その前に、私たちシューリパブリックの15周年記念モデルとして、4月から受付をしておりますギブソンブーツの特別バージョンですが、
思っていた以上にご好評をいただき、革の在庫がやや怪しくなってしまいました。
そもそもの計画では、関西方面にお住いのお客様には三宮のSUNさんで、長野県周辺にお住いのお客様には長野市のIVY PRODUCTSさんでご注文をお受けしたいと思っていたのに、
IVY PRODUCTSさんにお伺いする前に革がなくなってしまいそうな気配です。
ですので、ちょっと奮発して革を追加しました。
あと8足くらいはまだご注文いただけそうです。
でも、そんなに安心していられませんので、ご検討中のお客様はお早めにご連絡ください。
ご注文のご希望をいただいた時点で、革を確保させていただきます。
長野県にお住いのお客様に於かれましては、実際に靴をご覧になったり、もしくはもっと詳しく知ってからとお考えの方も多いかと思います。
ひとまず革を確保させていただき(メールでご連絡ください)、IVY PRODUCTSさんにお越しいただいて靴をご覧になって、やっぱり要らないということでしたらその旨お伝えいただければそれでOKです。
安い買い物ではありませんから、靴を見ないうちに、そして作り手のことや靴のことを理解しないと決められませんよね。
さて本題ですが、靴のフィッティングに関して思ったことがありまして、
今売られている靴のほとんどは既製品で、その中のほとんどが2Eとか3Eという、いわゆる細くもなく幅広でもなく、数値的に見れば中間に相当するサイズのモノです。
そんな靴を足の幅の広い方も足の幅の細い方もそういうものだと思って子供のころから履いているわけで、
きっと誰にも言われなければ靴はそんなふうにきついもの、もしくは緩いものという認識になってしまいます。
実際に、これまでたくさんの方々の足を計測したところ、感覚的には約80%くらいの方の足が既製品には合わなくて、
当然に合わない靴はどこかが当たって痛かったり、靴の中で足が動いて歩きにくかったり、
いずれにしても快適に履けるとは思えません。
もう何十年も当たり前だと思って履いている靴のサイズが、じつは全然合っていなくて、
足長と足囲のバランスを変えた靴を履いてみたら、
「靴ってこんなに履きやすかったのか!」
ということになりかねません。
もっとサイズの選択肢を増やすべきなのにできていないのは靴屋の責任かもしれません。
そして、そんな状態に対して何の疑問起こらないのは、十分な情報を提供していない私たちのような専門家の責任でもあり、もしかしたら関心を持っていらっしゃらないということでお客様にも責任があるのかもしれません。
もし1日中革靴を履いて、足が痛いと感じるのであれば、それは問題です。
何万円以上の靴とか、何とかというブランドの靴という前に、基本的なフィッティングを見直すべきです。
80%ということは、自分とお友達5人のうち、4人が既製品では合わないという計算になります。
ぜひ一度、足の計測をしてみてください。
私たちのイベントでは、どこでも計測ができます。
ぜひ、お越しください。
★★★お知らせ★★★
①シューリパブリック15周年記念モデルのオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。
②6月3日(日)に長野市のIVY PRODUCTSさんにお邪魔する予定です。今回も足の計測をさせていただきます。シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のご注文も承ります。注文するしないにかかわらず、お気軽に遊びにいらしてください。クルマでお越しの場合は、近くに12時間まで700円という駐車場もたくさんございますので、ぜひ観光も兼ねてお越しください。お待ちしております。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。
スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。