ずっとずっと狙っていた革が、今日入荷しました。 すでに一部のお客様にはお伝えしていましたが、イタリアのボックス調のキップで、とってもキレイな革です。 ここのところ、このような生地が良いボックス調の革がほとんどなくなってしまっています。 昔は普通にたくさんあったのに、今は本当に見かけることがとっても少なくなりました。 その理由を聞くと仕方ないと思えるのですが、とにかく生地がないようです。 じつは、以前にこの革の色違いの黒が入荷したことがありまして、その時に製作したブーツがとっても雰囲気が良く、 お客様はもちろん、その場にいらっしゃった方々がこの革の雰囲気の良さを実感していたようです。 そして、今回入荷したのがこちらのこげ茶です。 色味としては、若干赤みがかっています。 生地はウェルテッドの靴には差異的な厚さで1.5ミリほど。 申し分ありません。 ちなみに、私が感じたこの革の素晴らしいところを挙げますと、 通常は靴を作る際に特につま先を強く引いてラスティングをするため、つま先のあたりの肌目が開いてしまうことが多いのですが、 以前にこの革で作った靴たちは、肌目が荒れることなくきれいなまま仕上がっていました。 さらに、革自体は比較的しっかりしているものですが、実際に靴となると良い感じの弾力を感じました。 これに似ているのが、かつて扱ったことのあるRussoのWindsorです。 そう、あの革に似た雰囲気です。 黒い革は良い革が結構ありましたが、茶系で特にこれくらい濃い色のモノはなかなかありません。 もし、茶系の靴をご検討の方は、ぜひお早めにご連絡ください。 今回の入荷は6足分です。 そして、大変恐縮なのですが革の価格がかなり高かったため、税別3,000円のオプション扱いとさせていただきます。 参考までに、この革を使ってどんな靴を作ったらよいかと言えば、フルブローグシューズとか、プレーンのオックスフォード、もしくはプレーンのギリーシューズ。 パンチドキャップのオックスフォードなども格好良さそうです。 キレイな仕上がりが似合うフォーマルな靴が良いでしょう。 私個人的には、今年1番のおすすめと言っても過言ではありません。 皆さまからのご連絡をお待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ 【 お知らせ 1 】 7月19日(金)と20日(土)に、長野市のIVY PRODUCTSさんにて恒例のイベント開催です。 その中で、19日(金)の夕方からゆるーい感じで軽く催しをやろうかということになりました。 詳細は、後日お知らせします。 【 お知らせ 2 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
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■ 高山純一 ■ Shoe Republic の代表及びクリエーターとして靴の製作を担当しています。 |
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