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豪雨に遭遇

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

馬

今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 午前中には、浅草へ行って材料の仕入れなどを済ませ、帰宅するや否や別の用事で家族と一緒に群馬県の前橋市にある群馬県馬事公苑に行ってきました(仕事ではありません)。 前橋市と言ってもこの群馬県馬事公苑は市街地からだいぶ外れた赤城山の山麓にあり、たぶん冬は寒いだろうなぁって思えるようなところですが、今の季節はむしろ蒸し暑いくらい。 ですが、この辺りは広々としていてとってもステキなところです。 近くには、とってもオシャレなレストランやショップがあります。 そもそも馬事公苑は、馬に慣れ親しみ馬に対する理解を深めるための施設で、ここはビジター制を採用しているため誰でも手軽に乗馬体験ができるのだそうです。 到着した時にはまだ少し雨が降っていました。 家を出るときにはとっても良い天気だったので、傘なんて持ってきていません。 見学OKとのことで、施設や馬たちを見せていただきました。 屋内で馬に乗ることができる施設もありました。 馬ってとってもかわいいですよね。 賢くておとなしくて・・・。 それでもって、人を見るらしい。 もし乗るときがあったら、馬にバカにされないようにしなくては。   さて、話が少し戻りまして、この馬事公苑に行く途中はもう大変な大雨でした。 今日、雨が降ったのはかなり局地的だったようですが、あとでニュースを見たら私たちがいたところは1時間の雨量が110ミリを超えていたそうです。 そんなわけで、何も考えずに革靴を履いて行ってしまった私ですが、まんまと家庭内の権力差で負け、豪雨の中コンビニの駐車場から数十メートル先のコンビニの店舗に傘を買うために傘もささずに向かいました。 当然、靴はびしょ濡れです。 今回の私のような豪雨ではなくても、雨の中靴を履いて歩いたという経験があるという方は少ないことでしょう。 ハンドソーンウェルテッドの靴は、濡れること自体はシミを除き大きな問題はありません。 ただし、そのあとのケアが非常に大切です。 一度濡れた靴は、だいたいつま先の方に湿気が残ります。 この湿気がクセ者なのです。 ハンドソーンウェルテッドの靴は、松脂ブレンドのワックスを糸に染み込ませ、その糸でウェルトを縫いつけています。 ウェルトを縫っている糸は、糸の強度を保つために松脂のワックスを染み込ませているのですが、湿気が靴内部にこもってしまうと糸の内部にも少しずつ湿気が伝わり、その状態で履いてしまうとワックスが剥がれて糸が劣化してしまうのです。 ですので、いつもお伝えしていますとおり雨の濡れたときや、足の汗が比較的多い方におかれましては、靴の内部の湿気が十分に乾いててから履いてください。 玄関のコンクリートやタイルの上に放置しておくと、湿気はなかなか抜けませんので、できれば少しでも高い位置に靴を置いていただけるようお願いいたします。 私は少し足の汗が多い方なので、普段は一度履いたらラックの高いところに置き、余裕をもって1週間くらい休ませるようにしています。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ1】 11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。 日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。 詳細はコチラをご覧ください。   【お知らせ2】 Rifareさんにて恒例のオーダー会&計測会のイベントを開催します。 恵比寿店は、 7月23日(日) 11時~20時 大阪店は、 7月29日(土) 11時~20時 名古屋店は、 7月30日(日) 11時~20時 となります。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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