余談ですが、今日お越しいただいたお客様とお話している中で、養命酒の話題が出ました。
私は寒いのは大の苦手で、なおかつ身体が冷えやすいほうなので、数年前までは必ず冬の間は養命酒を飲んでいました。
また、昔私がイギリスの靴の学校に行っていたころに、イギリス人の先生がいつも・・・、
「Keep your body warm.(体はいつも温かくしておきなさい)」
と言っていて、日本よりもだいぶ寒いイギリスの文化には身体を温かく保つことで、良い状態に保つと言われていたのだろうって考えたとを思い出しました。
私の母親は、いつも・・・、
「冷えは万病のものだから・・・。」
って言っていて、どこの国でも身体を冷やすことは良くないことが先人の経験から分かっていたのでしょう。
なので、早速今日養命酒を買って来てもらって、ウチの家内と一緒に飲んでみました。
新しいうちは、あのトクトクトクという音がなんともイイ感じなんですよね。
これから日に日に寒くなるので、皆様も身体を冷やさないようにお気を付けください。
さて、ここ1か月くらいの間に新規でお越しいただいたお客様のラストが出来上がってきました。
左足ばかり並んでいますが、6足分です。
SRLAとかSRCなどというのは、私たちシューリパブリックのラストの品番で、その後のEとか2Eなどというのがラストのウィズ(幅の広さ)になります。
ご存じの方もいるかもしれませんが、足長が同じだったとするとウィズはEから2Eへ、もしくは2Eから3Eへとひとつ広くなると、数値的には6ミリ大きくなります。
わたしたちシューリパブリックでは、お客様の靴を作る際に必ずお客様専用のラストを用意させていただき、さらにそのラストをお客様の足の計測結果に基づいて削ったり肉付けしたりして細かく調整させていただいています。
こちらはあるお客様のラストですが、外側に筋肉がついているのにカカト周りがとっても細いという足の形をされていました。
このラストは、元々の形からするとかなり削っていて、かなり肉付けしていることがよくわかります。
また、今回ラストが出来上がってきたお客様の中には、とっても足の幅が広い方ととっても幅が細い方がいらっしゃって、どちらのお客様も以前は既製品の靴を履いていたと思うと、つくづく大変だと思わされます。
だいたい、多くの既製品の靴が2Eくらいなのですが、極端なことを言ってしまえば、幅広の方も細い方もそれぞれ足長に合った2Eの靴を履いていたわけなのですから。
さらに、足の形はみな同じシルエットではなく、前の方が広い方もいれば細くて甲が高い方もいて、本当にさまざまです。
そのうえで、靴のフィッティングはとってもシビアで、ウィズにしても甲周りにしても私が考える誤差は±2mm程度です。
それを外れてしまうと、合っていない歩きにくい靴ということになります。
でも、実際にはキツイのは仕方ないとかユルイからサイズを下げて履こうなどという感じで、無理にでも既製品の靴に足を合わせてしまっているように思います。
いやいや、足に合った靴はもっともっとストレスなく履けますから、試しに一度は足に合った靴を作ってみましょうよ。
人の足ってこんなに違うのですから。
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