あと付けインソールって

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話


今日の夕方は、夕焼けがとってもキレイでした。

工房の屋上に上がってみたら、



南西の方向に富士山が見えまして、西から東にかけてだんだん空が青くなっていくというとってもキレイな空を見ることができました。



そして、こちらは西の空。

さて、既製品の靴を履いているうちに、いつの間にか緩くなってしまったという経験はありませんか?

靴のフィッティングって実はとっても難しくて、靴の製法や使っている素材などによってどれくらいタイトのモノを選んで購入すればよいかということが異なります。

ちゃんと正しいサイズのモノを買ったつもりなのに、ゆるくなってしまったということもあるかと思いますが、そんな時に多くの方が一度は考えるのが、

インソールを入れてみようかということ。

100均でも売っているくらい一般的なものですが、じつはこれがなかなか難しいのです。

何がどう難しいのかというと、靴は、特にブーツではなくシューズの場合、履き口の深さが決まっていまして、



これは、サイズによってだいたい決まっています。



使っているラストによっても異なりますが、私たちが使っているラストはカカトのトップラインがここに来るようにという目印がついていて、

通常は私たちの場合、これがちょっとだけ隠れる程度の深さになるようにして製作しています。

ということは、靴が緩くなったからと言って例えば3ミリの厚さのインソールを入れてしまうと、



そうです、この深さが浅くなってしまってカカトが脱げやすくなってしまうのです。



ここで参考までにお伝えしておくと、私たちシューリパブリックの靴は、インソールの形状が一般的なモノと異なり、あと付けのインソールが入らない形状となっています。

そもそもオーダーメイドは足にピタリと合うように作りますので、インソールを入れて履くような設計ではないのです。

話を戻しますが、では既製品の場合に靴が緩くなってインソールを入れたいという場合にはどうしたら良いのかというと、



カカトのないインソール、つまりつま先からカカトに向かう途中でバッサリと切り落としたインソールを使えば良いのです。

具体的には、一番後ろから7~10センチくらいあたり(インソックがうまく重なる程度の長さ)で切って、切った部分の段差がなくなるように斜めにスライスし、

このインソック(中敷き)を一度はがして、インソールにかぶせてあげるという方法がお勧めです。

というのも、靴が緩くなるのは屈曲する前のほうがほとんどなので、その部分にあと付けのインソールが来て底上げができれば良いわけで、

それでいて、深さが変わらないためにカカトの部分には何もないということが理想なので、適当なところでカットしてしまい、段差がなくなるようにしておくのです。

さらに、脱ぎ履きの時にインソールがめくれてしまうのは都合が良くないので、インソック(中敷き)で被せて強力な両面テープででもとめてあげればOKという理屈です。

その手の専門の方々は普通にやっていることですが、一般の方がインソックをはがしてというのはやや思い切りが必要かもしれません。

でも、とりあえず理屈はそういう構造になりますので、万が一インソールが必要な境遇になった場合には、参考にしてください。

ただ、やっぱり作り手からすれば、あと付けのインソールはないほうが絶対に良いので、靴のサイズ選びは間違わないように、初めはちょっときついくらいのモノを選ぶようにしましょう。

お知らせ

【お知らせ 1 】

企画商品の「旅チャッカ」の受付が始まりました。



※写真はあくまでもイメージです。

この企画は、出張や旅行などで出かけられる際に、通常でしたらスペアの靴を持って行かなくてはいけないところを、インソールを交換することでこの1足で乗り切れるという仕様の靴です。

出張や旅行など、泊りでお出かけの多い方にお勧めの靴です。

製法は、ブラックラピド製法にて製作いたします。

革は、こちらで指定した黒の革のみです。

価格は、ラストは別で 74,000円(税別)です。

より道具のように履いていただける靴です。

ぜひ、ご検討ください。

ご注文期間及び数量限定です。

期間は2月末日まで、受注予定数は1月19日現在であと4足です。

詳細は、12月17日のブログをご参照ください。

また、YouTubeの紹介動画もご活用ください。



【お知らせ 2 】

2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。

履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。

詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。

インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。

ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。

ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。


【お知らせ 3 】

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。

ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、

前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。

靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。

こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。

詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。

まずはメールやお電話でお問い合わせください。


【お知らせ 4 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。




 















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