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カカトの修理

カテゴリー: @ Work:アットワーク

修理

今日は、Iさんよりカカトのトップピースの交換修理のご依頼をいただきました。 お預かりした靴たちです。 Iさんは、6足のシューリパブリックの靴をお持ちで、そのうちの4足をお預かりしました。 普段から、しっかりとローテーションをして履いているので、だいたい同じくらいにカカトが減っていて、残りの2足もあと少し経ったらカカトのトップピースの交換になります。 タイミングとしては、もう少し早く持ってきていただいても良いかもしれませんが、とりあえず積み上げに影響が出ていなかったのでOKです。 トップピースの交換のタイミングは、すり減って一番薄くなった端の部分が2~3ミリ程度になった時とお考え下さい。 完全になくなってしまうと、少なからず積み上げに影響を及ぼしてしまいます。 カカトのトップピースは接着のみでくっついているので、取り外すのは比較的簡単です。 作り手の方によってはクギを打っているということもありますが、私が思うに接着だけで剥がれることはないのでこれで良しです。 新しいトップピースを取り付けて、キレイに削ったところです。 作業自体はそれほど大変ではないのですが、接着剤を塗って乾くまで待つ時間や、インクを塗ってやはり乾くまで待つ時間が必要で、作業としては結構な時間になります。 もちろんその間に何もしないでボーっとしているわけではないので、ムダな時間ではないんですけどね。 インクを塗ってポリッシュをして完成したところです。 これでまたたくさん履いていただけます。 明日発送させていただきますので、到着まで少々お待ちください。 いつもありがとうございます。 ★★★お知らせ★★★ ★今度の週末、11月6日(土)と7日(日)には、長野市のIVY PRODUCTSさんにお邪魔する予定です。 ★初めて靴をオーダーする方にピッタリな企画「集まれ!Freshers」は、まだまだ受付中です。 ★シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 ★旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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チャッカブーツ

今日のお客様は、千葉県にお住いのTYさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 今回完成したのは・・・、 昨年の企画商品として発売しました「ウォーキン’チャッカ」です。 それも素材違いで2足です。 これらは昨年の発売時にご注文いただいたものですが、それまでにご注文いただいていた靴を製作してお渡ししてからという順番で進めてきたため、納品がこのタイミングになりました。 TYさんは、私たちシューリパブリックの靴を大変気に入ってくださっていて、 「ちょっと長い距離を歩くときには、スニーカーよりもこっちの革靴の方が歩きやすいですよ。」 とおっしゃってくださいました。 ご注文時には、フィッティングのお好みに関して細かく確認をさせていただきましたので、しっかりとお好みのフィッティングに仕上がっています。 ちなみに、こちらのバッファローカーフの革を使ったものは、アッパーの革がやや柔らかいので優しい履き心地なのに対し、 こちらのオイルステアを使ったものにおいては、カッチリとした履き心地なので、しっかりと馴染んだら長時間歩くのに適したものになります。 TYさん、これまではチャッカブーツはフィッティングが物足りなそうで履くこともないだろうと思っていらっしゃったそうですが、今回の靴を履いてみてチャッカブーツに対するイメージが変わったそうです。 オリジナルのチャッカブーツは、ポロという競技をするときの靴なので、歩くことを最優先にしているものではありませんが、私たちシューリパブリックのチャッカブーツは、しっかりと歩いていただくことを目的としているのでオリジナルのものとはコンセプトも作りも大きく異なります。 ぜひ、これからもたくさん履いてあげてください。 今日はありがとうございました。 靴の仕様(バッファローカーフ) デザイン: ギブソンブーツ レザー: バッファローカーフ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+お客様の足に合わせた調整) 製法: ステッチダウン 今回使用した革の在庫の有無: 完売 靴の仕様(オイルステア) デザイン: ギブソンブーツ レザー: オイルステア ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+お客様の足に合わせた調整) 製法: ステッチダウン 今回使用した革の在庫の有無: 有り     ★★★お知らせ★★★ 初めて靴をオーダーする方にピッタリな企画「集まれ!Freshers」は、まだまだ受付中です。 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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今日は私用の為に工房をお休みにしまして、ウチの中学生の娘の体育祭に行ってきました。 ほんの数年前までは、運動会という名称で家族も参加してお弁当を一緒に食べたりしてワイワイにぎやかにやっていたのに、中学生になったとたんに主役は子供たちに移り、親は遠くから見るだけで多少寂しいもののそんな風に子供が成長している様子を感じられるのは嬉しい事だなぁって思いました。 これが高校生になったら、もっと親がかかわることがなくなってしまう事でしょう。 でも、自分たちが中学生だったころのことを思い出すと、中学の体育祭に親が来るとなんとなくうざったい気分で、 「いやいや親たちが思っているよりも自分はもっと成長しているんだよ。」 と言いたかったことを思い出します。 子供って、家の中での立ち位置と学校での立ち位置は全然違うはずですから、親が学校に来たときに家とのギャップを埋めるために負担をかけてしまうのではないかと思っているので、私は学校に行ってもなるべく控えめにしていることにしています。 いずれにしても、子供は子供の世界で荒波にもまれながら頑張っているのでしょうから、私たち親は子供のことは子供たちに任せて見守っていきたいと思っています。 ウチの娘の中学校は、昔私が通った中学校でもあり、本当は懐かしいのでしょうけれど私はあまり中学校のことを覚えていないんですよね。 体育祭は、新型コロナの影響もあって例年よりもだいぶ短縮されたプログラムで進められ、ほとんどが午前中で終わりました。 午後から仕事に行ってもよかったのですが、今日はもうお休みにすることにしていたので、のんびりの休日です。 水曜日以外にお休みするのは、なかなかない事なのでちょっと新鮮です。 夕方に、近所の古本屋さんに行って買ってきた本たち。 数年前にこの本が発売したときに買おうと思っていて、なかなかいい値段だったのでそのまま見送り、すっかり忘れていたところにほぼ新品の状態で1冊110円で売っていました。 ファッションはデザインのようなものだと思います。 おおよその基本を知ったうえで崩していくのは良いけれど、崩したものから入ってしまうのはちょっと危険です。 私は靴屋なので靴のことが中心になりますが、できれば服を崩すのであれば靴はスタンダードなものを選んでおいた方がしっくりとまとまるように思います。 以前に、神戸のSUNさんとお取引を始めたばかりの頃に店主さんと話していて、SUNさんのカラーは私たちシューリパブリックとは似ても似つかないような奇抜なモノなのに、どうしてウチの靴を選んでくださったのかをうかがったところ、 SUNさんのカラーは奇抜だからこど、靴はシューリパブリックのようなベーシックなものが良いと思ったのだそうです。 その店主さんの考え方がまさに敵面で、それがゆえに今でも非常に良いお付き合いができています。 ちなみに、今日買ったこの「服を着るならこんなふうに」の3巻で少し靴の話が出ています。 私が思うに、革靴はスーツを着る人もデニムを履く人もチノパンを履く人も、皆に普通に履いていただけるものであって、スニーカーとは違う方向性のものとして上手に活用していただきたいと思います。 また、革靴はスニーカーと違って足に合いにくい面もあり、そんなわけで本来の革靴のメリットを生かすために足に合ったオーダーメイドを積極的に履いていただきたいと思っています。 ★★★お知らせ★★★ 初めて靴をオーダーする方にピッタリな企画「集まれ!Freshers」は、まだまだ受付中です。 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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革を発注する時

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革

普段、私が革を発注する時には、お世話になっている革屋さんに行って担当営業さんから革の説明を聞きながら選ぶことが多いです。 というのも、私が選んでくる革はデッドストックになっていたり、もしくは展示会のサンプルなど、製品になっていないものが多く、実物を見て素性を聞いて選んでいます。 デッドストックになったものはともかく、展示会のサンプルというのは、どこかのタンナーさんで買い付けてきたものや新製品といったものが多いので、プロの方々に判断していただかないと私にはわからないことばかりなのです。 一方で、普通に製品となっているものを発注することもあり、そんなときには見本帳を見ながら判断します。 こちらは、数年前から取引をさせていただいている(株)碓井という革屋さんからいただいたサンプル帳です。 だいたい浅草の革屋さんは、こんな感じのサンプル帳を用意してくれます。 これは続きだそうです。 たとえば、この「アリゾナ」という革は19色もの色を展開していて、19色というのはかなり多い部類になります。 おまけに、碓井さんはこんな感じに比較的大きめのカットをつけてくれるので、革の雰囲気がよくわかります(ありがたい)。 そして、こちらは違う革で「ミネソタ」というものだそうです。 こちらは8色展開で、それでも色数が多いほうです。 やはり大きめのカットサンプルをつけてくれました。 小さくて四角いサンプルは、色を確認するには十分なのですが、革の硬さや雰囲気を正しく知りたいときにはちょっと困ります。 というのも、革は大きな1枚のどの部分をカットしたのかによって全然クオリティが異なるため、サンプル帳ではこんな雰囲気だったのに実物が来たら全然違っていたということも考えられます。 アリゾナのサンプル帳を見ていただくと、シボの大きさが色によって全然違うのが分かりますよね。 本当はどれなんだろう?って思ってしまいますが、ある程度の大きさのものが1枚でもあると、おおよその革の雰囲気を理解することができます。 今回、このサンプル帳をいただいて、どんな靴に合うのか、もしくはお客様にどんな提案ができるのかを考えていまして、 雰囲気的には私たちも在庫しているTempesti社のELBAMATTやConceria800社のVacchetta800に似ていることもあってあまりたくさん購入する必要はないと思っているのですが、必要なモノがあれば買ってみたいと思っています。 無難な色は黒やこげ茶なんですけど、そのあたりは在庫の革で十分にカバーしているので、青味の強いブルーネイビーやカラシ色っぽいパグリア、もしくはパープルやグレーあたりならちょっと斬新でおもしろそうですから、発注してもよいかなって思っています。 ただ、つい先日革をたくさん買ったばかりなので、悩むところですよね。 ★★★お知らせ★★★ 初めて靴をオーダーする方にピッタリな企画「集まれ!Freshers」は、まだまだ受付中です。 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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チャッカブーツ

余談ですが、最近は旅行に行きたいのと同じくらいキャンプにも行きたいと思っています。 数年前までは、夏休みに家族で長野市にあるキャンプ場に行って1週間くらいテント生活をしつつ、あちらこちらに出掛けて行って観光をするようなキャンプをしていましたが、 ここ2年ほどは新型コロナのこともあってキャンプには行けていません。 YouTubeにアップしているキャンパーの方々は、ソロキャンプをしている方が多く、荷物も少なめにのんびりと気ままなキャンプを楽しんでいるようです。 キャンプと言えば、気に入ったスタイルのテントを用意して、炭や薪で料理をしてのんびりと過ごすというようなスタイルをよく目にします。 やっぱりキャンプに行くなら道具に凝るのもひとつの楽しみで、ダッチオーブンやバーナー、チェア、そのほかたくさんのキャンプグッズを揃えて楽しむのが良いのでしょう。 ただ、私の場合はまだやったことはありませんが一人でキャンプに行くとつまらなくなってすぐに寝てしまうでしょうし、自分のためにご飯を作るのも面倒なのできっとスーパーでお惣菜とお弁当を買ってきて済ませてしまうのではないかと思います。 さらに、2日目になるとどうせ寝るなら寝袋よりもベッドのほうが良いと言い出してしまいそうで、それなら普段の出張で宿に泊まるのと変わりなくなってしまい、結局は出張で満足してしまいそうです。 Amazonのほしいものリストには、SOTOのレギュレーターストーブやNEWアルパカストーブ、LODGEのスキレット、そしてキャンピングムーンのリラックスローチェアなどが並んでいますが、おそらく私にはほしいものリストに並べただけで十分に満足で、実際に買うのはローチェアくらいになってしまうはずです。 結局私は何がしたいのだろうなどと考えると、面倒なことよりも手軽に旅行をしたいのであって、特にどこかに泊まったり何かおいしいモノを食べたりしなくても、いつもと違う体験ができればそれで十分なのだと思います。 来週の週末には、いよいよ長野のIVY PRODUCTSさんにお邪魔する予定なので、久しぶりの長野が今からとっても楽しみです。 さて、皆さんは革靴をどんな時に履いていますか? 私は、基本的に日常の生活の中ではスーツは着ませんし、夏なんてほとんどTシャツばかり着ていますので、そんな服に合わせていることが多いです。 Tシャツにジーパンに革靴、夏はそんな感じです。 私が真夏でも履いているチャッカブーツです。 このチャッカブーツの特徴は、オイルを多めに含んだ革とつま先がぽってりとして丸いラスト、さらにはストームのウェルトに厚いソールです。 これらがすべて靴の世界ではカジュアルな靴の要素となっているものです。 スーツの世界で、こんなボタンのつけ方とか、こんなポケットのデザインとか、ラペルがどうだとか、そのデザインや仕様によってスーツの方向性が決まってくるように(スーツはあまり詳しくないので想像ですが・・・)、靴の世界でもパーツの仕様によって方向性が変わってきます。 これが、もしもう少しシャープな形のラストだったら、もう少しフォーマル、もしくはビジネス的な要素が強い靴になりますし、ウェルトがストームではなく平ウェルトだったらやはりもう少しビジネスっぽい靴になるわけです。 私のように、夏はほとんどカジュアルという方は、このようなThe カジュアルという感じの靴を持っていてもよいでしょう。 これが、秋や冬になってもっとキレイな服に合わせることが多くなったら、それらのカジュアル要素を少なめな仕様にしている靴が合ってきます。 もちろんその合わせ方は、その方のお好みやセンスで任せて構わないのですけどね。 ただ、普段はカジュアルな服を着ているので革靴は似合わないと思っているのはもったいない話で、カジュアルな服にも革靴を合わせる手段はたくさんあるということを知っておいてほしいのです。 ★★★お知らせ★★★ 初めて靴をオーダーする方にピッタリな企画「集まれ!Freshers」は、まだまだ受付中です。 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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オックスフォードシューズ

今日ご紹介するのは、納品待ち中のYさんのオックスフォードです。 ご都合でお越しいただくのが少し遅れているため、ご紹介させていただくことにしました。 まずはご覧ください。 Yさんは、ちょっと足の幅が広めなのですが、シュッとして見えるようにというご要望をいただきまして、こんな感じに仕上がりました。 そのほかにも、キャップは少し小さめで、クラシカルな雰囲気を好まれるようです。 お話をうかがっていると、とっても靴がお好きなようで、昔からたくさんの名だたる靴を履いていらしたそうです。 じつはこの靴は標準仕様のハンドソーンウェルテッドではなく、ブラックラピド製法で作ってあります。 そう言われても、外観からは判断するのがちょっと難しいかもしれませんが、細かいところを見れば普段から靴を作っている方にはわかるかもしれませんね。 ハンドソーンにはハンドソーンの良さがあり、ブラックラピドにはブラックラピドの良さがあります。 製法の違いは、方向性の違いです。 私は、この角度から見るのがオックスフォードにはベストショットだと思います。 かなりの広角レンズで撮っているのでキャップが実物よりも大きく見えますが、数値的には2ミリほど小さくなっています。 たしかに、これくらいのバランスの方がクラシカルで格好良いです。 Yさん、ご都合がついたらご連絡くださいね。 それまで、しっかりと大切に保管させていただきます。 ★★★お知らせ★★★ 初めて靴をオーダーする方にピッタリな企画「集まれ!Freshers」は、まだまだ受付中です。 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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修理

先日、Kさんからお預かりしたオールソールウェルト交換の修理が進んでいます。 今の状態は、こんな感じ。 工程としましては、ヒールと積み上げを外して、ヒールを留めているクギを抜いて、ラストを入れて、ソールやボトムフィラーを外し、ウェルトを外し、ウェルトを縫っている糸をすべてキレイに外し、 その先はこれまでの逆の工程でこの状態になりました。 ちなみに、このギブソンシューズはKさんの1足目の靴で、結構前に作ったものです。 だいぶ履きこんでいるので、インソールはもうしっかりとKさんの足の形に沈んでいます。 こんな状態になった靴に、オールソール+ウェルトかけなおしの修理をすると、靴がシャキッと蘇っていて新品のようになっているのに、履いた感じは足にぴたりと合うという、すべて良いとこずくめの状態になります。 そして、当然ですがソールはまっさらな状態です。 これから、この靴の第2章が始まります。 完成までは、あと少し。 ★★★お知らせ★★★ 初めて靴をオーダーする方にピッタリな企画「集まれ!Freshers」は、まだまだ受付中です。 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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モンキーブーツ

世の中的にはだいぶ新型コロナの新規感染者数が減ってきて、動きやすくなってきましたね。 機会があったら、ゆっくり旅行に行きたいものです。 私は、できることなら旅行に行ってもあまり観光はしないで、その街の食堂でご飯を食べてみたり、スーパーで買い出しをしてみたり、もしくは喫茶店などでのんびり時間をつぶしてみたりという感じで、その街に住むような旅行が好きです。 その街の名物があれば食べてみたいですし、おもしろそうな定食屋さんがあれば立ち寄ってみたいと思っています。 パン屋さんやケーキ屋さんなどにも立ち寄って、そこでしか買えないものを買って、宿でゆっくり食べるのが好きです。 だいたいどこの街にも、ちょっと個性的なパン屋さんやケーキ屋さん、もしくは和菓子屋さんなどがあって、立ち寄ってみるとなかなか面白いですよね。 その土地で採れる食材を使ったものは、なかなかほかの土地では食べられませんから。 そんな旅行には、私はファミリーロッジ旅籠屋さんがピッタリだと思っていまして、私も家族旅行や出張などで目的地の近くにあれば利用しています。 温泉や豪華な夕食はありませんが、大きなお風呂はその土地の日帰り温泉や銭湯などに行けばよいですし、夕食はちょっと探しておいしそうなお店に行ってみれば、その土地のことが分かってとっても楽しいはずです。 時間が許せは、そんな旅行を何日も続けて、その街に住んでいるような疑似体験をしてみたいと思っています。 数年前に、新潟のコージ製靴さんのセールに出品したときには、やはり旅籠屋さんに泊まって仕事が終わったら近くのスーパーに行って買い出しをして、時間があれば近くを散歩してみたりして、なかなか楽しい経験をしました。 知らない街は、ワクワクでいっぱいです。 さて靴の話ですが、こちらは私が10年以上履いているモンキーブーツです。 これまでに1度オールソール交換をしていまして、カカトのトップピース交換は4回くらいやっていると思います。 結構な頻度で履いている靴なので、どうしてもそれなりにダメージが目立ってきます。 時々、お客様からお問い合わせをいただくのですが、こんな風に革がすり減ってしまった時にはどうすればよいかといいますと、 履き方にもよりますが、こういった部分はすり減りやすいです。 あと、靴ひもをしっかりと締めて履いていただいているので、ヒモが当たる部分も擦れやすいです。 こういうのって、例えば樹脂で何か補修をするとか、革のパッチを当てるなどの方法もできないことはないのですが、私の場合は靴クリームを塗っておく程度にしています。 まず、早いタイミングで靴クリームを塗っておくと、それが保護になって何もしない場合と比べてよい状態をキープできますし、あまり目立たなくなります。 ちょっとしたコツとしては、黒い革の靴でしたら乳化性のクリームを塗って適度に布などで磨いたのちに、さらに無色の油性のクリームなどを指で塗って、それをスプーンなど何でもよいのですが硬いモノで押しつぶすようにして表面を固くしてあげると、だいぶ丈夫になります。 無色のクリームでやるのは、色がほかのところに写らないようにするためで、色のついたクリームでもしっかりと押し固めてきれいに磨いてあげればそれでも良いと思います。 革は、初めのうちは結構硬くてすごく丈夫そうにも見えるのですが、表面が弱ってくるとどんどん傷んでいってしまいます。 そうならないようにするには、傷む前にしっかりとメンテナンスをしてあげることが必要です。 ★★★お知らせ★★★ 初めて靴をオーダーする方にピッタリな企画「集まれ!Freshers」は、まだまだ受付中です。 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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オックスフォードシューズ

今日のお客様は、埼玉県にお住いのTMさん(女性のお客様)です。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 TMさんは、もうかれこれ永いお付き合いになるお客様です。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、キャメルのスウェードを使って製作したオックスフォードです。 しかも、この靴は少し前にご注文を受け付けていた「雨の日にも気兼ねなく履ける靴」という企画商品です。 TMさんは、とても足の幅が細くどの靴を履いても全く合わないため、私たちシューリパブリックにお越しいただいたことからお付き合いが始まり、すでにたくさんの靴をご注文いただいています。 今回の靴は、普段履いていらっしゃるオックスフォードシューズがとても使い勝手がよく、どうしても履く頻度が高くなってしまうので、それなら同じデザインでもう1足ということでご注文いただきました。 今回の靴は、TMさんには初めてのブラックラピド製法の靴ですが、ダイナイトソールの意匠の凸が気になる程度で、特に問題はなさそうでした。 ダイナイトソールの凸は、履いていれば馴染んできて気にならなくなりますので、ご心配なく。 この靴も、ぜひたくさん履いてあげてください。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: オックスフォード レザー: キップスウェード ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRLA+お客様の足に合わせた調整) 製法: ブラックラピド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ 初めて靴をオーダーする方にピッタリな企画「集まれ!Freshers」は、まだまだ受付中です。 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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サイドゴアブーツ

覚えている方もいらっしゃるかと思いますが、以前に・・・、 この革を使ってフルブローグを作るという企画に乗ってくださる方を募集しまして、その時にお客様のIさんが乗ってくださいましたので、フルブローグの靴を作る企画がスタートしています。 その企画の趣旨は途中の工程をYouTubeで使う予定なので、そちらは改めてアップしたいと思います。 靴の製作は、ラスティングまで進みましたのでご覧ください。 Iさんがお選びになったフルブローグは、 サイドゴアブーツでした。 サイドゴアブーツ+フルブローグというのは、なかなか思いつかないデザインで、なおかつとっても格好良いです。 この革は、オレンジ色と朱色の中間色というのが分かりやすいかと思いますが、レッドウィングのアイリッシュセッターのあの皆さんがよく知っているヤツにもまぁ近い感じの色です。 こういう色って革だけ見ると結構なインパクトで、 「この革を靴にするにはどんなデザインにしたらよいのだろう?」 と困ってしまう方も多いのではないかと思います。 そんなこともあって、製作の途中ですが靴をご覧いただきました。 カジュアルな服装でしたら、こんな色の靴も個性的でなかなか格好良いかと思います。 モンキーブーツやギブソンブーツなどにちょっと重厚感を加えて仕上げたら、きっと格好良いですよ。 こんな革で靴を作ってみたい方、ご連絡をお待ちしています。 ★★★お知らせ★★★ 初めて靴をオーダーする方にピッタリな企画「集まれ!Freshers」は、まだまだ受付中です。 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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