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革の話

カテゴリー: Message:伝えたいこと

革

これまでにも何度か書いていることなのですが、しっかりと皆様にお伝えしたいと思っていますので、定期的に書いていきたいと思います。 それは、革のことです。 ときどき、「良い革で靴を作りたいのですが・・・。」とか、 「丈夫な革で作りたいのですが・・・。」 というようなご要望をいただきます。 良い革というと、おおよその場合がカーフなどのキメの細かい革のことをおっしゃっているのですが、 できれば知識としてカーフにはどういう特徴がるのかを知っておいていただきたいと思います。 日本で言うカーフは、生後半年以内の牛の革のことで、ほとんどの場合においてキメが細かくてとっても美しい反面、厚さが1ミリに満たないことが多く、とっても華奢な革であると言えます。 なので、履いた感じはきれいで柔らかいですが、場合によってはちょっと頼りないという印象を持つことがあるかもしれません。   また、丈夫な革となるともっと面倒で、どういうことに対して丈夫なのかということで全然違ってきます。 具体的に言うと、例えば安全靴のようにあちこちキズがついても穴が貫通することなくとにかくタフさがほしいのか、 もしくは永く履こうと思っていて、表面のシワから亀裂が入らないことを望んでいるのか、 どちらの希望されるかで、選ぶ革は全く異なります。 前者のキズがついても穴が貫通しないようにということであれば、厚いステアやブルなどの硬い革が適しているのに対し、 シワから亀裂が入らないようにということであれば、比較的生地がしっかりしている小判のキップが適しています。 革の作りにもよりますが、繊維が粗いステアやブルなど厚くて一見丈夫そうな革は、確かに避けることに対しては丈夫かもしれませんが、 革そのもののきめ細かさという点においてはカーフやキップなどに及びませんので、取り扱い方によっては永く履いているとシワの部分に小さな亀裂が入ることがあります。   ただ、あくまでも革の特性を知っておいていただきたいというのが理由で、実際に靴のご注文の際には私の方から丁寧にご希望をうかがいますので、あまり心配される必要はありません。 それに、ステアだからすべて亀裂が入るということでもありませんので、あまり過剰に心配する必要はありません。 革は、何が良いのか、何が丈夫なのかという項目に対して、すべて同じくくりで答えを出すことが難しく、少なくともいくつかの方向性にわけて考える必要があります。 私たちシューリパブリックでは、キップをメインに革をご用意しています。 カーフに比べるとそこまでのきめ細かさはないものの、そこそこキレイで、靴として十分な厚さがあり、永く履いていただいても十分な耐久性があるという条件で選んでいます。 また、カーフでも強度面で問題なさそうなものは取り扱いますし、ステアでも生地が良いものなら取り扱います。 結局は、道具として靴を考えたときに必要な素材というくくりで革を選んでいるので、おおよそ同じ方向性のものを入荷していますが、 その中でもそれぞれに特徴がありますから、お客様にも知識として革の特性を知っておいていただけると嬉しいです。   ★★★お知らせ★★★ ①シューリパブリック15周年記念モデルのオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       ②6月3日(日)に長野市のIVY PRODUCTSさんにお邪魔する予定です。今回も足の計測をさせていただきます。シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のご注文も承ります。注文するしないにかかわらず、お気軽に遊びにいらしてください。クルマでお越しの場合は、近くに12時間まで700円という駐車場もたくさんございますので、ぜひ観光も兼ねてお越しください。お待ちしております。     シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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ギブソンブーツ

カテゴリー: Message:伝えたいこと

ギブソンブーツ

私たちシューリパブリックでは、ブーツを推しています。 「推す」というのがどれくらいなのかなかなか正しくお伝えできないのですが、決して無理矢理勧めるわけではなく、 ノーマークだった方には、選択肢に入れてください程度のお勧めをさせていただいています。 そもそも、どうして私たちがブーツを推しているのかと言いますと、 ブーツは実用を考えたときに機能面で大変優れていて、道具として考えるのなら現代の環境にとっても適しているからです。 長時間靴を履き続けなくてはいけない方には、足首より下だけでホールドするよりも足首よりも少し上までホールドしたほうがよりムリなくフィットさせることができますし、 足首よりも上まで包み込まれていると、それだけ安定感も安心感も増します。 さらに、寒い時期には足首が冷えなくて済みます。 でも、そんな理屈よりも、実際に履いていただくとブーツの良さを実感していただけるはずです。   シューリパブリックには3つの柱となるブーツがありまして、 それらはギブソンブーツ、チャッカブーツ、そしてモンキーブーツなのですが、 その中でも、私が最も機能面を考えたときにお勧めするのが、このギブソンブーツです。 ギブソンブーツは、ひとことで言ってしまえば道具です。 そもそも靴は道具なのですが、その中でもギブソンブーツは道具らしい道具だと思っていて、私もそのつもりで製作しています。 足をしっかりと、それでいてきつすぎず緩すぎず、心地よく包み込むようにホールドしたうえで、 身体の一部のような感覚で履くことができ、長時間履き続けても疲れにくく、 履き込んでヤレてきた頃がとっても格好良いと思います。 オーダーメイドの靴だから、ここ一番の時に履くのも良いですが、 足に合わせて製作して履いていて快適なオーダーメイドの靴だからこそ、日常に履いていただきたいのです。 いつでも気軽に履けて、どんな服にも合わせやすくて、履いていて楽しいのがギブソンブーツだと思っています。 チャッカブーツやモンキーブーツにもそれぞれ性格があって、こんなふうに履いてほしと思うことがあるのですが、 同じように考えたときにギブソンブーツが最も道具としての靴なのだと思います。   ★★★お知らせ★★★ ①シューリパブリック15周年記念モデルのオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       ②6月3日(日)に長野市のIVY PRODUCTSさんにお邪魔する予定です。今回も足の計測をさせていただきます。シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のご注文も承ります。注文するしないにかかわらず、お気軽に遊びにいらしてください。クルマでお越しの場合は、近くに12時間まで700円という駐車場もたくさんございますので、ぜひ観光も兼ねてお越しください。お待ちしております。     シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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モンキーシューズ

今日のお客様は、埼玉県にお住いのMIさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 MIさんは、これまでに主にお仕事用として何足ものシューリパブリックの靴をご注文いただいていまして、今回はお休みの日用としての靴が完成しました。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、赤みがかったワイン色のモンキーシューズです。 デジカメの関係でかなり赤が強く見えますが、実物はもう少し落ち着いた色です。 MIさんは、お仕事のスーツも最近はパターンオーダーのものを購入されているそうで、スーツの場合はパターンオーダーでも体形に合わせた修正をしてくれるらしく、 「既製品がなかなか合わないので、やっぱり身体に合わせて作ってもらったスーツは、動いた時にとっても着やすいって思っていますよ。」 とおっしゃっていました。 「同じように、靴も足に合わせて作ったものは履きやすいのですが、服よりも靴の方が身体に合っているか否かってことに関してはかなりシビアですよね。」 とのこと。 MIさんは、何年か前に靴に気を遣うようになって少し高い靴を買ってみたそうですが、何となくその靴のサイズが大きかったようで、 次に同じデザインの色違いでハーフサイズ小さいものを買ってみたら、そちらの方が履きやすかったとのこと。 「でも、それも合っているのか合っていないのかよくわからなくて・・・。」 とおっしゃっていました。 「こちらでお願いするようになって、そういうわずらわしさがなくなりました。足を測ってもらってあとはピタリのサイズのものが出来上がってきますから。」 とのことです。 たしかに、お客様からすればサイズ選びってとっても難しいですよね。 靴によって同じ表記でも大きさや形が全く違うことだってありますし、履き始めてからどんなふうに変化するのかということもわかりませんから。 なので、今ではMIさんは靴に関しては心配事がほとんどなくなったそうです。 今回完成したモンキーシーズ、とっても格好良いですよね。 最近、少しずつモンキーブーツやモンキーシューズの人気が高くなりつつあるので、そんな時期になってきたのかもしれません。 この靴も、ぜひたくさん履き込んでください。 ありがとうございました。   靴の仕様 デザイン: モンキーシューズ レザー: ステア ソール: リッヂウェイソール ラスト: マイサイズラスト(SRE+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド   ★★★お知らせ★★★ ①シューリパブリック15周年記念モデルのオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       ②6月3日(日)に長野市のIVY PRODUCTSさんにお邪魔する予定です。今回も足の計測をさせていただきます。シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のご注文も承ります。注文するしないにかかわらず、お気軽に遊びにいらしてください。クルマでお越しの場合は、近くに12時間まで700円という駐車場もたくさんございますので、ぜひ観光も兼ねてお越しください。お待ちしております。     シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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オックスフォードシューズ

今日ご紹介するお客様は、福井県にお住いのYYさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、今回はRifare大阪店さんにて納品させていただきました。 と言っても、福井から大阪は決して近いわけではないのですが、これまでも神戸のSUNさんに来てくださったり、昨年の11月には私たちが主催した一宮市でのイベントに来てくださったりして、 本当にYYさんには感謝しております。 今回完成したのは、黒のパンチドキャップ仕様のオックスフォードです。 早速履いていただきました。 YYさんは、やや幅広の足なので既製品の靴では薬指や小指が当たってしまうところに、歩くときにどうしても左足だけ外荷重になってしまうクセがあって、 単に幅を広げるだけではどんどん足が外側に流れてしまい、薬指と小指にばかり負担がかかってしまいます。 これを解消するために、今回は特にあれやこれやと調整をさせていただきました。 特に気を遣ったのが、足が外側に流れないようにする対策です。 単に内外の高さを変えるような手法では、足首などの可動部分に負担がかかってしまうため、違う方法で流れないように対策をとってみました。 この靴はまだ履き始めたばかりなので、あと半年~1年くらい経ったら様子をうかがってみようと思っています。 オーダーメイドの靴は、単に足の形に合わせるだけではなく、どれくらいの力で絞るか、どんなバランスにするか、どれくらいの硬さにするのかを履く方の体格や使い方、お好みに合わせて調整する必要があり、 作り手の考え方によるとことは大きいので、深くて面白いですがとにかく大変です。 YYさん、遠いところ本当にありがとうございました。   靴の仕様  デザイン: オックスフォード(パンチドキャップ) レザー: キップ ソール: リッヂウェイソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド   ★★★お知らせ★★★ シューリパブリック15周年記念モデルのオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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松脂

きっと誰でもある匂いで思い出す記憶というものがあるのではないかと思います。 金木犀とか沈丁花は、その季節を感じさせてくれる匂いですよね。 ハンドソーンウェルテッドの靴づくりを経験されたことのある方は、きっとこの匂いは間違いなく記憶に残っているはずです。 そう、松脂ブレンドのワックス、通称「チャン」の匂いです。 靴の業界では、普通に「チャン」で通じるのですが、どうして松脂がチャンと呼ばれるようになったのか調べてみたところ、この業界の大先生である革靴職人さんによると、 靴作りに使われる「洋チャン」は、漢字で書くと「瀝青」と書き、chian turpentine の略なのだとか。 たしかにそう言われればそんな気もしますが、定かなところではありません。 ともあれ、この松脂ワックスは基本的には靴の職人自らが松脂と清製油をブレンドして作るもので、 こんなふうに鍋に入れて火にかけて、松脂を溶かしたところに油を入れて硬さを調整します。 この時に、松脂の独特な匂いが辺り一面に立ち込めるのですが、 駆け出しの頃には何をどうしたら良いのかわからない戸惑いがあり、少し慣れてくると思い通りに靴が作れない悔しさがあり、 私の場合は独立して間もないころはどんなふうに商売をして行ったらよいのか全く分からなくて迷いに迷ったという思い出があって、 この松脂の匂いは、そんな頃の不安な気持ちを思い出させてくれたりします。 この匂いは、慣れないととっても苦痛に感じるかもしれません。 何と言ったらよいのでしょうか、何かに例えることができない独特の匂いです。 そんな松脂ワックスは、真夏と真冬では外気温の違いから硬さを変える必要があり、その時期に最適な硬さに仕上げるにはそれなりの経験、もしくは勘が必要になります。 それでも、同じことを20年もやっていると嫌でも勘が良くなるようで、最近は一発でベストな松脂ワックスを調合できるようになりました。   この松脂ワックスは、上の方でご紹介したように革で包んだ状態で麻糸にこすりつけて、 その松脂ワックスの付いた糸を布でこすって溶かしながら内部へ染み込ませると同時に糸を締め、そして表面にビーズワックスを塗ってウェルティング、もしくはソールスティッチング(だし縫い)の糸になります。 松脂のワックスを作るのは、私の場合は2か月に1度くらいの割合なのでさほど面倒な作業ではありませんが、 糸作りは1足につき2本必要で、1足分を作るのに20分くらいかかります。 ひたすら糸に向かって黙々と力の要る作業をするので、作業としてはかなり厳しいものです。 松脂ワックスの付いた糸を布でこするときにも、松脂が解けてあの匂いがします。 きっとこの匂いがすると辛くて大変だった思い出ばかりが蘇ってくるかもしれませんが、 それはそれである意味楽しい思い出になっているかもしれません。   ★★★お知らせ★★★ シューリパブリック15周年記念モデルのオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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ブーツ

大切なものを永く愛用したいと思うのは、きっと誰もが同じだと思いますが、 どうしても永く使っているとだんだんくたびれてきてしまうものがあります。 と言うよりも、もっと厳密にいうのであれば、くたびれてきてしまうものと結構永く使っているのにさほどくたびれていないものの、両方があります。 革靴でも、1年もたたないうちにくたびれてしまうものと、もう何年も履いているのにまだそんなにくたびれていないものがあるのですが、 その違いは一体何なのだろうと思っている方も多いのではないでしょうか。 それは、使っている素材であり、見えない部分の補強であり、全体的な作りであるわけです。 編み上げのブーツが格好良いと思って、何となくネットで探してその値段に惹かれて適当に安いモノを買ってみたものの、 たいして履かないうちに靴自体がクタクタになってきて、なんとなくみすぼらしくなってしまった・・・ という経験はありませんか? 靴の場合は、アッパーとライニングの革、見えないところに使っている芯の素材や強度、インソールの材質と厚さ、強度、ソールの素材、そしてつくりと製法でほぼ価格が決まります。 それらが良くないものであったなら、どんなにキレイに仕上がっていたとしても、比較的早いタイミングで靴がクタクタになってしまいます。 どんなに丁寧に履いて大切にしたとしても、永く愛用できないモノがあるのです。 せっかく履きやすくなってきたのに、ボロボロになってしまって修理すら難しいというケースもあります。   私の個人的な考えでは、どうせ使うなら丈夫で永く使えるものが良いと思っています。 腕時計のベルトは、基本的にはステンレスが好きです。 部屋のインテリアに使うのなら、木や紙よりも、ステンレスやジュラルミンの方が好きです。 とにかく耐久性が優先で、気を遣って取り扱わなくてはいけないとか、朽ちていくということなんて到底考えられません。 そんな考えが根底にあって靴を作っていますので、モノ作りにおいては丈夫さがとっても大切です。 その丈夫さを靴に落とし込む場合、ただ単に厚くて穴の開かないような革を使うだけではダメで、むしろ適度な厚さので生地がしっかりしている方が表面に亀裂が入りにくいなどの理由で永く使えますし、 上で書いたような見えないところの素材をはじめ、良い素材を使ってしっかりと正しく作らなくてはいけないのです。 写真左のモンキーブーツは、定かではありませんがもう8年以上経っているはずです。 でも、くたびれるどころか、今でも良い雰囲気を出しています。 ちゃんとした素材を使って丁寧に作った革靴は、ある程度永く履いていてもくたびれてくるようなことはありませんし、むしろ革の素材としての良さがにじみ出てきて格好良くなってきます。   私たちの仕事は、普通の靴つくりとはだいぶ異なっていて、 せっかくお客様が一般的な靴より大きな出費を決意して私たちの靴をご注文してくださるので、 私たちはその気持ちにしっかりとお応えできるよう、永く愛用していただける靴を作ります。 途中で修理やメンテナンスは必要ですが、10年くらいは普通に履いていただけるようにと考えています。 人の人生で10年と言えば、長いようで短いようで、微妙な長さです。 クルマを10年乗るとすると、過去を振り返ってみたときにその頃の自分の相棒が思い出されるように、 靴も10年履くのなら、振り返った時にその頃の人生の相棒を思い出せるはずです。 靴は、そんな付き合い方をしていただくものだと思っています。   ★★★お知らせ★★★ シューリパブリック15周年記念モデルのオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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チャッカブーツ

今日ご紹介するお客様は、、東京都にお住いのKKさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 KKさんは、じつは先週お越しいただいたのですが、都合でご紹介するのが遅くなってしまいました。 申し訳ございません。 今回完成したのは、黒のチャッカブーツ(ストレートキャップ付き)です。 早速履いていただきました。 KKさんは、すでにたくさんのシューリパブリックの靴を履いてくださっています。 KKさんの足はとても細くて、なかなか既製品では難しいだろうという形をされていて、 初めてのシューリパブリックの靴を履いてくださったときには、しきりに・・・ 「気持ちイイですよ。いつも脱ぎたくないって思っています。」 と言ってくださいました。 それ以降、少しずつ靴を増やしていって、今では十分に1週間を回せるだけの靴が揃ったようです。 特に、KKさんの足は既製品ではカカトを十分にホールドすることが難しく、そのあたりの履き心地の違いは足に合わせたオーダーメイドならではだと思います。 それに、KKさんもシューリパブリックのブーツの履きやすさをわかってくださっているお客様の一人です。 ブーツの方が足首までしっかりとホールドできますので、よりいっそうの安定感が感じられるわけです。 ところで、写真の後ろの方に見えるのは、私の友人であるトンリョウさんのブーツです。 KKさんが以前に愛知県の一宮市で開催したイベントに来てくださったのですが、その際にトンリョウさんのブーツにも興味をお持ちになって、その後にトンリョウさんに行ってオーダーされたそうです。 昔から靴の業界ではよく言われるのですが、靴は作り手が違うと仮に同じものを作ったとしても全く違うモノができるのです。 ましてや、トンリョウさんは私たちシューリパブリックのとは全く方向性の違う「ワークブーツ」や「バイカーズブーツ」などを作っていますので、 狙っている履きやすさも全くアプローチからして異なります。 ちなみに、KKさんにシューリパブリックのブーツとトンリョウさんのブーツの違いをうかがってみたところ、 やはり履きやすいの方向性が異なっていて、 トンリョウさんのブーツは、こんなにカッチリとしているのに柔らかく感じるそうで、 シューリパブリックのブーツは、履いているのに履いていないみたいとおっしゃっていました。 おもしろいですね。 KKさんは、これまでにやってこられたことがとってもダイナミックで、お話をうかがっているだけでとっても楽しいです。 ぜひまたお話を聞かせてください。 ありがとうございました。 靴の仕様  デザイン: チャッカブーツ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド   ★★★お知らせ★★★ シューリパブリック15周年記念モデルのオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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パックパック

まずは、無事に関西出張から戻りました。 今回の出張は、どちらかと言えばたくさんのお客様というよりは、特定のお客様とじっくりとお話ができたという印象です。 忙しい時だと、一人のお客様とお話をしているときに、何人ものお客様が待っているということになってしまいますので、 そうなってしまうとなかなか落ち着いてお話ができません。 そういう点で、今回はとても良かったと思います。   まず、Rifare大阪店さんに来てくださったTKさんが話していらっしゃったことが、とっても印象に残りました。 先日のブログでも書きましたが、TKさんは以前は欲しいものがあるとついつい買ってしまっていたのに、作り手としっかりと話ができる環境でモノを買うようになってから、 余計なものを買わなくなったり、しっかりと吟味して買うようになったり、その結果買い物で失敗することもなくなり、全体的にモノの数が減ったりして、 とても良かったとおっしゃっていました。 たしかに、大人になると子供のころに比べて金銭的に余裕ができますから、その時にちょっと欲しいと買ってしまうということだってあります。 でも、後で考えてみると、それは本当に買うべきだったかどうかやや疑問が残ったりします。 必要にして十分と言える程度でやっていくのは、ある意味余計な煩わしさが減って良いことですし、無駄なく合理的なことと言えるかもしれませんね。 私はいつも余計なものが多くて、じつは今回の出張もこんな荷物で行ったのですが、 当然ながらこれだけで済むわけがなく、このほかに着替えなどを40リッターのコンテナに積めて宿に送っておきました。 必要にして十分というのは、私のあこがれです。 それにやや関連のある話ですが、つい先日ちょっとしたアクシデントでパソコンを壊してしまい、新たに購入したのがメモリがやや少なめなモデルです。 パソコンは、確かにハイスペックなCPUに余裕のあるメモリというのが理想ではありますが、 最近はクラウドを活用することでメモリはさほどシビアではなくなりましたし、要らないデータと要らないキャッシュはどんどん削除して整理整頓することで、 低スペックなPCでも十分に使えるのではないかと敢えて低スペックなものを購入し、とことん整理整頓をする癖をつけようと試みています。 どうでしょうねぇ。 今のところ、順調にできていますが。 と言いつつ、やはりほしいものは欲しいというのが人の心情です。 モノは出会いですから。 出逢ったその時に買わなければ、もう2度と出逢うことはないかもしれません。 そう思って、昨日SUNさんでポークパイハットを買いました。 ここで買わなかったら、きっと後になってほしくなってムダな時間と費用をかけて似たようなものを探すのが目に見えていたので、そういう時は絶対に買った方が良いと思います。 買おうかよそうかずっと迷っているのも時間の無駄ですよね。 そのあたりは、臨機応変で良いと思います。   また、SUNさんでは多少時間にゆとりがありましたので、やはりお一人お一人じっくりとお話をすることができました。 たぶん、みなさん靴を履いていらして疑問に思うこともあるでしょうし、判断に迷うこともあるでしょう。 そんなことを専門家に気軽に訊くことができれば、一瞬で問題は解決できます。 イベントは、そんな場でありたいと思っています。   関西の方でイベントがあると、その日に帰ってくるのは難しいのでいつも泊まってくるようにしています。 なので、昨晩も神戸に泊まり、今日はゆっくりと移動の日でした。 だいたいそういう日にはどこかに立ち寄って観光をしてくることが多いのですが、いつもの通り全く計画を立てずにふらっと行ってしまうため、どこに行くか決まらないことすらあります。 じつは、今日もそうでした。 首都圏は少し涼しかったようですが、関西は朝からとっても暑かったので、早速昨日SUNさんで買った帽子をかぶり、日差しが強かったのでサングラスを・・・、 と思ったら、家に忘れてきました。 サングラスはなくても良いのですが、敢えてそういう時に知らないところでわざわざサングラスを探すというのが面白そうで、そこでスイッチが入りました。 すでに新快速に乗って新大阪を過ぎていて、駅近でサングラスが買えるところは・・・、 高槻です。 駅前の西武の中にjinsがあるようですし、そこでなければユニクロでも良いです。 さらに、大きな街なのでメガネのチェーン店だってあるかもしれませんし、運が良ければこだわりのメガネ屋さんだってあるかもしれません。 そんな気持ちで高槻の駅で散策開始です。 jinsは、残念ながら気に入ったものがなく、ユニクロもしかり。 個人のメガネ屋さんは何件かありましたが、やはり気に入ったものがなく、駅の反対側へ行ってみました。 こういう時って、とことん見つかりません。 まるで、お昼ごはんのタイミングを外してしまって、探しても探してもどこもない時の気分です。 結局、小一時間探して高槻は諦めました。 再び新快速に乗って東へ向かっていると、 もうサングラスのことなんてどうでもいいと思っていたころでしたが、すごくステキな街が目に入ってきました。 「能登川」という駅です。 こういうのって、何に興味を惹かれるかは人それぞれですから、私が面白そうと思っても全然響かない方もいらして当然です。 ここは何が面白そうなのかと言いますと、大阪や高槻、さらには草津のような近代化していてショッピングモールや大きな商業施設がたくさんあるようなところはわざわざ行かなくてもどこでも見ることができますが、 この能登川の駅前には、定食屋さんがあって和菓子屋さんがあって、適度に懐かしさを感じられつつ、にぎやかさもあり、その街の匂いを感じてみたいと思わせるものがありました。 全く何もなくて山と畑と田んぼでは、散策していておもしろくないですし、都会過ぎているとどこも似たような景色になってしまってやはり面白くありません。 そんな判断基準からすると、この能登川は大変興味深い街でした。 でも、今回は結構いい時間になってしまっていたので、おとなしく帰ることにしました。 能登川散策は、次回にとっておきます。   結局、今日は移動中に車窓を楽しんだだけでしたが、これはこれで楽しい一日でした。 今回の出張で、SUNさんとの次の企画もスタートしそうですし、なかなか充実した出張になりました。 今回お世話になりましたRifare大阪店の皆さま、そしてSUNのNさん、さらにお越しいただいたお客様、本当にありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします。   ★★★お知らせ★★★ シューリパブリック15周年記念モデルのオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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ギブソンシューズ

今日は、昨日に引き続きイベント開催の日です。 今日の会場は、神戸三宮のSUNさんです。 SUNさんとは、もうすでに10年以上のお付き合いで、これまでに本当にお世話になっています。 永いお付き合いなので、だいたい気心もわかっていますし、多くのお客様が顔なじみの方だったりして、 感覚的には知り合いのいる街にまた遊びに来ましたといったところです。   昨晩は大阪から移動してきて、神戸市内に泊まりました。 大阪から神戸は、あまり詳しくない方のためにお伝えしておきますと、だいたい東京から横浜くらいの感覚に近いです。 JRの新快速で20分ちょっと、無理なく移動できる距離です。 SUNさんは13時オープンなので、それまでの間に神戸の街なかを散策することを週間にしています。 今日は、商店街をウロウロ見てから海の方へ行ってみました。 皆さんご存知、ポートタワーです。 ポートタワーの東側にはメリケンパークがあります。 メリケンパークは、前回来たときにはリニューアル工事をしていましたが、今ではすっかりキレイになっています。 そして、そのまま真っすぐ行けば海の近くまで行くことができます。 このあたりは、リニューアル前に何度か来ているので観光はそこそこにして移動しました。 来るときには気が付きませんでしたが、建物の壁にこんなアートが描いてありました。 まだSUNさんのオープンまでには時間があったので、さらにウロウロしてみました。 こちら、南京町の東側の門。 そうそう、実はわたしは昨年に「神戸栄町アンティーク堂の修理屋さん」という文庫本を読みまして、 栄町は実際にこの近くに存在する地名なので、イメージとどう違うのか見てみようと思い行ってみましたが、 栄町には小説に出てくるような証言街はなく、ちょっとがっかりでした。 そんなことをしているうちにSUNさんのオープンの時間も近くなりましたので、SUNさんに移動です。   先程も書きましたが、SUNさんのお客様はとってもよく知っている方ばかりで、来てくださるお客様と靴の話以外でもあれやこれやと話がつきません。 それに、以前はSUNさんと私達シューリパブリックで一緒に企画して、私達が制作を担当した靴をたくさん販売していましたので、 それらの靴をまだ履いてくださっている方がたくさんいらっしゃいます。 なので、「あの靴は今こんな感じになっている。」とか、 「こんな感じなんだけど、どうしたらよいか?」 などというご質問もあって、こういうときにお一人お一人に対策をお伝えしています。 こちらは、Iさんのエンジニアブーツ。 このモデルも、私達が製作を担当しました(外注工場さんも一部の工程をお願いしましたが・・・)。 また、こちらは以前にご注文いただいたYさんのハンドソーンウェルテッドのギブソンシューズです。 Yさんは、今回もご注文してくださいました。 その後、Mさんはずっと考えた末の初めてのハンドソーンウェルテッドのオーダーをしてくださいました。 皆さんじっくり考えてオーダーしてくださるのですが、オーダーが決まるともう完成がとっても楽しみのようです。 SUNさんは、仕事のおつきあいでありながら、変に気を遣わずに接することができる素晴らしいお店です。 これからも、長いおつきあいができるようにしっかりと頑張っていきたいと思っています。 今回も、大変お世話になりました。 ご注文してくださった皆さま、完成をお楽しみにお待ち下さい。 ありがとうございました。   ★★★お知らせ★★★ シューリパブリック15周年記念モデルのオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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ギリーブーツ

今朝早く家を出て、関西方面に来ています。 一部のお客様からは、前もってご連絡をいただいていましたので、色々予定があって楽しみです。   まず、オープン前早々にお越しくださったのが、地元大阪府のTYさんです。 お仕事の途中で、寄ってくださいました。 TYさんは、ご都合で完成していた靴をなかなかお渡しできなかったのですが、 わざわざそのことについてお詫びに来てくださいました。 かえってこちらが恐縮してしまいます。 ご連絡したときに、連絡がつかなくてもすぐにお返事をくださっていたので、こちらとしましては全く問題なかったのですが、 「ご迷惑をおかけしてしまって・・・。」 としきりにおっしゃってました。 とっても真面目な方です。 今日はそのブーツを履いてきてくださいました。 履き心地に関してうかがってみたところ、 「めっちゃイイです。本当にめっちゃイイですよ。このブーツだけは、1日履いたら必ず4日開けるようにしていて、でも天気が悪ければ予定をずらして履いています。」 と、とっても大切にしてくださって、本当に気に入ってくださったようでした。 作りてとして、とっても嬉しいです。 「次は、こんな感じのギブソンブーツが欲しいと思っています。」 とのことで、計画は順調に進んでいるようでした。 一度履いてくださったお客様が、とっても気に入ってくださって次の靴を考えてくださって、本当にうれしいです。   その後、11時のオープンとほぼ同時にお越しいただいたのが、遠く香川県からTOさんです。 何時ころにご自宅を出られたのかうかがってみたところ、私とほぼ同じくらいの時間でした。 本当にありがとうございます。 TOさんは、前回のイベントのときにご注文いただいた靴の納品と、次の靴のご注文のためにお越しくださいました。 お話をしていて、すっかり写真を撮るのを忘れてしまいましたが、今回完成したのは茶色のスウェードのチャッカブーツです。 普段からきちんとした格好をされていらっしゃるTOさん、シューリパブリックのブーツはカジュアルのスタイルに合わせてお履きになるとおっしゃっていました。 作り手によって履き心地やコンセプトが違うのはご存知でしたが、私達シューリパブリックのフィッティングも気に入っていただけたようです。   午後からは、やはり遠方の福井県からお越しくださったのが、YYさんです。 YYさんにも、完成した靴をお渡しいたしました。 YYさんの靴に関しては、後日改めてブログでご紹介させていただきます。   さらに、大阪府にお住まいのTKさんも来てくださいました。 今日、TKさんが履いていらっしゃったギブソンブーツがこちらです。 TKさんも、私達の靴を大変気に入ってくださっています。 そして、大変興味深いお話をしてくださいました。 少し前にクルマを買い換えられたそうなのですが、そのクルマのご縁でそのメーカーで開催されたミーティングに参加されたそうです。 そのミーティングでは、実際にそのクルマの開発に関わった方々もいらっしゃったそうで、直接お話を伺ったり、質問を投げかけたりすることができたそうです。 私達が普通にディーラーさんで買って乗っているだけでは、開発から発売までの真相に触れることはできませんが、 今回のようなミーティングでは、普段絶対に聞くことができないような話を聞くことができて、本当に良い経験ができたとおっしゃっていました。 同様に、靴に関しても私が出るイベントにも頻繁に来てくださっています。 TKさんにすれば、作り手に直接会って靴に関する真相を聞くことができて、なかなか貴重な経験だとおっしゃっていました。 また、作りての話を聞くことで、そのモノを深く理解するようになり、改めてちゃんと良いものを選ぶようになったそうです。 そんなこともあって、衝動買いがなくなり、ひとつのものを大切に永く使うようになって、ムダなものが減ったとおっしゃっていました。 とても良い流れですね。 私は、とにかくちゃんと良いものを作ることに専念しているだけですが、 こうしてお客様とお会いしてお客様から貴重なお話を伺うことができ、私のほうが良い経験をさせていただいています。 今日のイベントでも、普段なかなかお会い出来ないお客さまとお話ができて、とっても素敵な時間を過ごすことができました。 お忙しい中わざわざ来てくださった皆さま、本当にありがとうございました。   明日は、神戸三宮のSUNさんへお伺いいたします。 SUNさんは、13時オープンです。 お時間のある方、ぜひ遊びにいらしてください。 お待ちしております。   ★★★お知らせ★★★ ①4月22日(日)には、神戸三宮のSUNさんにて、シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のオーダー会を開催いたします。神戸近郊の皆様、ぜひお越しください。 どのイベントも、オーダーするしないにかかわらず、靴に興味があるとか、靴のフィッティングに問題を抱えているとか、とにかく作り手である私たちに質問を投げかけたり、相談したりということも大歓迎です。 もしかしたら一緒に問題を解決ということになるかもしれませんが、何かしらお役に立てるのではないかと思います。 ぜひお気軽にお越しください。 ②シューリパブリック15周年記念モデルのオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。       シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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