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メンテナンスはポイントを押さえて

カテゴリー: Message:伝えたいこと


今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。

いつものことながらお休みの日は雑用が多く、今日も日用品や工房で使うモノの買い物に追われました。

そんな中で、これは今日買ってきたものではなくAmazonで買って昨日届いたものなのですが、必要に迫られてこれを購入しました。

乾燥剤

カメラのドライボックス用の乾燥剤です。

今使っているヤツがそろそろ交換時期を迎えるため、新しい乾燥剤を購入しました。

じつは私は工房で使っているカメラを3つに分けて収納していまして、ひとつはメインで使っているカメラのみを入れるボックス、そして残りの2つはレンズをしまっておくボックスです。

カメラ好きの方ならごご存じのことですが、カメラは湿気やホコリに弱いため、その辺にほったらかしにしておくことができず、特に革を削ったりする工房の中ではホコリが多いので必ず密閉された箱に入れておく必要があるのですが、

その箱の中で空気が動かないと湿気が溜まったりカビが発生してしまうリスクがあるので、使わない機材でも結構頻繁にボックスから取り出して動かしてあげるなど、定期的に空気を動かしつつ、そのボックスの中の湿気が上がりすぎないようにカメラ用の乾燥剤が必要なのです。

ちなみに、乾燥剤なら何でもよいという訳ではなく、たとえば海苔などに使う乾燥剤だと強すぎてしまうそうで、ボックスの中の湿度をだいたい30%から50%くらいに保てるカメラ専用の乾燥剤が理想なのだそうです。

それならカメラ専用の防湿庫を買ってしまえばよいという意見もあるかと思いますが、

防湿庫

これですよね、自宅に今使わないカメラやレンズを保管しておく防湿庫があり、これはこれで使っています。

これがあればそれでも良いのですが、こういう大きなモノがいくつも増えるのがあまり好きじゃなくて、これまで使ってきた密閉できるボックスがなかなか優秀なのでそのまま使っていこうと思っています。

カメラは精密機器なので、本当にホコリや湿気には気を遣いますが、じつは靴もホコリや湿気に気を付けていただきたいのです。

1日履いた靴は最低2日以上しっかりと休ませることや、保管する際には玄関のタイルの上など湿気が残るところに置かないということをお願いしています。

ただ、それでは湿気が全くなくなってしまえばよいかというとそういうわけでもなく、強制的に乾燥させてしまうと革がパサパサになってしまうため、靴の場合は強力な乾燥剤は好ましくないのです。

そのあたりのさじ加減は、だんだん慣れていくと思いますが、理想は靴を週に1度くらい履いて、履かないときには湿気が少ないところに保管する(日陰で風が通れば尚可)という感じです。

と言いつつ、私自身が結構ほったらかしなのですが、靴は時々履いてあげることも必要なので、適当なところで上手に付き合ってあげてください。

お知らせ

カカトをお得に修理するプランは、2月末日までです。

★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。

★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。

★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。

★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。



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