革が入荷しました

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久しぶりに革が入荷しました。

ちなみに、6月14日にご紹介しましたイタリアのボックス調の革は、ほんの数日間でご予約を含めてすべて売り切れました。

ご予約、およびご注文いただきました皆様、本当にありがとうございました。

今回入荷したのは、前回の革とはちょっと雰囲気が異なっていまして、どちらかというとキレイ目のカジュアル向きです。

まずは写真をご覧ください。

ちょっと写真だと明るく写っているようですが、実物はもう少し落ち着いた感じの色です。

色の表示は「bruciato」という表記になています。

こちらの革は、ELBAMATTを作っているイタリアのTempesti社の製品で、商品名はMAINE(メイン)と言います。

そうです、かつて1度入荷したことがある革なのですが、今回はちょっと加工をしてもらっていまして、

厚さを1.5mmにしていただいています。

このMAINEという革は、ベースがタンニン鞣しのため馴染むまではちょっと硬く、履く方によっては扱いづらいと感じる方もいらっしゃったかもしれません。

でも、この革の雰囲気がとってもステキで、ぜひこの革の雰囲気を生かして、もっとたくさんの方々に履いていただきたいと思いまして、

革の厚みを少し薄くしてもらいました。

1.5mmというと、紳士靴では標準かやや厚め程度の厚さになります。

なので、決して頼りないような感じは全くなく、むしろこれでもまだやや硬めと言えるかもしれません。

そして、もうひとつこの革の特徴として、仕上げがとってもキレイでポリッシュすればキレイなツヤが出ることが挙げられます。

さらに、仕上げ方によってはもっと深みを出すことも簡単にでき、濃淡をつけて立体感を出したり、アンティークな雰囲気に仕上げることも可能です。

そんなMAINEですが、この革で作る場合のおすすめのデザインは、

私個人的な好みでいくと、チャッカブーツですね。

キレイ目のカジュアルな雰囲気に合わせる靴で、適度なツヤ感とタンニン鞣しの革独特の雰囲気を出して、上品に履きたいと思います。

さらには、敢えてにぎやかにフルブローグなども似合いそうです。

もしくは、プレーンのギブソンシューズをクロップドパンツに合わせて履くというのもステキなのではないでしょうか?

来週の金曜日から長野市のIVY PRODUCTSさんにお邪魔してイベントを開催するのですが、

この革の雰囲気はIVY PRODUCTSさんのお客様にもとっても良く似合いそうだという印象を持っています。

今回の入荷は8足分です。

ご興味をお持ちの方は、ぜひ一度私どもの工房へお越しください。

ぜひとも実物をご覧になっていただきたいと思います。


お知らせ

【 お知らせ 1 】

7月19日(金)と20日(土)に、長野市のIVY PRODUCTSさんにて恒例のイベント開催です。

その中で、19日(金)の夕方からゆるーい感じで軽く催しをやろうかということになりました。

主な内容はトークイベントが中心となる予定です。

お越しいただける方は、できましたら事前にIVY PRODUCTSさんのほうにご予約をお願いいたします。

【 お知らせ 2 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。