余談ですが、いつもお伝えしております通り私は寒いのが非常に苦手で、寝る時には重い掛布団に結構な厚着というスタイルで寝ています。
ここのところちょっとずつ寒くなってきたので、以前のものよりも厚くて暖かい服を着て寝るようにしました。
私が来ているのは、コンプレッションシャツといういわゆるスポーツをするときなどにインナーとして着るものです。
それに厚手のパーカーを羽織っているのですが、このコンプレッションシャツを厚いヤツにしたら、以前に増してとてもよく眠れるようになり、目に見えて体調がよくなりました(以前の体調が悪かったわけではありませんが)。
コンプレッションシャツなんてそんな高価なものではないので、結果的にわずかな投資で体調がとてもよくなったということになります。
必要なところに必要な投資って大切なんだと改めて実感しました。
靴もそうですよね、足に合ったオーダーメイド靴はそれなりに高価かもしれませんが、費用以上の効果が期待できます。
さて、昨日に引き続きまして今日も革のご紹介です。
今日ご紹介するのは、今回新たに入荷しましたイドロアリゾナというシュリンクの革です。
私はこの雰囲気のシュリンクの革が大好きで、最近はなかなか見つけられなかったのですが、先日のレザーフェアで見つけて購入してみました。
一概にシュリンクと言ってもいろいろなシュリンクがあります。
このイドロアリゾナは、一見ソフトな感じに見えるシュリンクですが、実際には見た目よりも目が詰まっていて、革そのものがしっかりとしているものです。
以前に扱っていたConceria800社のVacchetta800はオイルをたくさん含んでいましたが、今回のイドロアリゾナはオイルっぽさはありません(多少はあるのかもしれませんが)。
ちなみに、このイドロアリゾナもVacchetta800も生地の出どころは同じ用で、タンナーさんも同じトスカーナのあの辺りのようです。
なかなか上品でイイ感じのカジュアル感を出していますので、黒い靴でもフォーマルな雰囲気にしたくないという靴にピッタリです。
そういう時ってありますよね。
黒い靴を履きたいんだけど、ピカピカの革靴を合わせたら、足元だけ浮いてしまうというようなケースです。
なので、あえてこの革でギブソンシューズを作ったり、チャッカブーツを作ったり、もしくはギブソンブーツを作っても、足だけフォーマルな雰囲気になることはありません。
もしくは、カジュアル感をもっと出すためにコテコテのフルブローグブーツという手もアリかもしれませんね。
ちなみに、革の厚さは2.2㎜ほどです。
シュリンクなので多少膨らませている感があり、感覚的には1.8㎜くらいの革と同じしっかり感と言ってよさそうです。
今回入荷したのはこの1枚だけです。
だいたい3足分ですので、この革で靴を作てみたいという方は、お早めにご連絡ください。
皆様からのご連絡をお待ちしております。
★★★お知らせ★★★
★2022年1月より、ハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴の価格を改定させていただきます。
旧価格107,800円(税込み)から新価格110,000円(税込み)となります。
★シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。
★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。
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打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。
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