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チャッカブーツ

今日ご紹介するお客様は、埼玉県にお住いのNIさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 NIさんはいつもご夫婦でお越しくださる、とてもステキなお客様です。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、黒のチャッカブーツです。 このチャッカブーツは、お仕事用としてお履きになるそうです。 NIさんは、これまでにたくさんの靴をご注文してくださっていて、そのほとんどがお休みの日やお出かけの時に履くための靴でした。 というのも、お仕事だとお客様のところやその他の用事で靴を脱いだり履いたりすることがあって、靴を履くたびにいちいち靴ヒモを締めていると、その場の雰囲気がちょっと悪くなってしまうのではないかという心配があったからだそうです。 でも、やっぱりお仕事の時にもシューリパブリックの靴を履きたいとのことで、今回完成したチャッカブーツは主に今日は靴を脱ぐ予定はないという時に履いていただけるようです。 それでも、チャッカブーツはシューリパブリックの靴の中では比較的脱ぎ履きが早くできるもので、靴ヒモさえほどいてしまえばパッと脱げますし、ヒモを引けば羽根がパッと閉じるので、思っているよりは使い勝手が良いのではないかと思います。 こんな靴をお仕事の時に履いていらっしゃると、周りの方は多少見る目が変わるのではないかと思いますよ。 足元にも気を配っていらっしゃるNIさん、とってもステキです。 今回もありがとうございました。 チャッカブーツ、やっぱり格好良いですよね。 靴の仕様 デザイン: チャッカブーツ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRE+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★ ★2022年1月より、ハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴の価格を改定させていただきます。 旧価格107,800円(税込み)から新価格110,000円(税込み)となります。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。  

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フルブローグブーツ

今日のお客様は、群馬県にお住いのHHさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 HHさんは、今回の靴が2足目のシューリパブリックになります。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、少し前にご注文を受け付けていた「今年頑張った自分へのご褒美企画」のフルブローグです。 HHさん、いらっしゃるなり完成したこの靴をご覧になって、 「製作途中の写真を送っていただいてとても楽しみにしていましたが、実物は思っていたものをはるかに超えていますよ。」 とおっしゃってくださいました。 HHさんは、欲しいものはたくさんあるけれど、時間をかけてひとつひとつ手に入れていくというタイプの方で、その度にそれぞれにしっかりと思い入れがあるのだそうです。 1足目のギブソンブーツも然りで、とっても大切に履いてくださっていて、完成時にはメンテナンスなどに関してとても熱心に質問されていました。 ところで、フルブローグというデザインは、元々はカジュアルなスタイルという立ち位置ですが、実際にはカジュアルではあるモノの十分に気品あるデザインであり、ジャケットやコートなどに合わせてとても上品に格好良く履けるデザインだと思います。 HHさんは、普段から革靴を履くようになって、ご家族でお出かけの時に奥様から格好良いと褒められるようになったとおっしゃっていました。 それは靴だけが理由ではないと思いますが、でも革靴を履いているとちょっとだけベクトルの方向が変わるようなこともありますよね。 ぜひ、たくさん履いてください。 今日もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: フルブローグブーツ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ ★2022年1月より、ハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴の価格を改定させていただきます。 旧価格107,800円(税込み)から新価格110,000円(税込み)となります。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。

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ギブソンブーツ

ギブソンブーツとは、いわゆる外羽の編み上げブーツのこと。 このデザインです。 この写真のブーツはつま先にキャップが付いていますが、キャップの有無は関係なく外羽のブーツであればギブソンブーツとなります。 ブリティッシュクラシックの靴は大きく分けるとオックスフォードとギブソンの2つに別れますが、言ってみればギブソンはそのブリティッシュクラシックのBig2のうちのひとつであり、ギブソンブーツはギブソン(シューズ)のブーツバージョンということになります。 ちなみに、外羽の靴をギブソンと呼ぶのはイギリスのノーサンプトン周辺のようで、他の地域ではイギリスでもダービーと呼んでいるようです。 私はノーサンプトンの靴の学校でギブソンと教わったので、そのままギブソンと呼んでいます。 そんなギブソンブーツですが、何がすごいのかというととにかく歩くための道具として非常に優れています。 足をしっかりとホールドすることができること、もちろん他のデザインの靴も足をしっかりとホールドすることができますが、例えばギブソンシューズとギブソンブーツを比べたときに、似たような構造の2つでも足首周辺までしっかりとホールドすることができるギブソンブーツは、明らかに安定します。 足をホールドする面積が大きいので同じ条件であればブーツのほうが条件が良くなるのは明白ですが、じつは靴(ブーツ)においては足首のちょっと上の部分をホールドできるか否かで安定感が大きく変わるのです。 ですが、靴(ブーツ)はただ足をしっかりとホールドすれば良いというわけではなく、快適に歩けるという要素も大切です。 そういう点においても、ギブソンブーツは靴ヒモの通し方でストレスなく歩けますし足首の自由度も十分にあります。 さらに、やはり日本では重要な脱ぎ履きのしやすさですが、これもぱっと羽根を開くコツが有りましてこれを覚えてしまえばとっても簡単に脱ぎ履きができます。 私達シューリパブリックのお客様で、はじめはなんとなく抵抗があった方でも慣れてしまえばギブソンブーツのほうが安心感があるとか、ギブソンブーツに慣れてしまうとシューズでは心許ないと感じてしまうという方がたくさんいらっしゃいます。 その上、ギブソンブーツは真夏だと蒸れるのではないかという心配もあるかもしれませんが、これがしっかりと靴が汗を吸収してくれたり、靴の中で足が動かないことなどで、意外にも靴の中はとっても快適なのです。 私も一年中ブーツを履いていますし、お客様でもそんな方はたくさんいらっしゃいます。 とまぁギブソンブーツの機能的な部分をお伝えしてきましたが、やっぱりギブソンブーツの魅力はこの佇まいだと思います。 機能美があってこそなのかもしれませんが、どっしりと安心感のあるデザインやちょっと違うんだぞ的な雰囲気、イスに座ったときにパンツの裾から見えるブーツの特別感(私だけかもしれませんが)は、やっぱりブーツならではのものです。 これまでまだブーツを履いたことがないという方には、ブーツってちょっと抵抗があるかもしれませんが、実際には思っているよりもマイナスの部分は少なく、むしろ無いと言っても過言ではないくらいで、せっかくブーツを選ぶことができるのにあえてブーツを履かないというのは非常にもったいないことだと思っています。 あなたの足にとってベストな環境となるようなフィッティングでブーツを作ることができますので、ぜひ一度ギブソンブーツを試してみていただきたいです。 そして、もしそれが初めてのブーツであるなら、嫌いじゃなければシュリンクの革で製作することをおすすめいたします。 シュリンクの革は、スムースの革に比べて素直で癖がなく、しっかりと足をホールドしてくれて比較的早く足に馴染むのに型くずれしてしまうわけでもなく、非常に機能的に優れた素材です。 ギブソンブーツの魅力を言葉でお伝えするのはなかなか難しいことです。 おいしい食べ物や心地よい音楽を伝えるのが難しいのと同じで、実際に経験してみないとわからないですよね。 ご興味をお用いらだけたら、ぜひお試しください。 ★★★お知らせ★★★ ★2022年1月より、ハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴の価格を改定させていただきます。 旧価格107,800円(税込み)から新価格110,000円(税込み)となります。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。  

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革に熱ゴテ

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

熱ゴテ

今日は本当に寒かったです。 工房から夕焼けが見えたので、カメラの用意をして屋上に上がったら、空がこんな感じでした。 遠くに富士山のシルエットが見えます。 そして、工房から西の方を見ると、 冬の寒々しさを感じるような写真ですね。 寒いのは苦手です。 さて、まれにお客様から、靴のアッパーが少し緩くなったので何とか調整をしてほしいとか、アッパーのシワが気になるので何とかしてほしいとか、さらには靴の形状を微妙に調整してほしいなどのご要望をいただくことがあります。 一度靴になってしまっているので、大きく調整を入れるのはちょっと難しいですが、微調整程度ならこれを使って行うことができます。 熱ゴテ、もしくは電気ゴテと呼んでいます。 簡単に言ってしまえば、このコテの柄の部分にヒーターが入っていて、その熱で小手先が温まって革の微調整に使えるというものです。 これは私もこの業界に入ってから知ったのですが、革は熱を与えると縮むという性質があり、ちょっとくらいであれば緩い靴を縮めたり、シワを消したり、もしくは形の微調整などをすることができます。 でも、できてもほんの数ミリなので、間違ってハーフサイズ大きい靴を買ってしまったという場合にはちょっと難しいです。 それに、いくら縮むと言っても熱をかけて縮ませるので、やりすぎてしまえば革が硬くなったり、素材によっては焦げてしまうこともあるので、無理は禁物です。 靴を作っている工場では、同じような目的のために使う熱風機というものがありまして、それはスチームを出しながら熱風が出て、革が焦げにくい環境でシワを消したり縮めたりすることができます。 ただ、昔からよく言われている言い伝えでは、革はいじればいじるほど汚くなるそうで、こういう熱ゴテの処理も本当はやらないほうが革の質感はキレイなままです。 ちょっとくらいの処理でしたら、大変なことになる心配はありませんので、こういうものは必要に応じて活用するのが良いでしょう。 それと、革の色に関しては、黒であれば問題ありませんが、茶系や明るい色の場合、コテを当てた部分の色が変わることもあるので、もし使う時には事前に目立たない部分で確認をしてからにしましょう。 ★★★お知らせ★★★ ★2022年1月より、ハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴の価格を改定させていただきます。 旧価格107,800円(税込み)から新価格110,000円(税込み)となります。 ★シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 ★旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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オックスフォードシューズ

先日、完成した靴を納品させていただきました京都府のSさんから、靴に関するコメントをいただいましたのでご紹介させていただきます。 今回は宅配による納品でしたので、直接お会いすることができませんでしたが、ご注文の時から結構頻繁に連絡を取り合っていましたので、お会いできなくてもなんとなくSさんのお気持ちは伝わってきていました。 先日もご紹介いたしましたが、今回完成したのはこちらの靴です。 2足ご注文いただいたうちの1足です。 では、Sさんからのコメントをご紹介させていただきます。 お世話になっております。Sです。先日届いた靴を履いてみました。 前のオックスフォードと比べると、初めて履いた時の足の圧迫がかなり少なく、使い込んでいる靴とそれほど遜色ない履き心地でした。屋内と屋外での革の印象も違い、履いていてかなり楽しくなれる靴でした。今ある靴をうまくローテーションしながら、しっかりとメンテして、長く履けるように大切にしていきます。 またお会いできる機会を楽しみにしています。 とのことでした。 Sさんには10年以上前に靴をご注文いただいておりまして、今回の靴はその靴と外観はほぼ同じ仕様で改めて製作させていただいたのです。 私たちシューリパブリックでは、毎年ちょっとずつ仕様変更をしていまして、それがやっぱり作り手の意地と言いますか、絶対に改悪にはならないように、仕様変更をするときには必ず改善になるようにしています。 その分、材料のコストが高くなったり手間がかかったりしていて、もしこれが会社だったら経理部から苦情が来そうなことなのですが、そのあたりはやっぱりお客様に対して嘘はつけませんし、ちょっとでも履きやすくなるのならという気持ちでやっています。 それらを感じていただけて、作り手として非常にうれしい限りです。 そして、今回の靴も快適に履いていただけそうで良かったです。 Sさん、これからもどうぞよろしくお願いいたしますね。 コメントありがとうございました。 ★★★お知らせ★★★ ★2022年1月より、ハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴の価格を改定させていただきます。 旧価格107,800円(税込み)から新価格110,000円(税込み)となります。 ★シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 ★旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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革が入荷しました

カテゴリー: Leather:革入荷情報

革

余談ですが、いつもお伝えしております通り私は寒いのが非常に苦手で、寝る時には重い掛布団に結構な厚着というスタイルで寝ています。 ここのところちょっとずつ寒くなってきたので、以前のものよりも厚くて暖かい服を着て寝るようにしました。 私が来ているのは、コンプレッションシャツといういわゆるスポーツをするときなどにインナーとして着るものです。 それに厚手のパーカーを羽織っているのですが、このコンプレッションシャツを厚いヤツにしたら、以前に増してとてもよく眠れるようになり、目に見えて体調がよくなりました(以前の体調が悪かったわけではありませんが)。 コンプレッションシャツなんてそんな高価なものではないので、結果的にわずかな投資で体調がとてもよくなったということになります。 必要なところに必要な投資って大切なんだと改めて実感しました。 靴もそうですよね、足に合ったオーダーメイド靴はそれなりに高価かもしれませんが、費用以上の効果が期待できます。 さて、昨日に引き続きまして今日も革のご紹介です。 今日ご紹介するのは、今回新たに入荷しましたイドロアリゾナというシュリンクの革です。 私はこの雰囲気のシュリンクの革が大好きで、最近はなかなか見つけられなかったのですが、先日のレザーフェアで見つけて購入してみました。 一概にシュリンクと言ってもいろいろなシュリンクがあります。 このイドロアリゾナは、一見ソフトな感じに見えるシュリンクですが、実際には見た目よりも目が詰まっていて、革そのものがしっかりとしているものです。 以前に扱っていたConceria800社のVacchetta800はオイルをたくさん含んでいましたが、今回のイドロアリゾナはオイルっぽさはありません(多少はあるのかもしれませんが)。 ちなみに、このイドロアリゾナもVacchetta800も生地の出どころは同じ用で、タンナーさんも同じトスカーナのあの辺りのようです。 なかなか上品でイイ感じのカジュアル感を出していますので、黒い靴でもフォーマルな雰囲気にしたくないという靴にピッタリです。 そういう時ってありますよね。 黒い靴を履きたいんだけど、ピカピカの革靴を合わせたら、足元だけ浮いてしまうというようなケースです。 なので、あえてこの革でギブソンシューズを作ったり、チャッカブーツを作ったり、もしくはギブソンブーツを作っても、足だけフォーマルな雰囲気になることはありません。 もしくは、カジュアル感をもっと出すためにコテコテのフルブローグブーツという手もアリかもしれませんね。 ちなみに、革の厚さは2.2㎜ほどです。 シュリンクなので多少膨らませている感があり、感覚的には1.8㎜くらいの革と同じしっかり感と言ってよさそうです。 今回入荷したのはこの1枚だけです。 だいたい3足分ですので、この革で靴を作てみたいという方は、お早めにご連絡ください。 皆様からのご連絡をお待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ ★2022年1月より、ハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴の価格を改定させていただきます。 旧価格107,800円(税込み)から新価格110,000円(税込み)となります。 ★シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 ★旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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いつも格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。私たちシューリパブリックでは、誠に勝手ながら年末年始の営業に関しましては下記のとおりとさせていただきます。 12月30日(木) 通常営業12月31日(金) 棚卸(通常営業はございません)1月1日(土)~3日(月) 休業日1月4日(火)  通常営業 どうぞよろしくお願いいたします。 ★★★お知らせ★★★ ★2022年1月より、ハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴の価格を改定させていただきます。 旧価格107,800円(税込み)から新価格110,000円(税込み)となります。 ★シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 ★旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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こげ茶の革のご案内

カテゴリー: Leather:革入荷情報

saddle calf

先日ご紹介させていただきましたSさんのセミブローグで使っていたこげ茶の革です。 革に詳しい方ならご存じかもしれませんが、フランスのD社のSaddle Calfという革です。 あまり詳しくない方のためにざっとご説明させていただきますと、このD社の革は誰もが知っている有名ブランドでもたくさん使われていまして、D社では非常に高い品質の革を作っています。 そんなD社のSaddle Calfという革なのですが、革の特徴はまず生地は目が詰まっていてクオリティが非常に高いこと、そして素上げに近い雰囲気のボックス調の革で、仕上がりも非常に素晴らしいものです。 写真でどれだけ伝わるかわかりませんが、もう無条件でお勧めできる革なんです。 こんなふうにシワの入り方もキメ細やかでとってもキレイ。 これは、生地の良さを表しています。 革の裏側はこんな感じ。 そもそもの生地の厚みが足りないと裏側がボソボソになってしまいますし、生地の厚みがあってもキメがそろっていないとやはりボソボソになってしまうものです。 でも、この革はこんな感じでとってもキレイ。 ちなみに、革の厚さは1.4㎜ほど。 フォーマルな靴を作るのには非常に適した厚さです。 厚すぎるとシワの雰囲気がザックリになってしまいますし、薄すぎると靴そのものが華奢になってしまいます。 とにかくキレイな靴を作るにはこの上ない革だと思いますし、こんなキレイな革であえてフルブローグやセミブローグを作るというのも、例えるなら都会的なSUVみたいで良いのではないでしょうか。 こちらの革は、現時点で在庫があと5足分あります。 かなり高価な革だったのですが、今回は頑張ってオプション扱い+3,300円に抑えさせていただきます。 この革自体が革屋さんのストックの中に2枚だけあったもので、次の入荷はございません。 気に入っていただけて、この革で靴を作ってみたいという方は、お早めにご連絡ください。 ★★★お知らせ★★★ ★2022年1月より、ハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴の価格を改定させていただきます。 旧価格107,800円(税込み)から新価格110,000円(税込み)となります。 ★シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 ★旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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ラストの調整

カテゴリー: @ Work:アットワーク

ラスト調整

先日のラスティングは一通りキリがつきまして、今日は次のグループの靴たちのラスト調整をしています。 こちらはお客様のIさんのラストです。 Iさんは全体的にタイトフィッティングがお好みで、これまでの経緯から私たちがおすすめする数値に対してジョイントで3ミリのマイナス、ウェストで2ミリマイナス、そしてインステップでは前回の靴では3ミリマイナスでしたが今回は4ミリマイナスで行くことにしました。 計測した足のシルエットに対して、ほぼほぼそのままですが、 この部分だけは少しタイト目のフィッティングになるようにしています。 それから、Iさんは親指のこの部分が左右の足共にちょっと出ていまして、特に右足の方が顕著なのですが、このままでは左足も少しだけ当たってしまうのでプラスの調整をしました。 もしこれが指先ではなく、例えばジョイントであったりもう少し後ろの方だったら何もしないのですが、この部分はトーパフ(つま先の芯)が来る部分で、履きこんでいっても簡単に形が変わらない部分なのでほんの少しだけ調整を入れます。 そのままの形ではなく、あくまでもきっかけ程度の調整ですが、これくらいの調整で問題なく履いていただけます。 ラストの調整は、作り手がどうしたら良いのかを理論的に考えた結果であり、お客様の足に対して靴がどのような状態にあれば良いのかということを形にするものです。 フィッティングは何が正解なのかはたぶん世界中のどこを探しても見つからないかもしれないけれど、作り手の考えによって導き出されたフィッティングの処方は決まっています。 簡単に言ってしまえば、オーダーメイドの靴のフィッティングは、作り手がおすすめするフィッティングと言えます。 ただ、今回のIさんのようにお好みで多少の融通を聞かせることももちろん可能です。 ★★★お知らせ★★★ ★2022年1月より、ハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴の価格を改定させていただきます。 旧価格107,800円(税込み)から新価格110,000円(税込み)となります。 ★シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 ★旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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3穴ギブソンシューズ

今日のお客様は、東京都にお住いのSGさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 SGさんは、今回の靴が初めてのシューリパブリックになります。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、3穴のギブソンシューズです。 SGさんのご希望で、ハネの形がこんな感じになりました。 なかなかシュッとしていてかっこう良いですよね。 SGさん、これまでにたくさんの有名ブランドの靴を履いてこられたそうですが、今回この靴を履いて今までの靴とフィッティングが違うと感じられたのだそうです。 これまでに履いてきた靴は、もっとギューッと締めて履くような感じだったのですが、今回完成した靴は履き心地がだいぶフワーっとしていて、 「こんなフィッティングでよいのですね。」 とおしゃっていました。 じつは、機械で作った既製品の靴と手作業で作った靴とではフィッティングが全く異なり、手作業で作った靴はとても柔らかくて優しい履き心地になります。 それでも、全然不安感はありません。 SGさんの足は、形状的に既製品ではちょっと難しい部分があって、その部分だけでも上手にクリアしてあげると履いている時の辛さが激減します。 今回の靴は、ぱっと見ではわかりませんが右足の小指の部分を大きく逃がしたり、ジョイント周りは大きく調整したりしています。 ぜひ、たくさんご活用ください。 今日はありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: 3穴ギブソンシューズ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRF+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★ ★2022年1月より、ハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴の価格を改定させていただきます。 旧価格107,800円(税込み)から新価格110,000円(税込み)となります。 ★シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 ★旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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