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プラシャンク使っています

カテゴリー: @ Work:アットワーク


余談ですが、昨日の記事の冒頭でちょっとだけ書きましたエアーコンプレッサーの件、調べれば調べるほど知らないことだらけで、なかなか面白いものです。

現在使っているものは、タンクの容量が9Lなので新たに購入するのはだいたい同じくらいか少し大きいものと思っているものの、時には持ち出すこともありそうなので軽くて小さいものも欲しいという、でもわざわざコンプレッサーを2個買う必要はない、この相反する2つの要件を何とかクリアしたいと思っていました。

コンプレッサーに詳しい方や、実際に使っている方なら簡単な事ですよね。

そうです、コンプレッサー本体は小さいものにして、サブタンクを繋げるという方法があるのです。

私が検討しているコンプレッサーは、タンクが小さいものか6L、12L、20Lというラインナップがあり、当初は12Lか20Lをと思っていました。

でも、よくよく調べてみたところこれらのラインナップの中で大きな違いはタンクの容量だけで、出力はそれほど大きな違いがあるわけではないようだということがわかり、それなら一番小さい6Lのコンプレッサーに適度な大きさのサブタンクをつないだ仕様にしてあげれば、容量的にはきっと20Lのコンプレッサーと同じような使い方ができ、持ち出すときはサブタンク抜きで持っていけば良いという結論になりました。

たぶんそれで大丈夫なんじゃないかと思います。

価格的にも、6L+サブタンクの価格と20Lの価格はだいたい同じくらいなので、良いでしょう。

まぁ、特別急いでいるわけではないので、もうちょっとリサーチしてから買うことにしたいと思います。

最近はいろいろなものの価格が上がっているので、ここでドカーンと上がらないことを願っています。


さて、今日も作業はいつも通り少しずつ進んでいます。

今日は、修理でお預かりした靴たちのウェルティングを進めました。

修理靴のウェルティングは、インソールのリブの穴をまたそのまま使って、新しいウェルをと縫い付けていくので、インソールには特にダメージを与えることなくウェルトやボトムフィラー、そしてソールなどが新しくなり、シャキッとした履き心地に仕上がります。

そして、少し前から仕様を変更したのがこれです。

シャンク

シャンク。

以前はスチール製のものを使っていたのですが、作っていた方が廃業してしまい、いろいろと探したものの同等以上のクオリティを保てるスチールシャンクが見つからなかったことと、プラのシャンクが思いのほかポテンシャルが高かったので、最近はプラのシャンクを使っています。

シャンク

じつは、このプラのシャンクに変えていくつか良かった点がありまして、そのひとつにインソールの反りにピッタリ合うということがあります。

以前のスチールシャンクは、焼きが入っているものを無理やり反りを合わせる必要があったので、それに比べると非常に好都合です。

このシャンクは修理の靴だけではなく、新たにご注文いただいた靴にも使っています。

反発が少しマイルドになって、私の感覚的には良いように思います。

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