靴はいつまで履ける?

カテゴリー: Message:伝えたいこと


今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。

少し前に、私が住む埼玉県を含めた首都圏の都県と、そのほか関西方面の府県などで緊急事態宣言が発令されたため、

お休みでもどこかに出かけるということがほとんどなくなり、行くとしても近所に食料品を買いに行くとか、必要なモノを買いに行く程度で、

以前のようなちょっとした観光をするには好ましくないタイミングになっています。

そんな中、ウチの家内が買ってきたのがこちら。



多分今でもそうだと思いますが、森七菜さんがCMをやっているアレです。

もう、何年ぶりだろう?

明日の朝の楽しみにとってあります。

私が子供のころには、大村崑さんがかなりインパクトの強いCMをやっておりまして、

このオロナミンCに生卵を入れてオロナミンセーキだの、ミルクを入れるだのしていました。

私個人的には、オロナミンCは普通にそのまま飲むのが一番おいしいと思っています。

さて、こちらは私がもうかなり長いこと履いているモンキーブーツです。



10年以上経っていると思うのですが、このモンキーブーツは10年以上経っているのになかなか良い状態を保っています。

こんな状態なら、まだあと10年くらい履けるのではないかと思うほどですが、では靴はいったいいつまで履けるのか、

言い換えると靴がどんな状態になったらもう履けなくなってしまうのかということをお伝えしたいと思います。

結論から言いますと、ハンドソーンウェルテッドやグッドイヤーウェルテッドなど、ソール交換ができる靴において、

気にしてほしい部分は、アッパーの革とインソールです。

アッパーやインソールがダメになったら、その靴はもう履けないと判断します。



革は、履き始めてから経年変化がありまして、変化の過程でメンテナンスをしないでおくと革が乾燥してしまい、表面が割れやすくなってしまいます。

そして、割れてしまうとその割れ目が深くなり、革が裂けてしまうということにつながります。

革が裂けてしまったら、これはあくまでも見た目の問題なのですが、靴がダメになるというひとつの目安です。

裂けたって全然問題ないというのであれば、気にせず履くことができますが、やっぱり革靴を履くケースは、それなりにきちんとした格好をしていることが多いと思うので、

そういう状況的な判断からしても、アッパーが裂けた革靴というのは好ましくないです。

そして、もうひとつがインソールに亀裂が入ってその亀裂が深く似合ってしまった時です。

アッパーもインソールも革なので、正しい取り扱いをしないで放っておくと亀裂が入ってしまいます。

インソールの場合は、外から見えない部分ではあるものの、靴が靴としてあるための肝になっているパーツのひとつであり、

亀裂が深くなってしまうと、構造的にいろいろと不具合が発生します。



アッパーもインソールも、ウェルテッドの靴においては交換ができない非常に重要なパーツなので、正しいお手入れが必要です。

と言っても、決して難しいことではなく、一度履いたら数日休ませるとか、定期的にメンテナンスをする程度のことで十分なので、

よほどのことがない限り、大変な壊れ方をするという心配はないでしょう。

そのほかの、靴のソールやカカトのトップピースは交換修理ができますし、



ライニングのカカトの部分が擦り切れても修理ができますので、それらは靴の生命に直接関係はありません。

ただ、これがウェルテッドの靴ではなく、セメンテッドなどソールの交換ができない製法の靴の場合は、カカトがすり減ったらそれで終わりですし、

つくりがあまりしっかりしていな靴などにおいては、履きこんでいって経年変化で靴がクタクタになってしまったり、

もしくは履き口がユルユルになってしまったり、さらにはカカトの芯がフニャフニャになってしまうなどで、靴としての機能をなさなくなってしまうということがあります。

そこで、エコというテーマで靴を考え始めると、また話が長くなりますので、そちらはまた改めてお伝えしたいと思います。

いずれにしても、ハンドソーンウェルテッドの靴の場合、普通に履いていれば10年は普通に履いていただけるはずですし、

ムリをさせなければ15年とか20年ということも全然不思議な話ではありません。

結局、靴はアッパーやインソールがダメにならない限り、ずっと履けるということなのです。

そして、それらを生かすか殺すかは履き方やメンテナンスにかかっています。

お知らせ

【お知らせ 1 】

企画商品の「旅チャッカ」の受付が始まりました。



※写真はあくまでもイメージです。

この企画は、出張や旅行などで出かけられる際に、通常でしたらスペアの靴を持って行かなくてはいけないところを、インソールを交換することでこの1足で乗り切れるという仕様の靴です。

出張や旅行など、泊りでお出かけの多い方にお勧めの靴です。

製法は、ブラックラピド製法にて製作いたします。

革は、こちらで指定した黒の革のみです。

価格は、ラストは別で 74,000円(税別)です。

より道具のように履いていただける靴です。

ぜひ、ご検討ください。

ご注文期間及び数量限定です。

期間は2月末日まで、受注予定数は1月20日現在であと4足です。

詳細は、12月17日のブログをご参照ください。

また、YouTubeの紹介動画もご活用ください。



【お知らせ 2 】

2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。

履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。

詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。

インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。

ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。

ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。


【お知らせ 3 】

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。

ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、

前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。

靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。

こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。

詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。

まずはメールやお電話でお問い合わせください。


【お知らせ 4 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。




 








 


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“靴はいつまで履ける?” への2件のフィードバック

  1. HU より:

    ブランドストーンですが、靴底リペアってやって貰えるのでしょうか?

    • shoe republic より:

      HUさん、コメントありがとうございます。
      まず、私達の工房では、材料や機材、接着剤などの都合で、私どもが製作した靴のみ修理をお受けしておりますので、私どもでお受けできないことをご了承ください。
      そして、一般的な話として、ブランドストーンのソールのリペアは、修理屋さんに依頼した場合にはその状態如何で可能な場合もあります。
      というのも、ソールが加水分解してしまった場合だと、修理はなかなか難しいと思います。
      そうではなく、単にすり減ってしまってその修理であれば、適した接着剤とプライマーを持っている修理屋さんであれば、とりあえず履ける状態に修理することは可能だと思います。

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