革のめくれキズの補修

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今日ご紹介する革のめくれキズの補修に関しては、今日の午前中にインスタにリールでアップしましたのでご覧になってくださった方もいらっしゃるかと思いますが、それに多少の補足を加えてお伝えしたいと思います。

革の補修

こちらは、最近私が普段使っているトートバッグです。

昨年の20周年記念モデルで使ったMARGOTのブルーが余ったので、いくつか作ったウチのひとつ(残り物)です。

このトートバッグ、結構気に入って常に使っているということもあって、知らないうちにこんなキズが付いてしまいました。

革の補修

何か尖ったものに引っ掛けてしまったのでしょうか?

こういうキズは、靴でもありますよね。

補修の仕方は基本的に同じなのでぜひ参考にしてみてください。

今回使うのは、天然ゴム系の接着剤。

革の補修

こちらは業務用で、さすがにご自宅にこれと同じものがあるとは思っていませんが、代用できる接着剤は100均などにもあります。

いわゆる天然ゴム系とか合成ゴム系の黄色い接着剤であれば使えるはず。

自転車のパンクを直すゴム系接着剤は強度不足で不向きだったり、普通の瞬間接着剤は乾いた時に周りが白くなってしまうため、これも不向きです。

また、セメダインや木工ボンドなど乾くとコチコチに硬くなってしまうものも不向きです。

革の補修

この接着剤を傷口に多めに塗り、そのまま放置して表面が乾燥するくらいまで待ちます。

このタイプの接着剤は、多少乾いたタイミングで押し付けるとしっかりと接着できるという性質を持つため、適度に乾かしてから接着です。

革の補修

とりあえず、遠目には目立たない程度になりました。

黒い革なら、この程度まで直ればあとは黒いワックスを塗ってツヤを出してあげるとキズの境目が目立たなくなります。

その他の色の場合は、極力しっかりと接着した以降に、革が無くなってしまった部分に無色のワックスを塗ってあげればだいぶ目立たなくなります。

ここで周囲してほしいのは、先にワックスを塗ってしまうと接着剤が効かなくなってしまうので、ワックスはもうこれ以上何もできないという時まで塗らないこと。

私はこのままもうしばらく乾燥させて、傷口の様子を見たうえでもうちょっと接着剤を塗るか、ワックスを塗るかを考えます。

ぜひご参考に。

それから、こういう補修はそのケースで状況が全く異なるため、すべてこれでOKという訳ではありません。

その判断は、基本的に自己責任でお願いします。


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★ 今回の旅チャッカは予定数まであと2足です。 

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