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pentax kp

私は、もう10年以上ペンタックスのカメラを使っています。 被写体は大方が靴なので、そんなにすごいカメラが必要という訳ではないのですが、ペンタックスは何年使っても、何台使っても魅力が褪せません。 私の初めてのペンタックスはK-5というモデルで、何かのきっかけで目にしたペンタックスのカメラの発色に惹かれ、それまで使っていたキャノンの50Dというモデルから買い換えました。 K-5で撮る写真は、最新のモデルに比べるとローパスフィルターというフィルターが付いていることもあって、絵がややもっさりとしているようにも見えるのですが、それがまた味があるように思えて、今でも手元に置いて大切にしています。 その後、K-3、KPを使い、今年は念願のフルサイズであるK-1 markⅡというモデルを購入し、主にブログ用の靴の写真を撮るのに使っているのですが、単に靴を撮るのにフルサイズのカメラが必要なのかというと、確かにそこまでじゃなくても用は足ります。 腕がある人なら、それこそ一眼レフじゃなくてもステキな写真を撮ることができるでしょうけれど、私くらいだとどうしても機械に頼らなくてはいけないこともあり、技術を補ってくれる機材を使うようにしているという訳です。 じつは、私はこれらのペンタックスのカメラのほかに、作業工程の写真を撮るようにキャノンの小型のミラーレスカメラと、出張の時や動画を撮るために富士フイルムのカメラも使っています。 キャノンのミラーレスは、小さいのにスキがないというか、言ってみればまんべんなく平均点をちょっと超えてくるような性格で、富士フイルムのカメラはさらに平均点をだいぶ上回る実力を持っていて、困った時にはこれを使えば何とかなるという信頼感すらあります。 それに比べて、ペンタックスのカメラは、動画は殆ど撮れないし、動くものを撮るのはあまり得意ではないですし、時々ピントが合わないで行ったり来たりしたりして、例えるならある得意分野だけずば抜けて凄い子みたいで、なかなか使いこなすのが難しいところもあるのですが、これがその得意分野にうまくはまるとすごい結果を出してくれるという、本当に欠点も魅力のうちともとれるカメラなのです。 なので、余裕がある時には必ずペンタックスのカメラを持って行くようにしています。 機械でありながら、なんとなく生き物のようにも感じられるこのカメラって、とっても不思議ですよね。 たぶん、もっと古いライカなどを使っている方も同じように感じているのではないかと思うのですが、機械だってクルマだって靴だって、しっかりと向き合って付き合っているとその性格が見えてきて、なんとなく家族のような存在になってくるものだと思っています。 機械は、特にデジタルのものはいつか壊れて使えなくなってしまう時が来るわけですし、それがアナログのものに比べて早いと言われているので、しっかりと使ってあげて一緒に過ごす時間を楽しみたいものです。 私たちシューリパブリックが作る靴も、家族のような相棒のような存在であってほしいと思っています。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリック20周年記念モデル第3弾は、完売いたしました。 ★2024年1月より、靴の価格を改定させていただきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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醒ヶ井

昨日までの神戸三宮のSUNさんでのイベントが無事に終了し、今日は移動日です。 毎度のことながら、せっかく関西方面まで行って何もしないで帰ってしまうのはとってももったいないので、通り道のどこかでちょっとだけ観光をしてくることにしています。 これまで訪れたところが、これがまたなかなか興味深いところが多く、たとえば近江八幡でヴォーリズさんとメンタームとメンソレータムのことをしっかりと学んだり、垂井で知らない街をフラフラと散策して旧国鉄の線路のことを知ったり、豊橋で路面電車に乗ったり、小田原で漁港の食堂に寄っておいしいアジフライを食べたり、京都で寺院以外縛りで観光したり、奈良で子鹿を見たり、とにかくついでの観光なのでかなりゆるーい感じで好き勝手なことをしてきました。 今回は、醒ヶ井です。 醒ヶ井は、米原のひとつ東側にあるJR東海管轄の駅で、それまでずっと住宅地が続いてきたのにパッとタイムスリップでもしたかのような景色になるところです。 こんな感じの駅舎で、とっても風情があると思いませんか? そして、駅前の景色はこんな感じ。 私が電車で近江八幡あたりを走っている頃から雲行きが怪しくなってきて、米原では結構すごい雨が降っていました。 そして、電車を乗り換えて醒ヶ井に着いたら、運よく雨が上がってとっても良いお天気になっていたので、道路がこんな感じに濡れているのです。 ちなみにこの道は国道21号で、去年私がクルマで娘と二人旅をした時にここを通っているんですよね。 醒ヶ井は、旧中山道の宿場町で今でのその面影が残っています。 時間があったら旧中山道をもう少し歩いて見たかったのですが、さすがにこのあたりは一駅がとてつもなく遠いので歩いて行くのはちょっと難しいです。 それでも、とっても雰囲気が良いところですよ。 今回の目的地は、こちらの泡子堂さん。 和菓子屋さんです。 泡子堂さんは六方焼きが有名なお店で、以前から訪れてみたいとずっと思っていました。 六方焼きとは、こんな感じの白あんが入った和菓子です。 入口のガラス戸を開けると、奥の方におばぁちゃんがこちらを向いて座っていて、 「いらっしゃい」と言ってくれる、至って普通のお店なのですが、 この時期はもう結構寒いので、ガラス戸を開けた時に練炭の匂いがして、とっても懐かしかったです。 こんな感じで、8個ほど買ってきました。 価格は、1つ150円でした。 この六方焼きはすごくおいしくて絶対また買いに行きたいというほどではないのですが、一度は食べてみたいという変な興味をそそられます。 いや、皆さん絶対似たようなものを食べたことがあるはずで、わざわざ滋賀まで買いに行くほどのものではないのですが、このお店の雰囲気や旧中山道の醒井宿を含めると、それなら行ってみても良いかなって思うはずです。 今日もちょっと贅沢で幸せな時間でした。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリック20周年記念モデル第3弾は、残すところあと1足です。受付は11月末まで。 ★2024年1月より、靴の価格を改定させていただきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。        

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大きいサイズ

カテゴリー: Break Time:ブレイクタイム

ダイナイト

少し前にご注文いただいて、今製作中のお客様の靴のサイズが大きく、さらにご指定いただいたウェルトがLストーム仕様だったこともあって、私たちが在庫で持っているダイナイトのトップピースでは大きさが足りなくて、ちょっと慌てました。 イギリスから取り寄せるとどんなに急いでもらっても1週間くらいかかり、さらに結構な送料がかかるのでどうしたものかと考えていたところ、時々お世話になっている材料屋さんが在庫として持っていたので、発注して送っていただきました。 こちらが今回送っていただいたもので、サイズでいうと3 7/8というダイナイトの中でも一番大きなサイズです。 このサイズは普段はほとんど使う必要がなく、これまでも結構大きなサイズのお客様はいらっしゃいましたが、ひとつ下の3 5/8で十分足りていました。 今回も大丈夫だろうと思っていたら、幅が2㎜ほど足りなくて・・・。 こうして見てみても、結構大きいです。 比べてみると、左が今回購入した3 7/8で、対して右が私たちの在庫で一番大きい3 5/8です。 幅で5㎜くらいの違いなのですが、5㎜はさすがに大きいです。 ダイナイトのカカトのトップピースはサイズがいくつかありまして、小さい方はこれよりももっと小さいものもあります。 そこそこ細かいピッチで揃っているので、ムダに時間をかけてたくさんゴミを作ることもなく、大変合理的です。 今回は、念のため黒とこげ茶を2足ずつ購入しましたが、次にこのサイズを使うのはいったいいつのことだろうか。 ★★★お知らせ★★★ ★2024年1月より、靴の価格を改定させていただきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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シューツリー

先日ちょっとお伝えしたあのAmazonで購入したシューツリーですが、ほったらかしにしておくのももったいないので、私の靴に合うように削ってみました。 まず右足(向かって左)を削ってみました。 レッドシダーは比較的柔らかくて削りやすいうえに、仕上げでニスを塗る必要がないので結構タンタンに削れました。 と言いながら、まだこの段階では粗削りですが・・・。 まだ凸凹しているものの、甲のカーブが削る前と全然違うことがおわかりになるはず。 両足削ったところです。 まぁボチボチの仕上がりで、靴に入れてみましたが問題なくイイ感じに入りました。 ちなみに、私たちシューリパブリックで新たに扱い始めたシューツリーはブナ製なので、レッドシダーに比べるとズッシリと重くてしっかりしています。 私個人的にはシューツリーに吸湿性をあまり期待していないので、吸湿性が低くてもしっかりしているブナの方がシューツリーには適していると思います。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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シューツリー

先日、新たに入手した望遠レンズで月を撮ってみたら思いのほかきれいに撮れたので、調子に乗って今日もまたチャレンジしてみました。 明日が満月だそうで、今日はまぁまぁ丸い月でした。 月ってこうしてみようと思えば見ることができるのに、結構遠いんですよね。 もし仮に時速300キロで走る新幹線で月に行こうとすると、地球から月まで52日ほどかかるのだそうです。 距離にして38万キロ。 それが光なら1.3秒。 興味深いです。 さて、少し前からシューツリーが新しいモデルになりました。 その理由については以前にお伝えした通りで、簡単に言ってしまえば工場が作れなくなったから。 でも、新しいモデルの方がとても良い形状をしていますし、削ったあとにニスを塗らなくてはいけないのは面倒ですがそのほかはなかなかしっかりしていて良いです。 底面においても、凹の形状になっていて靴にダメージを与えなそうです。 と思っていたら、Amazonで似たようなシューツリーを発見しました。 価格は、私たちが仕入れる価格よりもはるかに安い。 それがこちら。 試しにSサイズを買ってみました。 これは、在庫のsize39とほぼ同じサイズです。 ちなみに、左側が私どもの在庫で、右側のちょっと赤っぽい方がAmazonで買ったものです。 Amazonの方はオマケでブラシやクロスまでついています。 さらに、Amazonの方はレッドシダー(と書いてありました)で無塗装という仕様。 安くて素材が良くてとなると、こっちもちょっと検討の価値があるように思いますが、実際にそう良いことばかりではありませんでした。 おそらく似たようなものを作るつもりで(どちらがオリジナルかわかりませんが)作っているのでしょうけれど、Amazonの方は底面が凸の形状になっていて、 甲の高さはやや低め。 ここはどうでも良いけれど、カカトの部分もやや低め。 もし私が自分用にひとつ買って削って使うのであれば、Amazonの方でも良いかもしれませんが、 ひとつ残念なことがありまして、Amazonの方はバネの動きがどれも渋くて若干のストレスになります。 時間があったらAmazonの方を削ってみます。 結果はまた後日に。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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スポンジ

今日は、靴の材料など諸々を購入するために、久しぶりに電車で浅草へ行ってきました。 普段はだいたい大きなものを買ってくることが多いのでクルマで行くのですが、今日は手で持って来られるものばかりなので電車です。 浅草の街は、建物の隙間からでっかいスカイツリーが見えて、その街の雰囲気とのコントラストが不思議です。 今回買ってきたのは、サイドゴアブーツに使う石目ゴムや、靴ヒモ、それとスーパーユーラッシュというスポンジです。 靴のどこにスポンジを使うのかと思うかもしれませんが、 こう靴があった時に、インソックをめくってみると・・・、 ここにスポンジがありました。 このスポンジは、私は2ミリ厚のスーパーユーラッシュという商品を使っていまして、これが長期間使ってもへたらないなかなか耐久性の高いスポンジなのです。 10年くらい履いた靴の修理の時にインソックを剥がしても、これは全然元気だったりします。 そうそう、今日ひとつ誤算だったのが、このスーパーユーラッシュが思いのほか大きかったこと。 これを担いで浅草を歩いて帰ってきました。 帰りの電車は、ちょうど特急に間に合うタイミングだったので、ちょっと贅沢をして東武特急のリバティに乗ってきました。 乗り換えの回数が少なく、当初乗る予定だった電車よりも20分早く帰ることができ、特急料金は550円。 20分で550円というのは決してお得なプライスではありませんが、初めて東武の特急にのることや、大きな荷物を持っていること、乗り換えの回数が3回から1回になり、大きく快適なシートでゆったりと帰ってこれたのでたまにはそんなことも良いかということにしました。 次回は、日光や赤城の方に行く問いに乗りたいですね。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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育てる

カテゴリー: Break Time:ブレイクタイム

柿

今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 お休みでもこまごまとやらなくてはいけないことがありまして、一日バタバタしておりましたが、その中でひとつ楽しみにしていたことがやっと実現しました。 それが、こちら。 柿の収穫です。 じつはちょっと早いのですが、このまま放置しておくと少しずつ甘くなるので今日収穫しました。 我が家の柿の木は、ここに引っ越した年に植えたのでもう4年くらい経ちます。 ウチの家族が柿が大好きで、家で柿が採れたらいいなぁと思って植えたものです。 昨年は5つなったのにすべてカラスに食べられてしまたっため、今年は先回りして柿の木にネットをかぶせて守ってきました。 まだ若い木なので今年収穫できたのは15個ですが、これでもとっても嬉しいものです。 柿の木に毛虫が付いたり、風で枝が折れたり、時には余計な枝を剪定したり、もちろんしっかりと水をあげたりして育ててきたので、こうして収穫できたことがやっぱりうれしいですね。 来年は、もっとたくさん収穫できると良いなぁって思っています。 育てると言えば、靴も然り。 しっかりと育ててあげれば、とっても履きやすい靴に育ちます。 どんなふうに育てるのかというと、靴を脱ぎ履きするときにはしっかりとヒモを緩めることや、普段はしっかりとヒモを締めてあげること。 こうしたちょっとした基本的なことがとても大切で、もし普段からヒモを緩めにして履いていると、靴の中で足が動いてしまい、足に合わない形になってしまいます。 脱ぎ履きの際にヒモを緩めないと、履き口が伸びてしまってちゃんとフィットしない靴になってしまいます。 すごくピカピカに磨かなくても、ちょっとした普段のお世話で良い靴に育っていくのです。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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カードケース

私たちシューリパブリックの20周年記念モデルに、靴と同じ革を使って作るカードケースが付属するということをお伝えしましたが、そのカードケースのサンプルを置いておくと、時々お客様からカードケースだけ作れないかという問い合わせをいただきます。 全然問題ありません。 じつは、もうすでに神戸のSUNさんの店主さんにお願いしてSUNさんにてオーダーを受け付けておりまして、十数種類の革からお選びいただき、お好きな組み合わせで作れます。 左側のサンプルは1種類の革で作りましたが、右側のサンプルは2種類、これをもっと激しくしてすべて違う革で作ることも可能です。 そして、裏側はこんな感じになっています。 この仕様はカードが3枚入るようになっていますが、これをもっと増やして最大8枚まで入るようにすることも可能です。 価格は、3枚の仕様が4,400円(税込み)、1枚増えるごとに1,100円追加となります。 ただ、あまり多くしてしまうと構造上の関係でカードケースそのものが厚くなってしまい、カードの出し入れに支障をきたすこともあるので、ほどほどが良いでしょう。 私も3枚の仕様のヤツを使っていますが、結構使い勝手が良いですよ。 サンプルがありますので、工房にいらっしゃったときにご覧になってみてください。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ちひろさん

今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 ここ最近、急に涼しくなりましたね。 まだ10月の初めなので大丈夫だろうと思ってTシャツで出かけましたが、ちょっと寒かったです。 これから少しずつ朝晩が涼しくなって、ジャケットを羽織ったりコートを着たりして、ファッションが楽しい季節になりますね。 私は今年こそは自分用に2足くらい靴を作ろうと思っていまして、1足は先日からお伝えしている通りサイドゴアブーツをキャメル色のスウェードで作り、もう1足は何か黒いブーツを作ろうかと思っています。 なかなか時間的に余裕がないので、いつ完成するか全然見込みが立ちませんが、寒い季節に履けるように何とか頑張りたいところです。 さて、これもどうでもよい話なのですが、少し前から毎月1冊ずつ集めていたコミック「ちひろさん」をコンプリートしました。 まだまだ今月は6巻を買う予定だったのですが、1冊ずつ買っているのが面倒になってしまいまして、残りの4冊をまとめて買ってしまったというわけです。 ですが、結果として少しずつそろえていく楽しみがなくなってしまい、ちょっと残念な気もしています。 いやいや、私自身は収集癖があるわけではなく、そもそもコミックを買う習慣もなく、一時「左利きのエレン」にハマって10巻まで買ってみましたが、なんとなくちょっと違う感が出て来てまだ2巻までしか読んでなかったり、でも今回の「ちひろさん」に関してはモノを集めるという感覚ではなくちひろさんの教えを乞うイメージで、買える時に買って少しずつ読んでいくつもりなのです。 ところで、私も仕事でお客様から靴のご注文をいただいたり、時にはお客様にお勧めしたりすることもありますが、正直なところ靴は殆どの方が思っているよりももう少し多くそろえておくのが良いのではないかと思っています。 私自身、革靴はレギュラーのものが6足、スニーカーは仕事用として6足、そのほかに仕事以外の時に履くKEENのジャスパーという靴が2足あり、そのほかに雨用の靴とか雪用のブーツがありますが、だいたいこれくらいの靴をローテーションで回して履いているくらいが靴には良い条件だと思っています。 というのも、履く方がたくさん汗をかく場合には3足のローテーションでは十分に靴を休ませることが難しく、場合によっては1週間くらい休ませた方が良いというケースもあり、より安全を考えるのなら6足から7足体制以上というのが理想です。 靴を集めるのが楽しいという方は、ぜひ楽しみながら靴を集めていただきたいと思いますし、いやいや靴は実用目的だという方は、靴の状態を確認しながら必要に応じた足数を揃えていただきたいと思います。 目安は、靴のインソールが黒くなっていないかということ。 インソールは初めは薄いベージュ色ですので、これがこげ茶色や黒っぽくなっていると汗が抜け切れていないということになります。 時々ご確認ください。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はそろそろ終了になります(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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松代

いよいよ明日9月23日(土)と24日(日)は、長野市のIVY PRODUCTSさんにて、足の計測や靴のオーダーを承るイベントです。 ぜひこの機会にご自身の足のことをより詳しく知っていただいて、より足に合った靴を選んで、日々快適に歩いていただきたいと思います。 イベントはお店のオープンに合わせて11時スタートの19時クローズです。 さて、そんなわけで色々と準備を進めてきたわけですが、今回は23日(土)が祝日であること、そして移動の途中の上信越道で工事による車線規制の予定があるという理由で、通常なら3時間足らずの移動なのですが念のためにすでに長野に来ています。 今朝10時すぎに自宅を出て、そのまま行けば午後イチには長野についてしまうのですが、せっかく時間があって予定がないとっても贅沢な日なので、一般道だけで長野まで来ました。 私の自宅が埼玉県加須市で、そこから国道17号に出て渋川方面に向かい、その後吾妻川沿いを西に向かい(最近道路が整備されて草津に行くのがとっても楽になった国道353号です)、大津の交差点を北上して草津を通過し、それから白根山の湯釜のそばを通って万座方面に向かい、山道を走って須坂市を通って長野市に到着しました。 自宅を出た時は、午前中だったのに気温が30度くらいだったのに対し、白根山の辺りでは気温がどんどん下がり15度ほどで窓を開けていたら非常に寒かったです。 そんなコースで来たにも関わらず、15時すぎには長野に着いてしまいました。 高速で来るとまぁそこそこ遠回りをしてくるのに対し、山道を走ってくるとくねくね道ではありますが距離的にはやや近いということがわかり、高速料金がかからないだけではなく、山の上からの景色が素晴らしいというご褒美もありました。 今回は、まだ時間があったのでクルマを止めて松代の辺りを散策してみました。 こうしてお店の後ろに山が見えるのも長野のステキなところですね。 松代とは、長野市の南部にある地域で、江戸時代には真田氏が治める松代藩といえばおわかりになる方も多いかもしれません。 私も以前に家族で散策したことがありますが、江戸時代の学校や城跡、その他の文化財などなかなか見どころの多い歴史的な街なので、ぜひ一度散策してみてください。 この道は、周囲とは違って明らかに不自然です。 変に真っ直ぐだったり、すぐ横に道があったり・・・。 じつは、この道はかつて長野電鉄の屋代線が走っていた跡で、このまま進むと・・・、 松代駅の旧駅舎があります。 じつは、かつて私がたまたまなにかの用事で長野に来ていたときにテレビのニュースで屋代線の廃線の話をしていたのを覚えています。 確かニュースでは、今日が屋代線の最後の運行ですという話をしていたと記憶しています。 駅前はこんな感じ。 駅舎の中はほぼ当時のままで、今日は中学生の子たちが学校帰りに集まって喋っていました。 なにげに見どころが多そうな感じですね。 竹風堂で家族にお土産を買ってきました。 さて、今日は明日に備えて早めに休みます。 普段長野に来る時は、だいたい3時おきの4時出というのが多いのですが、今回はゆっくり休めます。 皆さま、明日お待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はまだまだ受付中(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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