今日は私用の為に工房をお休みにしまして、ウチの中学生の娘の体育祭に行ってきました。
ほんの数年前までは、運動会という名称で家族も参加してお弁当を一緒に食べたりしてワイワイにぎやかにやっていたのに、中学生になったとたんに主役は子供たちに移り、親は遠くから見るだけで多少寂しいもののそんな風に子供が成長している様子を感じられるのは嬉しい事だなぁって思いました。
これが高校生になったら、もっと親がかかわることがなくなってしまう事でしょう。
でも、自分たちが中学生だったころのことを思い出すと、中学の体育祭に親が来るとなんとなくうざったい気分で、
「いやいや親たちが思っているよりも自分はもっと成長しているんだよ。」
と言いたかったことを思い出します。
子供って、家の中での立ち位置と学校での立ち位置は全然違うはずですから、親が学校に来たときに家とのギャップを埋めるために負担をかけてしまうのではないかと思っているので、私は学校に行ってもなるべく控えめにしていることにしています。
いずれにしても、子供は子供の世界で荒波にもまれながら頑張っているのでしょうから、私たち親は子供のことは子供たちに任せて見守っていきたいと思っています。
ウチの娘の中学校は、昔私が通った中学校でもあり、本当は懐かしいのでしょうけれど私はあまり中学校のことを覚えていないんですよね。
体育祭は、新型コロナの影響もあって例年よりもだいぶ短縮されたプログラムで進められ、ほとんどが午前中で終わりました。
午後から仕事に行ってもよかったのですが、今日はもうお休みにすることにしていたので、のんびりの休日です。
水曜日以外にお休みするのは、なかなかない事なのでちょっと新鮮です。
夕方に、近所の古本屋さんに行って買ってきた本たち。
数年前にこの本が発売したときに買おうと思っていて、なかなかいい値段だったのでそのまま見送り、すっかり忘れていたところにほぼ新品の状態で1冊110円で売っていました。
ファッションはデザインのようなものだと思います。
おおよその基本を知ったうえで崩していくのは良いけれど、崩したものから入ってしまうのはちょっと危険です。
私は靴屋なので靴のことが中心になりますが、できれば服を崩すのであれば靴はスタンダードなものを選んでおいた方がしっくりとまとまるように思います。
以前に、神戸のSUNさんとお取引を始めたばかりの頃に店主さんと話していて、SUNさんのカラーは私たちシューリパブリックとは似ても似つかないような奇抜なモノなのに、どうしてウチの靴を選んでくださったのかをうかがったところ、
SUNさんのカラーは奇抜だからこど、靴はシューリパブリックのようなベーシックなものが良いと思ったのだそうです。
その店主さんの考え方がまさに敵面で、それがゆえに今でも非常に良いお付き合いができています。
ちなみに、今日買ったこの「服を着るならこんなふうに」の3巻で少し靴の話が出ています。
私が思うに、革靴はスーツを着る人もデニムを履く人もチノパンを履く人も、皆に普通に履いていただけるものであって、スニーカーとは違う方向性のものとして上手に活用していただきたいと思います。
また、革靴はスニーカーと違って足に合いにくい面もあり、そんなわけで本来の革靴のメリットを生かすために足に合ったオーダーメイドを積極的に履いていただきたいと思っています。
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初めて靴をオーダーする方にピッタリな企画「集まれ!Freshers」は、まだまだ受付中です。
シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。
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