モノ作りにおいては、どんなものでもバランスがとっても大切で、もちろんそれは靴においても同様です。
こちらは、私が普段から履いているギブソンブーツです。
もう何年くらい履いているのだろう・・・?
って思うほど何年も履いているものですが、どうしても負担がかかってしまう部分というのは決まっていて、
この靴ヒモの裏側になる部分は、履いてしまえば見えないところではありますが、こんな感じに擦れてしまっています。
こんなふうになってほしくないから靴ヒモはしっかりと締めない・・・というのは本末転倒で、
むしろこうなることは仕方ないと思ってどんどん履いてほしと思っています。
そして、どうしてもすり減ってしまって何とかしないといけないという時には、似たような革を表からパッチとして当てて補強&修理をしてあげれば普通に履くことができますし、よりいっそう格好良くなります。
もしかしたらご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、イギリス王室の方の足元を見てみると靴の表面に修理した形跡のパッチがついていることがあって、
それがまた格好よく見えたりして、ステキなことだと思います。
ただし、だからと言って壊れたら修理をすればいいということではなく、
普段からどのように扱ったらよいのかということをある程度理解していただくことが必要です。
このヒモに関する件は、ヒモの強度が強すぎないことが大切です。
靴ヒモが丈夫過ぎると、その分靴の革のほうに負担がかかてしまいます。
ヒモは簡単に交換できますが、革の修理はヒモに比べたら結構手間がかかりますので、
ヒモは適度にヘタるものを使った方が良いでしょう。
私たちシューリパブリックでは、そんな強度の関係も考えて標準のヒモを選んでおります。
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シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。
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