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シュリンクの革を発掘

カテゴリー: Leather:革入荷情報


余談ですが、今日の夕方にクルマのタイヤ交換に行ってきました。

先日もちょっと書きましたが、近所のタイヤショップにてミシュランのPS4というタイヤをつけていただきました。PS4と言っても、プレイステーションではありません。

新しいタイヤは、毎回さすがと思わされることばかりで、まるで氷の上を滑っているかのように軽く走ってくれます。数年ごとに新しいモデルが発売されていて、その都度進化を感じています。

そして、今日はタイヤの交換の際に一緒にアライメント調整を勧められました。

というのも、これまで履いていたタイヤを見たところ、段減りといって簡単に言ってしまえばアライメントの状態が良くないと思われるサインが出ていたため、ショップの方がせっかくタイヤを交換するのだからということで勧めてくださったのです。

実際に計測してみるとどうしようもない数値で、トーはアウトに向いているし、キャンバー角は大変なことになっているしで、アライメント調整は定期的にやっておくものだと思い知りました。

たしかに、これまで高速道路などでカマボコのような道路を走っているかの如くハンドルが外に振られることが多々ありまして、もしかしたらその原因はこのトーアウトだったのかもしれません。

アライメントの調整もしていただき、気持ちよく走って帰ってきたのですが、ひとつだけ気になることがありました。

それは、まっすぐ走っているのにハンドルがやや右を向いてしまっているのです。

じつは、今日午前中に仕入れのために都内まで行きたのですが、その際にこのクルマはなんてハンドルがまっすぐに向いているのだろうと感心したばかりで、それがタイヤ交換とアライメント調整をした結果、ハンドルのセンターが曲がってしまったというのはちょっと残念な気持ちなのです。

帰ってからネットで調べてみたところ、このハンドルがまっすくじゃない件は結構いろいろな原因があるそうで、クルマのブッシュ類の経年変化であったりサスペンションの経年変化であったり、なかなか奥深そうな問題のようです。

ただ、今日の午前中はまっすぐハンドルがまっすぐでクルマもまっすぐ走っていたので、サスペンションだとかブッシュだとかという理由はちょっと違うのではないかと思っています。

念のため、タイヤの空気圧を4本とも同じにしてもう一度走ってみたものの、やはりハンドルがまっすぐだと左に向いてしまいます。

よく、日本は左側通行だから左に流れるのは当然と言われるので、クルマの来ないところで右側を走ってみましたがやはりハンドルがまっすぐの状態ではクルマは左に行ってしまいます。

気になりだしたら気になって仕方がないのですが、どこまでがお店に言えることなのかもよくわからず、でもお金を払ってアライメントを調整していただいたので、訊いてみるくらいは良いのかとちょっと悩んでいます。

タイロッドエンドを調整するだけで治るものなのか、どうなんでしょう?



タイヤを交換してもらって、アライメント調整をしてもらっているところ。

さて、今日は工房の倉庫でこんな革を発掘しました。

シュリンク

黒のシュリンクレザーです。

最近は、なんだかんだで型押しの革が多かったように思いますが、こうしてシュリンクの革を見てみるとシュリンクならではの部位によるシボの雰囲気の違いもなかなか良いものだと思います。

シュリンク

革の質感は、それほど硬いものではなくシュリンクらしい感じで、味わいのある雰囲気です。

また、もうひとつシュリンクのステキなところは、

シュリンク

こんな感じで、つま先やカカト周りの強く引いた部分のシボが薄くなって、つま先から少しずつグラデーションのようになる、何とも言えないこの雰囲気です。

なので、シュリンクの革だけで見るとちょっと癖が強いようにも見えますが、こうして靴になってから見てみると、思いのほか落ち着いた感じにも見えます。

こんなシュリンクの革なら、お仕事用の靴よりもオフの日や、もしくはお仕事でもスーツではない服に合わせるような靴が似合いそうですね。

チャッカブーツとか、ギブソンブーツとか、もしくは思い切ってギリーシューズとか。

あとは、にぎやかにフルブローグなども格好良くなりそうです。

この革で靴を作ってみたいという方、残りは1足分ですのでお早めにご連絡ください。

ちょっと贅沢に使って作らせていただきます。

ご希望でしたら、残った革で名刺入れなども作れますよ。

 

お知らせ

【お知らせ 1 】

昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。

履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。

詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。

インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。

ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。

ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。


【お知らせ 2 】

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。

ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、

前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。

靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。

こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。

詳細は、2020年の4月18日のお知らせをご覧ください。

ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。

まずはメールやお電話でお問い合わせください。


【お知らせ 3 】

オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。

ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。

詳細は、こちらをご参照ください。


【お知らせ 4 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

 

 





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