Russoの革を発掘

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時々、ふと思い出して倉庫の中を探してみると、すっかり忘れていた革が出てくることがあります。

今日ご紹介する革もそんな革なのですが、

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あの「Windsor」と同じイタリアのRusso di Casandrinoというタンナーさんの革です。

昔のRussoの革は、何となくパサッとした感じのものが多かったのですが、この革のころから少しずつ雰囲気が変わってきていて、以前のモノに比べるとだいぶしっとりとした仕上がりになっています。

この革の名前は「VIP special」といいまして、その名の通りキメが細かく繊細で質感の高い仕上がりになっています。

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ボックス調の仕上げでツヤは控えめ。

なので、ビジネス仕様の靴を作るのに適しています。

私はよく「革の良し悪しは裏側を見ましょう。」と言っているのですが、

この革の裏側も非常にきれいな仕上がりになっています。

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なぜ革の良し悪しが裏側を見てわかるのかと言いますと、革の裏側がバサバサしているものは、十分な厚さが得られない革を使っているわけで、革の生地自体のクオリティがあまり良くないということになります。

裏側がキレイでキメの細かい革は、十分な厚さがある生地の良い部分だけを使っていることなのです。

 

この革で作るのであれば、お勧めのデザインはやはりオックスフォードなどのパリッとした雰囲気の靴ですね。

最近は、オックスフォードと同じテイストでギリーシューズをご注文いただく方も増えています。

この革で、ビジネス用のギリーシューズというのも格好良さそうです。

最近は、世の中全体がカジュアルの方向に振れてきているよですが、やはり黒のパリッとしたビジネスシューズを履いて、格好良く仕事をしたいものです。

最近、改めてスーツっていいなぁって思います。

 

お知らせ

【お知らせ1】

11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。
日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。
詳細はコチラをご覧ください。

 

【お知らせ2】

Rifareさんにて恒例のオーダー会&計測会のイベントを開催します。

大阪店は、 7月29日(土) 11時~20時

名古屋店は、 7月30日 (日) 11時~20時

となります。

 

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。

スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

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