東日本に住む私たちにとって、3月11日は絶対に忘れられない日です。
東日本大震災から、今日で13年。
あの時は、都内で働く多くの方が帰宅困難になり、それでも歩いて帰ろうとする人や、途中で自転車を買って帰る人、靴を買って帰る人もいました。
幸いにも私は職場と自宅が近いので、歩いて帰ることができましたが、帰宅してもしばらく電気がつかなくてキャンプ道具のランタンを出してきたのを覚えています。
今思えば、あの震災で学んだことがたくさんありました。
道具があっても使えなければ役に立たないので、日ごろから使えるようにしておくこと、いつ何時に何があるかわからないので、どんな時でも歩けるようにしておくこと。
震災をきっかけに靴のご注文をいただくようになったお客様もたくさんいらっしゃいますし、すでに私たちシューリパブリックの靴を履いていたお客様からは、この靴のおかげで難なく歩いて帰ることができたとお礼のご連絡をいただくこともありました。
お客に立てたのであれば、本当に良かったです。
あれから13年が経って、情報を入手しやすくなり、私たちの意識も高まり、条件としては多少なりともよくなっているのかもしれませんが、私たちは13歳年をとり、当時に比べると身軽に動くことができなくなってしまっている方もいらっしゃるかもしれません。
やはり自分の身は自分で守らなくてはいけません。
いざという時に、走って逃げられるようにしておかないといけません。
水や食料などの備品は当然のことですが、自分の身体もしっかりと準備しておく必要があります。
全てを災害のために備えて生活するべきとは言いませんが、困った時に困らないようにしておくのは最低限のことだと思っています。
いつ何が起こるかわからないから、もしものために歩ける靴を日頃から履いておきたいものです。
長距離を歩くのなら、ブーツが最適です。
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