ブーツと靴ヒモ

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

ギブソンブーツ

私たちシューリパブリックでは、基本的にブーツのヒモは長めにしています。 このギブソンブーツにおいては、 これくらいの長さ。 これでは、ちょっと長いのでは?と言われることもありますが、使い勝手を考えるとこれくらいの長さが必要になります。 シューリパブリックのギブソンブーツは、標準サイズで高さが5インチ、アイレットの数は7です。 それに対して靴ヒモの長さが110センチとしています。 その理由は、 脱ぎ…

… 続きを読む

ジョイント

いつもお客様の足に合わせて靴を作っていて、改めてどの足も全く違うことを実感します。 こちらは、1月納品予定のお客様のラストです。 両方左足なので、違うお客様のものだということはお分かりになるかと思いますが、 微妙に似た形をしていて、でも全体的なシルエットを見ると甲のあたりの形状がだいぶ違っていたり、 親指のあたりの出方も違っていたり、 やっぱり違う人の足なのです。 そのようにたくさんのお客様の足を…

… 続きを読む

ブラシ

先日、神戸のSUNにお邪魔した時に、お客様からメンテナンスについて教えて欲しいというご要望がありまして、 このメンテナンスに関してはまぁ言ってみれば革靴の敷居を高くしてしまっている要因のひとつでもありますから、 良い機会ですので、そんなに面倒なことじゃないということを知っていただけるよう、どんなことをしたら良いのかを理論的にお伝えしたいと思います。   まず、革にとって天敵となるのが乾燥…

… 続きを読む

ステッチの影響

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

ステッチ

靴のアッパーは、その形状の都合からいくつかのパーツで形成されることが多く、 ホールカットと呼ばれる1枚のパーツで作られるデザインでも、通常はカカトの部分は縫い合わされるのが一般的です。 イギリス靴のスタンダードとなるオックスフォードとギブソンも、前側のヴァンプと後ろ側のクォーターを縫い合わせていますが、 その縫い合わせるときのラインも実は非常に重要な部分なのです。 写真はギブソンシューズです。 こ…

… 続きを読む

バックル

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

ダブルモンク

ここのところギリーのご注文が多くなってきていて、みなさんギリーの履きやすさや格好良さに気づいてくださったのだろうと思っています。 一方、私たちシューリパブリックでは比較的ご注文の少ないモデルとして、モンクストラップとサイドゴアブーツがあります。 私がレースアップのみと言っていることもあって、これらのデザインを作らないと思っていらっしゃる方が多いのかもしれませんが、 モンクストラップとサイドゴアブー…

… 続きを読む

カカトの縫い割り

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

縫い割り

靴のアッパーを縫う時に、カカトの部分が何気に立体にになっていて、それもいい感じにキレイなカーブを描いているのですが、 それって不思議ですよね。 革は平面なのに、どうして立体になって、それもきれいなカーブになるのでしょう? こちらは、カカトの部分の縫い割りをしたところです。 縫い割りは、表面同士を合わせて縫って、 それをこんな風に開きます。 カカトの部分に使うことが多いですが、デザインによってはつま…

… 続きを読む

スティフナー

私たちシューリパブリックの靴をためし履きしていただく時や、1足目の靴が完成して初めてお客様に履いていただくときに皆さんから言われるのが、 カカトのホールドがしっかりしているということ。 これ、結構こだわっています。 厚けりゃいいっていうわけではありませんが、薄いよりは厚い方がそれだけしっかりします。 私たちシューリパブリックの靴のスティフナー(カカトの芯)は、厚さ約4ミリの革(2ミリの革の2枚重ね…

… 続きを読む

フィッティング

靴の良さを表現する言葉のひとつに、 「履きやすい」 という表現があります。 でも、履きやすいというのは一体どういうことなのでしょうか? ときどき聞こえてくるのは、フワフワした履き心地で柔らかい靴が履きやすいという話ですが、 よほど高齢の方や足にトラブルを抱えている方でない限り、私はそのような柔らかい靴はお勧めしません。 というのも、そもそも私たち人間は裸足で歩けるような足の作りをしていました。 で…

… 続きを読む

カカト

この2つのモデルを比べてみたときに、 デザインのほかに違うところがあります。 それは・・・、 カカトの仕様です。 カカト側から見た写真で、右側にあるオックスフォードのカカトはシングル仕様と言い、 左側のギブソンシューズのカカトはダブル仕様と言います。 どの部分かと言いますと、 ウェルトの部分を縫っているステッチが、カカトなできていないこちたらシングル、 そして、カカトまでぐるりと一周縫っているタイ…

… 続きを読む

糸のほつれ対策

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

糸ほつれ

革靴を履いていると、ときどき糸のほつれを見つけることがあります。 擦り切れてほつれてしまうこともあれば、縫い始めの部分が緩んでほつれてしまうことあります。 こちらは私が普段履いているギブソンブーツです。 よくよく見てみると、 この端っこの部分の糸がほつれてしまっています。 まぁ、よくあることなのですが、この部分はハネの縫いはじめであり、最後の工程でミシンをかけるときに同じ部分をもう一度縫うため、 …

… 続きを読む

   |   >>

↑トップへ