シューリパブリックは、日々を快適に過ごし、足元から健康になることを目的とした日常仕様のオーダーメイド靴を作っています。
しっかりとした作りを基本にしつつ、こだわり過ぎない85%のクオリティを目標とし、価格とクオリティのバランスを考えたモノづくりを進めていきます。
さて、今となっては大変貴重なチャールズFステッド社のKUDUの革ですが、イエローがあと1足分ほど残っています。
実際にKUDUの革の靴を履いたことのある方からは「とてもやさしい履き心地」というコメントをいただいていますが、例えるなら十分な厚さがあってしっかりとした生地のスウェードや、オイルを多めに含んでいる革に近い感じではないでしょうか。
独特の雰囲気で、引っ張った部分がこんな感じに色が変わるプルアップの革のような特徴があります。
いわゆるパリッとしたスムースの革とは対極で、生地そのものはとってもしっかりしているのに当たりが柔らかい感じでとっても優しい履き心地の靴に仕上がる素材です。
革の厚さは1.6㎜ほど。
印象ではもう少し厚いかと思っていました。
今後は入手が大変困難になる(もしくは入手ができなくなる)と言われているKUDUの革なので、ご興味がある方はお早めにご連絡いただきたいと思います。
そんなKUDUの革ですが、こんなに奇抜な色の靴をどうやって履けばよいのかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
革靴と言えばスーツに合わせたり、少しカジュアルな感じでもチノパンに合わせるというイメージの方も多いかと思います。
でも、革靴と言われる範疇のデザインでももっとずっとカジュアルなデザインの靴もあります。
たとえばモンキーブーツやモンキーシューズ。
写真はモンキーブーツです。
こんなデザインの靴なら、もっとカジュアルなデザインの、たとえばチェックの太めのパンツに合わせても合いそうですし、明るい色のパンツにも良く合いそうです。
昨今ではスニーカーを履いて過ごす方がとても増えていて、私自身も作業の時はスニーカーを履いているのですが、じつはスニーカーにも欠点というか革靴に及ばない点がありまして、
たとえばずっと履いていると靴の中が熱くなって蒸れてくるとか、汗をかきやすくなって足が臭くなるという点などですが、そういう点においても問題なく履ける革靴をもっと普段から履けるようなデザインであったり仕様であったりするものを普及させたいと常々思っています。
そのひとつがこのモンキーだと思っています。
ブーツでもシューズでも良いのですが、私は今回はシューズの方をご提案したいと考えています。
今日ご紹介しているKUDUのイエローの革を使ってモンキーシューズを作ったら、季節を問わずカジュアルな雰囲気で履いていただけて、使い勝手がとっても良さそうです。
同じようなイメージで、先日ご紹介したTempesti社のIbizaのLattuga(明るいグリーン)やELBAMATTのやまぶき色の型押しの革も使えそうです。
もしくはあなたが考えるカジュアルな革靴にこれらの革を使ってみてはいかがでしょうか?
イメージが決まってこんなデザインで作りたいという方、もしくはイメージは決まらないけれど一緒に考えてほしいという方、お早めにご連絡ください。
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