Archives

雨の日&出張用 チャッカブーツ

今日のお客様は、埼玉県にお住いのNNさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 今回完成した靴は、少し前にご注文を受け付けていた企画商品の「旅チャッカ」です。 さっそく履いていただきました。 NNさんは、今回の靴が3足目になりますが、これまでの2足はどちらもハンドソーンのもので、さらにどちらもシューズです。 なので、初めてのブーツであり、初めてのブラックラピド製法の靴ということになります。 履いていただいて、 「どうですか?」 とうかがったところで、靴はまだ硬いですし履き心地も多分まだわからないですよね。 この旅チャッカは、インソールを取り外して交換できる構造になっていますので、インソールを取り換えることで今日も明日も明後日も履くことができるというモノです。 しかしながら、それだけの激しい取り扱いにも耐えられるよう、通常のハンドソーンウェルテッドではなく、ブラックラピド製法で作ってありますので、履いた印象はやや硬いと感じるはずです。 それでも、足に合った靴は馴染んでしまえば快適に履いていただけると思います。 今日はNNさんは、 「どこも当たるところがないです。」 とおっしゃっていました。 これからたくさん履いていただいて、どんどん使い倒してください。 インソールがもっと必要でしたら、すぐに作れますのでお気軽にご連絡ください。 今日もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:チャッカブーツ(企画商品の旅チャッカ) レザー: ステア ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ブラックラピド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 期間&足数限定 出張計測費用かかりません☆プラン を試験的に実施します。 これは、新型コロナウィルスの影響で多くのお客様が靴のご注文のために私たちシューリパブリックの工房にお越しいただくのが難しくなってしっまったため、先にオンラインで打ち合わせをおこない、新型コロナウィルスが多少落ち着いたころにお客さまの元へお伺いし、足の計測をさせていただくというプランです。 今回は試験的に特別な費用はナシで実施させていただきます。 あまり頻繁に工房を空けられないので、足数が限定となります。ご了承ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 【お知らせ 5 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

… 続きを読む

ウォーキン’チャッカ

只今ご注文を受け付けている企画商品「ウォーキン’チャッカ」のサンプル靴が完成しました。 この商品は、ここ最近の新型コロナウィルスのせいで在宅勤務になったり外出を制限されている方々に向けて、歩くことで足をしっかりと機能させ、体調をよい状態に保てるようにという目的で作った靴です。 通常仕様のハンドソーンウェルテッドの靴と比べると、ソールがやや硬く、より丈夫な作りになっていまして、足を鍛えながら歩くのに適した靴になっています。 デザインは、以前からお伝えしております通りこの3穴のギブソンシューズのほか、5穴のギブソンシューズ、そしてチャッカブーツがお選びいただけます。 また、革はこちらの黒のほかに、茶色のものもお選びいただけます。 基本的にこの商品もお客様の足に合わせて製作するオーダーメイドですので、快適に履いていただけるはずです。 靴屋としては、こういう時期だからこそお客様に喜んでいただける商品や必要としていただける商品を積極的に販売したいという考えです。 ちなみに、製法はブラックラピド製法で、価格は税込み79,200円ですが、ラストをお持ちでないお客様は別途ラストの製作費用(税込み28,600円)が必要になります。 この企画商品の概略はそんな感じになります。 これまでは、あまりこのような3穴のギブソンシューズを作っていなかったのですが、あるお客様ガラのご要望で作ってみたところ、なかなか格好良かったため、これはぜひもっとたくさんの方々に履いてほしいと思いまして製作してみました。 あまり堅苦しくなくて、使い勝手が良さそうじゃないですか? そんな企画商品ですが、じつはご注文をお受けする期間が5月末までという、なんともギリギリのサンプル靴完成となってしまいました。 ぜひ作ってみたいという方がいらっしゃったら、とりあえずご連絡だけいただいて作りたいということをお伝えいただければ、仮予約OKということにさせていただき、近いうちにご注文にお越しいただくか、前回のご注文の時のデータが使えるようでしたらそれを使ってご注文ということもOKとさせていただきます。 ともあれ、ご注文やご不明な点その他ございましたら、お気軽にご連絡ください。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 期間&足数限定 出張計測費用かかりません☆プラン を試験的に実施します。 これは、新型コロナウィルスの影響で多くのお客様が靴のご注文のために私たちシューリパブリックの工房にお越しいただくのが難しくなってしっまったため、先にオンラインで打ち合わせをおこない、新型コロナウィルスが多少落ち着いたころにお客さまの元へお伺いし、足の計測をさせていただくというプランです。 今回は試験的に特別な費用はナシで実施させていただきます。 あまり頻繁に工房を空けられないので、足数が限定となります。ご了承ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 【お知らせ 5 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

… 続きを読む

メガホースブラシ

昔々、まだ私が学生のころ、どうしても自分のクルマが欲しくて夏休みをフルに使って某レンタカーの会社でアルバイトをしたことがありました。 その会社では、私と同じようなアルバイトが5人ほどいまして、その中にとってもお世話になった一人の先輩がいたのですが、 その先輩は私よりも3歳上で、その時はすでに大学を中退していてそのアルバイトで生計を立てていたものの、それまでに国内のアマチュアレースにも出場するようなクルマ好きの方でした。 その先輩の言葉がとても印象に残っているのでご紹介します。 それは、 「クルマはとにかくよく洗車しろ。」 です。 それって単なる洗車マニアかと思いきやじつはそういうことではなく、クルマをいつもキレイにしているということはそれだけクルマを見る機会が多いということで、クルマを頻繁に見ていればいつもと違うことにすぐに気づきますから、何かおかしいと思えばちゃんと確認してことが大きくなる前に対応しなさいということなのだそうです。 それは、ボディのキズのみに限らず、タイヤの状態とかブーツ関係からオイル関係、そしてエンジンの音まで、ありとあらゆる項目に及びます。 まったく関心を持っていないと、いつもと何が違うのか全く分かりませんから。 まぁ、私はそんなに頻繁にクルマの洗車はしませんが、その先輩の教えをしっかりと守って、今でもクルマの状態は結構頻繁に確認しています。 じつは、似たようなことが靴にも言えるのです。 それは、「靴はとにかくよくブラッシングをしなさい。」 ということ。 靴のブラッシングは、靴のアッパーの革にとって非常に意味のあることで、ブラッシングをすることで靴についたホコリが落とせるだけでなく、アッパーとウェルトの隙間に残っている砂なども落とせますし、 聞くところによりますと、ブラッシングをすることでアッパーの革の状態が良くなるということもあるようです。 いちいち靴クリームを塗らなくても、ブラッシングをしてあげることで最低限のお掃除の効果が得られるので、これはやっておいて損はありません。 さらに、靴のブラッシングをするときには、少なからず靴を見るわけですから、靴がどんな状態にあるのか把握することができ、場合によったらそろそろカカトのトップピースを交換しようとか、靴のヒモが切れそうだということだってわかります。 それに、とっても大切なインソールの状態もちょっと見ればすぐにわかることですから、少し履く頻度を下げようとか、今度のお休みにクリーニングをしてみようとか、靴をよい状態に保つきっかけにもなります。 なので、何か大変なことをしなくても、まずはブラッシングをしてみましょう。 その時に使うブラシのお勧めが、こちらです。 メガホースブラシと言いまして、通常のブラシよりも一回り、いや二回りくらい大きい馬毛のブラシです。 なかなかしっかりしていて、私はこのブラシをすでに数年使っていますが、まだまだへたる様子はありません。 こんなブラシを使って、簡単でも良いので定期的に靴のブラッシングをしてみることをお勧めします。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 期間&足数限定 出張計測費用かかりません☆プラン を試験的に実施します。 これは、新型コロナウィルスの影響で多くのお客様が靴のご注文のために私たちシューリパブリックの工房にお越しいただくのが難しくなってしっまったため、先にオンラインで打ち合わせをおこない、新型コロナウィルスが多少落ち着いたころにお客さまの元へお伺いし、足の計測をさせていただくというプランです。 今回は試験的に特別な費用はナシで実施させていただきます。 あまり頻繁に工房を空けられないので、足数が限定となります。ご了承ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 【お知らせ 5 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

… 続きを読む

オウル

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

オウル

オウルとは、ひとことで言えば千枚通しのようなものを言います。 そして、今日お伝えしたいのは、ウェルトを縫い付ける際に使うオウル、日本ではすくい針と言います。 この話は、以前にお伝えしたことがあるのでもうご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今日は諸々を細くしながらお伝えするつもりです。 このオウル、今私が使っているのはイギリス製のモノです。 これが結構高くて1本10ポンド近くしまして、それに輸入の費用諸々がかかっているので、そこそこ高い工具になります。 でも、これを使うメリットもありまして、以前に使っていた日本製のモノはちょっと気を抜くとすぐに折れてしまっていたのが、このイギリス製のモノは多少気を抜いて荒っぽく扱っても、そう簡単には折れません。 使い始めて数年経ちますが、これまでおれたのは2本だけで、ほとんど折れません。 このオウルが折れないというのはなかなか大きなメリットで、一度折れたら針先を研いで使いやすい形にするのにかなりの時間がかかります。 つまり、その間は作業が止まってしまうばかりでなく、針先の加工という余計な仕事をしなくてはならないのです。 なので、折れないモノがあれば多少高くても均して考えれば決して高いものではありません。 でも、そもそもどうして私がそれまで使っていた日本製のオウルをやめてイギリス製のオウルに変えたのかという話ですが、もう今から何年も前のこと、靴の材料や工具を扱っている浅草のお店というお店から日本製のオウルが消えてしまったのです。 その理由を聞いてビックリだったのですが、オウルを作っていたのが80を過ぎた職人さんただ一人で、その方の体調が悪くなって作れなくなったとのこと。 みんなが困ってしまったので、新たに作ると名乗り出た新米の方がいらっしゃったそうで、その方も80歳とのこと。 これはまた同じようなことが起こると思いまして、イギリスでオウルを作っている会社を見つけ出し、購入の手続きをとったということでした。 そうしたら、確かに高くてちょっと迷いましたが非常に折れにくいことがわかり、まとめて6ダース(72本)ほど購入したのでした。 モノづくりを続けている上で、工具が変われば作り方も変わります。 インソールの裏側にリブの加工をする際の数値がそれまでのモノとは変わり、簡単に言えばより丈夫に作れるようになりました。 その理由が、イギリス製のオウルの先の曲がり具合です。 こんなふうに使うのですが、日本製のオウルと比べて針先のカーブがきついので、 針をより深く入れることができるために、この幅を狭くすることができ、結果として糸に対する負担も大きく減るというメリットがありました。 日本製のオウルと違うものなので、当然ながら研ぎ方も全く異なります。 もう少し針先を細長く研いでも良いのですが、私の場合はまず折れにくいということを優先して、あまり細くしないように研いでいます。 じつは靴づくりの世界では、ここ何年かで入手が困難になった工具や材料がけっこうたくさんあり、その都度単に違うものに変えるだけではなく、せっかくの機会だからより良いものにしようと心がけてきました。 このイギリス製のオウルを使ったのもそうです。 まだまだ今後も入手が困難になる材料が出てくるはずで、またその都度大変な思いをしつつ、何とか乗り越えていくことになるのでしょう。 同じ靴の業界で仕事をされている皆様、ぜひ横の連携をもってみんなで力を合わせて乗り越えていきましょう。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 期間&足数限定 出張計測費用かかりません☆プラン を試験的に実施します。 これは、新型コロナウィルスの影響で多くのお客様が靴のご注文のために私たちシューリパブリックの工房にお越しいただくのが難しくなってしっまったため、先にオンラインで打ち合わせをおこない、新型コロナウィルスが多少落ち着いたころにお客さまの元へお伺いし、足の計測をさせていただくというプランです。 今回は試験的に特別な費用はナシで実施させていただきます。 あまり頻繁に工房を空けられないので、足数が限定となります。ご了承ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 【お知らせ 5 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

… 続きを読む

計測セット

新型コロナウィルスの感染拡大により、気軽に出歩くことが難しくなってしまいました。 以前は、普通に電車に乗ってご注文に来てくださったお客様も、なかなか外出しづらい雰囲気になっているため、お越しいただけなくなってしまった方もたくさんいらっしゃいます。 じつは、新型コロナの流行が始まったころから、お付き合いのあるお客様より・・・、 「靴の注文をしたいんだけど、こんな状況だからすぐに行けないんだ。」 という旨のご連絡を本当にたくさんいただいています。 定期的に、まだいけなくて申し訳ないというご連絡をくださる方もいらっしゃって、こちらこそ気を遣っていただいて申し訳ないです。 そんな状況ですが、試験的に出張計測をやってみようかと考えておりまして、だいたいの概略ができましたのでお伝えいたします。 詳細は、こちらをご参照ください。 簡単に言ってしまえば、ご注文の打ち合わせは先にオンラインなどでおこない、足の計測はしばらく様子を見て新型コロナが落ち着いたころに、お客様のところにこちらからお伺いして採寸させていただくというものです。 試験的に実施するプランで、数量限定ですが出張費用はナシでやってみようと考えています。 お伺いするエリアは、工房からだいたい2時間くらいで行ける範囲になります。 お伺いするのは、短時間で終わらせられるようあくまでも足の計測のみですが、革サンプルを持参してご確認いただくのはOKと考えています。 打ち合わせは、オンラインでも十分にできますが、足の計測に関してはどうしても今の技術だと直接お会いしないと正しいデータをとることが難しいのです。 なので、お伺いした時は計測を手早くやって、おいとまします。 計測は、ご相談の上でどこでおこなうか決めたいと考えておりますが、基本的にお宅には上がらないで玄関前やちょっとしたスペースでササっと終わらせたいと思います。 そっけない計測になってしまいそうですが、今回はご了承ください。 まぁ、今回は試験的に実施するので、実際にやってみて改善点があればブラッシュアップしていきます。 あまり遠方であったり、1か月に何件もお受けするのはスケジュールの都合でちょっと難しくなりますが、ご興味のある方は一度ご連絡ください。 ご家族何名かでご注文いただく場合は、手際よく皆様の足を計測させていただきます。 ちなみに、お伺いするときはクルマで行く予定です。 また、計測にお伺いする日は、平日を中心にご相談の上で決めさせていただきたいと思っております。 まずは、オーダーしたいんだけれど工房に行くのが難しいという方、ぜひご連絡ください、 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 期間&足数限定 出張計測費用かかりません☆プラン を試験的に実施します。 これは、新型コロナウィルスの影響で多くのお客様が靴のご注文のために私たちシューリパブリックの工房にお越しいただくのが難しくなってしっまったため、先にオンラインで打ち合わせをおこない、新型コロナウィルスが多少落ち着いたころにお客さまの元へお伺いし、足の計測をさせていただくというプランです。 今回は試験的に特別な費用はナシで実施させていただきます。 あまり頻繁に工房を空けられないので、足数が限定となります。ご了承ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 【お知らせ 5 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

… 続きを読む

チャッカブーツ

最近、私にはとっても楽しみにしているテレビ番組があります。 それは、NHKで放送されている「グレーテルのかまど」という番組です。 以前に病院の待合室で待っているときに、テレビでちょうどこの番組の再放送がやっていたのですが、瀬戸康史さんが柔らかいイイ雰囲気にお菓子を作っていたのがとっても印象的で、お菓子もとっても美味しそうで、それから録画して観ています。 私は、映画にしても小説にしても、ハラハラドキドキがなく、何も起こらないようなストーリーが好きなんですよね。 先日も録画したこの番組を観ていると、松任谷正隆さんのサバランというテーマで、サバランをつくっていました。 サバラン・・・。 よくよく考えてみると、私はこれまでサバランを食べたことがなく(サバランの存在自体は知っていましたが)、テレビでは瀬戸康史さんがとっても美味しそうに食べているし、ウチの家内に聞いてもとっても美味しいというので、今日さっそく近所の不二家に行ってサバランを買ってきまして、夕食の後に食べてみました。 ラム酒なのかなぁ、香りの高い甘いお酒のシロップがとっても美味しく、あっという間に食べ終わってしまったものの、幸せなひと時を過ごすことができました。 聞けば、義母もサバランが大好きらしいのですが、もしまだサバランを食べたことがない方がいたら好き嫌いという結果はともかくとして一度は食べてほしいです。 皆さん、サバランお好きですか? 不二家って、イメージでは洋菓子屋さんの量販店的なイメージですが、私にとっては十分すぎるくらいにおいしいサバランでした。 さて、今回私はテレビ番組をきっかけにサバランのことを注目する機会を得て、実際に食べてそのおいしさを知りましたが、もし私がこの番組を観ていなかったら、もしかしたら一生サバランを食べる機会がなかったかもしれませんし、 サバランに限ったことではなく、縁がなくてせっかくのおいしいモノや優れたモノ、ステキなもののすばらしさを知らずに終わってしまうことだってあるかもしれません。 ホント、もったいないことです。 好き嫌いは人それぞれなので、私がお勧めするものが全て響くわけではないけれど、その人なりの心に響くものを体験して、味わって、良さを知ってほしいと思っています。 私たちシューリパブリックのブーツもそのひとつです。 先日来てくださったお客様も、こんなに足にしっくりくる靴があるということに、とっても驚いていらっしゃって、これはまだまだ伝えていかないといけないと改めて思いました。 ブーツでも真夏だって快適に履くことができます。 長時間歩いても、とっても疲れにくいです。 気持ちよく歩くことができます。 ただ単に足に合っているだけではなく、見えない部分にたくさんの工夫が施されています。 知らないと、本当にもったいないです。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

… 続きを読む

カカト減ります

カテゴリー: Message:伝えたいこと

カカト

余談ですが、先ほどウチの娘と自転車で近所を走っていたら、年配の男性が自転車を押しながら歩いているのが目に入りました。 もう、外は真っ暗でもしかしたら家に帰れなくなっている人なのかもしれないと思い、声をかけて見たもののちょっと要領を得ない感じで、とりあえず警察に連絡をして警察官の方が到着するまでその場で待っていました。 警察官の方が到着して、一通りの流れを伝えて私たちはその場を離れましたが、その後のことは特に連絡をいただいていないのでわかりません。 ちょっと聞いた話ではその方は結構遠くの方に住んでいるようで、それも家と反対の方向に向かっていたので、警察に連絡をしたのは間違いではなかったようでした。 そして、今日はひとつ新たな発見がありました。 それは、110番に電話した時にその場所の住所を訊かれたのですが、おおよその住所はわかるものの詳細な何丁目何番地というのがわからず、その旨伝えたところ、 「〇〇アパートの前ですか?」 と訊かれ、目の前にあったアパートの名前を確認したらまさにその通りで驚きました。 興味津々でなぜその場所がわかったのか尋ねたところ、GPSですぐに分かったとのこと。 そうなんですね、スマホで110番通報するとその場所がわかるんですね。 良いことを知りました。 知らないうちに、いろいろなことが進化していますね。 さて、皆さんもご存知の通り、靴は履いていればほぼ間違いなくカカトの部分がすり減ります。 そして、すり減ったら交換してまた履くことができます。 ところで、皆さんの靴のカカトはどんな風にすり減っていますか? 靴のカカトのすり減り方って、気にしたことがありますか? これは、ときどき私が履いている靴です。 まだそんなにたくさん履いていないのでそんなに減っていませんが、すり減る部分はここ、カカトの外側です。 まれにお客様から、カカトの外側がすり減るのは歩き方が悪いとかがに股だからと思っている旨を聞くのですが、カカトの外側が減ること自体全く普通のことなのです。 人間の足は一般的にカカトの外側で接地し、そこから荷重移動をして最終的には足の親指で地面をけって歩くという流れになりますので、最初に接地するカカトの外側が一番減ります。 ただ、厳密に言えば人によって接地する部分が異なりますので、全員がカカトの外側ばかり減るということはありませんし、ほかの部分が減るから足に何か問題があるということでもありません。 ですが、次のようなケースではカカトに限らず靴のソールの減り方が極端に早くなりますのでご注意ください。 それは、靴のサイズが大きすぎたり、足をしっかりと上げないで歩いているような場合には、靴を擦りながら歩くケースがあるようです。 また、接地の際に、もしくは蹴り出しの時に靴をひねるクセがあるような場合も靴のソールはヘリが早くなります。 ともあれ、靴のカカトがすり減るのは当然のことですし、すり減り方に関しても人それぞれなので、あまり気にしなくても良いと思います。 それよりも、靴のカカトが減っていて交換しなくてはいけないという状態で靴を履くのは、靴にも足にも良いことではありませんから、靴の修理のタイミングに気を付けてあげるようにすると良いと思います。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。        

… 続きを読む

ギブソン

ブリティッシュクラシックにおいて、ビッグ2とも言うべきギブソンとオックスフォード。 こちらがギブソンで、日本でいう外羽ってヤツです。 対するこちらがオックスフォード。 よく訊かれるのは、どちらが履きやすいかという質問なのですが、これはなかなか答えに困ります。 ギブソンの特徴は、 このようにハネがパッと開きますので、オックスフォードに比べると脱ぎ履きが多少楽になります。 こんなふうにハネが開くということは、ハネの調整もできるから履きやすいのではないかと思われがちですが、もしそれがオーダーメイドで足にピタリと合っているとすると、ハネの調整範囲が広いということは、必ずしもメリットになるわけではないのです。 というのも、靴を履いた時に足をホールドして押さえているのは、言ってみれば靴ヒモになるわけで、確かに靴ヒモはそれなりにしっかりしていますが、靴ヒモで足を押さえるのと靴のアッパーの革で押さえるのとを比べると、やはり革で押さえたほうが懐の深い履き心地になるように思います。 たしかに、オックスフォードはハネが開きにくいというデメリットもありますが、 この部分がしっかりと縫われて繋がっているため、靴ヒモで足を押さえるギブソンに対して、こちらは革の面で押さえるようなイメージになります。 確かに既製品の場合で言えば、完全に足にピタリと合うモノでない限り、ギブソンのようにある程度の調整範囲があったほうが足に合うのは間違いありませんが、 オーダーメイドであらかじめ足に合わせて作った靴の場合だと、調整範囲はそれほど大きい必要がなく、それよりもいかに靴の変形が少なく、足に対してカッチリとホールドできるかということが必要になり、 意外にもオックスフォードのほうがピタリと足に合って歩きやすいという声もあります。 そう、そういう声もあるという話で、どちらが優れているかというと、これは好みということになりますね。 同じラストを使って靴を作ったとしても、ギブソンとオックスフォードでは押さえ方が異なりますので履いた印象もだいぶ違います。 オックスフォードは、どちらかというと面で押さえるのに対し、ギブソンは複数の線で押さえるようなイメージと言えるのかもしれませんね。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

… 続きを読む

ハンドソーンウェルテッド

余談ですが、今年は西の方ではもうすでに梅雨入りしていますが、関東も梅雨入りが早いのではないかと心配になりまして、 梅雨が長いと葉物野菜が高騰するかもしれないと心配になり、私たちの工房でも小松菜を栽培し始めました。 去年のベビーリーフはなかなか良くできたので、今年もしっかりと育てていきたいと思います。 さて、私たちシューリパブリックで製作する靴は、ほとんどがハンドソーンウェルテッドという製法で製作しています。 ただ、ときどき企画商品として違う製法で製作することもあるのですが、お客様からこの製法の違いに関してお問い合わせをいただくこともあるので、今日は製法の違いに関してざっとお伝えしたいと思います。 こちらが今製作中のあるお客様の靴で、製法はハンドソーンウェルテッドです。 ハンドソーンウェルテッドの靴の内部ですが、この写真のようにウェルトとインソールを加工したリブを手縫いで縫っていることから、ハンドソーンウェルテッドという名前が付きました。 ちなみに、これと似たような製法でグッドイヤーウェルテッドというモノがありますが、グッドイヤーウェルテッドは手縫いではなく専用の機械を用いてウェルトとリブを縫います。 ただ、専用の機械で縫うためには、仕様を変更しなくてはいけない部分があり、結果的にハンドソーンウェルテッドとグッドイヤーウェルテッドは、構造こそ似ているモノの履いた時の感覚や靴としての特徴はちょっと異なっています。 グッドイヤーウェルテッドはさておき、 ハンドソーンウェルテッドの靴は、インソールの裏側のリブとウェルトを縫っているというところがひとつのポイントになっており、実際に履いていただけるとよくわかるのですが、接着したものとは全く違う心地よさを感じていただけるはずです。 対してこちらはブラックラピド製法の製作中の靴です。 パッと見た感じは、ハンドソーンウェルテッドの靴とあまり違いがないように思えるかもしれません。 このあたりも然り。 ですが、ブラックラピド製法というのはつり込んだアッパーとミッドソールを接着したのちにマッケイ縫いで縫い合わせ、その後にソールをだし縫いで縫い合わせるという製法になり、 ハンドソーンウェルテッドのリブとウェルトを縫ってつないでいるのに対し、ブラックラピドは補強としてマッケイが縫ってあるものの、ほぼ接着で貼りついているのと同じようなものと言えます。 この差は、じつは思っている以上に大きいもので、もし靴がただ履いて立っているだけのモノだったとしたらそんなに違わないのかもしれませんが、歩く際に靴が屈曲し、歩く際に地面に接地することでこれらの製法の違いを感じることになります。 どう違うのかというと、ハンドソーンウェルテッドのほうが衝撃を上手に緩和している感じがして、でも決して力が逃げている感じはなく、そのあたりが良い塩梅で仕上がっているのです。 そんな感じでそれぞれの製法に特徴がありまして、だからこそ私たちシューリパブリックではそれらの特徴を生かした企画商品を製作しているのです。 長時間疲れないように心地よく歩くのであれば、ハンドソーンウェルテッドのほうが快適ですし、歩いて足をより鍛えたいのであれば、そのようにセッティングしたブラックラピドのほうが適しているということです。 もし仮に、あなたがチャッカブーツを持っているからという理由で、ウォーキン’チャッカは要らないというのであれば、それはとてももったいないことです。 製法による違いは思っている以上に大きいので、ぜひ一度ウォーキン’チャッカを履いてみていただきたいと思います。 昨日、またYouTubeの動画をアップしました。 お時間がございましたら、ぜひご覧ください。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

… 続きを読む

トップピース

先日、あるお客様が靴のカカトのトップピース交換のためにお越しくださいました。 その時の靴の状態の写真を撮り忘れてしまったのですが、取り外したトップピースがこちらです。 なんとなくお伝えしたいことを理解していただけると思うのですが、この靴はトップピースの端はとっくに貫通し、積み上げの部分まで削れてしまっていました。 積み上げとは、この部分です。 なぜ積み上げまで貫通する前にトップピースを交換するべきなのかと言いますと、 まず、そこまで減っていなければトップピース交換の際にトップピースのみの交換で済むわけで、作業的に簡単に終わります。 言い換えれば、積み上げまで減ってしまっていると、その減った部分を埋めなければならないわけで、そのぶん手間がかかり、費用も掛かってしまうということになります。 さらに、カカトがあまりたくさん擦り減った状態だと、接地の際に靴が極端に傾いてしまい、足に負担をかけてしまう可能性もあります。 そんな理由から、カカトのトップピースは早めに交換することが好ましいとされています。 交換のタイミングの目安としましては、トップピースの一番減っている部分の残りが2mmくらいになった時とお伝えしています。 なぜ2mmなのかと言いますと、これは実際にギリギリまで減った経験をお持ちの方ならすぐにお分かりかと思いますが、1mmくらい残っていてもトップピースをはがしてみると積み上げにダメージが入っていることが多く、ではダメージがないのはどれくらいなのかというと、残り2mmくらいなのです。 なので、まだ2mmあるから大丈夫なんて思わないで、残り2mmくらいになったらお早めに修理をしましょう。 修理は、私たちの工房におこちいただくかお送りいただいても良いですし、トップピースだけならダイナイトを扱っているお近くの修理屋さんに持って行ってもOKです。 修理のタイミングの判断が難しいようなときは、お気軽にご連絡ください。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

… 続きを読む

   |   >>

↑トップへ