世の中的にはだいぶ新型コロナの新規感染者数が減ってきて、動きやすくなってきましたね。
機会があったら、ゆっくり旅行に行きたいものです。
私は、できることなら旅行に行ってもあまり観光はしないで、その街の食堂でご飯を食べてみたり、スーパーで買い出しをしてみたり、もしくは喫茶店などでのんびり時間をつぶしてみたりという感じで、その街に住むような旅行が好きです。
その街の名物があれば食べてみたいですし、おもしろそうな定食屋さんがあれば立ち寄ってみたいと思っています。
パン屋さんやケーキ屋さんなどにも立ち寄って、そこでしか買えないものを買って、宿でゆっくり食べるのが好きです。
だいたいどこの街にも、ちょっと個性的なパン屋さんやケーキ屋さん、もしくは和菓子屋さんなどがあって、立ち寄ってみるとなかなか面白いですよね。
その土地で採れる食材を使ったものは、なかなかほかの土地では食べられませんから。
そんな旅行には、私はファミリーロッジ旅籠屋さんがピッタリだと思っていまして、私も家族旅行や出張などで目的地の近くにあれば利用しています。
温泉や豪華な夕食はありませんが、大きなお風呂はその土地の日帰り温泉や銭湯などに行けばよいですし、夕食はちょっと探しておいしそうなお店に行ってみれば、その土地のことが分かってとっても楽しいはずです。
時間が許せは、そんな旅行を何日も続けて、その街に住んでいるような疑似体験をしてみたいと思っています。
数年前に、新潟のコージ製靴さんのセールに出品したときには、やはり旅籠屋さんに泊まって仕事が終わったら近くのスーパーに行って買い出しをして、時間があれば近くを散歩してみたりして、なかなか楽しい経験をしました。
知らない街は、ワクワクでいっぱいです。
さて靴の話ですが、こちらは私が10年以上履いているモンキーブーツです。
これまでに1度オールソール交換をしていまして、カカトのトップピース交換は4回くらいやっていると思います。
結構な頻度で履いている靴なので、どうしてもそれなりにダメージが目立ってきます。
時々、お客様からお問い合わせをいただくのですが、こんな風に革がすり減ってしまった時にはどうすればよいかといいますと、
履き方にもよりますが、こういった部分はすり減りやすいです。
あと、靴ひもをしっかりと締めて履いていただいているので、ヒモが当たる部分も擦れやすいです。
こういうのって、例えば樹脂で何か補修をするとか、革のパッチを当てるなどの方法もできないことはないのですが、私の場合は靴クリームを塗っておく程度にしています。
まず、早いタイミングで靴クリームを塗っておくと、それが保護になって何もしない場合と比べてよい状態をキープできますし、あまり目立たなくなります。
ちょっとしたコツとしては、黒い革の靴でしたら乳化性のクリームを塗って適度に布などで磨いたのちに、さらに無色の油性のクリームなどを指で塗って、それをスプーンなど何でもよいのですが硬いモノで押しつぶすようにして表面を固くしてあげると、だいぶ丈夫になります。
無色のクリームでやるのは、色がほかのところに写らないようにするためで、色のついたクリームでもしっかりと押し固めてきれいに磨いてあげればそれでも良いと思います。
革は、初めのうちは結構硬くてすごく丈夫そうにも見えるのですが、表面が弱ってくるとどんどん傷んでいってしまいます。
そうならないようにするには、傷む前にしっかりとメンテナンスをしてあげることが必要です。
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シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。
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