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シューリパブリックのブーツ

カテゴリー: Message:伝えたいこと


以前、福岡のAさんが初めてお越しになった時に、

「ザ・シューリパブリックと言える靴をお願いします!」

とおっしゃってご注文されたことがありました。

今でもとっても鮮明に覚えています。

その時には、ギブソンブーツをお勧めしてご注文いただきましたが、その後もずっとお付き合いは続き、ほかのデザインの靴もたくさんご注文いただきました。

 

じつは、私たちシューリパブリックの靴は、一般的に言うオーダーメイドの靴とは違う部分や特徴がいくつかあります。

ギブソンブーツ

例えば、コンセプトとして「日常に使う」ということをうたっていて、

特別の時ではなく、人生の中で最も多い「日常」にこそ履きやすいモノ、快適なものを履いていただきたいという考えで、

普段会社に行くとき、仕事をするとき、お休みの時など、いわゆる日常に履いていただくにふさわしい仕様の靴となっています。

それは長時間履き続けるわけですから、履いていて疲れないための十分なねじれ剛性や、靴の中が蒸れないための厚いインソール、さらには快適に履いていただけるような優しく足を包み込むフィッティング、

アッパーの革においてもやや厚めの革を中心に使うなど安心して履いていただけるような耐久性を備え、修理をして永く愛用していただくことを前提とした作りなど、

とことん実用のための仕様になっています。

また、使い勝手の面においても、合成ゴムのダイナイトソールを標準仕様としていて、多少の雨でも問題なく履いていただけることや、

ダイナイト

ブーツにおいては独特のパターンで、足首がストレスなく動かせるよう履き口がフレア仕様になっています。

ブーツ

 

お越しくださるほとんどのお客様が、このような特徴を評価してくご注文してくださっています。

先述のAさんもまさにそのようなお客様で、その中でも最もシューリパブリックらしい靴をご希望されたのでした。

 

モノ作りは、往々にして作り手の考えや好みが製品に反映されるもので、

まさに私の場合も「モノは使ってナンボ、靴は履いてナンボ。」という考えに沿ったものだと思います。

もちろん世の中にはうっとりするようなキレイな靴を作る作り手の方もいらっしゃいますし、そのような靴が好きでお求めになる方もいらっしゃるので、それはそれで必要なことだと思っています。

私は、私自身の性格で極端に丁寧よりも丁寧だけどスピードも必要だったり、極めて一部の方よりもできれば多くの方という考えが、この日常仕様というスタイルにつながったのだと思います。

ギブソンブーツ

 

お知らせ

【お知らせ1】

11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。
日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。
詳細はコチラをご覧ください。

 

【お知らせ2】

Rifareさんにて恒例のオーダー会&計測会のイベントを開催します。

大阪店は、 7月29日(土) 11時~20時

名古屋店は、 7月30日 (日) 11時~20時

となります。

 

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。

スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは mail info@shoe-republic.com です。

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