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クリームの話

黒い靴なら、基本的には黒い靴クリームを使うことになりますが、茶系の靴の場合どの色を使うか迷うこともあるかもしれません。 例えばこんな色の靴があったとします。 この靴の革の色は、一言でいえば赤茶です。 この靴にどんな色のクリームを塗ったらよいのかと言いますと、ひとつの提案として結構近い色ということで「レッドマホガニー」という色をお勧めします。 なかなか近い色というか、もうドンピシャです。 これくらい近い色のクリームがあれば、迷うこともないかもしれません。 そのほかの提案として、 こちらは「ミディアムブラウン」という色です。 先ほどのレッドマホガニーと比べると、やや赤みが弱い感じですね。 これも有りかと。 さらには、 こちらは「ダークブラウン」です。 これをメインにべったりと塗るのは靴の色が変わってしまうのであまりお勧めしませんが、例えば陰になる部分にちょっと塗るなど、部分的な仕上げに使うという手もあります。 靴クリームの色選びは、絶対にこの色はいけないということはなく、好みでありセンスでありこんな風に仕上げたいという感じで選んでよいと思っています。 濃い色のクリームを使っていれば、靴の色が濃くなっていきますし、ちょっと薄めの色のクリームを使っていれば、淡い感じになっていきます。 ただ、クリームだけで色を変えることを目的とするのは靴にとって良いことではありません。 靴クリームは単なるお化粧くらいに考えて、定期的にきれいに落としてあげるものという認識が良いでしょう。 ★★★お知らせ★★★ シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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