靴ヒモとの強さの関係

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モノ作りにおいては、どんなものでもバランスがとっても大切で、もちろんそれは靴においても同様です。

ギブソンブーツ

こちらは、私が普段から履いているギブソンブーツです。

もう何年くらい履いているのだろう・・・?

って思うほど何年も履いているものですが、どうしても負担がかかってしまう部分というのは決まっていて、

ギブソンブーツ

この靴ヒモの裏側になる部分は、履いてしまえば見えないところではありますが、こんな感じに擦れてしまっています。

こんなふうになってほしくないから靴ヒモはしっかりと締めない・・・というのは本末転倒で、

むしろこうなることは仕方ないと思ってどんどん履いてほしと思っています。

そして、どうしてもすり減ってしまって何とかしないといけないという時には、似たような革を表からパッチとして当てて補強&修理をしてあげれば普通に履くことができますし、よりいっそう格好良くなります。

もしかしたらご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、イギリス王室の方の足元を見てみると靴の表面に修理した形跡のパッチがついていることがあって、

それがまた格好よく見えたりして、ステキなことだと思います。

ただし、だからと言って壊れたら修理をすればいいということではなく、

普段からどのように扱ったらよいのかということをある程度理解していただくことが必要です。

このヒモに関する件は、ヒモの強度が強すぎないことが大切です。

靴ヒモが丈夫過ぎると、その分靴の革のほうに負担がかかてしまいます。

ヒモは簡単に交換できますが、革の修理はヒモに比べたら結構手間がかかりますので、

ヒモは適度にヘタるものを使った方が良いでしょう。

私たちシューリパブリックでは、そんな強度の関係も考えて標準のヒモを選んでおります。

 

お知らせ

15周年企画ギブソンブーツ

①シューリパブリック15周年記念モデルのオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。

 

 

 
6月3日(日)長野市IVY PRODUCTSさんにお邪魔する予定です。今回も足の計測をさせていただきます。シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のご注文も承ります。注文するしないにかかわらず、お気軽に遊びにいらしてください。クルマでお越しの場合は、近くに12時間まで700円という駐車場もたくさんございますので、ぜひ観光も兼ねてお越しください。お待ちしております。
 

 

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。

スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

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