ヒールの固定は接着とクギで

Share

以前に比べると、ネット通販でマスクが買えるようになってきた感があります。

でも、やっぱりまだ高い。

需要過多による材料の高騰もあって、まぁ仕方ないのかもしれませんが、それでも高い。

私はひどい花粉症なので、毎年マスクをまとめて買っていましたが、昨年の履歴を見てみると、50枚入りで298円でした。

先ほど楽天で見てみたら、50枚入り3,500円くらいだったので、10倍以上になっているということです。

1枚当たり70円もするマスクを毎日使い捨てはちょっと気が引けます。

なので、しばらくは布で作ったマスクをすることにしました。

先日、ネットで見つけたパターンを改良して、いくつか試作を繰り返し、今日やっと納得できる形状のものが完成しました。

布マスクは、なるべく隙間をなくするためにちょっと大きめにするのが良いと思ってます。

そして、今後はもう少し改良を施して、フィルターを交換できるようにしたり、縫う部分を減らして作業をなるべく簡略化したいと考えています。

これが完成するころには、不織布のマスクが安く売られているかもしれませんが・・・。

さて、今日の作業はコバ削りとヒールの取り付けです。

今朝、靴たちがだし縫いから戻ってきました。

今、私がだし縫いをお願いしている方は、もう何の不満もなく、技術的にも本当に素晴らしい方です。

若い方でセンスも良いです。

だし縫いで困っている方は、ご紹介させていただきますのでご連絡ください。

靴を送って縫っていただけるので、遠方にお住まいでも全く問題ありません。

そんな感じでだし縫いが終わり、コバを削ったりヒールを作ってくっつけたりする作業に進みます。

そのなかで、ぜひ見ていただきたいのがこちら。



違う角度から。



そう、クギが打ってあるのです。

ヒールを取り付ける時に、ヒール側の接着面をソールの凸に合わせて凹に削り、それらを接着剤で接着します。

でも、それだけでは強度的に不十分なので、写真のようにクギを打ちます。

このクギ、以前は25㎜のマシンネイルを使っていましたが、何年か前にヒールの高さを1.5ミリほど下げたのをきっかけに、今では23㎜のマシンネイルにしています。

マシンネイルは、片足につき10本打ってあります。

それも、めり込んでいますよね。

これくらいしっかりと打たないといけません。

ヒールには思っている以上の力がかかるので、特に丈夫に仕上げています。



まだこんな感じでヒールが削ってないので、明日この続きを進めます。

完成近し。

ちなみに、この靴は徳島県のKAさんの靴です。

もうちょっとですよ、お楽しみに。

お知らせ

【お知らせ 1 】

2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。

履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。

詳細は、1月31日のブログをご覧ください。

インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。

ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。

ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。


【お知らせ 2 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。