Archives

ソール

お客様の靴のカカトのトップピースの交換修理をするときに、時々・・・、 「私は歩き方が良くないのか、いつもカカトの外側が減ってしまって・・・。」 とおっしゃる方がいらっしゃいますが、カカトの外側から減ってくるのはいたって普通のことです。 人間の足は、カカトの外側から接地するようになっているそうなので、全く問題ありません。 多少左右の違いはあるかもしれませんが、極端に違わなければ心配ないでしょう。 実際にカカトは一番に擦り減ってくることが多いので、皆さん靴のカカトの減り方には関心があるようですが、それと同じくらいに関心を持っていただきたいのが、靴底の前の方の減り方です。 これは革靴に限ったことではなく、普段スニーカーを履いている方も時々確認していただきたいことなのですが、 例えば私の場合、いつも右足の方がたくさん減っているようです。 スニーカーも同様です。 これは、なぜ右足ばかり減ってしまっているのかを考えていただくことが大切なのですが、いくつか原因が考えられます。 たとえば、右足ばかりに荷重がかかっているとか、右足だけ蹴りだしの時にひねってしまっているとか、右足のみ接地の際に少し引きずるような歩き方をしているとか・・・。 気が付いた時に、自分がどんな風に歩いているのかを確認していただけると良いと思います。 私の場合は、右足を少し引きずるような歩き方をしているようです。 なぜそんなことを気にする必要があるのかと言いますと、やっぱり人間はできることならバランスよくありたいもので、どちらかに身体が傾いているとか、どちらかと足の動きが良くないなどとなると、将来的に不具合が出てくることが考えられます。 そうならないように、今のうちからバランスよくあるように調整をしておいて、少しでも余計な負担をかけないようにしておくことが良いのではないかと思っているわけです。 自転車やバイクに乗っている人でも、時々すごく片方に傾いていたりする方がいらっしゃって、たぶん本人は気付いていないと思うのですが、そういうバランスの崩れも決して良いことではないわけです。 左右をバランスよく使って、偏った動きをしないようにぜひ心がけていただいて、将来的にいつまでも健康であって欲しいと思います。 そのためにも、時々靴底の状態を確認して、左右のバランスのずれをチェックしておくのが良いと思います。 ★★★お知らせ★★★ ★只今受付をしている幸運のラストワンプランは、こちらです。 ★只今、The フォーマルプランを受け付け中です。詳細は、9月24日のブログをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

… 続きを読む

   |  

↑トップへ