まったくの余談ですが、先日ウチの娘と一緒に近所の業務スーパーに買い物に行った時に、偶然娘が見つけて買ってみた「リキュールケーキ(ジャマイカラム酒)」なる商品がとてもおいしくて、誰かに言いたくて仕方ないのです。
どうでもいい話と言えばどうでもいい話ですし、もっとおいしいものだって世の中にはたくさんあるのは十分に知っていますが、あの業務スーパーの商品だからそんなに期待していなかったのに、見事に期待を裏切られまして、正直なところ衝撃でした。
業務スーパーの商品の中では、500円もするケーキなので高価な部類ではあるのですが、それだけの価値があるものだと思います。
普段は私は業務スーパーでは、ドレッシングや調味料を良く買うのですが、こんな掘り出し物もあってなかなかオモシロイところです。
さて、今日はハトメの話です。
私たちシューリパブリックでは、表から打つ通称「表ハトメ」と、裏から打つ通称「裏ハトメ」をおえらびいただけます。
こちらが表ハトメで、表側から見た時にハトメがしっかりとわかります。
対して、こちらが裏ハトメで靴を見た時にはハトメの存在がよくわからなくて穴だけ開いているように見えますが、
じつはこのように裏側からハトメを打っていて、表側からは見えないようになっています。
これらのハトメにはそれぞれ特徴がありまして、
表ハトメは強度があって外れにくいことや、ヒモが擦れてアッパーの革が擦り切れることを防いでくれる半面、シュッとしたビジネス仕様の靴にはちょっとやぼったく見えたり、カジュアルっぽさが出てしまうという弱点もあります。
これに対して裏ハトメは、ビジネス仕様の靴やシュッとしたキレイな靴との相性が良く、イイ感じにフォーマルさを保ってくれる半面、ハトメそのものが外れやすいことやハトメの穴の周りが擦れて削れやすいという弱点があります。
どちらもそれぞれ一長一短なので、その靴の性格に合ったものを選んでいただいたり、特徴を考えて適したものをお選びいただければよいのですが、まれにやっぱりあっちのハトメにしておけばよかったとおっしゃる方もいらっしゃいます。
じつは、表ハトメの#200番と裏ハトメは穴の径が同じなので、
現在裏ハトメがついている靴のハトメを、表ハトメに打ち直すことが可能なのです。
厳密に言えば、裏ハトメも多少跡が残ってしまうのですが、跡が残るのはあくまでもライニングだけであり表側には何もないので、同じ穴を使って表ハトメを打つことができます。
ですが、その逆はできません。
というのも、表ハトメを外したら表側に丸い跡が残ってしまうのです。
そんなわけで、もし裏ハトメを表ハトメに打ち直したいという場合には、一部物理的にできないケースを除いて対応させていただきますので、その旨お声がけください。
1足分まとめて打ち直す場合は、3,300円で承っております。
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