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サイドゴアブーツ

今日いらっしゃったお客様のIさんにアドバイスをいただきながら、これから発売する企画の名称を考えていたら、結局こんなに長い企画名になってしまいました。 企画の名称って結構これが大事で、こうしてタイトルに表示された時に、全く刺さらない企画名だと全然興味を持っていただけないので、いただいたアドバイスを参考にして頑張って考えてみました。 それで今回の企画ですが、ポイントは丈夫でちょいと気軽に履けるスウェードのサイドゴアブーツ(足に合わせて製作するオーダーメイド)を作ろうというものです。 最近はサイドゴアブーツの人気がジワジワと上がっていまして、それも気軽にちょいと履けるというのが良いようで、普段に履くためにご注文をいただいています。 さらにそれがもっと丈夫で、多少ぞんざいに扱っても全く問題なく、むしろそのような道具的に扱うというコンセプトのサイドゴアブーツって、1足あったらとっても便利ですよね。 そんなニーズにお応えして、今回の企画を考えてみました。 この企画でお選びいただける革は、 こちらのスウェードの革6色です。 昨年末に展示会で見つけて少しずつ入荷したOperaのLondonというスウェードで、この革は製造段階で撥水加工が施されているので雨や雪に濡れても問題なしです。 色を詳しく説明すると、手前から・・・、 うぐいす餅のグリーン、カレー色、桜色(完売となりました)、キャメル色、こげ茶色、そして背景のようになっているダークブルー色の6色です。 どれもそれぞれ個性がありまして、ぜひこの個性をあなた自身に当てはめて、もしくはあなたの足りない個性に当てはめて選んでいただきたいと思います。 たとえば、私の場合は落ち着きが足りないので、敢えて落ち着いてホンワカしているキャメル色で作ってみるとか、まぁ理由はともかく6色もあるので楽しんで色選びをしていただけると嬉しいです。 ちなみに、このLondonというスウェードはどちらかというとパリッとした雰囲気で、さらに発色が良いという特徴があります。 生産国はイタリアで、確かにイタリアっぽさも感じられますね。 そして、お伝えしました通り革の製造過程で撥水加工が施されているので、靴になった時に雨でも気にしないで履いていただけます。 革の裏側には、補強の意味を込めてレジン加工が施されています。 革の厚さは1.6㎜ほどで、靴用としては十分な厚さになります。 この企画でお選びいただける靴のデザインは、サイドゴアブーツです。 このサイドゴアブーツは試作品の為、細かい部分が異なりますが、だいたいこんな感じのデザインになります。 今回の企画の詳細は以下の通りです。 ● コンセプト: 雨でも気にせず気軽にちょいと履けるより道具的なサイドゴアブーツ。 ● デザイン: サイドゴアブーツ。キャップの有無はお選びいただけます。 ● 革は イタリアのOpera社製Londonの6色の中からお選びください(コンビ不可)。 ● 製法はブラックラピド製法で製作します。 ● お客様の足に合わせて製作するオーダーメイドです。 ● 履き口のフィッティングに関しては、お好みでタイトめorルーズめのご希望もうかがいます。 ● 価格は 82,500円(税込み)です。 ● ラストをお持ちでないお客様は、別途ラスト製作費用(28,600円、税込み)が必要です。 ● 受付足数: トータルで6足。 ● 受け付けは10月末日まで。予定数に達し次第終了となります。 なお、革に関しましては在庫が残り少ないものもありますので、1色につきMaxで2足程度として、2足に達したらその色に関しては終了とさせていただきます。 サイドゴアブーツは、1足あるととっても便利なので、ぜひこの機会にご検討ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はまだまだ受付中(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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オックスフォードシューズ

今日のお客様は、海外にお住いのNNさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、フィッティング確認と靴のお渡しのためにお越しいただきました。 じつは今回2足の靴を納品させていただきましたが、1足ずつご紹介させていただきます。 早速履いていただきました。 こちらは、こげ茶のスムースのキップで製作したオックスフォードです。 NNさんは、十数年前に何足か靴をご注文いただきまして、その後海外の方へ移住されてしまったのでしばらくお会いできなかったのですが、突然ご連絡をいただきまして数か月前に靴のご注文にお越しくださいました。 今は日本と海外の拠点を行ったり来たりされているそうで、今回は2週間ほどの滞在の中で時間を作って靴を取りにいらっしゃいました。 普段は、明日ご紹介する予定の後ろに写っているチャッカブーツのようなちょっとカジュアルなデザインの靴を履いていらっしゃることが多いそうですが、お仕事でスーツを着られる時にはこのオックスフォードのようなフォーマルな靴を履かれるそうです。 NNさんの足は非常に細く、既製品だと横幅が余ってしまいます。 かなり細い足なのですが、オーダーメイドならそれほど細く見えないように格好良く靴を作ることができます。 十数年ぶりでしたが、今回の靴も気に入っていただけて良かったです。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:オックスフォード レザー:  キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRB+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド製法 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はまだまだ受付中(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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修理の季節

カテゴリー: Message:伝えたいこと

修理

余談ですが、私はこの(おそらく)エクアドルで開催されるとっても楽しそうなレースが大好きで、時々動画を観ています。 https://www.youtube.com/watch?v=AT3RX02f3Is なんというか、とっても平和な感じがして、エコですし、非常にステキです。 さて、この時期になると靴の修理のご依頼が増えてきます。 少しずつ秋の気配が感じられて、これから本格的に革靴の出番となり、靴をメンテナンスしていたらそろそろカカトのトップピースを交換するタイミングだったり、ソールが減ってしまっているのでオールソール交換のタイミングだったり・・・。 こちらは、少し前にお預かりしたSさんのダブルモンクです。 ウェルトを縫うところまで進みました。 ちなみに、裏側はというと・・・、 こんな感じになっています。 私たちシューリパブリックでは、オールソール交換ウェルトも交換する時にはオーバーホールと称しましてコルクやシャンクなど靴の中の消耗部品も全て新しいものに交換させていただいています。 こうすることで、インソールは足の形に馴染んでいるのにしっかりとした履き心地になり、まるでクルマの足回りをそっくり交換したときのような状態になります。 タイミング的にこれから修理のご依頼が増えて来て完成の時期がどんどん遅くなってしまいそうなので、修理を予定されている方はお早めにご連絡ください。 お忙しい方は、ご希望の修理メニューが決まっていれば宅配便でお送りいただいても結構です。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はまだまだ受付中(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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お客様の靴と

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

靴とベルト

こちらは、先日お越しいただいたお客様のIさんです。 最近は、靴をご注文いただく際に同じ革でベルトも作りたいというお客様が増えておりまして、そんなときは私が普段からイベント開催でお世話になっている長野市のIVY PRODUCTSさんにご相談しまして、靴に使う革をお渡ししてベルトを作っていただくということをしています。 ただ、これがそんなに簡単な事ではなく、ベルトのバックルや太さ、デザインや仕様などのご希望をしっかりと確認しなくてはいけないので、お客様には一度長野までお越しいただくか、どうしても難しい場合には直接IVY PRODUCTSさんとメールなどで打ち合わせをしていただいています。 基本的には、間違いがないように長野までお越しいただくのが安心ですね、ちょっと遠いですが。 Iさんも、先日また新たに靴をご注文いただきまして、その靴とそろえて同じ革でベルトを作りたいということで、私がイベントで行っている時に長野まで観光がてらに来てくださいました。 今回は、事前にうかがっていたので私が革を持ち込みまして、IVY PRODUCTSさんで必要なだけ裁断していただくという方法で革のお渡しが完了し、IさんがIVY PRODUCTSさんと直接ベルトの仕様などの打ち合わせをされていました。 確かに靴とベルトの革がそろっているというのは、なかなかステキなものです。 ベルトのバックルも、結構たくさん種類があって選ぶのが楽しそうですよ。 次回のイベントの時を狙ってお越しいただくのも良いかもしれませんね。 ちなみに、こちらはLondonというスウェードを使って製作しました。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はまだまだ受付中(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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ギブソンブーツ

その前に、先日ご紹介しました革(やまぶき色のELBAMATT型押しバージョン+手もみ加工)ですが、残りがあと1足分となっております。 特注品でもう他にはございませんので、もしこの革で靴を作ってみたいとお考えの方はお早めにご連絡をください。 今靴を製作中のお客様は、お取り置きもOKです。 さて、今日ご紹介するのは富山県にお住いのHMさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、フィッティング確認と納品のためにお越しいただきました。 じつは、今回はちょうど長野のIVY PRODUCTSさんでイベント開催の予定があり、富山県からでしたら埼玉の私たちの工房に来るよりも長野の方が半分くらいの距離なので、今回は長野市のIVY PRODUCTSさんで靴をお渡しすることになりました。 それでもHMさんの住んでいらっしゃるところから200キロ以上もありますが・・・。 ともあれ、早速履いていただきました。 今回完成したのは、私たちシューリパブリックの20周年記念モデルのギブソンブーツです。 HMさんは、以前のお仕事で履いていたブーツが全く足に合わなかったことがきっかけで靴(とりわけブーツ)にご興味をお持ちになったそうで、以前にもある靴工房さんでオーダーして作っていただいたことがあるそうです。 そのブーツを私も見せていただきましたが、なかなか大変な作業でその靴工房さんかなり頑張ったなぁというのが率直な印象でした。 今回私たちが製作したギブソンブーツは結構カチッとした仕上がりで、これから少しずつ馴染ませていく必要があります。 HMさんは長野観光をしていきますとおっしゃっていて、靴の慣らしを兼ねて長野の街中を歩かれて行かれたようでした。 このグリーンは、光の当たり方で表情が全く違ってくる革です。 暗いところで見ると、もっと濃い色合いに見えますし、日差しが強いところで見るともっとずっと明るく見えます。 なかなか趣のある革なので、きっと楽しんでいただけることと思います。 HMさん、ありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:ギブソンブーツ レザー:  型押し ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRE+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド製法 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はまだまだ受付中(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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長野2日目

昨日は長野から帰宅したのが遅かったため、ブログの投稿はお休みしました。 なので、改めましてイベント2日目の様子をお伝えします。 イベント1日目の土曜日は、ちょっと涼しくて急に秋の到来を感じましたが、2日目は多少日差しが戻り歩いていると汗ばむくらいの気温になりました。 それでも、暑いというほどではなく、適度に心地よいといったところ。 朝、少し余裕を持って宿を出て散歩がてらに善光寺の方に向かいました。 途中、中央通り沿いにあるセントラルスクウェアではラーメン博が開催されており、この日が最終日ということもあってかなりの人が集まっていました。 ラーメン1杯950円・・・、やっぱり最近はそれくらいの価格なのでしょうかねぇ。 ここは、毎回善光寺に向かう途中で写真を撮る大門の交差点で、これは西側を見たところ。 この交差点から西側にも東側にも、そして北側の善光寺の裏手にも山が見えて、山好きにはたまらない場所です。 このまま進むと・・・、 善光寺の仁王門があります。 毎回善光寺を訪れる度に思うのは、周りを山で囲まれてとっても清々しい気持ちになれること。 浅草の浅草寺とはまたちょっと違った趣があります。 そして、これがみんな大好き善光寺。 来るものを拒まない姿勢がステキです。 早々にお参りを済ませ、来た道を下っていきます。 長野の市街地はいたるところに公衆トイレがありまして、もちろん善光寺の入り口にも大変キレイなトイレがあるのですが、私がこれまでで一番きれいだと思った公衆トイレが先ほどの大門の交差点から東に向かってすぐの左側にあります。 知らなければトイレとは気づかないような建物で、中に入ってもトイレだとは思えません。 東司公衆トイレというところなのですが、良かったらぜひ一度行ってみてください。 毎回こんな感じで開店前に長野市内を散策し、開店の直前にIVYさんに到着します。 イベント2日目、じつは今回2日間を通してお客様がとても少なかったのです。 いつもなら、通りがかりにフラ~っと来てくださる方も多いのですが、今回は通りがかりという方は殆どいらっしゃらなくて、その代わりと言ったら何ですが顔なじみのお客様がたくさん来てくださいまして、その分ゆっくりとお話をする事ができました。 こちらは、その中のお一人のAさんのギブソンブーツです。 靴が完成して1年以上たつと思うのですが、 「なかなかまだ履きこなせていなくて・・・。」 とおっしゃっていました。 こうして長野でゆっくりと過ごして、たくさんのお客様にお会いしてお話をうかがって、それはそれで大変貴重な時間です。 次回は、12月の前半頃の開催を予定しています。 ちょっと参加型のイベントにしてみましょうかという話が出ていまして、楽しいイベントにしたいと思います。 決まりましたらお知らせします。 今回もお世話になりました。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はまだまだ受付中(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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年に3回くらいのペースでお邪魔している長野市のIVY PRODUCTSでのイベント初日です。 これまでは、朝4時くらいに自宅を出発して高速を使って長野まで来て、ちょっと早めに着いてどこかで時間を潰すというスタイルでしたが、今回はイベントの初日が祝日ということと途中の上信越道が工事による車線規制で渋滞が予測されることから、前の日に長野に来まして宿泊した宿から向かうということで大変余裕を持った移動をすることができました。 今回は、入口正面のショウケースをお借りして靴を展示しています。 また、こちらの台もお借りしてこんな感じで展示しました。 長野は昨日から急に涼しくなりまして、朝晩はちょっとなにか上に羽織りたいような気温です。 そんな秋の気配を感じられるようになったタイミングですが、今日もわざわざ私達シューリパブリックのお客様が遊びに来てくださって、その中の靴の写真を取らせていただいた一部のお客様と靴をご紹介させていただきます。 こちらは、昨年の春に靴をお渡ししたMさん。 前回はデニムに黒のギブソンブーツを合わせていらっしゃったと記憶していますが、今回はワンピースにギブソンブーツというスタイルで、全く雰囲気が違っています。 周りの方からもこのギブソンブーツのことで声をかけていただくこともあったり、それよりも何よりもこれまでの革靴のイメージと違って革靴なのに歩きやすいというのがとっても気に入っているとおっしゃっていました。 こちらはTさん。 はじめの頃はわざわざ埼玉県の私達の工房までご注文のために来てくださっていましたが、最近はIVY PRODUCTSさんでも同じようにご注文いただけるため、もっぱらこちらでご注文いただくことが多くなりました。 Tさんは、はじめからこんな靴がほしいと行った計画があり、このフルブローグで計画の靴すべてが揃ったとのこと。 今後は趣味の靴として必要があればご注文いただくかもしれないとのことでした。 この他にも、千葉県から靴の革に合わせて同じ革でベルトをご注文のために来てくださったIさんや、ちょっと前に納品させていただいたYさん、さらには納品のためにお越しいただいたMさんやHさんもいらっしゃいますが、納品の客様は後日改めてご紹介させていただきます。 こうして長野にも少しずつ知り合いの方が増えてきて、私個人的にはとっても嬉しいです。 さぁ明日はイベント最終日、引き続き皆様のお越しをお待ちしております。 明日は帰宅が深夜になりそうなので、明日のブログの投稿はお休みさせていただきます。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はまだまだ受付中(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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松代

いよいよ明日9月23日(土)と24日(日)は、長野市のIVY PRODUCTSさんにて、足の計測や靴のオーダーを承るイベントです。 ぜひこの機会にご自身の足のことをより詳しく知っていただいて、より足に合った靴を選んで、日々快適に歩いていただきたいと思います。 イベントはお店のオープンに合わせて11時スタートの19時クローズです。 さて、そんなわけで色々と準備を進めてきたわけですが、今回は23日(土)が祝日であること、そして移動の途中の上信越道で工事による車線規制の予定があるという理由で、通常なら3時間足らずの移動なのですが念のためにすでに長野に来ています。 今朝10時すぎに自宅を出て、そのまま行けば午後イチには長野についてしまうのですが、せっかく時間があって予定がないとっても贅沢な日なので、一般道だけで長野まで来ました。 私の自宅が埼玉県加須市で、そこから国道17号に出て渋川方面に向かい、その後吾妻川沿いを西に向かい(最近道路が整備されて草津に行くのがとっても楽になった国道353号です)、大津の交差点を北上して草津を通過し、それから白根山の湯釜のそばを通って万座方面に向かい、山道を走って須坂市を通って長野市に到着しました。 自宅を出た時は、午前中だったのに気温が30度くらいだったのに対し、白根山の辺りでは気温がどんどん下がり15度ほどで窓を開けていたら非常に寒かったです。 そんなコースで来たにも関わらず、15時すぎには長野に着いてしまいました。 高速で来るとまぁそこそこ遠回りをしてくるのに対し、山道を走ってくるとくねくね道ではありますが距離的にはやや近いということがわかり、高速料金がかからないだけではなく、山の上からの景色が素晴らしいというご褒美もありました。 今回は、まだ時間があったのでクルマを止めて松代の辺りを散策してみました。 こうしてお店の後ろに山が見えるのも長野のステキなところですね。 松代とは、長野市の南部にある地域で、江戸時代には真田氏が治める松代藩といえばおわかりになる方も多いかもしれません。 私も以前に家族で散策したことがありますが、江戸時代の学校や城跡、その他の文化財などなかなか見どころの多い歴史的な街なので、ぜひ一度散策してみてください。 この道は、周囲とは違って明らかに不自然です。 変に真っ直ぐだったり、すぐ横に道があったり・・・。 じつは、この道はかつて長野電鉄の屋代線が走っていた跡で、このまま進むと・・・、 松代駅の旧駅舎があります。 じつは、かつて私がたまたまなにかの用事で長野に来ていたときにテレビのニュースで屋代線の廃線の話をしていたのを覚えています。 確かニュースでは、今日が屋代線の最後の運行ですという話をしていたと記憶しています。 駅前はこんな感じ。 駅舎の中はほぼ当時のままで、今日は中学生の子たちが学校帰りに集まって喋っていました。 なにげに見どころが多そうな感じですね。 竹風堂で家族にお土産を買ってきました。 さて、今日は明日に備えて早めに休みます。 普段長野に来る時は、だいたい3時おきの4時出というのが多いのですが、今回はゆっくり休めます。 皆さま、明日お待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はまだまだ受付中(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ギブソンシューズ

今日のお客様は、埼玉県にお住いのHKさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、フィッティング確認と靴のお渡しのためにお越しいただきました。 HKさんは、今回の靴が初めてのシューリパブリックになります。 早速履いていただきました。 「若いころね、貧乏だったんだけどやっぱり靴にはこだわっていましたよ。」 とおっしゃるHKさん、今回は私どもの工房では初めてのご注文なので、ベーシックな仕様でご注文いただきました。 完成した靴をお持ちになって・・・、 「ちょっと重いですかねぇ?」 とおっしゃっていましたが、実際にお履きになるとその重さは感じないとのこと。 とってもニコニコされて、嬉しそうにされていました。 じつはHKさん、靴を購入する時には基本的には同じものを2足ずつ購入されるとのことで、今回も全く同じ仕様で2足ご注文いただきました。 見た目は全く同じなので1足しか写真を撮りませんでしたが、そういうこだわりはとってもステキです。 ぜひたくさん履いてくださいね。 ありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:ギブソンシューズ レザー:  キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド製法 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はまだまだ受付中(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ラスト

これは靴業界あるあるの話で、20年以上前にも友人のHから相談を受けたこともあります。 どういうことかと言いますと、彼もオーダーメイドの靴を製作していまして、ご注文の際に靴代とラスト代をお客様から頂くのですが、靴が完成してお渡しする時にお客様から・・・、 「ラスト代も支払っているのだから、ラストもください。」 と言われてしまったので、困っているという相談でした。 靴に関係のない方なら、そりゃそうだ、お金を払っているのだから一緒に渡すべきなんじゃないのと思われるかもしれませんが、これがちょっと異なるのです。 そのことをぜひ知っておいてください。 ラスト代として私たち作り手がいただいているのは、ラストそのものの物体の費用ではなく、私たち作り手がこれまでに得た技術でラストを作り上げる技術料なのです。 ラストは単にお客様の足の大きさそのままに作るのではなく、この足に対してこの部分はこれくらい絞る、この部分はこんな押さえ方をする、この部分は面ではなく線で当たるようにする、この部分はこれくらいの傾斜にするなど、膨大なデータが詰まっています。 言ってみれば企業の機密情報であり、ひとつの情報資産なのです。 ラストは見た目以上に大変重要なデータであり、技術の塊なのです。 そんなわけで、もし皆さんが今後靴をオーダーする際にラストも一緒に作る時でも、ラストはお渡しできない(お貸しすることもできない)ということをご理解ください。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はまだまだ受付中(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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