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サンプル靴

現在受付中で、さらに受付終了まであと10日という企画商品なのですが、まだサンプルの靴が完成していません。 本当に申し訳ないです。 ここにきて、結構頻繁にお客様からお問い合わせをいただいておりまして、靴の雰囲気の参考にしていただこうと思い、現在製作中のサンプル靴をご覧いただくことにいたしました。 こちらが、只今受付中の「ウォーキン’チャッカ」シリーズの3穴ギブソンシューズです。 このシリーズでお選びいただけるデザインは、このほかに5穴ギブソンシューズとチャッカブーツがあります。 これまであまり3穴のギブソンシューズを企画商品で選択肢に加えたことがないのですが、シューズでもカジュアルテイストの靴もあっても良いかと思い、今回はこのデザインも加えました。 そして、この革もお選びいただける革のうちの黒です。 イタリアのTempesti社のMAINEという革で、あまりビジネスっぽくないのがこの革のステキなところです。 この企画商品の製法はブラックラピドですので、このサンプル靴はこの後マッケイ縫いがあって、さらにソールを貼ってからだし縫いへと進みます。 とりあえずの雰囲気はこれらの写真で何となくお分かりいただけるかと思います。 なるべく早く完成させて、ちゃんとした靴をご覧いただけるよう頑張りますね。 ちなみに、この企画の受付は5月末日までですが、それまでにお越しいただけないという方は、仮予約をしていただければ大丈夫です。 仮予約に関しましては、直接お問い合わせください。 靴の価格は、デザインや革に関係なく79,200円(税込み)です。 初めてのご注文の方、もしくは新いたストで作りたいという方は、ラスト(木型)製作費用が別途必要になります。 この商品は、足を鍛えながら歩くことに特化した靴です。 新型コロナのこともあって運動不足を感じる方に、とってもお勧めです。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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メンテナンス用品

余談ですが、最近「アメリカンコーンホール」というゲームを知って、とっても興味を持っています。 イメージ的にはボッチャに近いのかもしれませんが、トウモロコシを小さめの座布団のようなバッグに入れて的である穴をめがけて投げるというのもで、古き良きアメリカをイメージするホンワカしたパーティーゲームのようです。 欲しいなぁと思ってAmazonで調べてみたところ、けっこういい値段しているので、即諦めました。 これくらいなら、ちょっと頑張れば全然作れそうですが、一度実物を見てからじゃないと正しく作れなさそうなので、どうしようか迷っているところです。 こういうゲームがあると、とても盛り上がりそうですよね。 さて、今日は靴のメンテナンス用品が入荷しました。 今回は、お客様からご要望があったものとご要望がありそうなものをピックアップして発注しました。 こちらは、これです。 メガホースブラシ。 入荷するとすぐに売り切れてしまうので、常時在庫していても良いのですが、次の発注の時にと思っていて毎回先延ばしになっていました。 あと、豚毛もブラシも一緒に入荷しました。 それから、こちらはクリーナーです。 このクリーナーがなかなかの優れもので、普通に靴クリームを落とす時に使ったり、ちょっとした汚れを落とすのにも使えるのはもちろんのこと、なんとインソールの汚れをダメージ最小限で落とせるのだそうです。 ハンドソーンウェルテッドの靴の要はインソールと言っても過言ではありませんので、インソールは大変なことになる前にキレイな状態を保ってあげるようにしましょう。 それから、いつものモゥブレィシュークリームジャーです。 ずっと黒が欠品していましたが、黒と茶系の数色と、そのほかに最近流行りのレッドブラウンなども入荷しました。 黒は3個入荷しています。 そのほか、絶対必要と言えるデリケートクリームも入荷しました。 Mサイズのもので、小さい容器のモノよりもややお得です。 そして、カタログにこのようなデリケートクリームの詰め替え用があったので買ってみましたが、カタログには内容量が書いておらず、でも詰め替えというくらいだからお得なんだろうと思って買ってみたモノの、結局はMサイズと同じ200gで容器代であろう300円ほど安くなっていただけでした。 300円を安いか高いかどちらととるかはその人次第ですが、もうちょっ安ければ良いのにというのが私の率直な感想です。 この詰め替え用は、工房で使うことにしました。 とりあえず、今回の入荷はこんな感じですので、お越しいただいた時に必要なものがございましたらその旨お申し付けください。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

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雨の日

今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 お休みなんだから、ゆっくり休んでいればよいのにと思うのに、なぜかお休みに限って早く目が覚めてしまったり、何かをしたくなってしまったりします。 今日は、朝のうちは雨が上がっていたので、ウチの家庭菜園の草取りから始まり、鉢に種を蒔いておいたら芽が出てきたカボチャの苗を植えたり、トマトの脇芽をとったりして、ちょっとしたプチ農作業から始まりました。 私の母方の祖父母は兼業農家だったのですが、まさか自分がこんなふうに家で野菜を作るなんて思ってもいなくて、でもやっているとちょっとずつ分かってくることもあって、次回はこんなふうに改善しようなんて思いながらやっていると、これはこれでなかなか楽しいものです。 そんなに本格的にやっているわけではないので、基本は種を蒔いたり苗を植えたら、あとはほったらかしです。 毎朝水はあげますし、必要なら多少の肥料はあげたりしますが、それ以上のことはしません。 見ていて大きくなったなぁって思うくらい。 そんな感じでほったからかしの菜園ですが、これが思いのほかちゃんと野菜が収穫で来ていて、結構助かっています。 そのあとは、久しぶりに本を買ってきたので読書の時間でした。 先日、ウチの中学生の娘が古本屋に行きたいというので、一緒に言って買ってきた2冊です。 幹事のアッコちゃんは、大好きなシリーズの第3弾で、第1弾のランチのアッコちゃんがなかなかオモシロくて機会があったら第2弾、第3弾も読んでみたいと思っていたところでした。 何がオモシロいのかというと、簡単に言ってしまえばビジネスにおける参考書的なストーリーなのですが、これがまた緩くて全然ハラハラドキドキしないところが気に入っています。 半沢直樹のようにドラマチックな部分なんてこれっポッチもなく、傍観者的に気楽に読めるのがこのシリーズの魅力です。 居酒屋ぼったくりは、以前にテレビドラマでやっていた時にハマりまして、こちらも何もハラハラドキドキがなく、ほんわかした雰囲気を味わえる楽しいお話です。 さて、今年は例年よりも早く梅雨に入った地域もあるそうで、私が住む埼玉県もここのところ雨が多く、せっかくの良い時期なのにこの天気はちょっともったいない気がしています。 ですが、こんな時でもお仕事などで外出しなくてはいけない方はたくさんいらっしゃるはずで、皆さん雨の中を歩いた後の靴のことを心配されているのではないかと思っています。 革靴の場合、アッパーの革が濡れても良いように防水スプレーなどをあらかじめ吹き付けておくことは有効なことですが、靴屋から言うとアッパーもうそうですがこちらにも気を配ってほしいと思う部分があります。 それは・・・、 アッパーとソールの隙間です。 この部分は、雨とは関係なく砂やホコリがたまりやすい部分で、靴のメンテナンスの時にはしっかりとブラシをかけてほしいのですが、それだけではなく雨の日に靴を履いた後にはこの部分に水分が残っていることが多く、ここから水が染み込んでインソールやウェルトを縫っている糸に伝わっていってしまう心配があります。 この部分に気を配っているか否かは、オールソール交換などで靴をばらした時に大きな違いがありまして、この方はちっかりとメンテナンスをしているだろうと思われる方の靴は、ウェルトを外してもアッパーのこの見えない部分にダメージが少なく、したがって革の劣化もあまり見られません。 なかなか目につかない部分なので忘れてしまいがちですが、この部分は普段からしっかりとブラシをかけていただき、雨の時に履いたらティッシュペーパーでも布でも良いのでしっかりと水分をふき取り、十分に乾燥させてあげてください。 本当に細かいことですが、こういうことが靴の耐久性に大きく影響を及ぼします。 ぜひ、やってみてください。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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アイレット

余談ですが、最近「腑に落ちる」ということを立て続けに経験しました。 腑に落ちるというと、ちょっと硬い感じもしないでもないですが、平たく言ってしまえば「そうそう、そうなんだよ」と納得できた感じで、スッと自然に体が受け入れることができました。 そのひとつ目が、先日クルマのタイヤを履き替えて、その際にアライメント調整をしていただいた時のことです。 プロの方が専用の機械を使ってしっかりと調整をしてくれたのですが、以前よりはよくなったもののなんとなく直進性に違和感を感じていて、このブログでも書きましたがタイロッドエンドの部分を自分で調整して、その際にちょっとだけトーインを強くしてみたところ、 ハンドルから手を放してもまっすぐになるところにスッとハンドルが落ち着くような感覚があって、それがまさに自分が思い描いていた感覚だったのです。 もちろん、私に機械よりも優れた調整ができるわけはなく、何度も何度も細かく調整をした結果のことで、結果的に納得のいくものになったのですが、たまたまだったとはいえやはりクルマってまっすぐに走って直進性も良いのだと納得できたという話です。 もうひとつが、ちょっとだけ体調が良くなくて病院に行ったのですが、これまでに自分なりにその原因をネットで調べたりしていろいろな可能性を探ってきていて、まぁ素人が調べたところで中途半端な結論しか出せないのはわかっていましたが、 これまで診ていただいた先生が出してくださった薬が、その症状を抑えるだけで根本の改善になっていないような感じだったのです。 もしかしたら、そうすることで徐々に良くなっていくようなことだったのかもしれませんが、なかなか改善が見られませんでした。 ですが、今日診てくださった先生は、これまでの症状や変化、気になること、そして私が原因と思うことなどを本当に詳しく聞いてくださって、今日検査をしたばかりなのでまだ結論は出ていないものの、考えられるいくつかの原因を話してくださって、これらのうちの2つが私が調べた中のものと同じで、その理由なども詳しく話してくださって、やっぱりそうだったのかと納得できました。 ちなみに、そのうちの1つは食べ物のアレルギーでした。 検査の結果でそれがはっきりと分かったなら、それを食べなければよいだけのことなので、解決は全然簡単なことです。 先生の話を聞いて、スッと受け入れられて腑に落ちた気分でした。 さて、今日は靴ヒモとアイレットの話です。 靴を構成するパーツは、その仕様や雰囲気で靴の方向性を大きく変えることになります。 ウェルトにおいては、平ウェルトとLストームでは雰囲気が全く異なり、Lストームのウェルトを使うと靴のベクトルがカジュアルの方向に向きます。 靴ヒモとアイレットも然りで、例えばこの靴。 普通のギブソンシューズですが、ブラインドアイレット+黒の細ヒモという仕様でどちらかというとオーソドックスなビジネスっぽい雰囲気になります。 この靴自体はシュリンクの革を使っていますが、このアイレットとヒモからビジネスで使える雰囲気に仕上がっています。 対するこちらの靴は、アイレットはやや大きめの穴で径もちょっと大きく、穴数は4穴でピッチも広め、さらに靴ヒモが太めの編みヒモという仕様になっていて、このアイレットまわりの仕様はだいぶカジュアルな雰囲気に見えます。 次はブーツですが、基本は一緒です。 アイレットは径が小さいモノですが、表側から打ってあります。 穴の径はブラインドアイレットと同じ3.5mmですが、こちらの方がややカジュアルの度合いが強く感じられると思います。 こうして並べてみても、アイレットと靴ヒモの仕様の違いで靴の雰囲気が結構変わることがわかります。 このような雰囲気づくりの仕様は靴にはとっても大切なことで、たとえばお仕事用の靴はお仕事用として相応しい雰囲気に、カジュアルな靴はお仕事用とは異なり、多少砕けた雰囲気に仕上げるのですが、その際に靴ヒモとアイレットがキーポイントになってくるのです。 靴をご注文いただく際には、こんな雰囲気とかこんな時に使いたいということをお伝えいただければ、その状況に合った雰囲気に製作させていただきます。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

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ラスティング

今日からラスティングの作業に入りました。 靴のどの部分のラスティングが重要かというと、全部です。 つま先もカカトも全部です。 全部がキレイにセオリー通りにラスティングできて、ちゃんとした靴に仕上がります。 でも、その中でも細かいことを見落としがちなのが土踏まずの部分なのかもしれません。 土踏まず部分は、ラストの縦方向に対して垂直に引くのではなく、カカトからまっ直ぐに伸びるラインで引きます。 これは、革の特性やラストの形状などの関係なのですが、こうすることで浮きやすい土踏まずの部分をピタリとラストに付けることができるのです。 写真でラスティングをしているのはちょっと硬めの革ですが、このような場合は一度で決めることがちょっと難しく、一度目は仮どめのつもりで2度目にしっかりと引くという方法をとります。 その後、よりしっかりとラスティングする方法がありまして、それは私が指さしている部分のクギを内側に倒すということです。 写真の状態では、ラストに対してやや外からクギを打っているのですが、これを内側に倒すことでより強く革を引くことができるというわけです。 私が先輩に教わったのは、ハンドソーンウェルテッドの靴は3度引くということ。 1度目がラスティングの際にピンサー(1枚目の写真で使っているペンチのような工具)で、2度目はクギを倒すことで、そして3度目はウェルトをかける時です。 こうして、3度に分けでしっかりと革を引くことで、型崩れしないキレイな靴が出来上がるのです。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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雨の日&出張用 チャッカブーツ

今日のお客様は、埼玉県にお住いのTKさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 さっそく履いていただきました。 今回完成したのは、少し前に企画商品としてご注文をお受けしていた旅チャッカです。 TKさんは旅行がお好きな方で、ここしばらくはちょっといけていないそうですが、コロナが落ち着いたら旅に出られるようにとご注文いただいたようです。 TKさんとは、もう10年近いお付き合いになり、今回の靴が10足目くらいになります。 TKさんは、そもそも私たちの工房にお越しいただくようになったのは、足サイズが大きくて(背も高いので)さらに足の幅が細いため既製品ではなかなか合うものがなく、それならオーダーで作ってしまおうということにされたのがきっかけでした。 今日もおっしゃっていましたが、一度オーダーメイドのモノを履いてしまうと、もうなかなか以前のような既製品にもどることができず、そこから少しずつ必要な時にご注文されて、現在に至るというわけです。 靴の数が10足というと、なかなかの数のように思えるかもしれませんが、今日も話したのですがこれだけあると靴自体がへたってダメになるという心配がほとんどなく(カカトなどの修理は必要ですが)、スニーカーなどを除けばもしかしたらもうこれで一生間に合ってしまうかもしれません。 そして、今では靴をきっかけに服のほうもオーダーメイドの世界に足を踏み入れていらっしゃるのだそうです。 やはり、身体に合ったものは動きやすくストレスがなく、価格以上の価値があるとおっしゃっていました。 服も靴もストレスなく着て履いていただけるのが良いですよね。 これからも、修理などがございましたらお気軽にお持ちください。 今日はありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:チャッカブーツ(企画商品の旅チャッカ) レザー: ステア ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+お客様の足に合わせた調整) 製法: ブラックラピド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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インソール

昨日のブログの中で、私のクルマのタイヤ交換をしてアライメント調整をしたところ、ハンドルのセンターがズレてしまったということを書きましたが、今日ショップに改めて相談をし、アライメントの再調整をしていただきました。 ただ、私も予備知識としてアライメント調整のことをさんざん調べてみたのですが、クルマは知らず知らずにボディがよれたりブッシュが弱ってきたり、目に見えないようなところでたくさんの歪みが生じていることが多く、単にアライメントを既定の数値内に戻したところでまっすぐに走らないこともあるようです。 そういうことをわかった上での相談だったので、あまり細かいことを言うのも申し訳ないような気分でした。 結局、タイロッドエンドの調整をやっていただき、ちょっと走って確認してくださいと言われ、走ってみたところでは、それまでのズレが半分くらいになったものの、まだちょっと気になるレベル。 でも、土曜日だったのでピットも暇じゃないでしょうし、調整の理屈はわかっているので、これでOKということで帰宅し、あとは自分で調整をしました。 タイロッドエンドの調整にはスパナを2本使うのですが、それが24mmと15mmという、あまり使わなそうなサイズでちょっと驚きましたが、なぜが両方とも工具箱の中にあってさっそく作業開始です。 タイロッドエンドの調整は、思いのほかシビアなのでちょっとずつ回していくのが基本です。 調整して走ってはまた調整ということを何度か繰り返し、結局左側を150°ほどロッドが長くなるように、右側を90°ほどロッドな短くなるように回したところで完治しました。 最初の状態からすると、若干トーインがきつくなったものの、最初はトーインがほぼ0だったようでそれに比べたら直進性が良くなっかように感じました。 一度やってみると思いのほか簡単であることがわかり、次回からまた何かあったらやっても良いかなと思ったくらいです(と言いつつ専門家に任せてしまうと思いますが)。 じつは、靴に起こる問題も理屈と解決方法さえわかってしまえば決して難しいことではなく、私たちシューリパブリックとしてはお客様に積極的にメンテナンスをしていただきたいと思っています。 ハトメが外れたとか、アッパーに傷がついた、コバのインクがはげたなど、解決すること自体はとっても簡単なのです。 全然難しいことではありませんので、ぜひ自分でやってみたいという方は、必要な工具や材料などをお教えしますよ。 さて、今日は今製作中の靴たちのインソールの加工に入りました。 こんな感じでインソールにマークをします。 これがリブの形になるわけですが、リブの形状によって靴の雰囲気が全く変わってきます。 私たちシューリパブリックでは、いわゆるベーシックな雰囲気の靴に仕上がるよう、特にウェルトを縫い付ける位置にメリハリを付けません。 これが普段使いの雰囲気になるわけで、これが作り手さんによったらもっと土ふまずの部分を内に入れたり、もっとラインをダイナミックにしたりして、違う雰囲気に仕上げる方もいらっしゃいます。 私たちの作る靴はこんな感じで、いたって普通です。 多分、こういう靴だからこそ周りの人からも何も言われず、その方だけが靴の履き心地を楽しめるのでしょう。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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シュリンク

余談ですが、今日の夕方にクルマのタイヤ交換に行ってきました。 先日もちょっと書きましたが、近所のタイヤショップにてミシュランのPS4というタイヤをつけていただきました。PS4と言っても、プレイステーションではありません。 新しいタイヤは、毎回さすがと思わされることばかりで、まるで氷の上を滑っているかのように軽く走ってくれます。数年ごとに新しいモデルが発売されていて、その都度進化を感じています。 そして、今日はタイヤの交換の際に一緒にアライメント調整を勧められました。 というのも、これまで履いていたタイヤを見たところ、段減りといって簡単に言ってしまえばアライメントの状態が良くないと思われるサインが出ていたため、ショップの方がせっかくタイヤを交換するのだからということで勧めてくださったのです。 実際に計測してみるとどうしようもない数値で、トーはアウトに向いているし、キャンバー角は大変なことになっているしで、アライメント調整は定期的にやっておくものだと思い知りました。 たしかに、これまで高速道路などでカマボコのような道路を走っているかの如くハンドルが外に振られることが多々ありまして、もしかしたらその原因はこのトーアウトだったのかもしれません。 アライメントの調整もしていただき、気持ちよく走って帰ってきたのですが、ひとつだけ気になることがありました。 それは、まっすぐ走っているのにハンドルがやや右を向いてしまっているのです。 じつは、今日午前中に仕入れのために都内まで行きたのですが、その際にこのクルマはなんてハンドルがまっすぐに向いているのだろうと感心したばかりで、それがタイヤ交換とアライメント調整をした結果、ハンドルのセンターが曲がってしまったというのはちょっと残念な気持ちなのです。 帰ってからネットで調べてみたところ、このハンドルがまっすくじゃない件は結構いろいろな原因があるそうで、クルマのブッシュ類の経年変化であったりサスペンションの経年変化であったり、なかなか奥深そうな問題のようです。 ただ、今日の午前中はまっすぐハンドルがまっすぐでクルマもまっすぐ走っていたので、サスペンションだとかブッシュだとかという理由はちょっと違うのではないかと思っています。 念のため、タイヤの空気圧を4本とも同じにしてもう一度走ってみたものの、やはりハンドルがまっすぐだと左に向いてしまいます。 よく、日本は左側通行だから左に流れるのは当然と言われるので、クルマの来ないところで右側を走ってみましたがやはりハンドルがまっすぐの状態ではクルマは左に行ってしまいます。 気になりだしたら気になって仕方がないのですが、どこまでがお店に言えることなのかもよくわからず、でもお金を払ってアライメントを調整していただいたので、訊いてみるくらいは良いのかとちょっと悩んでいます。 タイロッドエンドを調整するだけで治るものなのか、どうなんでしょう? タイヤを交換してもらって、アライメント調整をしてもらっているところ。 さて、今日は工房の倉庫でこんな革を発掘しました。 黒のシュリンクレザーです。 最近は、なんだかんだで型押しの革が多かったように思いますが、こうしてシュリンクの革を見てみるとシュリンクならではの部位によるシボの雰囲気の違いもなかなか良いものだと思います。 革の質感は、それほど硬いものではなくシュリンクらしい感じで、味わいのある雰囲気です。 また、もうひとつシュリンクのステキなところは、 こんな感じで、つま先やカカト周りの強く引いた部分のシボが薄くなって、つま先から少しずつグラデーションのようになる、何とも言えないこの雰囲気です。 なので、シュリンクの革だけで見るとちょっと癖が強いようにも見えますが、こうして靴になってから見てみると、思いのほか落ち着いた感じにも見えます。 こんなシュリンクの革なら、お仕事用の靴よりもオフの日や、もしくはお仕事でもスーツではない服に合わせるような靴が似合いそうですね。 チャッカブーツとか、ギブソンブーツとか、もしくは思い切ってギリーシューズとか。 あとは、にぎやかにフルブローグなども格好良くなりそうです。 この革で靴を作ってみたいという方、残りは1足分ですのでお早めにご連絡ください。 ちょっと贅沢に使って作らせていただきます。 ご希望でしたら、残った革で名刺入れなども作れますよ。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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雨の日&出張用 チャッカブーツ

今日のお客様は、東京都にお住いのHIさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 HIさんは、もう結構永いお付き合いになるお客様です。 さっそく履いていただきました。   今回完成したのは、少し前にご注文をお受けしていた私たちの企画商品である「旅チャッカ」です。 この靴は、インソールを外すことができて、そのインソールを交換して履くことで永く履き続けることができるというモノです。 出張や旅行などで、何足も靴を持って行くのが大変な時にご活用いただいています。 ちなみに、HIさんのパンツの裾が片方だけ折ってありますが、最初は両方とも折ってあってフィッティングを確認していまして、そのあと写真を撮るからということで片方だけ戻していただいたタイミングだったという理由です。 HIさんは、とてもフィッティングにこだわっていらっしゃって、毎回製作の前に細かくお好みを確認させていただきます。 フィッティングは、その方によってお好みがあり、私たちのお勧めするフィッティングが全てではないので、感覚的な左右差を含めたお好みに近づけられるように心がけています。 また、HIさんは比較的屈曲が柔らかい靴がお好みなのですが、アッパーのホールドは結構タイトがお好みで、なかなか深いです。 ちなみにHIさん、このチャッカブーツの履き心地を気に入っていただけたようで、クルマの運転もしやすく、シューズよりもしっかりと締めることができるとおっしゃっていました。 まだまだ履き初めですので、これから履きこんでいただいて靴を成長させてあげてください。 今日もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:チャッカブーツ(企画商品の旅チャッカ) レザー: ステア ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ブラックラピド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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チャッカブーツ

以前に、インソールの状態をチェックしてくださいということをお伝えしたことがあります。 靴のレザーインソールは、その靴がどんな状態で使われているのかを知るバロメーターになるため、黒ずんできていることは湿気がちゃんと抜けていないことを意味し、もう少し靴を休ませるか、休ませる環境を改善する必要があることがわかるのです。 今日は、靴のライニングの状態の話。 こちらは私が普段履いているチャッカブーツです。 今日も外出するときに履いて行きました。 このライニングを見てみると、 ライニングはまだですが、ライニングと同じ素材を使っているインソックは、少しツヤが出てきていることがわかります。 じつはこの素材はある特徴がありまして、表面がまだ新しい時は耐摩耗に弱く、少しずつ使い込まれて押されてツヤが出てくるくらいになると、耐摩耗に強くなっていくのです。 ということは、靴がまだ新しいうちに靴ヒモをしっかりと締めないで履いていると、靴の中で足がズレてしまうため、まだ耐摩耗が強くなっていないライニングのどこかが擦れて削れてしまう危険があるのです。 強くなってからなら、靴の中で足がズレても良いのかと言われると、それもあまり好ましいことではないのでしっかりとヒモを締めて履いていただきたいのですが、特に新しいうちは注意が必要ということです。 ちょっとしたことですが、素材の特徴を知っておくといろいろと役に立つはずです。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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