。 こちらは、これまでに発売されたガリガリ君のパッケージ。 うまい棒と比べると、どちらが多いのかとウチの娘が言っていました。 ガリガリ君広場では、ちょっとしたお土産も販売していまして、私はこんなお土産を買ってきました。   企業の工場見学は、企業側からすればより企業や商品に親しんでもらって、さらにはファンになってもらってたくさん買ってもらいたいという宣伝広告的な意味も含んでいるのでしょうけれど、 私たちのような参加者としては、もちろん企業に親しんでその会社を好きになるということもありますが、それ以上にその会社はどんな社風なのかということが興味深いところです。 これまでに言った中では、 例えば長野県の諏訪湖の近くにあるタケヤみその工場では、社長が工場の中を見回っていて、気さくな社長の人柄を知ることができたり、 そこで働いている方々も非常にフレンドリーで優しい感じの印象を受けて、そのあたりは社長の影響が大きいのだろうなぁって感じました。 また、山梨県にあるサントリーの白州蒸留所では、場所だけ見るとかなり田舎なのにとっても洗練されていて、システマティックに事が運び、 都会の中の大企業的な印象があって、会社として徹底されているのを感じました。 大方の食品の工場では、衛生面に気を遣っていることを前面に押し出していて、安心して買ってください的なアプローチが強いように感じました。 工場見学自体は、ほとんどが子供相手になっているのですが、その中にもきちんとしているとか、しっかりと管理されているなどの様子は肌で感じるものですから、 1時間程度の見学でも何となくその工場の本気度が感じられます。 サントリーと今日の赤城乳業は、とってもステキな企業だと思いました。   私自身、普段は工房の中で作業をしていることが多く、自分中心の環境になりがちですが、お越しいただくお客様からすれば私たちの工房がどんな感じだとか、どれくらい洗練されているとか、どれくらいムダがあるとか、諸々のことを肌で感じていらっしゃることと思います。 モノ作りって、単に良いものをしっかりと丁寧に作るだけではなく、その環境やその環境と向き合う姿勢、どこを向いて何を目指しているのか、どれくらいの熱量をもっているのかなど、その中の先頭に立つ者の考え方が非常に大きな影響を与えるはずです。 今日の赤城乳業は、見学のルートの途中で社員の方と会う機会が少ない構造になっていましたが、時々すれ違う社員の方々はとっても感じが良くて、そういう部分も企業の進む方向としてしっかりと足並みがそろっているのだろうと感じました。 今日の工場見学は、ガリガリ君のほかにも得るものがたくさんありました。 これは、ぜひ皆さんにもお勧めします。 スーパーで見かけたら、ガリガリ君をつい買っちゃいそうです。 ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ 1 】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【 お知らせ 2 】 9月3日(日)に、自由が丘のRifare自由が丘店さんにおいて、恒例の足の計測会&靴のオーダー会のイベントを開催します。   【 お知らせ 3 】 9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。 なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。 どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。   【 お知らせ 4 】 雨の日&出張用の靴は、只今ご注文を承っています。 こちらをご参照ください。 今年は茶系のギブソンシューズです。 受け付けは9月18日(祝)までの予定ですが、革がなくなり次第終了となります。 ご希望の方は、お早めにご連絡ください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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ギブソンブーツ

今日ご紹介するお客様は、大阪府にお住いのMKさん(男性)とMKさん(女性)ですが、お二人ともMKさんで話がややこしくなりそうなため、即席で私がニックネームを付けさせていただきました。 男性のMKさんがディッパーさん、女性のMKさんがメイベルさんとします。 ちなみに、このニックネームはアニメの怪奇ゾーングラビティフォールズから拝借しました。 ディッパーさんとメイベルさんはお二人とも大阪にお住いなので、昨日に引き続き今日も発送にて納品させていただきました。 今回完成したのは、ディッパーさんのギブソンブーツと、 メイベルさんのチャッカブーツです。 そもそも、お二人は私が関西でイベントを開催した時にお越しくださったのがきっかけで、私たちシューリパブリックの靴を気に入ってくださって、すでに何足もご注文いただいています。 ディッパーさんは、既製品ではちょっと合わせにくい足をされていているので、履きやすそうな靴を見つけると何足もまとめて購入されていたそうですが、 今ではオーダーメイドで足に合わせて作れるので、欲しいと思った時にご注文いただいています。 この、足に合う靴を探さなくてはいけないという手間と時間は、じつは結構ムダなのかもしれません。 また、メイベルさんはディッパーさんの影響で靴に関心をお持ちになったのかと思いきや、 けっこう革モノがお好きなようで、メールのお返事をいただくときにもなかなかマニアックなことが書いてあります。 お二人で仲良くシューリパブリックの靴を履いてお出かけになるのでしょうね。 とってもステキです。   私は、9月の末から神戸のSUNさんにお邪魔するので、もしお時間がありましたらまた遊びにいらしてください。 日が近くなりましたら、また改めてご案内させていただきます。   靴のスペック(ディッパーさん) デザイン:ギブソンブーツ レザー: シュリンク ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド   靴のスペック(メイベルさん) デザイン:チャッカブーツ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRLA+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド   ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ 1 】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【 お知らせ 2 】 9月3日(日)に、自由が丘のRifare自由が丘店さんにおいて、恒例の足の計測会&靴のオーダー会のイベントを開催します。   【 お知らせ 3 】 9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。 なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。 どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。   【 お知らせ 4 】 雨の日&出張用の靴は、只今ご注文を承っています。 こちらをご参照ください。 今年は茶系のギブソンシューズです。 受け付けは9月18日(祝)までの予定ですが、革がなくなり次第終了となります。 ご希望の方は、お早めにご連絡ください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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