先日、長野市のIVY PRODUCTSさんにお邪魔した時に、店主さんと革の話をしていて、
ELBAMATTはとってもいい革だということで意見が一致しました。
靴を作る立場からすれば、生地がしっかりしていて雰囲気があるという魅力があり、
革小物を作る立場からは、色ブレが少なく、やはり雰囲気があるということのようです。
そして、IVYの店主さんがとりわけ
「これいいですよね」
と言っていたのがこちらの色です。
ヤマブキ色。
なかなかこういう色の靴を履いている方自体が少ないので、これは思い切ってやりたい放題のデザインで作ってみるのも良いかもしれません。
フルブローグのブーツとか、ギリーシューズのフルブローグ仕様とか、ブローグにこだわる必要はありませんが、明るい色なのでブローグが目立って良さそうです。
こちらの革はあと1足分ですので、ご希望の方はお早めにご連絡ください。
そして、もうひとつおススメの革があります。
それがこちら。
TEMPESTI社のMAINEという革。
色はbruciato(ブルチャート)。
パッと見で冴えない茶色ですが、この革はとっても仕上げ映えする革で、ちょっとだけクリームを塗ったら・・・、
こんな感じになりました。
これはおもしろそうです。
ホント、サラッと塗っただけです。
ということは、この後にクリスタルワックスでバフをかけたり、もしくはちょっとツヤの出るクワックスを使ったりすると、
かなり透明感のあるツヤになりそうです。
今入荷しているMAINEは厚さが2.0mmのモノですが、これだと靴になった時に大味のシワが入りそうです。
カジュアルテイストの靴なら、そのほうが良い雰囲気が出るのですが、ちょっとキレイ目の靴を作るのであれば革の厚さはもう少し薄いほうが良いと思いまして、
MAINEの1.6mmのモノ(色は同じくbruciato)も発注してみました。
ここ最近は茶系の革の入荷が少なかったので、お待ちいただいていた皆さま、ぜひこの機会に茶のキレイな靴を作ってみませんか?
おススメのデザインとしては、おそらく何でもいけるかと思いますが、
プレーンのギブソンシューズや、プレーンのオックスフォード、チャッカブーツ、ギブソンブーツほか、
フルブローグなども格好良さそうです。
仕上げで濃淡をつけることもできますので、なかなかおもしろそうですよ。
この革で作ってみたいという方、ご連絡をお待ちしております。
★★★お知らせ★★★
【 お知らせ 1 】
6月8日(土)に、Rifare恵比寿店さんにてイベントを開催いたします。
Rifare恵比寿店さんでは、久しぶりのイベント開催です。
時間は、11時から20時です。
足の計測と、ハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴のご注文を承ります。
まずは実物のリサーチだけでもOK。
お近くの方、ぜひお気軽にお越しください。
【 お知らせ 2 】
7月19日(金)と20日(土)に、長野市のIVY PRODUCTSさんにて恒例のイベント開催です。
その中で、19日(金)の夕方からゆるーい感じで軽く催しをやろうかということになりました。
詳細は、後日お知らせします。
【 お知らせ 3 】
シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。
イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。
私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。