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靴ヒモとアイレットのこと

カテゴリー: Message:伝えたいこと


先日、長野市のIVY PRODUCTSさんでイベントを開催しましたが、その際に持って行ったギブソンブーツの靴ヒモが切れかかっていることに気づきました。

ギブソンブーツ

このギブソンブーツの靴ヒモが、



こんなことに。

首の皮一枚状態です。

サンプルの靴なので、そんなにガシガシと履くわけではないため、すっかり見落としていました。

帰ったら交換しようと思った矢先、今度は私が履いていたモンキーブーツの靴ヒモもかなり傷んでいて、こちらも近々交換が必要でした。

モンキーブーツの方はそれほど急を要するわけではなかったのでとりあえずそのままで、イベントを終えて帰宅。

帰って翌日、サンプルのギブソンブーツの靴ヒモを交換し、私のモンキーブーツの靴ヒモを交換しようとしたのですが、さすがに10年以上履いているモンキーブーツはなかなかな状態でした。

モンキーブーツ

靴ヒモが擦れてフェイシング周りが削れてしまっています。

まぁ、これだけ履いていれば仕方ないと言えば仕方ないことです。

逆に言えば、10年以上経って最も力がかかるところ以外はそれほどでもないというのが、切れやすい靴ヒモを使って来たメリットと言えるのかもしれません。

このようにフェイシング周りが削れてしまった場合、その靴がギブソンやモンキー、チャッカなどの外羽のモデルであれば、パッチなどで補修をすることは可能です。

あくまでもパッチなので、完全に目立たないようにというのは難しいですが、ダメージを補修という目的に関しては十分な効果が得られます。

普段からお客様にお伝えしている通り、靴ヒモは消耗品です。

もし仮に靴ヒモが全然切れないような丈夫なものだったとしたら、これがもっともっと擦れて殆ど貫通してしまっていたかもしれません。

そんなこともあるので、靴ヒモはあまり丈夫過ぎないモノをお使いください。

純正パーツとして初めから靴につけているものは、同じものを交換用のパーツとしてご用意しておりますので、必要な時はその旨ご連絡ください。

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★幸運のラストワンプランは、只今CONCERIA DEL CHIENTI社のSAFARIを使ったご注文を受け付け中です。

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2 responses to “靴ヒモとアイレットのこと”

  1. もりめたる says:

    太い革紐ってどうですか?

    • shoe republic says:

      もりめたるさん、コメントありがとうございます。
      太いヒモや平ヒモは、細いヒモに比べると面圧が下がる分ダメージは多少小さくなると思います。

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