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ハトメの交換

カテゴリー: Message:伝えたいこと

フルブローグブーツ

まず、カカトのトップピース交換の buy 2 get 1 free の企画は、本日で終了となります。 今月は、これまでにないくらいたくさんのカカトの修理をしました。 皆さま、本当にありがとうございました。 10年ぶりにお会いできたお客様もいらっしゃったりして、思った通りの成果を得ることができました。 またそのうち機会があったらやってみたいと思います。 そのせいもあって、オールソール交換でお預かりしている靴の修理が若干遅れ気味になってしまい、こちらのお客様にはご迷惑をおかけしております。 もう少々お待ちください。 さて、今日はそのカカトのトップピース交換のためにOさんが靴を持ってきてくださいました。 その際に、履いていらっしゃったブーツのハトメ交換もさせていただきまして、なかなかイイ感じに仕上がったので写真を撮らせていただきました。 元々は、裏ハトメが付いていたのですが、靴ヒモを交換する際にハトメが外れてしまったそうで、それならついでに表ハトメに交換したいとのことで、ちょっと待っていていただいているうちにさっと作業を終えてこんな感じに仕上がりました。 この雰囲気のブーツなら、表ハトメでも格好良いですね。 またこれがデニムにイイ感じにあって、とっても格好良いです。 ギブソン系のブーツ(チャッカブーツを含む)やギブソンシューズでしたら、その場で裏ハトメ→表ハトメの交換ができますので、ちょっと雰囲気や気分を変えてみたいときや、外れにくい表ハトメにしたいとき、もしくは負担のかかる上のいくつかだけ表ハトメにしたいという場合は、その旨お知らせください。 ★★★お知らせ★★★ ★カカトをお得に修理するプランは、2月末日で終了しました。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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シューツリー

少し前にAmazonで買ったコミックの「ちひろさん」が思っていた以上に深い話で、ある意味哲学だなぁなんて思っていたところ、有村架純さん主演の映画の「ちひろさん」のDVDが発売されるということを知り、早速予約して先日届きました。 そもそもは、昨年の春に公開されたこの映画を公開が終わってから知り、観たかったと思いつつコミックを読んだらハマってしまったという流れなので、きっかけはこちらなのです。 まだ前半のほんの少ししか観れていないので何とも言えませんが、印象に残ったところでは画がとってもキレイだということ。 最近、写真を撮る時にいろいろと細かいことに気を付けていて、特に色合いだったり雰囲気だったりそういうものが写真の出来栄えを大きく左右するので、こんな写真を撮りたいなぁって思っているまさにそんな雰囲気の画が多いという印象でした。 内容は、まだ観始めたばかりなので何とも言えません。 と言いつつ、そんなにハマっているコミックの「ちひろさん」なのですが、全巻揃えたのにまだ6巻で止まっています。 これは決して読む時間が無いわけではなく、じつは読み終えてしまうのが何となく寂しくて、なので6巻までなのです。 昔、20代のころに司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んでいて、あれはたしか全8巻だったと思いますが、最後の方で竜馬が斬られて死んでしまうのを読むのが辛くて、やはり6巻あたりで止まってしまった記憶があり、それに近い感覚なのかもしれません。 だったら、はじめから読まなきゃいいのにって思ったり・・・。 さて、最近は靴をご注文いただくときに一緒にシューツリーもご注文いただくことがとっても多くなりました。 決してシューツリーも一緒に買ってほしいということを言うつもりはないのですが、時々お客様からお預かりする靴に関して明らかに大きすぎるシューツリーが入っていることがあり、余計なお世話だと知りつつ毎回お伝えしています。 正直なところ、シューツリーがどれくらい大きいのかという程度にもよりますが、靴は1ミリ2ミリで履き心地が変わってしまうものなので、大きすぎるシューツリーはそこそこ深刻な問題なのです。 こちらは、靴が完成して納品待ちのお客様のシューツリーです。 今扱っているシューツリーは表面にニスが塗ってある為、一度加工したところに改めて私がニスを塗る流れになりますが、多少は色の違いが出てしまいます。 それを踏まえて加工したところを見ていただくと、 人の足は一般的に私たちが思うほど厚いものではなく、こちらのお客様は決して薄い方ではないのですがこれくらいの厚さになります。 理想は、シューツリーを入れても靴の甲の部分が膨れず、それでいて靴のつま先をしっかりと伸ばしてくれるもの。 市販のものの中で探すのはちょっと難しいかもしれませんが、シューツリーはどうあるべきかを知っておくのは良いことだと思います。 ★★★お知らせ★★★ ★カカトをお得に修理するプランは、2月末日までです。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ラストワン

在庫の革の残りが少しずつ少なくなってきて、もうあと1足ほどになった時には、ダブルブッキングのないように念のためリストから外して倉庫の中に保管しておくのですが、そんな革が結構溜まってきたので「幸運のラストワンプラン」として格安でご注文をお受けしています。 今回の革は、こちら。 今回の革は、なかなかオモシロイ革です。 まず、色はぱっと見で黒のように見えますがじつは黒ではなく、とっても黒に近いこげ茶になります。 黒の革と比べてみると、こんな感じでこげ茶です。 明るいところでみるとこげ茶だということがわかりますが、もしかしたら暗いところで見ると黒に見えるかもしれません。 そして、この革は比較的あっさり目のシュリンクの革です。 シュリンクの革は、場所によってシボの出方が全然違うこともあるのでこれを説明するのはなかなか難しいのですが、簡単に言ってしまえばシボ自体はそんなに強いものではなく、つま先など引っ張られたところは殆どシボが見えなくなってしまうくらいのシュリンクになります。 革の厚さは1.8㎜。 さぁ、ここからがこの革のオモシロイところです。 革の厚さが1.8㎜とやや厚めなのですが、革そのものはどちらかというとわずかに柔らかい感じで、例えるなら厚いスウェードやKUDUの革に近いしなやかさになります。 ちょっとこちらをご覧ください。 革の裏側がこんな感じで芯通しがされていなくて、なんというかとにかく独特の雰囲気で、柔らかめ(柔らかすぎるわけではなく必要にして十分な硬さがあります)で適度な厚さがあり、ソフトヌメに近い感じで、靴になったらしっかりとホールドしてくれるのにしなやかという、イイとこ取りの仕上がりになりそうな素材なのです。 革の大きさが、1足分+α程度。 というのも、革そのものはそこそこの大きさがあるものの、 この部分より左側は繊維がそろっていなくて靴には使えません。 使えても、ベロ程度になります。 よって、使える部分だけをカウントすると、 長さが80センチ強で、 幅が40センチ強。 デシ数で言うとだいたい38デシ程度です。 男性用の靴の場合、最もたくさん革を使うデザインで大きいサイズの場合でだいたい35デシ程度ですので、余裕はあります。 つまり、良いところだけ使って十分に作れるということになります。 そんな、まさにこの企画のために出てきたような革なのです。 この革で靴を作るとしたら、私ならプレーンのギブソンブーツとかプレーンのチャッカブーツなどがイイかなって思います。 詳しい仕様は以下の通りです。 〇 ご注文をお受けできるのは基本的に1名のみ(先着)。 〇 価格は1足の基本仕様が101,200円(税込み)。 〇 オプションを追加することはOKですが、別途オプション費用がかかります。 〇 初めてご注文される方は、別途ラスト費用(税込み28,600円)が必要です。 〇 通常のオーダーメイドの靴と同様に足に合わせて製作+ハンドソーンウェルテッドで製作します。 〇 こちらはご予約はOKですが1か月を超えるお取り置きの対象外とさせていただきます。 この革を使って靴を作ってみたいという方、お早めにご連絡ください。 皆さまからのご連絡をお待ちしております。   ★★★お知らせ★★★ ★カカトをお得に修理するプランは、2月末日までです。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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サイドゴアブーツ

今日ご紹介するのは、先日に引き続き東京都にお住いのMMさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、フィッティング確認と靴のお渡しのためにお越しいただきました。 今回完成したのは、ダークブルーのサイドゴアブーツです。 早速履いていただきました。 このサイドゴアブーツは、少し前に企画商品としてご注文を受け付けていたブラックラピド製法のもので、普段作っているハンドソーンウェルテッドとは製法が異なります。 ブラックラピド製法は、マッケイ製法をベースとしていますが、さらにソールを貼ってだし縫いをかけることで、オールソール交換が簡単にできるというメリットがあります。 また、とにかく丈夫で壊れにくい製法なので、より道具のように使う靴に大変適しています。 今回製作したサイドゴアブーツで使っているスウェードは、撥水加工が施されているものなので、普通に雨の日に履いていただけます。 こういう仕様の靴は本当に使い勝手が良いので定期的に企画商品として発売したいと思っていたところ、過去にそんな企画をやっていたようで、MMさんがこの日に履いていらっしゃったスウェードのチャッカブーツがまさにそれでした。 ともあれ、このサイドゴアブーツもたくさんご活用いただけると嬉しいです。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:サイドゴアブーツ レザー:  スウェード ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+お客様の足に合わせた調整) 製法: ブラックラピド 今回使用した革の在庫の有無:有り ★★★お知らせ★★★ ★カカトをお得に修理するプランは、2月末日までです。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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repair

このカカトのトップピースをお得に交換するプランを始めてから、ほぼ2日に1度のペースでお客様が修理の靴を持って来てくださり、換算すると毎日1足のペースで修理をしています。 先日お預かりしてすでに発送して今日到着している靴なのですが、こんな感じで仕上がっています。 以前にもお伝えしました通り、この企画は久しぶりにお客様が顔を見せていただけたら嬉しいということで始めたもので、今回はその目的が十分に達成できました。 皆さま本当にありがとうございます。 この企画もあと数日で終了ですが、最も遅くても2月29日に発送していただければOKなので、ギリギリになってしまうという方でももし間に合うようでしたらお送りください。 また、終盤になってカカトの修理のついでにシューツリーをご注文いただくというケースも増えてきていまして、シューツリーの在庫は比較的多めに準備していますので、修理靴をお預かりして返送させていただく際にシューツリーも一緒にお送りすることも可能ですから、必要という方はぜひご検討ください。 シューツリーに関しましては、特に割引などはございませんが、靴と一緒にお送りする場合は一緒にパッキングさせていただきます。 シューツリーのほか、先日お知らせしたデリケートジェルなどのメンテナンス用品を一緒にご購入も可能です。 この機会を上手にご活用ください。 ★★★お知らせ★★★ ★カカトをお得に修理するプランは、2月末日までです。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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モンキーブーツ

今日ご紹介するお客様は、東京都にお住いのMMさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、フィッティング確認と靴のお渡しのためにお越しいただきました。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、グリーンのKUDUの革を使って製作したモンキーブーツです。 KUDUの革は、とっても履きやすくてさらに足をしっかりとホールドしてくれて、さらに優しい履き心地で本当に素晴らしい革なのですが、残念ながら完売してしまいました。 お手元にお持ちの方は、ぜひ大切に履いてください。 今回のモンキーブーツは、ご覧の通りコバをクリアのインクで仕上げたなかなかカジュアルで軽やかな仕様になっています。 これが黒いインクだと重くなってしまうこともあるので、軽やかな仕上がりにしたい方はクリアインクがお勧めです。 KUDUの革は、元々はもう少し濃い色をしていましたが、ラスティングで革が引っ張られて色が薄くなっています。 もう少し色を濃く落ち着いた雰囲気に仕上げたい場合は、今後のメンテナンスでオイルなどを塗っていただくとだいぶ雰囲気が変わります。 というか、本当に大きく変わるのでその場合は目立たない部分で試しながらやってみてください。 今後の変化がとっても楽しみです。 MMさん、今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:モンキーブーツ レザー:  KUDU ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無:完売 ★★★お知らせ★★★ ★カカトをお得に修理するプランは、2月末日までです。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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フルブローグブーツ

今日のお客様は、神奈川県にお住いのTKさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、フィッティング確認と靴のお渡しのためにお越しいただきました。 TKさんは、私たちシューリパブリックがスタートした直後からのお付き合いのお客様で、ずーっと親しくさせていただいています。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、ワイン色の革で製作したオックスフォードベースのフルブローグブーツです。 先ほども書きました通り、TKさんとは大変永いお付き合いで、その間にたくさんの靴をご注文いただき、それらは全てTKさんのこだわりで個性的な仕様になっているものが多く、今回完成したフルブローグブーツも脱ぎ履きが大変なオックスフォードベースというこだわりです。 それも単なるオックスフォードベースのフルブローグブーツではなく、 筒の高さが通常の5インチ仕様ではなく、チャッカブーツと同じ4インチ仕様という、さらにこだわりが強いモデルになっています。 TKさん曰く、 「通常の5インチ仕様よりも、これくらいの高さの方が足首の自由度があって、それでいてブーツなのでシューズよりも安心感があって、これくらいが好みなんです。」 とのこと。 そう言われてみれば、確かにTKさんにはこちらの方が合っているような気もします。 以前に何足かこれと同じ筒の高さのブーツをご注文いただいていて、上手に履きこなしていただいているので、これで良いとだと思います。 TKさん、1足目にご注文いただいた靴もまだ元気で状態がよく、今回カカトのトップピース交換修理でお預かりしましたが、そのブーツが大変お気に入りなのだそうです。 今回完成したフルブローグブーツも、そんなふうに永く愛用していただけると嬉しいです。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:フルブローグブーツ レザー:  キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無:完売 ★★★お知らせ★★★ ★カカトをお得に修理するプランは、2月末日までです。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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デリケートジェル

少し前に入荷したWREN’Sのデリケートジェル。 発売元は「ウレンズ」と称していますが、正しい発音はおそらくカタカナ表記で書けば「レンズ」となるはず。 前にも書いたことがありますが、仕入れ元に「ウレンズ」じゃなくて「レンズ」ですとは言いにくいのでしばらく入荷しなかったのですが、やっぱり良さそうなのでレザークリームから順次入荷しています。 とりあえず、お客様には「レンズ」ということで。 昨年の末にデリケートジェルを入荷しまして、これってモゥブレィのデリケートクリームと比べてどうなんだろうとずっと気になっていました。 まずは、WREN’Sのデリケートジェルを靴に塗ってみたところ・・・、 こんな感じで、これだけ使うと深みのあるツヤが出ます。 毎回これだとさすがに黒さが不足してしまいますが、時々これだけで済ませるというのは十分にありだと思います。 そして、モゥブレィのデリケートクリームと塗り比べてみると・・・、 見た通りの感じになりましたが、正直なところ仕上がりに大きな違いは感じられません。 成分を比べてみると、 WREN’Sのデリケートジェルは主成分がロウ、油脂、そして有機溶剤というのに対し、 モゥブレィのデリケートクリームはラノリン、油脂、そして有機溶剤となっており、ラノリンて言い換えればロウの一種なので、やっぱり大差なしといったところでしょうか。 ただ、決してWREN’Sの肩を持つわけではありませんが、WREN’Sのほうが少し硬めでしっかりと食いついてくれる感じがすることと、香りに関しては好みの関係もあってWREN’Sの方が良いなぁって思います。 なので、私はどちらかを選ぶとすればWREN’Sになります。 WREN’Sのデリケートジェルにしてもレザークリームにしても、あまり売っていることろが多くないので入手しづらいのですが、価格が比較的安いことや香りが香水のような香りなので、ひとつ試しに買ってみて使っていただけると良いかなって思います。 Amazonで売っているので、気になった方はぜひお試しください。 レザークリームの黒と、デリケートジェルの無色でしたら、私たちの工房に在庫があります。 お越しいただいた際に、ご覧になってみてください。 ★★★お知らせ★★★ ★カカトをお得に修理するプランは、2月末日までです。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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乾燥剤

今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 いつものことながらお休みの日は雑用が多く、今日も日用品や工房で使うモノの買い物に追われました。 そんな中で、これは今日買ってきたものではなくAmazonで買って昨日届いたものなのですが、必要に迫られてこれを購入しました。 カメラのドライボックス用の乾燥剤です。 今使っているヤツがそろそろ交換時期を迎えるため、新しい乾燥剤を購入しました。 じつは私は工房で使っているカメラを3つに分けて収納していまして、ひとつはメインで使っているカメラのみを入れるボックス、そして残りの2つはレンズをしまっておくボックスです。 カメラ好きの方ならごご存じのことですが、カメラは湿気やホコリに弱いため、その辺にほったらかしにしておくことができず、特に革を削ったりする工房の中ではホコリが多いので必ず密閉された箱に入れておく必要があるのですが、 その箱の中で空気が動かないと湿気が溜まったりカビが発生してしまうリスクがあるので、使わない機材でも結構頻繁にボックスから取り出して動かしてあげるなど、定期的に空気を動かしつつ、そのボックスの中の湿気が上がりすぎないようにカメラ用の乾燥剤が必要なのです。 ちなみに、乾燥剤なら何でもよいという訳ではなく、たとえば海苔などに使う乾燥剤だと強すぎてしまうそうで、ボックスの中の湿度をだいたい30%から50%くらいに保てるカメラ専用の乾燥剤が理想なのだそうです。 それならカメラ専用の防湿庫を買ってしまえばよいという意見もあるかと思いますが、 これですよね、自宅に今使わないカメラやレンズを保管しておく防湿庫があり、これはこれで使っています。 これがあればそれでも良いのですが、こういう大きなモノがいくつも増えるのがあまり好きじゃなくて、これまで使ってきた密閉できるボックスがなかなか優秀なのでそのまま使っていこうと思っています。 カメラは精密機器なので、本当にホコリや湿気には気を遣いますが、じつは靴もホコリや湿気に気を付けていただきたいのです。 1日履いた靴は最低2日以上しっかりと休ませることや、保管する際には玄関のタイルの上など湿気が残るところに置かないということをお願いしています。 ただ、それでは湿気が全くなくなってしまえばよいかというとそういうわけでもなく、強制的に乾燥させてしまうと革がパサパサになってしまうため、靴の場合は強力な乾燥剤は好ましくないのです。 そのあたりのさじ加減は、だんだん慣れていくと思いますが、理想は靴を週に1度くらい履いて、履かないときには湿気が少ないところに保管する(日陰で風が通れば尚可)という感じです。 と言いつつ、私自身が結構ほったらかしなのですが、靴は時々履いてあげることも必要なので、適当なところで上手に付き合ってあげてください。 ★★★お知らせ★★★ ★カカトをお得に修理するプランは、2月末日までです。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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フルブローグブーツ

靴が完成して、でもお客様のご都合で取りにいらっしゃるのが少し先になるという靴をご紹介しています。 今日ご紹介するのはこちら。 私たちシューリパブリックの20周年記念モデル第3弾のフルブローグブーツです。 この独特な色の革を使って製作するという企画でしたが、これがとってもイイ雰囲気を出していて非常に格好良く仕上がっていると思います。 この革は、普段私どもで使っている1.6㎜厚の革に比べてかなり厚い2.2㎜というモノを使っているため、見た目からそのカッチリ感が伝わってきます。 これくらいの厚さの革の場合、履き始めは少々てこずるったりすることもありますが、少し履き込んでいってちょっとずつ馴染んでくるととっても履きやすくなってきます。 イイ感じのシワが入って、「The 道具」という雰囲気に成長します。 このブーツがお客様のところに行って、どんなふうに成長していくのか今からとっても楽しみです。 ★★★お知らせ★★★ ★カカトをお得に修理するプランは、2月末日までです。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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