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リテイル

昨日までRifareさんの大阪と名古屋栄の店舗で1日ずつイベントを開催し、今日は打ち合わせのために一宮に行ってきました。 まだご存じない方もいらっしゃることと思いますので、簡単にご案内させていただきますと、 11月11日(土)と12日(日)に愛知県一宮市のリテイルさんにて、モノ作りに関したイベントを開催します。 私たちシューリパブリック主催なので、今はその準備を進めているところです。 イベントサイトがございますので、コチラをご覧ください。   じつは、このようなイベントをやりたいと思ってからこれまでにいくつかの候補地をリサーチし、この一宮にも何度も足を運んでいますが、 毎回行くたびに新しい情報を入手することができて、一宮はすでに結構馴染みのある場所となっています。 毎回ここにいる一宮のマスコット「いちみん」です。 そして、時間があるときにはここに行ってのんびりしているという図書館からの眺め。 前回訪れたのは4月でしたが、その際にお昼ごはんを食べたかみなりやさん。 ちなみに、今回はネパールカレーのお店に行きました。   余談が多くなりましたが、今回一宮を訪れたのは、イベントまであと3か月と少しとなりまして、そろそろ詰めの話をする必要が出てきたためです。 こちらが、イベントの会場となるリテイルさん。 建てられてから80年を超える、大変レトロな建物です。 こちらの3階の大きなホールが会場になります。 こんな雰囲気の会場を借りて、イベントを開催する予定です。 それに際して、どんなものを借りることができるのか、宣伝広告はどんなふうにやったらよいのか、そのほか細かいことまでご教授いただきました。 これまでリテイルさんではたくさんのイベントを開催してきており、またリテイルのKさんのコネクションが素晴らしく頼りになるので、細かくアドバイスを頂いたというわけです。 おおよそのことが決まり、開催に向けて準備が進みそうです。   さらにそのあとには、一宮市の商工会議所さんにもうかがって、情報の提供やご協力いただけること、さらにはこのイベントの思惑などをお伝えしながら、打ち合わせをしてきました。 今日対応していただいたSさん、とっても前向きな方で、打ち合わせをしていて楽しかったです。   そもそも、なぜイベント開催に向けて商工会議所さんに打ち合わせに行くのかと言いますと、 私のような全くのよそ者が一宮でイベントを開催するわけですから、地元の方々にご迷惑にならないように、願わくば多少なりとも地元の方々にとってもイベントを開催したメリットがあるようにと思い、 できることなら友好的に進めたいと思いまして、足並みをそろえるための準備を進めています。 私だってこの土地のことに関してそんなに詳しいわけではありませんから、おすすめのお店やおすすめのお土産などを教えていただきたいのです。 イベントにいらっしゃる方々に地元のお店を利用していただけるように、そのためにも地元のお店に準備段階でご協力いただけるようにと思っています。   情報は結構集められそうですので、あとは告知ですね。 あと何度か足を運んで、たくさんの方々に来ていただけるようにしっかりと準備を進めていきたいと思います。 そうそう、まだ細かいことは発表していませんが、イベント当日はパフォーマンスだけではなく、商品の販売もありますので、ぜひ楽しみにしていてください。   ★★★お知らせ★★★ 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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リファーレ

今日は、Rifare名古屋栄店さんにて、足の計測会&靴のオーダー会のイベントです。 これまで恵比寿店、大阪店、自由が丘店にてこのイベントを開催してきましたが、今回時初めて名古屋栄店にて開催になります。 名古屋栄店は、その名の通り名古屋市の栄にありますが、厳密に言えばあの観光地としても有名なテレビ塔からすると南西の方向になります。 繁華街の栄からすれば、少し落ち着いていてちょっとだけ静かな場所にあります。   オープンから、常連の方やブログなどをご覧頂いたお客様が立て続けにいらっしゃって、ご挨拶をさせていただいたり準備していたサンプルの靴を見ていただきながらご説明をしたりと言った具合で、なかなか楽しいスタートとなりました。 そうそう、今日は私たちシューリパブリックのお客様であるNさんが名古屋にいらっしゃっているとのことで、ちょうど先日完成した靴をお渡しすることになっていました。 私がお客さまとお話しているときにNさんがいらっしゃったので、そのお客様にもNさんの靴を一緒に見ていただきました。 まず1足はコチラのダブルモンクストラップです。 私たちシューリパブリックでは、あまりこのデザインの靴は作る機会が少ないので、このブログに登場するということでは比較的珍しいデザインとなります。 というのも、靴ヒモがないデザインの場合、履き込んでいってインソールが沈んでいくことや革が馴染んでゆとりができることで、多少なりとも将来的にはゆるくなります。 その分を考慮して、それでもお客様ははじめから履けるギリギリくらいのタイトさにしないといけないので、ある程度お客様の足を理解してからじゃないと難しいのです。 今回のNさんのケースは、今日履けるギリギリのタイトさで、予定通りのフィッティングとなりました。 そしてもう1足がコチラです。 サイドゴアブーツです。 じつは、私はコチラのほうが心配でした。 フィッティングは大丈夫なのですが、サイドゴアブーツの場合、どうしても馴染むまで足が落ちにくいということがあります。 でも、そんな心配をよそに、靴ベラも使わず結構ギリギリでしたがキレイに足が落ちました。 良かったです。 どちらも大変気に入っていただき、更にはこの場にいらっしゃったお客様にも気に入っていただき、私としては仕事をひとつ成し遂げたといったところです。   さらにこのあとにも、足の計測希望のTさんがいらっしゃったり、 ほぼ同じタイミングで私たちのお客様のIさんがご友人のKさんと一緒にお越しいただいたりと、なかなか賑やかな時間になりました。 Iさんはすでに何足モノシューリパブリックの靴をお履きいただいているので、私が接客しているときには私に代わって靴のご説明などをしてくださり、 本当にどこに行ってもサポートをしてくださり、本当に助かります。 そんな感じで、今日もあっと今に過ぎ去りました。 初めてお会いする方もたくさんいらっしゃって、初開催にしては十分すぎる内容だったと思います。   今日お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。 また、これをきっかけに是非Rifare名古屋栄店もご愛顧ください。   ★★★お知らせ★★★ 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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ギブソン

今日は、Rifare大阪店さんにて足の計測会&靴のオーダー会の日です。 そのため、朝早く自宅を出て、大阪へと向かいました。 大阪は、埼玉に比べてやや湿度が高く、蒸し暑かった・・・。   多少早めに到着し、準備をしてお客様が来てくださるのを待っていると・・・、 早々に、足の計測希望のお客様が来てくださいました。 とっても靴に関心をお持ちの方で、リファーレさんのブログや、私たちシューリパブリックのこのブログもご覧になってくださっているとのこと。 さらに、お話をうかがっていると、なんとこのために四国の高松から来てくださったのだそうです。 せっかく来てくださって、ちゃんと納得していただきましたでしょうか? 本当に、遠いところをありがとうございました。   その後、私たちシューリパブリックのお客様のKさんが来てくださいました。 じつは、Kさんとは事前に打ち合わせをしていまして、Kさんからご注文いただいて少し前に完成した靴を、この機会に納品させていただくということになっていました。 その靴が、コチラです。 ラストは#SRDを使って製作したギブソンシューズです。 とってもキレイに仕上がっています。 Kさんは、これまで大体年に1足のペースでご注文いただいていまして、始めの頃は数少なかったシューリパブリックの靴も、 今では1足のスニーカーを除き、その他すべてがシューリパブリックの靴になったとのことでした。 初めの頃は、どうしてもシューリパブリックの靴のほうが断然に履きやすいため、これまで購入した靴と交代で履くのがちょっと辛かったのだそうですが、 今ではお仕事の日に履く靴がすべてシューリパブリックになったので、毎日快適だとおっしゃっていました。 こうなると、お休みの日に履くスニーカーと比べてしまうようで、スニーカーよりもシューリパブリックの革靴のほうが快適に履けるとのことで、 次はお休みの日用の靴がほしいとおっしゃっていました。 こちらはいつでもOKです。 お待ちしていますよ。 これまで、様々なデザインの靴をご注文いただいた中で、Kさんはこのギブソンシューズが一番足にしっくり来るとおっしゃっていました。 本当に気に入っていただけて良かったです。 Kさん、ありがとうございました。   さて、私はすでに名古屋に移動し、明日のRifare名古屋栄さんでのイベントに備えています。 Rifare名古屋栄さんは、名古屋の中心地である栄の一角にあります。 11時からお待ちしておりますので、ご都合のつく方はぜひこの機会にご自身の足の特徴を知っていただき、今後の靴選びの参考にしてください。   今日、Rifare大阪店へ来てくださった皆さま、本当にありがとうございました。 では、また明日、名古屋の皆さまにお会いするのを楽しみにしています。 名古屋は初開催ですからね。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ1】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【お知らせ2】 Rifareさんにて恒例のオーダー会&計測会のイベントを開催します。 名古屋栄店は、 7月30日 (日) 11時~20時 (名古屋栄初開催です!) となります。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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身体全体が載る靴

カテゴリー: Message:伝えたいこと

スクライバー

私たちは一般的には靴を履くと言います。 手袋をはめるように、靴下を履くように、同じような感覚で靴を履くと言いますが、よくよく考えてみればそれは単に靴を履くその瞬間だけのことで、 靴を履いた以降の歩いているとき、走っているとき、もしくは立ち止まっているときは、靴を履いているというよりも靴に載っているという方がもしかしたら正しいのかもしれません。 私はよく靴とクルマの関係を例に出しますが、どちらも人間を載せて移動します。 その間、いかに快適に、いかに思い通りに、そしていかに楽しく移動できるかということがポイントになります。 温度や湿度を快適に保ち、十分な剛性があって外からの衝撃をしっかりと吸収することができるつくりで、人馬一体ともいえる一体感、 それらを求めるところが靴とクルマの似ているところだと思います。 となると、靴を履いていてもつくりが良くないモノや、サイズが合っていないモノでは、快適に履く、いや快適に靴の上に載って移動をすることができません。 ましてや、靴の場合は足の運動機能を生かして歩くことが必要となりますので、その運動機能をしっかりと発揮できることが大切なのです。 靴が大きすぎても小さすぎても、形が合っていたくても、つくりや設計が不十分であっても・・・。 じつは、靴選びは私たちが思っているよりもとってもシビアなのです。   さて、そんなことも踏まえて、明日からRifareさんにて足の計測会&靴のオーダー会のイベントを開催します。 明日、7月29日(土)は Rifare大阪店さんにて、 明後日の 7月30日(日)は Rifare名古屋栄店さんにて開催です。 同じにお金を払って靴を買うのなら、足に合っているモノ、つくりの良いモノ、設計の良いモノを履いた方が良いはず。 そういう靴はどんな靴なのか、そんなお話もさせていただきます。 この際だから、ちょっと足のことを知っておこうと思っていただった方は、ぜひお気軽にお越しください。 通常、足の計測は800円(税別)ですが、「ブログ観たよ!」といっていただければ、なんとこれが500円(税別)になります。 皆様のお越しをお待ちしています。 実際に、こんなものを使って計測します。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ1】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【お知らせ2】 Rifareさんにて恒例のオーダー会&計測会のイベントを開催します。 大阪店は、 7月29日(土) 11時~20時 名古屋店は、 7月30日 (日) 11時~20時 となります。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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ウェルティング

以前からハンドソーンウェルテッドの靴はスバラシイということをお伝えしてきました。 たぶん、それはこの先何年経っても変わることのない事実です。 構造と、その構造がもたらす履き心地や安心感、そして履いていて嬉しくなるのは、ハンドソーンならではのことです。 そのハンドソーンウェルテッドですが、これも以前からお伝えしている通り、ちゃんと作られていないと意味がありません。 何でも構わないからそれらしきものを作ったところで、本来のハンドソーンウェルテッドのすばらしさを感じることができないのです。 このことは、じつは一般の方には判断が難しいので、もうこれは専門の知識を持った方に相談するほかはありません。 何がそんなに難しいのかと言いますと、 ちょうど今日ウェルティングをしましたのでご覧ください。 こんな感じでウェルトを縫い付けていきます。 オウルで下穴をあけ、先端にブリストルの付いた糸を内側と外側から通し、ギュッと締めます。 基本的には、その作業の繰り返しなのですが、 写真を見て気づいた方はいらっしゃいますか? ウェルトを縫いつける位置は、何のマークもなく、まさに作り手の感覚に委ねられています。 下穴をあける位置やオウルを挿す角度も、縫うピッチも、糸を締めるときの力加減も、みんな作り手の感覚次第です。 なので、よほど素晴らしい感覚を持っている方でない限り、私の感覚で最低でもは7~8年くらいの経験を積まないとちゃんと縫うことができません。 たくさん作って、その作ったものを何年か後に確認して、そのうえで自分の作り方が正しいかどうか判断します。 作り手は、たくさんの経験を重ねることで、身体が精密機械のようになっていきます。 こんなふうに作ったら、履き込んだ時にこんなふうに変化するだろうということも見えるようになってきます。 とっても深いです。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ1】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【お知らせ2】 Rifareさんにて恒例のオーダー会&計測会のイベントを開催します。 大阪店は、 7月29日(土) 11時~20時 名古屋店は、 7月30日 (日) 11時~20時 となります。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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ギブソンブーツ

以前、福岡のAさんが初めてお越しになった時に、 「ザ・シューリパブリックと言える靴をお願いします!」 とおっしゃってご注文されたことがありました。 今でもとっても鮮明に覚えています。 その時には、ギブソンブーツをお勧めしてご注文いただきましたが、その後もずっとお付き合いは続き、ほかのデザインの靴もたくさんご注文いただきました。   じつは、私たちシューリパブリックの靴は、一般的に言うオーダーメイドの靴とは違う部分や特徴がいくつかあります。 例えば、コンセプトとして「日常に使う」ということをうたっていて、 特別の時ではなく、人生の中で最も多い「日常」にこそ履きやすいモノ、快適なものを履いていただきたいという考えで、 普段会社に行くとき、仕事をするとき、お休みの時など、いわゆる日常に履いていただくにふさわしい仕様の靴となっています。 それは長時間履き続けるわけですから、履いていて疲れないための十分なねじれ剛性や、靴の中が蒸れないための厚いインソール、さらには快適に履いていただけるような優しく足を包み込むフィッティング、 アッパーの革においてもやや厚めの革を中心に使うなど安心して履いていただけるような耐久性を備え、修理をして永く愛用していただくことを前提とした作りなど、 とことん実用のための仕様になっています。 また、使い勝手の面においても、合成ゴムのダイナイトソールを標準仕様としていて、多少の雨でも問題なく履いていただけることや、 ブーツにおいては独特のパターンで、足首がストレスなく動かせるよう履き口がフレア仕様になっています。   お越しくださるほとんどのお客様が、このような特徴を評価してくご注文してくださっています。 先述のAさんもまさにそのようなお客様で、その中でも最もシューリパブリックらしい靴をご希望されたのでした。   モノ作りは、往々にして作り手の考えや好みが製品に反映されるもので、 まさに私の場合も「モノは使ってナンボ、靴は履いてナンボ。」という考えに沿ったものだと思います。 もちろん世の中にはうっとりするようなキレイな靴を作る作り手の方もいらっしゃいますし、そのような靴が好きでお求めになる方もいらっしゃるので、それはそれで必要なことだと思っています。 私は、私自身の性格で極端に丁寧よりも丁寧だけどスピードも必要だったり、極めて一部の方よりもできれば多くの方という考えが、この日常仕様というスタイルにつながったのだと思います。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ1】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【お知らせ2】 Rifareさんにて恒例のオーダー会&計測会のイベントを開催します。 大阪店は、 7月29日(土) 11時~20時 名古屋店は、 7月30日 (日) 11時~20時 となります。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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Russoの革を発掘

カテゴリー: Leather:革入荷情報

lusso

時々、ふと思い出して倉庫の中を探してみると、すっかり忘れていた革が出てくることがあります。 今日ご紹介する革もそんな革なのですが、 あの「Windsor」と同じイタリアのRusso di Casandrinoというタンナーさんの革です。 昔のRussoの革は、何となくパサッとした感じのものが多かったのですが、この革のころから少しずつ雰囲気が変わってきていて、以前のモノに比べるとだいぶしっとりとした仕上がりになっています。 この革の名前は「VIP special」といいまして、その名の通りキメが細かく繊細で質感の高い仕上がりになっています。 ボックス調の仕上げでツヤは控えめ。 なので、ビジネス仕様の靴を作るのに適しています。 私はよく「革の良し悪しは裏側を見ましょう。」と言っているのですが、 この革の裏側も非常にきれいな仕上がりになっています。 なぜ革の良し悪しが裏側を見てわかるのかと言いますと、革の裏側がバサバサしているものは、十分な厚さが得られない革を使っているわけで、革の生地自体のクオリティがあまり良くないということになります。 裏側がキレイでキメの細かい革は、十分な厚さがある生地の良い部分だけを使っていることなのです。   この革で作るのであれば、お勧めのデザインはやはりオックスフォードなどのパリッとした雰囲気の靴ですね。 最近は、オックスフォードと同じテイストでギリーシューズをご注文いただく方も増えています。 この革で、ビジネス用のギリーシューズというのも格好良さそうです。 最近は、世の中全体がカジュアルの方向に振れてきているよですが、やはり黒のパリッとしたビジネスシューズを履いて、格好良く仕事をしたいものです。 最近、改めてスーツっていいなぁって思います。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ1】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【お知らせ2】 Rifareさんにて恒例のオーダー会&計測会のイベントを開催します。 大阪店は、 7月29日(土) 11時~20時 名古屋店は、 7月30日 (日) 11時~20時 となります。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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カドを立てます

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

フェザーエッヂ

こちらの靴は、ちょうどラスティングが終わったところなのですが、 正確に言うとラスティング完了までは、もうひと工程あります。 それは、 このフェザーエッヂ(カド)をしっかりと立てることです。 現状ではこんな感じ。 ちょっとわかりにくいかもしれませんが、このカドがどんなふうになるのかご覧ください。 まず、靴づくり、特に日本の靴づくりではよく用いる作業で、実際にやってみるとみんなが驚く「叩く」という作業があります。 リアルにハンマーで叩いています。 それも、かなりの力で。 「キズが付かないのですか?」 とか、 「革が裂けませんか?」 ってよく訊かれますが、せっかく作った靴にそんなキズがつくようなことはしません。 これは、ちょっとコツが必要です。 ただ叩いていては、ハンマーの凸の形が靴にうつってしまうので、叩きながら手前に延ばすような感覚で叩きます。 そして、これは使う人もいれば使わない人もいますが、私は使います。 それも、かなりの頻度で。 コロコロ。 本名は何と言うのか、実はいまだに知りません。 とにかく、ハンマーである程度叩いて革がパリッとなったところで、このコロコロを使って凸凹を感じ取り、再度ハンマーで凸の部分を叩いたり、このコロコロで平らにしたりします。 そうして出来上がったのが、 こちらです。 作業をする前の写真と比べても、だいぶカドが立ったのがおわかりになるかと思います。 なぜこのようなことをするのかと言いますと、いくつか理由があるようで、 まず、カドが立っていると靴がシャキッとして、もしくはパリッとして見えます。 逆に、カドが立っていないとメリハリのない靴に見えてしまいます。 ということで、見映えの問題です。 それから、この後の工程でウェルトをかけるのですが、このフェザーエッヂが凸凹していたり浮いてしまっていると、ウェルトがキッチリとかかりにくくなってしまいます。 ですので、キレイに整えます。 とっても地味で、あってもなくても良いように思える工程かもしれませんが、きちんと作ってあげることで靴の仕上がりが左右されるとっても大切な工程です。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ1】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【お知らせ2】 Rifareさんにて恒例のオーダー会&計測会のイベントを開催します。 大阪店は、 7月29日(土) 11時~20時 名古屋店は、 7月30日 (日) 11時~20時 となります。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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クォーターブローグ

今日は恵比寿のRifareさんにおいて、恒例の足の計測会&靴のオーダー会のイベントの日です。 このイベント、思い起こせば2007年の12月にスタートして、キッチリと年3回をキープし、もうすぐ10年になります。 そんなことを思い起こした私の方がビックリですが、今回も楽しいイベントになりました。 毎回、リファーレさんのイベントには、私たちシューリパブリックのお客様が遊びに来てくださいます。 貴重なお休みなのに、本当にありがたいと思っております。 今日も、午前中にはHさんが来てくださって、本当に他愛もない話ですが私の方が楽しく過ごさせていただきました。 こちらが、Hさんの足元です。 つい先日完成したクォーターブローグです。 クロースウェードにたくさん穴飾りを開けていて、それがあまり目立たないのが良いとおっしゃっていました。 Hさん、ありがとうございました。   そして午後からは、現在靴を製作中でもうすぐ完成するTさん、そしてすでにたくさんの靴をご注文いただいているOさんとKさんがいらっしゃいました。 TさんとOさんとKさんは、よくリファーレさんでバッタリとお会いすることが多いですね。 左がOさんのギリーシューズ、そして右がKさんのギブソンブーツです。 Oさんは「ギリー最高!」と、 そしてKさんは「このブーツを履いていると、結構頻繁に『良いブーツですね』って言われるんです。」 とおっしゃっていました。 Tさんの靴の完成は、あと1ヶ月くらいです。 ぜひ楽しみにお待ちください。   今日は、このほかにも初めてお会いするお客様がいらっしゃって、 足の計測をして靴に関してご説明させていただきましたが、先ほど登場のOさんもシューリパブリックの靴に関して、ユーザーのご意見としてお話してくださったり、 とにかくシューリパブリックのお客様たちは、本当に優しくて素晴らしい方ばかりです。   もうすぐ10年になるこのイベントは、もともと埼玉の奥地にある私たちの工房へお越しいただくことが難しいお客様に対して、都内でご注文いただくことができたり、 まだシューリパブリックに関してご存じないお客様に対して、実際に靴を見ていただいたり履いていただいたりしてシューリパブリックのことを知っていただこうという趣旨で始まりました。 これらの趣旨は今でも代わりませんが、回を重ねるごとにほかにも目的が現れてきまして、 それは実際にご自身の足のサイズや特徴をご存じない方、もしくは誤って認識していらっしゃる方、さらにはほとんど関心のない方に対して、 正しい靴選びをしていただき、革靴でも正しいサイズを選んで足に合ったものを履くとこんなに快適だということを知っていただくこと、さらには靴に関する知識をお伝えすることなのです。 無料でやってしまうと、「タダならちょっと見てよ。」と、全く関心のない方がヒマつぶし程度にいらっしゃったということもあって、 わずかながらお代を頂いて、それ以上のことをちゃんとお伝えし、ご自身の足に関して十分に関心を持っていただけるよう心がけています。 足を計測して足に関して関心を持っていただくという試みは、何かのイベントがあるたびにやっていまして、少しずつですが関心を持っていただける方が増えていると感じています。 ブランドに惹かれて外国の靴を買うという方もいらっしゃるかと思います。 単にそのブランドが好きで、履き心地や歩きやすさなんてどうでも良いということであれば構わないのですが、 靴は履いて歩くためのモノですから、歩くとき用の靴を選ぶときにはぜひ参考にしていただきたいと思います。 ちなみに、7月29日(土)は、リファーレ大阪店にて、 翌7月30日(日)は、リファーレ名古屋栄店にて「足の計測会&オーダー会」のイベントを開催します。 名古屋は、今回が初開催ですので、買わなくても興味をお持ちいただいた方は是非いらしてみてください。 これは、私の足です。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ1】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【お知らせ2】 Rifareさんにて恒例のオーダー会&計測会のイベントを開催します。 恵比寿店は、 7月23日(日) 11時~20時   大阪店は、 7月29日(土) 11時~20時 名古屋店は、 7月30日 (日) 11時~20時 となります。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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ギブソンブーツ

今日のお客様は、栃木県にお住いのASさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品のためにお越しいただきました。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、こげ茶のヴァケッタ800を使って製作したギブソンブーツです。 完成したブーツを見ていただくや否や、 「おー、格好イイ。」 とのこと。 さっそく気に入っていただけたようです。 ASさんは、すでに何足ものシューリパブリックの靴を履いていただいているのですが、実はギブソンブーツは初めてでした。 シューズやチャッカブーツはたくさん履いていただいていましたが、やっぱり履いた印象は少々違うようでした。 ASさんはずっとスキーをやっていらっしゃるので、ギブソンブーツのようにカチッと足をホールドするブーツに抵抗はないようです。 まぁ、スキーブーツと比べると、そこまでカッチリとホールドするわけではありませんが。 ともあれ、今回のブーツも大変気に入っていただけたようです。   「しかし、シューリパブリックのブーツは本当に真夏でも蒸れないですよね。」 と、日頃履いてくださっている方の意見は、大変説得力があります。 「それから、けっこう良い革も使っているし、普段に履けて、それでいてお願いしてしまえばもう足に合った靴が出来上がるわけだから、既製品のように買ってから調整したり、もしくは合わなくて困ってしまうということもなく、とってもいいですよ。」 ありがとうございます。 私たちは、ASさんのようなお客様たちに支えられています。 最後に、 「全国に高山さんが作る靴を待っている人たちがたくさんいるんだから、身体壊さないように気を付けてくださいよ。」 と、優しい言葉を頂きました。 本当に、重ね重ねありがとうございます。 皆様に重宝していただける靴を、これからもしっかりと作っていきますね。 今日はありがとうございました。 靴のスペック デザイン:ギブソンブーツ レザー: キップシュリンク ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ1】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【お知らせ2】 Rifareさんにて恒例のオーダー会&計測会のイベントを開催します。 恵比寿店は、 7月23日(日) 11時~20時   大阪店は、 7月29日(土) 11時~20時 名古屋店は、 7月30日 (日) 11時~20時 となります。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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