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修理

昨日もお知らせしましたが、オールソール交換修理のご依頼が多くなっていまして、ちょっと滞り気味です。 こちらは、今日完成した何足かのうちのFさんのオックスフォード2足です。 毎回お伝えしていますが、ハンドソーンウェルテッドン靴の場合、ウェルトを縫っている糸をキレイに外すところまでバラし、同じ穴を使ってウェルトを縫い付け、ボトムフィラーなどを新しいものに交換して、新しいソールをつけてからだし縫い、ヒール、仕上げという流れで進めます。 ということは、履きこんで足になじんだインソールがそのまま残るのに、消耗パーツは新しくなっているということなので、良いとこ取りでとても履きやすい靴に蘇ります。 ねじれ剛性なども、しっかりと回復しています。 それにしても、ソール周りが新しくなると靴がシャキッとして見えますよね。 当然ながら、ソールやヒールは新しいものがついていますので、またしばらくの間は心置きなく履いていただけます。 ウェルトまで交換する修理は、もしかしたら費用的な面も含めてちょっと抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、ハンドソーンウェルテッドの靴の場合、ある程度履きこんでいくとインソールがちょっとですが痩せて来て、ウェルトを縫っている糸に見てもわからないくらいですがゆるみが生じることがあります。 なので、オールソール交換の頃になればインソールの痩せも落ち着いているはずなので、そのタイミングでウェルトを縫いなおしてあげれば、もうそのあとはゆるみが生じることなく安心して履いていただけるかと思います。 そんなわけで、初めてのオールソール交換の時には一緒にウェルトも交換しておくことをお勧めしています。 ★★★お知らせ★★★ ★企画商品の「今年頑張った自分にご褒美プランPart2 」は、只今受付中です。 ハイクオリティの革で英国靴のスタンダードともいえるギブソンシューズやオックスフォード、そしてギブソンブーツを作ってみたいという方にお勧めです。詳しくは11月12日のブログをご覧ください。 ★シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。 ★旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

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