先日、私たちが所有しているスウェードの在庫がわずかになったということをお伝えしたところ、あるお客様から黒いスウェードについてもう少し詳しく教えてほしいというご連絡をいただきましたので、改めて今日のブログでご案内させていただくことにしました。
まずは、黒のスコッチスウェードを改めてごらんください。
この革の特徴は、生地が厚く目が詰まっていてとってもしっかりしていることです。
厚くて目が詰まっていてしっかりしているために、革を持った時にズッシリときます。
昔の革はそういうものが多かったのですが、最近の革の多くは軽くなってしまっていて、ある意味懐かしいです。
生地が厚く目が詰まっていてとってもしっかりしているとどんなメリットがあるかというと、まず靴そのものが型崩れしにくく、足をしっかりとホールドしてくれます。
つまり、オーダーメイドで足に合っている靴がしっかりとホールドしてくれれば、それは歩きやすくないわけがないということ。
さらに、毛足が短めなので表面の仕上がりがとってもキレイです。
このタンナーさんは、本当に技術力があると思います。
先日、ちょうどOさんが黒のスウェードで作ったギリーシューズを履いてきてくださったので、写真を撮らせていただきました。
デニムに黒のスウェードという組み合わせは、なかなかイイ感じにカジュアルさを打ち消してくれて、上品な雰囲気にまとまっていると思います。
Oさんは、普段からどちらかというとカジュアルでも落ち着いた上品な服装を選ばれる方で、このスウェードはOさんの雰囲気にとても似合っていると思います。
さてさて、私たちの在庫のスコッチスウェードは、すでにお取り置きのご依頼やこれから製作する分もあって、残りが1足分となっております。
こんなに厚くて生地がしっかりしていて、スウェードなのでちょっとくらいの雨なんて全然平気で、おまけにギン面がないのでギン割れの心配もありません。
でも、何よりもスウェードと言えばこの温かみのある雰囲気ですよね。
最後の1足は、どなたのもとに行くのでしょうか?
ご興味のある方は、お早めにご連絡ください。
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