今日は、甲子園で開催されている夏の高校野球の決勝戦で、私たちの地元加須市の花崎徳栄高校が優勝しました。
パチパチパチ・・・。
埼玉県勢の優勝は初めてだそうです。
数日前から、市内ではパブリックビューイングのモニタを設置したり、なにかと盛り上がっていまして、
優勝が決まった本日の夕方には、もうすでに地元のスーパーが徳栄高校の優勝にあやかって優勝おめでとうセール的なことをやっていました。
選手の皆さん、よく頑張りました。
この盛り上がりは、しばらく続くことでしょう。
さて、そんな決勝戦が開催されているさなかに、我が家では「ガリガリ君」で有名な赤城乳業の工場見学に行ってきました。
我が家では毎年何回か家族そろって工場見学に行っていますが、今年はそれぞれのスケジュールが合わなくなってきたために、このガリガリ君が唯一の家族そろっての工場見学になりました。
今回行ったのは、埼玉県の本庄市にある赤城乳業本庄千本さくら5S工場です。
赤城乳業にはここの近くにもうひとつ本社工場がありますが、こちらの本庄千本さくら5S工場は7年前の2010年に完成したまだ新しい工場で、
ガリガリ君においては1時間当たり8,000本を生産する能力を持った、非常に大きな工場なのだとか。
また、ガリガリ君の工場見学はかなり人気だそうで、私たちも3年目にしてやっと当選しました。
工場は本庄市にあって、埼玉県のなかでも北東部にあります。
赤城乳業という名前から、てっきり本社は群馬県だと思っていましたが、実は埼玉県の企業でした。
埼玉県は、東京に近いエリアと北関東に近いエリアでは全く雰囲気が違って、この北関東に近いエリアはとってものびのびとしていて、素晴らしい環境です。
工場見学は数家族のグループで行動し、そのグループに一人ガイド役の社員の方がついてくれます。
見学が始まるまで、大きな部屋でしばらく待機。
この部屋は写真撮影OKで、こんな小道具もあります。
そして、ガリガリ君はいたるところにいます。
やはり、このあたりは子供を意識したつくりになっています。
これだけガリガリ君を見せられると、さすがに親近感がわいてきますね。
窓からの景色は、最近はやりの素晴らしい環境を意識した感じで、数年前に行った白州のサントリーの工場もこんな感じでした。
ずーっとシュールなCMが流れていました。
大人には受けるかもしれないけれど、子供にはどんなふうに映るのでしょうか?
工場の中は撮影ができないため、写真はありません。
見学のコースは、2階の通路を歩きながら窓越しに工場のラインでアイスが作られていく工程を見るというものです。
ガイドをしてくださった社員のお姉さんがなかなか感じの良い方で、面白おかしく説明してくれます。
時々クイズもあったりして、しっかりと見学している子供達にはなかなか楽しいのではないでしょうか?
ところで、ガリガリ君と言えば何年か目に大ヒットして生産が止まるまでになったコーンポタージュ味を思い出します。
ちょっとした社会現象になりましたよね。
でも、そんな大ヒットとは裏腹に2014年にはナポリタン味なるものを発売して、あまりの不振で3億の損失が出たのだとか。
誰か止めてあげなかったのでしょうか?
一通りの見学が終わると、ガリガリ君広場でアイスの食べ放題が待っています。
このようなケースに入ったたくさんのアイスの中から好きなアイスを選んで、好きなだけ食べることができますが、
時間が30分ほどとなっていて、あまり欲張って食べるとお腹を壊してしまいますから、皆さん上品にほどほどにしていました。
ガリガリ君広場には、そのほかにも子供たちが喜びそうなゲームなどがたくさんあって、子供たちはアイスよりもこちらの方が楽しいようです。
こちらは、これまでに発売されたガリガリ君のパッケージ。
うまい棒と比べると、どちらが多いのかとウチの娘が言っていました。
ガリガリ君広場では、ちょっとしたお土産も販売していまして、私はこんなお土産を買ってきました。
企業の工場見学は、企業側からすればより企業や商品に親しんでもらって、さらにはファンになってもらってたくさん買ってもらいたいという宣伝広告的な意味も含んでいるのでしょうけれど、
私たちのような参加者としては、もちろん企業に親しんでその会社を好きになるということもありますが、それ以上にその会社はどんな社風なのかということが興味深いところです。
これまでに言った中では、
例えば長野県の諏訪湖の近くにあるタケヤみその工場では、社長が工場の中を見回っていて、気さくな社長の人柄を知ることができたり、
そこで働いている方々も非常にフレンドリーで優しい感じの印象を受けて、そのあたりは社長の影響が大きいのだろうなぁって感じました。
また、山梨県にあるサントリーの白州蒸留所では、場所だけ見るとかなり田舎なのにとっても洗練されていて、システマティックに事が運び、
都会の中の大企業的な印象があって、会社として徹底されているのを感じました。
大方の食品の工場では、衛生面に気を遣っていることを前面に押し出していて、安心して買ってください的なアプローチが強いように感じました。
工場見学自体は、ほとんどが子供相手になっているのですが、その中にもきちんとしているとか、しっかりと管理されているなどの様子は肌で感じるものですから、
1時間程度の見学でも何となくその工場の本気度が感じられます。
サントリーと今日の赤城乳業は、とってもステキな企業だと思いました。
私自身、普段は工房の中で作業をしていることが多く、自分中心の環境になりがちですが、お越しいただくお客様からすれば私たちの工房がどんな感じだとか、どれくらい洗練されているとか、どれくらいムダがあるとか、諸々のことを肌で感じていらっしゃることと思います。
モノ作りって、単に良いものをしっかりと丁寧に作るだけではなく、その環境やその環境と向き合う姿勢、どこを向いて何を目指しているのか、どれくらいの熱量をもっているのかなど、その中の先頭に立つ者の考え方が非常に大きな影響を与えるはずです。
今日の赤城乳業は、見学のルートの途中で社員の方と会う機会が少ない構造になっていましたが、時々すれ違う社員の方々はとっても感じが良くて、そういう部分も企業の進む方向としてしっかりと足並みがそろっているのだろうと感じました。
今日の工場見学は、ガリガリ君のほかにも得るものがたくさんありました。
これは、ぜひ皆さんにもお勧めします。
スーパーで見かけたら、ガリガリ君をつい買っちゃいそうです。
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【 お知らせ 1 】
11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。
日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。
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【 お知らせ 2 】
9月3日(日)に、自由が丘のRifare自由が丘店さんにおいて、恒例の足の計測会&靴のオーダー会のイベントを開催します。
【 お知らせ 3 】
9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。
なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。
どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。
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雨の日&出張用の靴は、只今ご注文を承っています。
こちらをご参照ください。
今年は茶系のギブソンシューズです。
受け付けは9月18日(祝)までの予定ですが、革がなくなり次第終了となります。
ご希望の方は、お早めにご連絡ください。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。
スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
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