余談ですが、8月に入ってから1日が過ぎるのがとても早く感じます。
昨日のブログを書いたのが1日前というのが信じられないくらい、あっという間に時間が過ぎています。
例年なら、この時期は夏休みで長野にキャンプに行っている頃なのですが、この時期は時間が過ぎるのが普段よりの早いのかもと思ってしまうほど。
今日もあっという間に終わってしまいそうです。
さて、以前に一度ご紹介させていただいた革です。

イタリアのTempesti社のMAINE(メイン)という革。
Tempesti社は、あのELBAMATTを作っているタンナーさんで、このMAINEはTempesti社を代表する製品と言えるものです。

じつは、今日お越しいただいたお客様のJさんに言われたのですが、革は写真で見るより実物のほうがずっと雰囲気が良く、
どうやってもこの革の雰囲気を写真で伝えるのが難しいのです。
なので、今生地をご覧になってくださっている方は、実物は3割増しくらいにとっていただけると良いのではないかと思います(勝手な解釈です)。
このMAINEですが、こうして写真で見る限りでは普通の茶色の革にすぎませんが、
実物はかなりザックリとした雰囲気の革で、ほかの人とはちょっと違う雰囲気の靴を履きたいという方に、まさにお勧めしたい革です。

色合いがまだらというだけではなく、革の表面はボックス調のようなわけでもなく、ギン面を磨った革ともまた違い、
いわゆるヌメ革特有のキレイなんだけど極めて小さな凸凹があります。

そんな細かいところまで写真でお伝えすること自体が難しいわけで、興味をお持ちいただいた方にはぜひ実物をご覧になっていただきたいと思います。
標準のMAINEは厚さが約2ミリのところ、この革は靴としてキレイにシワが入るようにちょっと漉いていただいて、1.5mmとなっています。
また、この革はキレイに仕上げをすると透明感のある仕上がりになり、また違った雰囲気の靴になります。
私個人的には、靴の雰囲気で分けていただいても良いかと思いますが、
私の好みではプレーントゥのチャッカブーツやギブソンブーツに、多少のミンクオイル仕上げをして、ザックリの雰囲気で履くのもかっこうよいかなっておもいました。
ヌメ革ベースですが、よくある森の中にいそうな女子が履いている靴とは違いまして、
もう少しガッツリと履いていただくような感じの革です。
まぁ、言葉で説明するのは限界があります。
まだこの革で作った靴のサンプルはありませんが、革自体は工房にありますので、ぜひ何かのついでに見て行ってください。
皆さまのお越しをお待ちしております。
お取り置きは、3か月までOKです。
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