黒い靴なら、基本的には黒い靴クリームを使うことになりますが、茶系の靴の場合どの色を使うか迷うこともあるかもしれません。
例えばこんな色の靴があったとします。
この靴の革の色は、一言でいえば赤茶です。
この靴にどんな色のクリームを塗ったらよいのかと言いますと、ひとつの提案として結構近い色ということで「レッドマホガニー」という色をお勧めします。
なかなか近い色というか、もうドンピシャです。
これくらい近い色のクリームがあれば、迷うこともないかもしれません。
そのほかの提案として、
こちらは「ミディアムブラウン」という色です。
先ほどのレッドマホガニーと比べると、やや赤みが弱い感じですね。
これも有りかと。
さらには、
こちらは「ダークブラウン」です。
これをメインにべったりと塗るのは靴の色が変わってしまうのであまりお勧めしませんが、例えば陰になる部分にちょっと塗るなど、部分的な仕上げに使うという手もあります。
靴クリームの色選びは、絶対にこの色はいけないということはなく、好みでありセンスでありこんな風に仕上げたいという感じで選んでよいと思っています。
濃い色のクリームを使っていれば、靴の色が濃くなっていきますし、ちょっと薄めの色のクリームを使っていれば、淡い感じになっていきます。
ただ、クリームだけで色を変えることを目的とするのは靴にとって良いことではありません。
靴クリームは単なるお化粧くらいに考えて、定期的にきれいに落としてあげるものという認識が良いでしょう。
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