この件に関しては、時々お客様からお問い合わせをいただくことがあるのですが、ダイナイトソールのカカトのトップピースの減り方に関して、新たな靴を履き始めた時に減りがあまりにも早くて驚かれる方がいらっしゃいます。
参考までに、こちらの靴は少し前に完成して私が1日ほど履いたものです。
カカトの減り方はというと、
こんな感じです。
このギブソンブーツは、1日ほど履いたと言っても丸1日歩き回ったわけではなく、クルマで移動して少し歩いた程度なのですが、結構減っています。
1日でこれでは、カカトがすり減ってしまうのはあっという間なのではないかと心配される方がいらっしゃるのですが、実際には初めのうちはカカトの接地面が小さくて結構減りが早いものの、もう少し削れて面で接地するようになると、減り方がかなり穏やかになります。
私も初めはかなり驚きましたが、何足か履いてみてお客様の靴も確認しまして、だいたいの傾向が見えてきました。
カカトの減り方は個人差もありますが、私の感覚では1年半から2年くらいで交換という方が多いようです。
私自身の場合はもう少し長くて、3年から4年で交換しています。
カカトにしてもソールにしても、歩き方と履く頻度で減り方が変わってきます。
時々確認していただいて、積み上げまであと2~3ミリくらいを残した時に交換していただくのが良いと思います。
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