こちらは、私たちシューリパブリックの一番のおススメのギブソンブーツです。
普段から何気なく履いているギブソンブーツですが、このブーツはヒモのことひとつをとってもいろいろと考えられています。
たとえば、
シューリパブリックのギブソンブーツのヒモは、立てに7つあるアイレットのうちの一番上を通しません。
これは、あまり上まで締め付けてしまうと足首が固定されてしまって動きにくいためであり、
下から6つ目のアイレットまでで十分に足をホールドするように設計されているためです。
それなら、ブーツ自体の高さをアイレットひとつ分低くすればよいのではというご意見もあるかもしれませんが、
これはこれで必要なもので、この部分があるだけでブーツ自体の安定感がかなり変わります。
また、お客様から時々訊かれるのですが、ギブソンブーツのヒモの長さがちょっと長いのではないかという件に関して、
確かに5穴のギブソンシューズは820センチの靴ヒモを使っているのに対して、ギブソンブーツは7穴でひとつ使わないので6穴計算となりますが110センチの靴ヒモを使っています。
じつは実際にギブソンブーツを履いていただくとすぐにわかることで、
脱ぎ履きの際に、シューズはちょっとハネを広げればよいのでそれほど長い靴ヒモは必要ないのに対し、
ブーツの場合はシューズに比べて足が落ちにくいのでハネをやや大きめに広げる必要があり、
写真のよう広げるにはある程度のヒモの長さが必要になります。
ただ、あまり長すぎると邪魔になったり、歩いていてどこかに引っかかったりして危険ですので、最適と思われる110センチのものを使うことにいたしました。
そのほか、靴ヒモはあくまでも消耗品として考えておりまして、
なるべくアッパーにダメージを与えないことを優先しているためにそれほど丈夫な素材ではなく、
定期的に交換していただきたいと思います。
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もしかしたら一緒に問題を解決ということになるかもしれませんが、何かしらお役に立てるのではないかと思います。
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