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ラストを抜く

カテゴリー: @ Work:アットワーク


完成した靴からラストを抜く作業は、私達のような普段から靴作りに慣れ親しんでいるものには全く自然なことなのですが、

時々お客様からどんなふうにやるのか訊かれることがあります。

そりゃ不思議ですよね。

なので、今日は実際に靴からラストを抜く様子を御覧いただきたいと思います。



まず、こんな感じで靴にラストが入っているものがあります。

じつは、一度抜いたラストをまた靴に入れることのほうが面倒で、今回はある意味擬似的なものなのでハーフサイズ小さいラストを入れました。



これがラスト抜きです。

先端についているピンは、時々折れるので要注意です。



ラストには、こんな穴が空いています。



ラストをその穴に差します。



ここまでは、なんとなくイメージができるかと思いますが、ここからがおもしろいところ。



このように踵の部分をしっかりと持ち(ソールを持つと靴に負担がかかるのでNG)、



 カカトを引き抜くというよりつま先側を折るというのが正しい感覚で、



ここまで折ります。

ここまで折れると、ラストから靴がスルッと抜けます。

でも、時々靴の形状の関係で抜けにくい、もしくはかなり困難なケースもあります。



これが折れた状態のラスト。



そして戻して完了。

見たら「へぇ〜」という感じです。

お知らせ

【お知らせ 1 】

2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。

履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。

詳細は、1月31日のブログをご覧ください。

インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。

ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。

ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。


【お知らせ 2 】

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。

ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、

前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。

靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。

こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。

詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。

まずはメールやお電話でお問い合わせください。


【お知らせ 3 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

 

 

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