昨日のブログの中で、私のクルマのタイヤ交換をしてアライメント調整をしたところ、ハンドルのセンターがズレてしまったということを書きましたが、今日ショップに改めて相談をし、アライメントの再調整をしていただきました。
ただ、私も予備知識としてアライメント調整のことをさんざん調べてみたのですが、クルマは知らず知らずにボディがよれたりブッシュが弱ってきたり、目に見えないようなところでたくさんの歪みが生じていることが多く、単にアライメントを既定の数値内に戻したところでまっすぐに走らないこともあるようです。
そういうことをわかった上での相談だったので、あまり細かいことを言うのも申し訳ないような気分でした。
結局、タイロッドエンドの調整をやっていただき、ちょっと走って確認してくださいと言われ、走ってみたところでは、それまでのズレが半分くらいになったものの、まだちょっと気になるレベル。
でも、土曜日だったのでピットも暇じゃないでしょうし、調整の理屈はわかっているので、これでOKということで帰宅し、あとは自分で調整をしました。
タイロッドエンドの調整にはスパナを2本使うのですが、それが24mmと15mmという、あまり使わなそうなサイズでちょっと驚きましたが、なぜが両方とも工具箱の中にあってさっそく作業開始です。
タイロッドエンドの調整は、思いのほかシビアなのでちょっとずつ回していくのが基本です。
調整して走ってはまた調整ということを何度か繰り返し、結局左側を150°ほどロッドが長くなるように、右側を90°ほどロッドな短くなるように回したところで完治しました。
最初の状態からすると、若干トーインがきつくなったものの、最初はトーインがほぼ0だったようでそれに比べたら直進性が良くなっかように感じました。
一度やってみると思いのほか簡単であることがわかり、次回からまた何かあったらやっても良いかなと思ったくらいです(と言いつつ専門家に任せてしまうと思いますが)。
じつは、靴に起こる問題も理屈と解決方法さえわかってしまえば決して難しいことではなく、私たちシューリパブリックとしてはお客様に積極的にメンテナンスをしていただきたいと思っています。
ハトメが外れたとか、アッパーに傷がついた、コバのインクがはげたなど、解決すること自体はとっても簡単なのです。
全然難しいことではありませんので、ぜひ自分でやってみたいという方は、必要な工具や材料などをお教えしますよ。
さて、今日は今製作中の靴たちのインソールの加工に入りました。
こんな感じでインソールにマークをします。
これがリブの形になるわけですが、リブの形状によって靴の雰囲気が全く変わってきます。
私たちシューリパブリックでは、いわゆるベーシックな雰囲気の靴に仕上がるよう、特にウェルトを縫い付ける位置にメリハリを付けません。
これが普段使いの雰囲気になるわけで、これが作り手さんによったらもっと土ふまずの部分を内に入れたり、もっとラインをダイナミックにしたりして、違う雰囲気に仕上げる方もいらっしゃいます。
私たちの作る靴はこんな感じで、いたって普通です。
多分、こういう靴だからこそ周りの人からも何も言われず、その方だけが靴の履き心地を楽しめるのでしょう。
★★★お知らせ★★★
【お知らせ 1 】
昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。
履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。
詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。
インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。
ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。
ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。
【お知らせ 2 】
新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。
ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、
前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。
靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。
こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。
詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。
まずはメールやお電話でお問い合わせください。
【お知らせ 3 】
オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。
ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。
詳細は、こちらをご参照ください。
【お知らせ 4 】
シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。
イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。
私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。