牛の革

ときどきアッパーの革をお客様に選んでいただき時に、巻いてある革を出してきてそれを広げて見ていただき、実際の革の雰囲気を感じていただくことがあります。 すると・・・、 「こんなふうに巻いてある革を見たのは初めてです。」 というお客様が思いのほかたくさんいらっしゃいます。 牛の身体の形がなんとなくでもわかるもので、こっちが頭でこっちがお尻で、前足と後ろ足もなんとなくわかります。 たしかに、そんな巻いて…

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ウェルト

ここしばらく雨の日が続いていますね。 雨が続く時期には、靴をよい状態に保つために知っておいていただきたいことがあります。 たとえば、こちらは私たちの工房にあるサンプルのギリーシューズですが、 このパーツをウェルトと言います。 ご存知の方も多いと思いますが、靴の中ではなかなか重要なパーツです。 このウェルト、こんな形状をしています。 形状はさほど重要ではないのですが、ここで知っていていただきたいのが…

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スーパーユーラッシュ

余談ですが、今日は我が家の家庭菜園で、ミニトマトとズッキーニとオクラとカボチャを収穫しました。 カボチャは本当は収穫するつもりはなかったのですが、どんな状態か見ようとしたらポッキリと折れてしまったので、このまま収穫することにしました。 オクラは今年初めてチャレンジしています。 ご近所さんにオクラを勧めていただき、実際にやってみたら思いのほか簡単(植えたら水をあげて放っておくだけ)で収穫できたので、…

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積み上げのこと

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

積み上げ

自宅の台所の包丁がイマイチ切れないので、これでもかと言わんばかりにしっかりと丁寧に研いでみたところ、メチャメチャ切れるようになりました。 この包丁は、もう10年以上使っていると思うのですが、忘れたころにしっかり研いであげてその都度切れ味が復活しています。 刃物は、しっかりと研いであげないと暴走して思わぬところで怪我をするので、メンテナンスは面倒くさがらずにしっかりとやっておいた方が良いですね。 靴…

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カカト

もう結構前に聞いた話なのですが、昔のアルファロメオのあるモデルは、ボディのフロントまわりのスポット溶接の位置が左右で違っていたのだそうです。 というのも、エンジンはクルマのセンターではなく左右どちらかに寄って搭載されていて、年数がたってくるとエンジンの重みでフレームやボディがたわんでくるのですが、左右同じところにスポット溶接をしているとエンジンが寄っている方がたわんでしまうため、そうならずにバラン…

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カカトのフィッティング

靴のカカトには、歩いているときにブレたりして不安定にならないように、しっかりとした芯が入っています。 私たちシューリパブリックでは、しっかりしているけれど当たってもそれほど痛くならないような芯を使っていますが、それでも変な当たり方をするとカカトが靴ずれにになってしまうこともあるかもしれません。 じつは、カカトのフィッテイングってなかなか奥が深くて難しいものです。 カカトのフィッティングって本当に難…

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コテ

革靴の革の色は、単に好みで選べばよいのですが、じつは革の色によってメリットがある場合もあります。 たとえば黒い革。 ちょっとくらい雨にぬれてもシミになりにくいという大きなメリットがあります。 こげ茶やネイビーなど濃い色なら問題ありませんが、明るい色の革だと場合によっては雨ジミになってしまうこともあります。 また、もしかしたらあまり知られていないことかもしれませんが、革は熱をかけると縮むという性質を…

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オウル

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オウル

オウルとは、ひとことで言えば千枚通しのようなものを言います。 そして、今日お伝えしたいのは、ウェルトを縫い付ける際に使うオウル、日本ではすくい針と言います。 この話は、以前にお伝えしたことがあるのでもうご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今日は諸々を細くしながらお伝えするつもりです。 このオウル、今私が使っているのはイギリス製のモノです。 これが結構高くて1本10ポンド近くしまして、それに輸入…

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チャッカブーツ

以前に、インソールの状態をチェックしてくださいということをお伝えしたことがあります。 靴のレザーインソールは、その靴がどんな状態で使われているのかを知るバロメーターになるため、黒ずんできていることは湿気がちゃんと抜けていないことを意味し、もう少し靴を休ませるか、休ませる環境を改善する必要があることがわかるのです。 今日は、靴のライニングの状態の話。 こちらは私が普段履いているチャッカブーツです。 …

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縫い割りの裏側

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縫い割り

多くのイギリス靴のカカト周りは、 こんな感じで、縫い割りと呼ばれる仕様になっています。 イギリスでは、silk seam と呼ばれています。 縫い割って、その両サイドにステッチがかかっていますが、なぜ両サイドにステッチがかかっているのかをご案内したいと思います。 まず縫い割りですが、 こんな感じに表と表を重ねて、縫い割りの針を使って縫い合わせ(今回製作している靴の革がスウェードであるため、表と裏が…

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